JPH04369463A - 光散乱式粒子検出装置 - Google Patents

光散乱式粒子検出装置

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Publication number
JPH04369463A
JPH04369463A JP3173105A JP17310591A JPH04369463A JP H04369463 A JPH04369463 A JP H04369463A JP 3173105 A JP3173105 A JP 3173105A JP 17310591 A JP17310591 A JP 17310591A JP H04369463 A JPH04369463 A JP H04369463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow cell
scattered light
convex lens
light
scattered
Prior art date
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Pending
Application number
JP3173105A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ichijo
和夫 一条
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rion Co Ltd filed Critical Rion Co Ltd
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Publication of JPH04369463A publication Critical patent/JPH04369463A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光散乱式粒子検出装置に
関し、特にフローセル流路内の微粒子を検出する装置に
適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】光散乱式粒子検出装置1は、図3に示す
ようにフローセル2のほぼ中央部に設けられた流路2A
を流れる試料流体に光源光LA1を集光レンズ3を介し
て照射し、試料流体に微粒子が含まれているとき、当該
微粒子から得られる散乱光を集光レンズ4を通じて散乱
光検出器5において検出し、その検出信号S1を用いて
微粒子の通過を検出するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の従
来の光散乱式粒子検出装置1においては、流路2Aにお
いて生じた散乱光は、図4に示すように例えば石英、サ
フアイヤ等を原料とするセル2と空気との屈折率の相違
に基づいて、セル2の厚味を透過して空気中に出る際に
、セル外壁位置において外側に拡がるように屈折し、そ
のため集光レンズ4を通過できる散乱光の光量が減少す
る結果になるように構成されている。
【0004】従つてフローセルを使用しない光散乱式粒
子検出装置、例えば空気中の粒子を検出する光散乱式粒
子検出装置などの場合と比較すると、この種のフローセ
ル方式の粒子検出装置の感度が極端に低くなる問題があ
る。
【0005】かかる問題を解決する方法として従来、第
1に光源を高出力のアルゴンイオンレーザ、高出力半導
体レーザ等の高出力のものによつて構成したり、また第
2に光源光LA1を形成する際にレーザビームを小さく
絞ることにより試料流体の一部だけを測定するようにし
たり、さらに第3に集光レンズ4として短焦点距離のレ
ンズを用いてフローセルにできるだけ近づけることによ
り受光角を大きくし、その結果集光能力を上げるように
したりする方法が提案されている。
【0006】しかしながら実際上、高出力アルゴンイオ
ンレーザや高出力半導体レーザを用いると出力が数ワツ
ト程度の大電力かつ大型の電源装置が必要となるという
問題がある。またレーザビームを小さく絞ると、測定デ
ータの信頼性が低下するという欠点がある。さらに短焦
点距離の集光レンズを用いるとレンズが肉厚となり収差
が発生するため集光能力が未だ不十分な問題がある。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来のフローセルを用いた光散乱式粒子検出装置に
おける集光能力を一段と改善し得る光散乱式粒子検出装
置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、フローセル12内の流路12Aを
通過する試料流体に含まれる微粒子18に対して、光源
光LA2を射出することにより得られる散乱光を散乱光
検出器15において検出信号S2に変換して測定データ
を得る光散乱式粒子検出装置11において、フローセル
12と散乱光検出器15間位置にフローセル12とほぼ
同じ屈折率を有する凸レンズ16と、凸レンズ16と散
乱光検出器15間位置に凸レンズ16より射出した散乱
光を集束し散乱光検出器15へと導く集光レンズ14と
を設けるようにする。
【0009】
【作用】散乱光検出器15側のフローセル側面12Bに
フローセルとほぼ同一の屈折率を有する凸レンズ16を
設置することにより、散乱光検出器15方向に散乱した
散乱光を、散乱光検出器15側のフローセル側面12B
位置において屈折、拡散させずに集光レンズ14に入射
することができ、その結果散乱光検出器15において検
出し得る散乱光の光量を一段と高めることができる。
【0010】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0011】図1及び図2において、光散乱式粒子検出
装置11のフローセル12はほぼ正方形の断面形状を有
し、その中心位置に流路12Aが形成され、流路12A
内を流れる試料流体に対して集光レンズ13によつて集
光された光源光LA2を照射し、試料流体内に微粒子が
あるとき散乱光を周囲に散乱させるようになされている
【0012】このとき散乱した散乱光は、集光レンズ1
4によつて集光されて散乱光検出器15に入射して検出
信号S2に変換され、これにより測定データが得られる
【0013】かかる構成に加えて、フローセル12の側
面12B及び集光レンズ14間位置には、フローセル1
2とほぼ同一の屈折率を有する凸レンズ16が、同様に
フローセル12とほぼ同一の屈折率を有する接着剤17
によつて固着されている。
【0014】ここでフローセル12の流路12Aの幅と
、凸レンズ16との関係は、試料流体が流路12Aのほ
ぼ中心位置を通過し、かつ凸レンズ16の焦点が試料流
体の位置にあるように選定される。実質上この条件を満
足するように流路12Aの幅は小さい値に選定され、か
つ凸レンズ16の曲率半径はできるだけ大きい値に選定
され、流路12Aの幅を「1」としたとき凸レンズ16
の曲率半径はほぼ「8」以上に選定される。好ましい選
定例として、フローセル12の流路12Aの幅は、流路
12Aが汚染した場合の洗浄を考慮して、 0.5〔m
m〕程度に選定され、また凸レンズ16の曲率半径は、
装置全体としての大きさを過大にさせない点を考慮して
、4〜5〔mm〕程度に選定されている。
【0015】図1及び図2の構成において、光源光LA
2が流路12A内の試料流体を照射することにより散乱
する散乱光のうち散乱光検出器15の方向に散乱された
散乱光は、フローセル12の側面12B位置において、
フローセル12とほぼ同じ屈折率を有する接着剤17及
びフローセル12とほぼ同じ屈折率を有する凸レンズ1
6の効果により屈折されずに直進して集光レンズ14に
入射する。
【0016】図1及び図2の構成によれば、フローセル
12の側面のうち、散乱光検出器側フローセル側面12
Bにフローセル12とほぼ同じ屈折率を有する凸レンズ
16をフローセルとほぼ同じ屈折率を有する接着剤17
によつて固着したことにより、散乱光検出器15の方向
に散乱した散乱光は、フローセル12の側面12Bを通
過する際に屈折されずに直線的に射出される。かくして
集光レンズ14に入射する散乱光の光密度を高めること
ができ、従つて散乱光検出器15から得られる検出信号
S2の検出感度を高めることができる。
【0017】なお上述の実施例においては、フローセル
12の断面形状を正方形としたが、本発明はこれに限ら
ず、その他の断面形状例えば断面円形のものにも適用し
得る。
【0018】さらに上述の実施例では、フローセル12
の側面の断面形状を正方形としたことにより、フローセ
ル12の側面12B位置に設ける凸レンズ16を平凸レ
ンズとしたが、本発明はこれに限らず、フローセルの側
面形状に適合した形状を有する凸レンズを適用すること
ができる。
【0019】さらに上述の実施例においては、フローセ
ル12及び凸レンズ16をフローセルとほぼ同じ屈折率
を有する接着剤17を用いて固着させるようにしたが、
本発明はこれに限らず、例えばネジ等の固定手段によつ
て締結すると共に、フローセル12及び凸レンズ16間
にできる隙間をフローセル12とほぼ同じ屈折率を有す
る充填材により充填するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、フローセ
ル流路中の微粒子から得られる散乱光を散乱光検出器に
集光させる手段として、フローセルから散乱光検出器へ
の散乱光の射出位置にフローセルとほぼ同一の屈折率を
有する凸レンズを設けるようにしたことにより、散乱光
検出器方向に射出する散乱光を屈折により拡散させない
ようにでき、この分検出感度が高い粒子検出装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光散乱式粒子検出装置の実施例の
全体構成を示す断面図である。
【図2】図1のフローセルの近傍の構成を示す部分的拡
大図である。
【図3】従来の光散乱式粒子検出装置の全体構成を示す
断面図である。
【図4】図3のフローセルの近傍の構成を示す部分的拡
大図である。
【符号の説明】
2、12……フローセル、2A、12A……流路、3、
4、13、14……集光レンズ、5、15……散乱光検
出器、6、18……微粒子、16……凸レンズ、17…
…接着剤、LA1、LA2……光源光、S1、S2……
検出信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フローセル内の流路部を通過する試料流体
    に含まれる微粒子に対して、光源光を照射することによ
    り得られる散乱光を散乱光検出器において検出信号に変
    換して測定データを得る光散乱式粒子検出装置において
    、フローセルと散乱光検出器間位置にフローセルとほぼ
    同じ屈折率を有する凸レンズと、上記凸レンズと散乱光
    検出器間位置に上記凸レンズより射出した散乱光を集束
    し散乱光検出器に導く集光レンズとを具えることを特徴
    とする光散乱式粒子検出装置。
JP3173105A 1991-06-17 1991-06-17 光散乱式粒子検出装置 Pending JPH04369463A (ja)

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JP3173105A JPH04369463A (ja) 1991-06-17 1991-06-17 光散乱式粒子検出装置

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JP3173105A JPH04369463A (ja) 1991-06-17 1991-06-17 光散乱式粒子検出装置

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JPH04369463A true JPH04369463A (ja) 1992-12-22

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ID=15954263

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JP3173105A Pending JPH04369463A (ja) 1991-06-17 1991-06-17 光散乱式粒子検出装置

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JP (1) JPH04369463A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005043158A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Wyatt Technol Corp 改良された円盤型遠心分離機および分析用超遠心分離機
JP2006250685A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 蛍光検出方法及びフローセルユニット並びにフローサイトメータ
US7989755B2 (en) 2006-03-13 2011-08-02 Hitachi, Ltd. Apparatus for photon detection including a sample cell with an outer surface with a curved bottom, and a pinhole created on a pinhole plate

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JP2006250685A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 蛍光検出方法及びフローセルユニット並びにフローサイトメータ
US7989755B2 (en) 2006-03-13 2011-08-02 Hitachi, Ltd. Apparatus for photon detection including a sample cell with an outer surface with a curved bottom, and a pinhole created on a pinhole plate

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