JPH04368687A

JPH04368687A - コマーシャル送出機

Info

Publication number: JPH04368687A
Application number: JP3144485A
Authority: JP
Inventors: Tsutomu Katsuta; 勝田　勉
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1991-06-17
Filing date: 1991-06-17
Publication date: 1992-12-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はコマーシャルの自動送出
を行うためのコマーシャル送出機に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、放送機器の発達に伴い、コマーシ
ャルの送出も自動化されてきている。以下、現在多く用
いられているカセット式の磁気再生機、磁気記録再生機
を用いたコマーシャル送出機について、図面を用いてそ
の構成と動作を説明する。

【０００３】従来例のコマーシャル送出機の構成図を図
４に示す。図においてカセット収納棚２にあるカセット
１をカセット移送機３が１台以上の再生装置４に挿入す
る。

【０００４】再生装置４はカセットを再生しその再生信
号を、記録信号切り替え器５を通して記録再生装置６に
記録する。

【０００５】順次再生装置４のカセットを交換しながら
、１回分の複数単位のコマーシャルを連続的に記録再生
装置６内の記録媒体につなぎ取りにより記録する。

【０００６】コマーシャル送出時刻には、つなぎ取りさ
れたコマーシャル群を記録再生装置６から再生しその再
生信号を、送出信号切り替え器７を通してコマーシャル
送出を行う。

【０００７】このときの制御装置８の制御手順を図５の
タイミングチャートを用いて説明する。（１）カセット移送機３を制御し再生装置４ａにカセッ
トを挿入する。（２）再生装置４ａを制御しカセットを再生する。（３）記録信号切り替え器５を制御し再生装置４ａから
の再生信号を記録再生装置６ａに出力する。（４）記録再生装置６ａを制御し再生装置４ａからのコ
マーシャル信号を記録する。（５）カセット移送機３を制御して再生装置４ｂに次に
予定されているコマーシャルカセットを挿入する。（６）再生装置４ｂを制御してカセットを再生する。（７）記録信号切り替え器５を制御し再生装置４ｂから
の再生信号を記録再生装置６ａに出力する。（８）記録再生装置６ａを制御し再生装置４ｂからのコ
マーシャル信号を再生装置４ａからのコマーシャル信号
につなぎ取り記録する。（９）順次、再生装置を４ｃ，４ａ，４ｂと切り換えて
行き、コマーシャル一回分を連続的に記録する。（１０）コマーシャル記録終了後、記録再生装置６ａを
制御し記録開始位置に戻す。（１１）コマーシャル送出時刻には、記録再生装置６ａ
を制御しつなぎ取り記録された複数単位のコマーシャル
群を再生する。（１２）送出信号切り替え器７を制御し記録再生装置６
ａからの再生信号をコマーシャル送出する。

【０００８】以上は記録再生装置６ａのみを用いた場合
であるが、実際には記録再生装置６ａと記録再生装置６
ｂを交互に切り替えながら再生装置４ａ，４ｂ，４ｃを
休みなく連続的に使用する。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の構成のコマーシャル送出機では、コマーシャル１
回分記録後、送出直前になって収録されたコマーシャル
の一部を変更（たとえば、ある単位のコマーシャルを外
し、代わりに他の単位のコマーシャルを挿入する等）し
たい場合には、再度記録し直す必要があり、再記録する
時間が無い場合には、コマーシャルの変更を断念せざる
を得なかった。

【００１０】本発明はこのような従来の問題点を解消す
るものであり、簡単な構成と制御手順の変更により、送
出直前であってもコマーシャルの一部修正を可能とした
優れたコマーシャル送出機を実現するのを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のコマーシャル送出機は、すでに記録されたコ
マーシャル群を再生する再生装置または記録再生装置か
ら再生された信号と新たに挿入するために再生装置から
再生された信号とを送出切り替え手段で切り替えできる
ように構成したものである。

【００１２】

【作用】本発明は、上記の構成により、送出直前のコマ
ーシャル変更の際には、記録再生装置に記録された１回
分の複数単位の一連のコマーシャル中で、挿入すべき単
位のコマーシャルを再生装置から直接送出できるように
制御することにより、コマーシャルを柔軟にかつ信頼性
高く送出することができる。

【００１３】

【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例のコ
マーシャル送出機について説明する。図１は本発明の一
実施例のコマーシャル送出機の構成図である。図におい
て、カセット収納棚２にあるカセット１を、カセット移
送機３が再生装置４ａ，４ｂ，４ｃおよび記録再生装置
６ａ，６ｂに挿入し、また元の所に返却する。再生装置
４ａ，４ｂおよび４ｃからの再生信号は記録信号切り替
え器５を通して記録再生装置６ａおよび６ｂに入力され
記録される。

【００１４】記録再生装置６ａおよび６ｂは再生装置４
ａ，４ｂおよび４ｃからの再生信号を順次つなぎ取り記
録し、記録終了後、記録開始位置まで巻戻し、送出時刻
を待つ。

【００１５】ところが、送出直前になってつなぎ取り記
録されたコマーシャル群の一部を修正（一部を削除し、
他のものを追加する）したい場合、修正する以外のコマ
ーシャルは記録再生装置内のつなぎ取り済みの再生信号
を送出し、修正（追加）したいコマーシャルは再生装置
４から記録再生装置６ａまたは６ｂに記録せず直接信号
切り替え器９（送出切り替え手段）を通して送出する。修正（追加）したいコマーシャルを送出した後は、通常
通りに記録再生装置内のつなぎ取り済みの再生信号を信
号切り替え器９を通して送出する。

【００１６】図２のタイミングチャートを用いて、コマ
ーシャル送出時刻直前になって、つなぎ取り済みの一連
のコマーシャル群の一部である単位のコマーシャルＣＭ
３を削除し、単位のコマーシャルＣＭ６をその部分に挿
入するよう変更になった場合の制御装置８ａの制御手順
を説明する。（ア）記録再生装置６を制御して、つなぎ取り済みの一
連のコマーシャルを再生する。（イ）送出信号切り替え器７と信号切り替え器９を制御
して、記録再生装置６からの再生信号をＣＭ１，ＣＭ２
と順次送出する。（ウ）カセット移送機３を制御して再生装置４にＣＭ６
のカセットを挿入する。（エ）再生装置４を制御して、コマーシャルＣＭ６を再
生する。（オ）信号切り替え器９を制御して再生装置４からの再
生信号ＣＭ６を送出する。（カ）記録再生装置６を制御して、つなぎ取り記録され
たＣＭ４の頭まで移動する。（キ）記録再生装置６を制御して、再生装置４からのＣ
Ｍ６の送出後、記録再生装置６からの再生信号ＣＭ４，
ＣＭ５を順次再生する。（ク）送出信号切り替え器７と信号切り替え器９を制御
して、記録再生装置６からのＣＭ４，ＣＭ５を送出する
。

【００１７】以上のように本実施例によれば、再生装置
４からの再生信号を信号切り替え器９を通して直接コマ
ーシャル送出することにより、コマーシャル送出直前で
もコマーシャルの一部変更が可能となり、コマーシャル
を柔軟にかつ信頼性高く送出することが可能となる。

【００１８】上記実施例において、制御装置８ａは各単
位コマーシャルの位置を記録媒体上のタイムコードや制
御信号等に基づいて把握し、各再生装置、各記録再生装
置および各信号切り替え器を適切なタイミングで制御す
ることができる。

【００１９】本実施例では、送出切り替え手段である送
出信号切り替え器７および信号切り替え器９を使用した
が、本発明の他の実施例である図３の構成図に示すよう
な構成によって、図１の送出信号切り替え器７および信
号切り替え器９の機能を１個の送出切り替え手段である
送出信号切り替え器７ａのみによっても実施できる。

【００２０】なお、本実施例ではカセット式の磁気記録
再生装置を用いて装置を構成した例を示しているが、こ
の例に限定されることなく、たとえば光磁気記録再生方
式のように記録方式や記録媒体の形式が異なっても適用
できることは言うまでもない。

【００２１】また、再生機、記録再生機とも複数の場合
を例示したが、基本的には少なくとも各々１台以上あれ
ばよいものである。

【００２２】また、実施例ではＣＭ３を削除してＣＭ６
を挿入する例で説明したが、ＣＭ３を削除せず、その前
または後にＣＭ６を挿入することもできる。

【００２３】また、本発明は映像・音声によるコマーシ
ャルのみならず、音声情報のみのコマーシャルに適用し
ても差し支えない。

【００２４】さらに、他の記録機において既に製作され
た、つなぎ取り記録されたコマーシャル群を収録した記
録媒体を用いて送出のみを行なうコマーシャル送出機に
おいては上記実施例の記録再生機は再生機でよく、記録
信号切り替え器５も必要なく、記録媒体収容棚や記録媒
体移送機はなくてもよい。その場合は、各単位コマーシ
ャルの位置情報は記録媒体の一部、記録媒体の容器また
は他の媒体に記録しておけばよい。

【００２５】

【発明の効果】以上のように本発明によると、再生装置
からの再生信号を直接送出するための送出切り替え手段
を用いて、制御変更することにより、既に、つなぎ取り
記録されたコマーシャル群の一部を、送出直前に変更す
ることが可能となり、通常は、事前に記録された信頼性
の高いコマーシャルを送出し、急を要するコマーシャル
変更の場合には再生装置から再生されるコマーシャルを
直接送出することにより、コマーシャル送出機の使命で
ある、信頼性と柔軟性を併せ持った画期的なコマーシャ
ル送出装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のコマーシャル送出機の構成
図

【図２】同じくその制御手順を示すタイミングチャート

【図３】同じく他の実施例のコマーシャル送出機の構成
図

【図４】従来例のコマーシャル送出機の構成図

【図５】
同じくその制御手順を示すタイミングチャート

【符号の説明】

１　　カセット（記録媒体）２　　カセット棚（記録媒体収容棚）３　　カセット移送機（記録媒体移送機）４ａ〜４ｃ　
　再生装置５　　記録信号切り替え器６ａ，６ｂ　　記録再生装置７，７ａ　　送出信号切り替え器（送出切り替え手段）
８ａ　　制御装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　複数台の再生装置と、送出切り替え手
段と制御装置とを備え、前記制御装置は装置全体の機器
の動作を制御し、かつ連続的につなぎ取りして複数単位
のコマーシャル群を収録した記録媒体の内容をコマーシ
ャル送出時に第１の再生機で再生した再生信号を前記送
出切り替え手段を通してコマーシャル送出し、コマーシ
ャル送出時直前に特定単位のコマーシャル内容の変更を
行なう必要が生じたときは、前記第１の再生装置からの
すでに収録されたコマーシャル群の再生中に、第２の再
生装置からの、挿入されるべきコマーシャル単位の内容
の再生信号を直接前記送出切り替え手段を通してコマー
シャル送出するよう構成したコマーシャル送出機。
【請求項２】　　複数の記録媒体が収納された記録媒体
収納棚と、少なくとも１台の再生装置と、少なくとも１
台の記録再生装置と、前記記録媒体収納棚の前記記録媒
体を前記再生装置に選択的に移動装着する記録媒体移送
機と、記録信号切り替え器と、送出切り替え手段と制御
装置とを備え、前記制御装置は装置全体の機器の動作を
制御し、かつ前記再生装置からの再生信号を前記記録信
号切り替え器を通して前記記録再生装置に入力し連続的
につなぎ取りして複数単位のコマーシャル群を収録し、
この内容をコマーシャル送出時に再生した再生信号を前
記送出切り替え手段を通してコマーシャル送出し、コマ
ーシャル送出時直前に特定単位のコマーシャル内容の変
更を行なう必要が生じたときは、前記記録再生装置から
のすでに収録されたコマーシャル群の再生中に、前記再
生装置からの、挿入されるべきコマーシャル単位の内容
の再生信号を直接前記送出切り替え手段を通してコマー
シャル送出するよう構成したコマーシャル送出機。