JPH0436821Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、調節された量の液体を注出するデイ
スペンサ、とくに修復される歯の開孔に粘性液体
を注出するため歯医者によつて使用されるデイス
ペンサに関するものである。

［従来の技術］ 粘性液体の形式の希釈燐酸は、修復材料で満た
されるべき歯の開孔を清掃するため、歯医者によ
つて普通に使用される。希釈燐酸は通常普通のス
ポイトによつて注出される。

［考案が解決しようとする問題点］ しかしながら、歯に対する希釈燐酸の使用は、
そのようなスポイトによつて通常保持される希釈
燐酸の小部分のみを必要とし、各使用の間に希釈
燐酸は、希釈燐酸がスポイトの出口開孔を通して
大気に露出することにより、スポイトのノズル内
で固化する傾向がある。この固化した希釈燐酸は
栓を形成し、該栓は固まつていない希釈燐酸を押
出す前に排出しなければならない。そのような固
化した希釈燐酸栓の排出は、通常スポイトのブラ
ンジヤに手で圧力を加えることによつてなされる
が、該圧力は栓が排出された瞬間に停止すること
が困難で、そこで多量の希望しない量の希釈燐酸
が患者の衣服や皮膚または患者の口中に排出さ
れ、損失または怪我を生じた。

本考案は、希釈燐酸または歯科用密封材料のよ
うな他の液体を含む液体用の手動作動式デイスペ
ンサであつて、使用者がまず、もし必要ならば、
固化した材料を材料の固化した栓よりもそれほど
多く排出することなしに装置のノズルから容易に
清掃することができ、また使用者が所望のように
液体を迅速にかつ調節可能に注出または流出させ
ることのできる、前記デイスペンサを得ようとす
るものである。

［問題点を解決するための手段および作用］ 本発明による液体用デイスペンサは、軸方向に整
合した全体的に管状の第１および第２の部分を含
むハウジング、該第２部分内の、後端および出口
端を備えた全体的に均一な断面の主要部分を有す
る通孔を形成する内面を備えたカートリツジ、通
孔内の液体、および後端に隣接した通孔内のそし
て内面と液密係合し通孔に沿つて摺動するように
なつたピストンを備えたものである。また第２部
分の反対側のハウジング第１部分の端部に固定さ
れた小径貫通路を有するノズルが設けられる。ま
た中空可撓性ブラダがハウジング第１部分内に取
付けられ、かつ第１部分によつて実質上半径方向
に膨張しないように拘束され、該ブラダは出口開
孔の周りでカートリツジに組合わされた入口ポー
トを形成する入口端、および通路の周りでノズル
の入口端部に取付けられた出口ポートを有する。
手動的に作動される押圧装置は、該第１部分の反
対側端部でハウジングの第２部分に取付けられ、
後端から出口端まで貫通孔に沿つてピストンを漸
進的に駆動するとともに、ブラダおよびノズル通
路をカートリツジからの液体によつて満たすとい
う高い機械的利点を生ずる。また手動押圧装置
は、もし必要ならば、ノズル通路に存在する固化
した材料の栓を排出し、貫通路内の圧力に応じて
出口端から離れようとするピストンの運動を阻止
し、また手動的に作動される調節された注出装置
は、ハウジング上にブラダに沿つて取付けられ、
出口ポートおよびノズルの通路を通してブラダ内
の液体を注出するため迅速かつ調節可能にブラダ
を圧縮することができる。

好ましくは、手動的に作動される押圧装置は、
ブラダの反対側のピストン側面に中央で係合する
ねじ軸、ハウジングに取付けられかつ該ねじ軸と
螺合するナツト集合体、およびナツト集合体内で
ねじ軸を回転してピストンを貫通孔の出口端に向
かつて駆動する手動式作動装置を備え、ナツト集
合体は、ナツト集合体とねじ軸との間の係合を釈
放してノズル集合体から離れる方向にナツト集合
体を通してねじ軸を迅速に運動させ、ハウジング
部分の分離の際ハウジングへの新しい取付けを容
易にする装置を含んでいる。

ブラダを迅速にかつ調節可能に圧縮してブラダ
内の液体をノズルを通して注出する手動的に作動
される注出装置は、ブラダに沿う側部開孔を有す
るハウジングの第１部分、および側部開孔を通し
て突出するボタンを有し、該ボタンは、ブラダと
係合する内端および手動によりボタンをブラダに
向つて押してブラダを圧縮するようになつた底部
を有している。

また、好ましくは、ハウジングおよびナツト集
合体内でねじ軸を回転するため手動的に作動する
装置は、いずれも全体的にペン状デイスペンサを
形成する長い軸方向に整合した部材であり、ノズ
ルはハウジングの側部から離れて湾曲し、またボ
タンに対して異つた位置に配置することができ、
液体を患者の口に容易に注入することができる。

本発明は、同じ部品が同じ符号で示された図面
に基づいて下記に一層詳細に説明される。

［実施例］ 図面には、全体的に符号１０で指示された、本
考案による液体用デイスペンサが示されている。

デイスペンサ１０は全体的に管状の第１および
第２部分を有するポリマ材料のハウジング１２を
備え、それらの部分は中心軸線を有しかつ隣接端
部に形成されたねじ１６によつて互いに軸方向に
整合して着脱可能に係合している。中空円筒状カ
ートリツジ１８はハウジング１２の第２部分１４
に着脱可能に設置されている。カートリツジ１８
は後端２２および出口端２３を備えた全体的に均
一な断面の通孔を形成する内面２０を有し、該通
孔は最初にカートリツジ１８がデイスペンサ１０
に設置されるとき［それはハウジング１２をねじ
１６で分離することによりすることができる。］
処理しようとする液体を充満される。カートリツ
ジ１８はその後端２２に隣接した通孔にピストン
２４を有し、かつ内面２０と液密係合してその出
口端２３に向いその通孔に沿つて摺動するように
なつている。またデイスペンサ１０には入口端３
１、出口端３２、およびカートリツジ１８の通孔
よりかなり断面積の小さい貫通路３３を有するノ
ズル３０、およびハウジング１２の第１部分１３
内に取付けられかつそれによつてほぼ半径方向伸
長を拘束される中空可撓性ブラダ３４を備え、ブ
ラダ３４は、ハウジング部分１３および１４の螺
合によつて生じたカートリツジ１８の縮径出口ポ
ートの端面とフランジ３５との圧縮係合のため、
その貫通路の出口端の周りにカートリツジ１８に
組合わされた入口ポートを形成する入口端または
フランジ３５、および通路３３の周りにノズル３
０の入口端３１に取付けられた出口ポートを形成
する出口端またはフランジ３６を有している。

手動押圧装置はカートリツジ２８の通孔の出口
端２３の反対側のピストン２４の側面に中心を係
合するねじ軸３７の形式で設けられ、ナツト集合
体３８はねじ軸３７と螺合するその第１部分と反
対側のハウジング１２第２部分１４の端部に取付
けられ、手動式作動装置は殼体状の長いカツプ状
の殼体３９を有し、ナツト集合体３８内でねじ軸
３７を回転してピストン２４を通孔の出口端２３
に向つて駆動し、それにより後端２２から出口端
２３に向かう通孔に沿つてピストンを段階的に駆
動するという高い機械的利点を奏する。

また、手動式作動調節デイスペンサ装置がブラ
ダ３４に沿つてハウジング１２に取付けられ、ブ
ラダ３４を迅速かつ調節可能に圧縮して出口ポー
トおよびノズル３０の通路３３を通つてブラダ３
４内の液体を注出し、該装置はブラダ３４に沿う
側部開孔を有するハウジング１２の第１部分１
３、および側部開孔から突出するボタン４０を備
えている。ボタン４０はブラダ３４の外向きに膨
れた中央部分と係合する内端４１、およびボタン
４０の案内運動のためハウジング１２の第１部分
１３の横方向溝に摺動可能にうけ入れられ、また
ブラダ３４の周りに係合するため側部開孔を通る
外向きのボタンの運動を阻止するようになつた環
状リング４２、および手動によりブラダ３４に向
つてボタン４０を押圧するようになつた外端４３
を有し、ボタン４０はハウジング１２の反対側の
内壁に対してブラダ３４を圧縮するのに十分な、
内、外端間の高さを有する。

図示のように、ナツト集合体３８においてねじ
軸３７を回転する手動式作動装置は長いカツプ状
殼体を備え、該殼体３９は、軸線、殼体３９の第
１端部４７を通つて開く軸方向に延びる凹所４
６、および殼体３９から凹所４６内に半径方向内
方に突出する軸方向に延びる円周方向に離れた複
数のリブ４８を有し、その第１端部４７に隣接す
る殼体３９の一部は第１部分１３の反対側端部に
おいてハウジング１２の第２部分１４上に軸支さ
れ、軸３７は殼体３９と同軸に凹所４６内に突入
し、凸部４９は軸３７に連結されかつ各リブ４８
間に半径方向外方に突出し、殼体３９のハウジン
グ１２に対する手動回転が凸部４９に対するリブ
４８の一つの係合により軸３７の回転を生じ、凸
部４９は軸３７がハウジング１２に対して軸方向
に移動するときリブ４８に沿つて移動可能であ
る。

ナツト集合体３８は、ナツト集合体３８とねじ
軸３７との間の係合を釈放しねじ軸３８をナツト
集合体３８を通つてノズル３０から迅速に離れさ
せることにより、ハウジング部分１３および１４
の分離の際ハウジング１２への新しいカートリツ
ジ１８の取り付けを容易にする装置を備えてい
る。ナツト集合体３８は、第１および第２の端部
５３および５４を有する複数のまたは三つの指状
部材５２を備え、該指状部材５２の第１端部５３
は円周方向に離れた位置においてハウジング１２
の第２部分１４に固定され、また指状部材５２の
第２端部５４はハウジング１２の半径方向内方に
かつ第１部分１３に向つて突出している。指状部
材５２の第２端部５４はその上に形成されたねじ
を有し、指状部材５２はその第２端部５４を軸３
７に螺合しあるいはそこから分離する運動をさせ
るように十分可撓性である。指状部材５２の第２
端部５４およびその後端２２に隣接するカートリ
ツジ１８の端部は、それぞれ、カートリツジ１８
が完全にハウジング１２の第２部分１４に着座し
たとき、指状部材５２の第２端部５４が軸３７に
螺合するように係合するカム面５６および５７を
有する。しかして、指状部材５２およびカム面５
６および５７は、カム面５６および５７の分離に
よりナツト集合体３８とねじ軸３７との係合を釈
放する装置を形成し、軸３７から離れる指状部材
５２の撓みはノズル３０から離れる方向にナツト
集合体３８を通つてねじ軸３７を迅速に運動さ
せ、ハウジング部分１３および１４の分離の際ハ
ウジングへの新しいカートリツジ１８の取付けを
容易にする。

第１図から第４図にもつともよく示されたよう
に、ノズル３０は、その出口端３２を形成するハ
ウジング１２の側から湾曲して離れる湾曲金属管
６０を含むいくつかの部分より成り、該金属管６
０はノズル３０の衛生的使用を容易にするため交
換可能なポリマ材料の保護スリーブ６２でカバー
されている。その出口端３２の反対側の管６０の
端部は支持部材６５の円錐形外面に着脱可能に摩
擦的にロツクするようになつたカラー６３を備
え、管６０を患者の口の上面または下面のような
異つた場所への液体の注出を容易にしうるように
配置することができる。支持部材６５は通路３３
の一部を形成する中央開孔、ハウジング１２の第
１部分１３に適当に接着されたフランジ６６、お
よびブラダ３４の出口フランジ３６と密封係合す
る管状突起６７を備えている。

また一路弁装置がノズル３０に設けられ、液体
がブラダ３４から通路３３を通つて流れることを
可能にし、その一方、通路３３内の液体がブラダ
３４に戻ることを阻止する。一路弁装置は一端に
おける半球形ヘツド７３、中央ステム７５および
ヘツド７３の反対側における偏倚装置７６を備え
ている。該半球形ヘツド７３は通路３３の周りの
フランジ６５の端面上の弁座に対してシールする
ようになつていて、着座したとき、ヘツド７３は
通路３３を通つてブラダ３４に向かう液体の流れ
を阻止する。該中央ステム７５はフランジ６６内
の通路３３の一部に沿つて延びるようになつてお
り、かつ該ステム７５はそれが貫通する通路３３
の一部の断面積よりいちじるしく断面積が小さ
い。該偏倚装置７６はその通路３３の横方向の軸
線の周りに環状であり（第４図）偏倚装置７６の
側面は通路３３の棚に対して支持されたヘツド７
３に隣接し、そこでヘツド７３は通常その座に対
して保持される。圧縮されたブラダ３４から流れ
る液体によつて生ずるヘツド７３に対する圧力
は、ヘツド７３をその座から離し、それにより通
常環状の偏倚部分７６を圧力が釈放されるまで弾
性的に伸長し、そこで偏倚部分７６はその円い形
状を回復してヘツド７３をその座に再設定する。

デイスペンサ１０をそれに液体のカートリツジ
１８を取付けられたとき使用するため、使用者は
まず殼体３９をハウジング１２に対して回転して
ピストン２４を動かし、液体をカートリツジ１８
からブラダ３４内に排出し、その後使用者はボタ
ン４０を内方に押してブラダを圧縮し、液体をノ
ズル３９を通して排出することができる。もし、
そのような使用の前に、液体（たとえば、希釈燐
酸）が大気に露出したことにより固化しているな
らば、殼体３９、ねじ軸３７、およびナツト集合
体３８を通してピストン２４に加えられる高度な
機械的利点は、多量の液体を排出することなしに
ノズル３０から固化した栓の容易な排出を可能に
し、一方その後液体はボタン４０の使用により迅
速にかつ調節可能に排出される。カートリツジ１
８が空になると、それはハウジング部分１２およ
び１４を連結するねじ１６をねじ戻すこと、第２
ハウジング部分１４の空のカートリツジ１８を一
杯のカートリツジと交換することにより容易に置
換することができる。一杯のカートリツジ１８を
第２ハウジング部分１４に挿入し、ナツト集合体
３８を通してねじ軸３７を押すと、ねじ付き指状
部材５２はそのねじ付き外端５４で支持されるこ
となく、指状部材５２はねじ軸から湾曲して挿入
運動を可能にする。しかしながら、新しいカート
リツジ１８がハウジング１２の第２部分１４内に
完全に挿入されたとき、カートリツジ１８の全体
的に円錐形のカム面は指状部材５２のねじ付き端
部５４のカム面５６に係合し、その後これらの端
部５４のねじは、ハウジング部分１３および１４
が再びねじ１６によつて取付けられた後、ねじ軸
３７と係合して保持される。

本考案は以上その一実施例を参照して説明され
た。この技術に通じた人々には多くの変更が本考
案の技術的範囲から離れることなく説明した実施
例に対してなされうることが明らかであろう。し
かして、本考案の技術的範囲はこの明細書に記載
された構造に限定されるべきものでなく、実用新
案登録請求の範囲の文言によつて述べられた構造
およびこれらの構造と同等のものに限定されるべ
きである。

［考案の効果］ 本考案は、固化した材料を固化した栓の量より
もそれほど多く排出することなしに装置のノズル
から容易に除去することができ、また液体を迅速
にかつ調節可能に注出または流出させることので
きる、希釈燐酸または歯科用密封材料のような他
の液体を含む液体用の手動作動式デイスペンサが
得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案によるデイスペンサの側面図。
第２図は第１図に示されたデイスペンサの拡大縦
断面図。第３図は第１図に示されたデイスペンサ
の拡大破断縦断面図。第４図は第３図に示された
図に対して90°に配置された平面に沿う第１図に
示されたデイスペンサの拡大破断断面図。第５図
は第３図のほぼ５−５線に沿う断面図。第６図は
第３図のほぼ６−６線に沿う断面図。 １２……ハウジング、１３，１４……第１およ
び第２部分、２２，２３……後端および出口端、
１８……カートリツジ、２４……ピストン、２０
……内面、３１，３２……入口端および出口端、
３３……貫通路、３０……ノズル、３４……ブラ
ダ、３６……出口端、３７……ねじ軸、３８……
ナツト集合体、３９……手動押圧装置。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸方向に整合して互いに着脱可能に係合する
   軸線を有する全体的に管状の第１および第２部
   分１３，１４を含み、前記第２部分１４が後端
   および出口端２２，２３を備えた全体的に均一
   な断面の主要部分を有する通孔を形成する内面
   ２０を備えたカートリツジ１８をうけ入れるよ
   うになつており、前記通孔内の液体および前記
   通孔内の前記後端２２に隣接したピストン２４
   が前記通孔に沿つて前記内面２０と流体密に係
   合して摺動するようになつている、ハウジング
   １２、 前記第２部分１４の反対側の前記ハウジング
   １２の前記第１部分１３の端面に固定された入
   口端３１、出口端３２、および断面積が前記カ
   ートリツジ１８の通孔よりいちじるしく小さい
   前記入口端と出口端３１，３２との間の貫通路
   ３３を有するノズル３０、 前記ハウジング１２の第１部分１３内に取付
   けられかつそれによつてほぼ半径方向に伸長し
   ないように拘束される中空可撓性ブラダ３４で
   あつて、前記ブラダ３４が前記出口開孔の周り
   で前記カートリツジ１８に組合わされるように
   なつた入口ポートを形成する入口端３５、およ
   び前記通路３３の周りで前記ノズル３０の入口
   端３１に取付けられた出口ポートを形成する出
   口端３６を有する前記中空可撓性ブラダ３４、 前記第１部分１３の反対側において前記ハウ
   ジング１２の第２部分１４に取付けられ前記出
   口端２３に向つて前記後端２２から前記通孔に
   沿つて前記ピストン２４を漸進的に駆動してブ
   ラダ３４およびノズル３０の通路３３を前記カ
   ートリツジ１８からの液体で満たしかつノズル
   ３０の通路３３内にあるかもしれない固体材料
   の栓を排出し、前記通孔内の圧力に応動して前
   記ピストン２４が前記出口端２３から前記通孔
   に沿つて離れることを阻止するようになつた高
   い機械的利点を生ずる、手動押圧装置３７，３
   ８，３９，および 前記ブラダ３４に沿つて前記ハウジング１２に
   取付けられ前記ブラダ３４を迅速かつ調節可能
   に圧縮して前記ブラダ３４内の液体を前記ノズ
   ル３０の出口ポートおよび通路３３を通つて注
   出する、手動式作動調節注出装置 を備えた、液体用デイスペンサ１０。 (2) 前記通孔に沿つて前記ピストン２４を漸進的
   に駆動する前記手動押圧装置が前記出口端の反
   対側の前記ピストン２４の側面に中心で係合す
   るようになつた端部を有するねじ軸３７、前記
   第１部分１３の反対側の前記ハウジング１２の
   第２部分の端部に取付けられかつ前記ねじ軸３
   ７に螺合するナツト集合体３８、および前記ナ
   ツト集合体３８内で前記ねじ軸３７を回転して
   前記ピストン２４を前記通孔の出口端２３に向
   つて駆動する手動的に作動する装置を備えた、
   請求項１記載のデイスペンサ１０。 (3) 前記ナツト集合体３８が前記ナツト集合体３
   ８と前記ねじ軸３７との間の前記係合を釈放し
   て前記ナツト集合体３８を通つて前記ノズル３
   ０から離れる前記ねじ軸３７の迅速な運動を生
   じ前記ハウジング部分１３，１４の分離の際前
   記ハウジング１２内への新しいカートリツジ集
   合体１８の取付けを容易にする、請求項２記載
   のデイスペンサ１０。 (4) 前記ハウジング１２および前記ピストン２４
   を駆動する前記手動押圧装置３７，３８，３９
   がいずれも全体的にペン状のデイスペンサ１０
   を形成する長い軸方向に整合した部材であり、
   前記ノズル３０が前記ハウジング１２の一側か
   ら湾曲して離れる、請求項１記載のデイスペン
   サ１０。 (5) 前記ブラダ３４を迅速かつ調節可能に圧縮し
   て前記ノズル３０の出口ポートおよび通路３３
   を通つて前記ブラダ３４内の液体を注出する手
   動式作動調節押圧装置が前記ブラダ３４に沿う
   側部開孔を有する前記ハウジング１２の第１部
   分１３、および前記側部開孔を通つて突出する
   ボタン４０を有し、前記ボタン４０が前記ブラ
   ダ３４に係合する内端４１、および手動により
   前記ブラダ３４に向つて前記ボタン４０を押圧
   するようになつた外端４３を有し、前記ボタン
   ４０が前記ハウジング１２内の前記ブラダ３４
   を少なくとも部分的に圧縮するのに十分な、前
   記内外端４１，４３間の高さを有する請求項１
   記載のデイスペンサ１０。 (6) 液体がノズル３０内の通路３３を通りブラダ
   ３４から移動することを許すがブラダ３４に戻
   る通路３３内の液体の移動を阻止する一路弁を
   さらに含む請求項１記載のデイスペンサ１０。