JPH0436975B2 - - Google Patents
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- JPH0436975B2 JPH0436975B2 JP61031319A JP3131986A JPH0436975B2 JP H0436975 B2 JPH0436975 B2 JP H0436975B2 JP 61031319 A JP61031319 A JP 61031319A JP 3131986 A JP3131986 A JP 3131986A JP H0436975 B2 JPH0436975 B2 JP H0436975B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
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- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- De-Stacking Of Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は整列して積み重ねて置かれた多数の半
導体装置用リードフレームを1枚づつ分離して取
り出すためのリードフレーム分離装置に関する。
導体装置用リードフレームを1枚づつ分離して取
り出すためのリードフレーム分離装置に関する。
[従来の技術]
ダイボンダーやマガジン詰め装置において、リ
ードフレームを1枚づつ取り出すために用いられ
てきたリードフレーム分離装置は、積み重ねてお
いたリードフレームを上方から真空吸着して分離
するもの、積み重ねたリードフレームの最下位の
ものとその直上位のものとを正確に位置調整した
クランプ爪でそれぞれクランプし、強制的に最下
位のものを分離するものなどがあつた。前者は、
リードフレームのバリなどで2枚以上くつついた
ものはそのまま持ち上げられてしまい。分離が完
全に行われない。また後者は、クランプ爪の調整
が難しく、またそのためリードフレームの種類に
応じた再調整が必要であつた。
ードフレームを1枚づつ取り出すために用いられ
てきたリードフレーム分離装置は、積み重ねてお
いたリードフレームを上方から真空吸着して分離
するもの、積み重ねたリードフレームの最下位の
ものとその直上位のものとを正確に位置調整した
クランプ爪でそれぞれクランプし、強制的に最下
位のものを分離するものなどがあつた。前者は、
リードフレームのバリなどで2枚以上くつついた
ものはそのまま持ち上げられてしまい。分離が完
全に行われない。また後者は、クランプ爪の調整
が難しく、またそのためリードフレームの種類に
応じた再調整が必要であつた。
このような欠点を除くものとして、例えば特開
昭57−111099号公報に示すものが知られている。
これは、リードフレームを案内枠に積み重ねた状
態から中央部で下方から上昇した部材でリードフ
レームを支持し、リードフレームの両端部を下方
から上昇したクランプ爪で積み重ねられたリード
フレームの重量を利用してクランプした後、その
クランプ爪を下降させて両端部を下方に変位さ
せ、その直上位のリードフレームとの間に両端支
持部材を進入させ、その後中央のフレーム支持部
材とクランプ爪を更に下降させてリードフレーム
を分離するものである。
昭57−111099号公報に示すものが知られている。
これは、リードフレームを案内枠に積み重ねた状
態から中央部で下方から上昇した部材でリードフ
レームを支持し、リードフレームの両端部を下方
から上昇したクランプ爪で積み重ねられたリード
フレームの重量を利用してクランプした後、その
クランプ爪を下降させて両端部を下方に変位さ
せ、その直上位のリードフレームとの間に両端支
持部材を進入させ、その後中央のフレーム支持部
材とクランプ爪を更に下降させてリードフレーム
を分離するものである。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来技術は、リードフレームの両端部を下
方から上昇したクランプ爪で積み重ねられたリー
ドフレームの重量を利用してクランプするので、
積み重ねられたリードフレームの枚数が少なくな
ると、重量が軽くなつて十分なクランプ力が得ら
れず動作が不確実となる。
方から上昇したクランプ爪で積み重ねられたリー
ドフレームの重量を利用してクランプするので、
積み重ねられたリードフレームの枚数が少なくな
ると、重量が軽くなつて十分なクランプ力が得ら
れず動作が不確実となる。
本発明の目的は、積み重ねられたリードフレー
ムを最下位のものから確実に1枚づつ分離するこ
とができるリードフレーム分離装置を提供するこ
とにある。
ムを最下位のものから確実に1枚づつ分離するこ
とができるリードフレーム分離装置を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段]
上記従来技術の問題点は、多数のリードフレー
ムを整列して積み重ねるための案内枠と、この案
内枠内のリードフレームの内の最下位のものの中
央部下側の両側を支持する相対向して配設された
1対のフレーム支持部材と、このフレーム支持部
材の両側に相対向して設けられ、前記フレーム支
持部材で支持された状態のリードフレームの最下
位のリードフレームを両側から圧接して挟持して
下方へ変位することによつて最下位のリードフレ
ームとその直上位のリードフレームの間に間隙を
生じせしめる両端挟持部材と、この両端挟持部材
に隣接して設けられ、前記最下位のリードフレー
ムとその直上位のリードフレームの間の間隙に進
入可能な両端支持部材と、この両端支持部材が前
記間隙に進入後に前記フレーム支持部材をリード
フレーム支持する位置から退避させる手段と、前
記フレーム支持部材の直下に設けられ、該フレー
ム支持部材よりも僅かに突出した導電材料からな
る互いに絶縁された2極の検出片とを備えた構成
にすることにより解決される。
ムを整列して積み重ねるための案内枠と、この案
内枠内のリードフレームの内の最下位のものの中
央部下側の両側を支持する相対向して配設された
1対のフレーム支持部材と、このフレーム支持部
材の両側に相対向して設けられ、前記フレーム支
持部材で支持された状態のリードフレームの最下
位のリードフレームを両側から圧接して挟持して
下方へ変位することによつて最下位のリードフレ
ームとその直上位のリードフレームの間に間隙を
生じせしめる両端挟持部材と、この両端挟持部材
に隣接して設けられ、前記最下位のリードフレー
ムとその直上位のリードフレームの間の間隙に進
入可能な両端支持部材と、この両端支持部材が前
記間隙に進入後に前記フレーム支持部材をリード
フレーム支持する位置から退避させる手段と、前
記フレーム支持部材の直下に設けられ、該フレー
ム支持部材よりも僅かに突出した導電材料からな
る互いに絶縁された2極の検出片とを備えた構成
にすることにより解決される。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は正面図、
第2図は平面図、第3図は右側面図、第4図は第
2図のA−A線断面図、第5図は第2図のB−B
線断面図である。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は正面図、
第2図は平面図、第3図は右側面図、第4図は第
2図のA−A線断面図、第5図は第2図のB−B
線断面図である。
対向して配設された基台1の上面には、リード
フレーム2を受けるガイドレール(受部材)3が
互いに平行してそれぞれ固定されている。また基
台1の上面には、ガイドレール3の近くに固定さ
れた2個1対の案内枠4がそれぞれ設けられ、ガ
イドレール3の直上に多数のリードフレーム2を
その各角部で案内することで整列して積み重ねて
置くことが可能となつている。案内枠4に積み重
ねて置かれたリードフレーム2の最下位のリード
フレーム2は、中央部の両側下面が1対(4個)
のフレーム支持部材5によつて支持されており、
フレーム支持部材5は滑動部材6の先端部6aに
固定されている。滑動部材6は平行な2本のガイ
ド棒7に沿つて水平方向に滑動自在に設けられて
おり、ガイド棒7は基台1の上面に固定されたブ
ラケツト8に固定されている。前記滑動部材6は
ブラケツト8に固定されたソレノイド9の可動鉄
心9aに連結され、可動鉄心9aの動作に応じて
往復動することができる。また滑動部材6の先端
部6aには、フレーム支持部材5の直下に該フレ
ーム支持部材5よりも僅かに突出した導電部材か
らなる互いに絶縁された2極の検出片10A,1
0Bが設けられている。
フレーム2を受けるガイドレール(受部材)3が
互いに平行してそれぞれ固定されている。また基
台1の上面には、ガイドレール3の近くに固定さ
れた2個1対の案内枠4がそれぞれ設けられ、ガ
イドレール3の直上に多数のリードフレーム2を
その各角部で案内することで整列して積み重ねて
置くことが可能となつている。案内枠4に積み重
ねて置かれたリードフレーム2の最下位のリード
フレーム2は、中央部の両側下面が1対(4個)
のフレーム支持部材5によつて支持されており、
フレーム支持部材5は滑動部材6の先端部6aに
固定されている。滑動部材6は平行な2本のガイ
ド棒7に沿つて水平方向に滑動自在に設けられて
おり、ガイド棒7は基台1の上面に固定されたブ
ラケツト8に固定されている。前記滑動部材6は
ブラケツト8に固定されたソレノイド9の可動鉄
心9aに連結され、可動鉄心9aの動作に応じて
往復動することができる。また滑動部材6の先端
部6aには、フレーム支持部材5の直下に該フレ
ーム支持部材5よりも僅かに突出した導電部材か
らなる互いに絶縁された2極の検出片10A,1
0Bが設けられている。
基台1の上方、ガイドレール3の下側には、基
台1に嵌挿された軸受15A,15Bに回転可能
に支持された偏心軸16がガイドレール3の延在
方向に伸張して設けられている。偏心軸16には
プーリ17が固定されており、このプーリ17と
基台1の下方に固定されたモータ18の出力軸1
8aに固定されたプーリ19とにベルト20がか
け合わされている。また前記偏心軸16の両端部
には、案内枠4に沿つてそれぞれほぼ直立するレ
バー21が軸受22を介して支持されている。レ
バー21は先端部にガイドピン23を備え、ガイ
ドピン23は基台1の上面に固定されたブラケツ
ト24に回転可能に支持された偏心ローラ25に
レバー21とブラケツト24とにかけ合わされた
コイルバネ26の付勢力によつて押し付けられて
いる。そして、レバー21は偏心軸16の回転に
よつて生じる昇降運動と揺動運動の案内を同時に
行うようになつている。更にレバー21の上端部
近くには、両端挟持部材27が固定され、両端挟
持部材27の先端は案内枠4に積み重ねられたリ
ードフレーム2の1端にレバー21の揺動運動を
利用して圧接する上方に向つて外側に傾斜する傾
斜面27aが形成されている。そして、この傾斜
面27aにはガイドレール3の1端の下方に突出
するピン28が植設されている。
台1に嵌挿された軸受15A,15Bに回転可能
に支持された偏心軸16がガイドレール3の延在
方向に伸張して設けられている。偏心軸16には
プーリ17が固定されており、このプーリ17と
基台1の下方に固定されたモータ18の出力軸1
8aに固定されたプーリ19とにベルト20がか
け合わされている。また前記偏心軸16の両端部
には、案内枠4に沿つてそれぞれほぼ直立するレ
バー21が軸受22を介して支持されている。レ
バー21は先端部にガイドピン23を備え、ガイ
ドピン23は基台1の上面に固定されたブラケツ
ト24に回転可能に支持された偏心ローラ25に
レバー21とブラケツト24とにかけ合わされた
コイルバネ26の付勢力によつて押し付けられて
いる。そして、レバー21は偏心軸16の回転に
よつて生じる昇降運動と揺動運動の案内を同時に
行うようになつている。更にレバー21の上端部
近くには、両端挟持部材27が固定され、両端挟
持部材27の先端は案内枠4に積み重ねられたリ
ードフレーム2の1端にレバー21の揺動運動を
利用して圧接する上方に向つて外側に傾斜する傾
斜面27aが形成されている。そして、この傾斜
面27aにはガイドレール3の1端の下方に突出
するピン28が植設されている。
ブラケツト24にはレバー21の中央部に設け
た長穴部21aを貫通して支点軸35が固定され
ており、支点軸35にはレバー21に重なり合う
ように揺動腕36が揺動可能に支持されている。
揺動腕36の1端にはフオーク36aが形成され
ており、フオーク36aにはブラケツト24に揺
動可能に支持されたカムレバー37の1端に設け
たローラ38が係合している。カムレバー37の
他端にはローラ39が設けられており、ローラ3
9は偏心軸16の外周に接している。また揺動腕
36の他端にはピン40が設けられ、このピン4
0に揺動可能に支持レバー41が支持されてい
る。支持レバー41の先端には案内枠4の内側に
向つて両端挟持部材27に隣接して両端支持部材
42が植設されている。また支持レバー41の他
端はレバー21に支持された偏心ローラ43に支
持レバー41とレバー21との間にかけ合わされ
たコイルバネ44の付勢力によつて押し付けられ
て支持レバー41の昇降、揺動の複合運動を案内
するようになつている。
た長穴部21aを貫通して支点軸35が固定され
ており、支点軸35にはレバー21に重なり合う
ように揺動腕36が揺動可能に支持されている。
揺動腕36の1端にはフオーク36aが形成され
ており、フオーク36aにはブラケツト24に揺
動可能に支持されたカムレバー37の1端に設け
たローラ38が係合している。カムレバー37の
他端にはローラ39が設けられており、ローラ3
9は偏心軸16の外周に接している。また揺動腕
36の他端にはピン40が設けられ、このピン4
0に揺動可能に支持レバー41が支持されてい
る。支持レバー41の先端には案内枠4の内側に
向つて両端挟持部材27に隣接して両端支持部材
42が植設されている。また支持レバー41の他
端はレバー21に支持された偏心ローラ43に支
持レバー41とレバー21との間にかけ合わされ
たコイルバネ44の付勢力によつて押し付けられ
て支持レバー41の昇降、揺動の複合運動を案内
するようになつている。
更に基台1の上方、ガイドレール3の進行終端
部には、ガイドレール3のガイド面に沿つて回転
するローラ50を1端に備えた検出レバー51が
揺動可能に設けられており、検出レバー51の他
端側には検出片52が固定され、検出片52を挟
むように近接スイツチ53,54が設けられてい
る。またモータ18の出力軸18aには検出カム
55が設けられ、検出カム55に対向して設けら
れた近接スイツチ56によつて1回転信号を検出
可能である。
部には、ガイドレール3のガイド面に沿つて回転
するローラ50を1端に備えた検出レバー51が
揺動可能に設けられており、検出レバー51の他
端側には検出片52が固定され、検出片52を挟
むように近接スイツチ53,54が設けられてい
る。またモータ18の出力軸18aには検出カム
55が設けられ、検出カム55に対向して設けら
れた近接スイツチ56によつて1回転信号を検出
可能である。
次にかかる構成よりなるリードフレーム分離装
置の作用について説明する。案内枠4には多数の
リードフレーム2そ整列して積み重ねておく、モ
ータ18を回転させると、これに伴つて偏心軸1
6が回転する。この時、レバー21等は第5図に
示す位置にある。偏心軸16の回転は第5図で反
時計方向に行われ、回転が進むとレバー21が上
昇運動を行うと同時に、カムレバー37が時計方
向に揺動して、その結果、揺動腕36を反時計方
向に揺動せしめ、支持レバー41を上昇させつつ
時計方向に揺動して両端支持部材42をリードフ
レーム2の両端の支持位置から退避させる。そし
て、更に回転が進んでレバー21は上昇運動から
下降運動へ転じると同時に、両端挟持部材27が
下降しながら案内枠4の内側に向つて突出し、そ
の前側の傾斜面27aがその傾斜角によつて最下
位のリードフレーム2の1端に圧接する。この結
果、この一連の動作はリードフレーム2の4つの
角部に設けられた案内枠4のそれぞれで同時に進
行しているため、リードフレーム2はその両端か
ら挟持された形となる。
置の作用について説明する。案内枠4には多数の
リードフレーム2そ整列して積み重ねておく、モ
ータ18を回転させると、これに伴つて偏心軸1
6が回転する。この時、レバー21等は第5図に
示す位置にある。偏心軸16の回転は第5図で反
時計方向に行われ、回転が進むとレバー21が上
昇運動を行うと同時に、カムレバー37が時計方
向に揺動して、その結果、揺動腕36を反時計方
向に揺動せしめ、支持レバー41を上昇させつつ
時計方向に揺動して両端支持部材42をリードフ
レーム2の両端の支持位置から退避させる。そし
て、更に回転が進んでレバー21は上昇運動から
下降運動へ転じると同時に、両端挟持部材27が
下降しながら案内枠4の内側に向つて突出し、そ
の前側の傾斜面27aがその傾斜角によつて最下
位のリードフレーム2の1端に圧接する。この結
果、この一連の動作はリードフレーム2の4つの
角部に設けられた案内枠4のそれぞれで同時に進
行しているため、リードフレーム2はその両端か
ら挟持された形となる。
偏心軸16の回転が更に進むと、レバー21は
なお下降運動を続けるため、両端挟持部材27は
最下位のリードフレーム2の両端を挟持したまま
下降してその両端を下側に変位させる。この時、
最下位のリードフレーム2はその中央部をフレー
ム支持部材5によつて支持されているため下方へ
湾曲した形となる。そして同時に、カムレバー3
7が反時計方向に揺動を始め、両端支持部材42
が先程とは反対にリードフレーム2の側へ進出
し、最下位の両端が変位したリードフレーム2と
その直上位のものの間に生じた間隙に進入する。
そして、第5図に示す開始位置まで回転が進む
と、偏心軸16は近接スイツチ56からの1回転
信号によつて停止する。この時、両端挟持部材2
7はレバー21の運動によつてリードフレーム2
の両端に圧接する位置から後退している。この後
ソレノイド9が動作してフレーム支持部材5がリ
ードフレーム2の最下位のものの支持位置から退
避すると、これは支持するものを失い、ガイドレ
ール3上に分離落下する。その後、ガイドレール
3上のリードフレーム2は、図示しないプツシヤ
で水平に押され、図示しないボンデイング装置等
へ供給される。
なお下降運動を続けるため、両端挟持部材27は
最下位のリードフレーム2の両端を挟持したまま
下降してその両端を下側に変位させる。この時、
最下位のリードフレーム2はその中央部をフレー
ム支持部材5によつて支持されているため下方へ
湾曲した形となる。そして同時に、カムレバー3
7が反時計方向に揺動を始め、両端支持部材42
が先程とは反対にリードフレーム2の側へ進出
し、最下位の両端が変位したリードフレーム2と
その直上位のものの間に生じた間隙に進入する。
そして、第5図に示す開始位置まで回転が進む
と、偏心軸16は近接スイツチ56からの1回転
信号によつて停止する。この時、両端挟持部材2
7はレバー21の運動によつてリードフレーム2
の両端に圧接する位置から後退している。この後
ソレノイド9が動作してフレーム支持部材5がリ
ードフレーム2の最下位のものの支持位置から退
避すると、これは支持するものを失い、ガイドレ
ール3上に分離落下する。その後、ガイドレール
3上のリードフレーム2は、図示しないプツシヤ
で水平に押され、図示しないボンデイング装置等
へ供給される。
このように、最下位のリードフレーム2を両側
から圧接して挟持するので、案内枠4に収納され
たリードフレーム2の枚数が少なくなつて案内枠
4内のリードフレーム2の重量が軽くなつても、
積み重ねられたリードフレームを最下位のものか
ら確実に1枚づつ分離することができる。
から圧接して挟持するので、案内枠4に収納され
たリードフレーム2の枚数が少なくなつて案内枠
4内のリードフレーム2の重量が軽くなつても、
積み重ねられたリードフレームを最下位のものか
ら確実に1枚づつ分離することができる。
ところで、前記リードフレーム2の落下の際、
相対向して配設された一対のフレーム支持部材5
の退避のタイミングがずれた場合には、次のよう
な現象が生じる。第2図において、例えば手前側
(A−A線のある側)のフレーム支持部材5が奥
側のフレーム支持部材5より早く退避した場合、
リードフレーム2は、手前側が落下し始め、奥側
はフレーム支持部材5を滑つて傾きながら落下す
ることになる。このため、リードフレームの奥側
は、奥側のフレーム支持部材5の下方にある検出
片10A,10Bに引掛かり、この2極を導通し
通電チエツクによりその動作不良の検出が行われ
る。また誤動作によつて2枚以上のリードフレー
ム2が重なつて分離した場合は、ガイドレール3
上をプツシヤで押されて搬送される過程で、ロー
ラ50を所定量以上上昇させるため、検出レバー
51の揺動角が大となり、検出片52の変位量が
正常位に比して多くなるため、近接スイツチ5
3,54によつて検出され、その不良を検出する
ことができる。また1枚のリードフレーム2も分
離されない場合は、プツシヤが働いてもローラ5
0は上昇しないので、近接スイツチ53,54に
よつてリードフレーム2なしを検出する。
相対向して配設された一対のフレーム支持部材5
の退避のタイミングがずれた場合には、次のよう
な現象が生じる。第2図において、例えば手前側
(A−A線のある側)のフレーム支持部材5が奥
側のフレーム支持部材5より早く退避した場合、
リードフレーム2は、手前側が落下し始め、奥側
はフレーム支持部材5を滑つて傾きながら落下す
ることになる。このため、リードフレームの奥側
は、奥側のフレーム支持部材5の下方にある検出
片10A,10Bに引掛かり、この2極を導通し
通電チエツクによりその動作不良の検出が行われ
る。また誤動作によつて2枚以上のリードフレー
ム2が重なつて分離した場合は、ガイドレール3
上をプツシヤで押されて搬送される過程で、ロー
ラ50を所定量以上上昇させるため、検出レバー
51の揺動角が大となり、検出片52の変位量が
正常位に比して多くなるため、近接スイツチ5
3,54によつて検出され、その不良を検出する
ことができる。また1枚のリードフレーム2も分
離されない場合は、プツシヤが働いてもローラ5
0は上昇しないので、近接スイツチ53,54に
よつてリードフレーム2なしを検出する。
なお、上記実施例においては、分離されたリー
ドフレーム2を受ける受部材は、ガイドレール3
としたが、ガイドレール3に代えてベルトコンベ
アを配設してもよい。
ドフレーム2を受ける受部材は、ガイドレール3
としたが、ガイドレール3に代えてベルトコンベ
アを配設してもよい。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、多数のリードフレームを整列して積み重ねる
ための案内枠と、この案内枠内のリードフレーム
の内の最下位のものの中央部下側を支持する1対
のフレーム支持部材と、最下位のリードフレーム
を両端から挟持してそのまま下方へ変位する少な
くとも1対の両端挟持部材と、この両端挟持部材
の下方への変位によつて最下位のリードフレーム
とその直上位のリードフレームの間に生じる間隙
に進入可能な少なくとも1対の両端支持部材と、
この両端支持部材の進入後に前記フレーム支持部
材をリードフレームを支持する位置から退避させ
る手段とを備えた構成よりなるので、積み重ねら
れたリードフレームを最下位のものから確実に1
枚づつ分離することができる。
ば、多数のリードフレームを整列して積み重ねる
ための案内枠と、この案内枠内のリードフレーム
の内の最下位のものの中央部下側を支持する1対
のフレーム支持部材と、最下位のリードフレーム
を両端から挟持してそのまま下方へ変位する少な
くとも1対の両端挟持部材と、この両端挟持部材
の下方への変位によつて最下位のリードフレーム
とその直上位のリードフレームの間に生じる間隙
に進入可能な少なくとも1対の両端支持部材と、
この両端支持部材の進入後に前記フレーム支持部
材をリードフレームを支持する位置から退避させ
る手段とを備えた構成よりなるので、積み重ねら
れたリードフレームを最下位のものから確実に1
枚づつ分離することができる。
図は本発明の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は平面図、第3図は右側面図、第4図
は第2図のA−A線断面図、第5図は第2図のB
−B線断面図である。 2……リードフレーム、3……ガイドレール
(受部材)、4……案内枠、5……フレーム支持部
材、9……ソレノイド、10A,10B……検出
片、16……偏心軸、21……レバー、27……
両端挟持部材、36……揺動腕、41……支持レ
バー、42……両端支持部材、51……検出レバ
ー、53,54……近接スイツチ。
図、第2図は平面図、第3図は右側面図、第4図
は第2図のA−A線断面図、第5図は第2図のB
−B線断面図である。 2……リードフレーム、3……ガイドレール
(受部材)、4……案内枠、5……フレーム支持部
材、9……ソレノイド、10A,10B……検出
片、16……偏心軸、21……レバー、27……
両端挟持部材、36……揺動腕、41……支持レ
バー、42……両端支持部材、51……検出レバ
ー、53,54……近接スイツチ。
Claims (1)
- 1 多数のリードフレームを整列して積み重ねる
ための案内枠と、この案内枠内のリードフレーム
の内の最下位のものの中央部下側の両側を支持す
る相対向して配設された1対のフレーム支持部材
と、このフレーム支持部材の両側に相対向して設
けられ、前記フレーム支持部材で支持された状態
のリードフレームの最下位のリードフレームを両
側から圧接して挟持して下方へ変位することによ
つて最下位のリードフレームとその直上位のリー
ドフレームの間に間隙を生じせしめる両端挟持部
材と、この両端挟持部材に隣接して設けられ、前
記最下位のリードフレームとその直上位のリード
フレームの間の間隙に進入可能な両端支持部材
と、この両端支持部材が前記間隙に進入後に前記
フレーム支持部材をリードフレーム支持する位置
から退避させる手段と、前記フレーム支持部材の
直下に設けられ、該フレーム支持部材よりも僅か
に突出した導電材料からなる互いに絶縁された2
極の検出片とを備えたリードフレーム分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131986A JPS62191322A (ja) | 1986-02-15 | 1986-02-15 | リ−ドフレ−ム分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3131986A JPS62191322A (ja) | 1986-02-15 | 1986-02-15 | リ−ドフレ−ム分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62191322A JPS62191322A (ja) | 1987-08-21 |
JPH0436975B2 true JPH0436975B2 (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=12327951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3131986A Granted JPS62191322A (ja) | 1986-02-15 | 1986-02-15 | リ−ドフレ−ム分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62191322A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5246328A (en) * | 1991-02-06 | 1993-09-21 | The Whitaker Corporation | Apparatus for feeding articles from tube magazines |
US5165837A (en) * | 1991-02-06 | 1992-11-24 | Amp Incorporated | Apparatus for feeding articles from tube magazines |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57111099A (en) * | 1980-12-27 | 1982-07-10 | Shinkawa Seisakusho Kk | Device for isolating lead frame |
-
1986
- 1986-02-15 JP JP3131986A patent/JPS62191322A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57111099A (en) * | 1980-12-27 | 1982-07-10 | Shinkawa Seisakusho Kk | Device for isolating lead frame |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62191322A (ja) | 1987-08-21 |
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