JPH04368203A - 液封タイヤ - Google Patents
液封タイヤInfo
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- JPH04368203A JPH04368203A JP3144781A JP14478191A JPH04368203A JP H04368203 A JPH04368203 A JP H04368203A JP 3144781 A JP3144781 A JP 3144781A JP 14478191 A JP14478191 A JP 14478191A JP H04368203 A JPH04368203 A JP H04368203A
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- JP
- Japan
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- tire
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- liquid chamber
- orifice
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Links
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract 7
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C5/00—Inflatable pneumatic tyres or inner tubes
- B60C5/20—Inflatable pneumatic tyres or inner tubes having multiple separate inflatable chambers
- B60C5/24—Inflatable pneumatic tyres or inner tubes having multiple separate inflatable chambers the walls of the chambers extending transversely of the tyre
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C19/00—Tyre parts or constructions not otherwise provided for
- B60C19/002—Noise damping elements provided in the tyre structure or attached thereto, e.g. in the tyre interior
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C5/00—Inflatable pneumatic tyres or inner tubes
- B60C5/004—Inflatable pneumatic tyres or inner tubes filled at least partially with liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C5/00—Inflatable pneumatic tyres or inner tubes
- B60C5/20—Inflatable pneumatic tyres or inner tubes having multiple separate inflatable chambers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両の車輪
の防振構造に関するものである。
の防振構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用車輪として実開昭61−1
20601号公報に示されているような構造のものがあ
る。この従来装置の構造について図8、図9に基づいて
以下に説明する。ここで図8は車両用車輪のタイヤの軸
線方向の断面図であり、図9はタイヤの軸直角方向の断
面図である。タイヤ50の空気室54を形成するタイヤ
50の内周面に沿って配設されたインナライナ51のト
レッド部55に相当するタイヤ50の内壁面に液室52
が形成され液体53が封入されている。液体53は空気
よりも熱膨張率の大きいもので、車輪の高速回転時すな
わち車両の高速走行時、高速回転による路面の摩擦によ
りタイヤ50の温度が上昇して、液体53は熱膨張して
体積を増大させる。ここでインナライナ51は高気密性
のゴム膜から形成されていて液体53の熱膨張により空
気室54は容積が圧縮されて、空気室54の内圧が高く
なり、路面の凹凸等による路面からタイヤ50への入力
の周波数が0(HZ )付近のタイヤ50のばね定数で
ある静ばね定数が高くなる。車両の高速走行時にタイヤ
50の空気圧を高めることにより、タイヤ50の静ばね
定数を高くして、車両の高速走行時の走行安定性を得よ
うとしている。
20601号公報に示されているような構造のものがあ
る。この従来装置の構造について図8、図9に基づいて
以下に説明する。ここで図8は車両用車輪のタイヤの軸
線方向の断面図であり、図9はタイヤの軸直角方向の断
面図である。タイヤ50の空気室54を形成するタイヤ
50の内周面に沿って配設されたインナライナ51のト
レッド部55に相当するタイヤ50の内壁面に液室52
が形成され液体53が封入されている。液体53は空気
よりも熱膨張率の大きいもので、車輪の高速回転時すな
わち車両の高速走行時、高速回転による路面の摩擦によ
りタイヤ50の温度が上昇して、液体53は熱膨張して
体積を増大させる。ここでインナライナ51は高気密性
のゴム膜から形成されていて液体53の熱膨張により空
気室54は容積が圧縮されて、空気室54の内圧が高く
なり、路面の凹凸等による路面からタイヤ50への入力
の周波数が0(HZ )付近のタイヤ50のばね定数で
ある静ばね定数が高くなる。車両の高速走行時にタイヤ
50の空気圧を高めることにより、タイヤ50の静ばね
定数を高くして、車両の高速走行時の走行安定性を得よ
うとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら車両の走
行時、路面の凹凸等による路面からの入力によりタイヤ
にはロードノイズやハーシュネス等の振動や騒音が発生
するため前述のような従来装置においては、静バネ定数
を高くして走行安定性を得ようとするため、これらロー
ドノイズやハーシュネス等の振動や騒音の要因となるタ
イヤの動ばね定数も静ばね定数につれて高くなり乗り心
地が悪くなるという問題があった。乗り心地を向上させ
るためには、路面からの入力の周波数のうちで前記した
振動や騒音の発生する周波数領域のタイヤの動ばね定数
を低下させれば良いが、走行安定性の面では路面からの
入力の周波数が0(HZ)付近のタイヤのばね定数であ
る静ばね定数は高くしたい。しかし、タイヤの静ばね定
数と動ばね定数の特性は、その形状とゴムの材質とでほ
ぼ決まってしまい、静ばね定数を高く設定すれば動ばね
定数も高くなってしまう。すなわち、走行安定性を得よ
うとして静ばね定数を高くすると、それにつれて動ばね
定数まで高くなってしまい乗り心地が悪くなる。本発明
は、以上のような課題を解決するために、騒音や振動等
の発生する周波数領域に、オリフィス内の液柱の共振周
波数を合わせることによりタイヤの動ばね定数を低下さ
せることを目的としている。
行時、路面の凹凸等による路面からの入力によりタイヤ
にはロードノイズやハーシュネス等の振動や騒音が発生
するため前述のような従来装置においては、静バネ定数
を高くして走行安定性を得ようとするため、これらロー
ドノイズやハーシュネス等の振動や騒音の要因となるタ
イヤの動ばね定数も静ばね定数につれて高くなり乗り心
地が悪くなるという問題があった。乗り心地を向上させ
るためには、路面からの入力の周波数のうちで前記した
振動や騒音の発生する周波数領域のタイヤの動ばね定数
を低下させれば良いが、走行安定性の面では路面からの
入力の周波数が0(HZ)付近のタイヤのばね定数であ
る静ばね定数は高くしたい。しかし、タイヤの静ばね定
数と動ばね定数の特性は、その形状とゴムの材質とでほ
ぼ決まってしまい、静ばね定数を高く設定すれば動ばね
定数も高くなってしまう。すなわち、走行安定性を得よ
うとして静ばね定数を高くすると、それにつれて動ばね
定数まで高くなってしまい乗り心地が悪くなる。本発明
は、以上のような課題を解決するために、騒音や振動等
の発生する周波数領域に、オリフィス内の液柱の共振周
波数を合わせることによりタイヤの動ばね定数を低下さ
せることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の車両用車輪は、タイヤの弾性体の内部に、
液体を充填した第1の液室および第2の液室を設けると
ともに、前記第1の液室と前記第2の液室を連通し、且
つ前記第1の液室と前記第2の液室の液圧差を伝達する
オリフィスを備えたことを特徴とする。
に、本発明の車両用車輪は、タイヤの弾性体の内部に、
液体を充填した第1の液室および第2の液室を設けると
ともに、前記第1の液室と前記第2の液室を連通し、且
つ前記第1の液室と前記第2の液室の液圧差を伝達する
オリフィスを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記手段により、車両の走行に伴いタイヤがそ
のトレッド部やサイドウォール部等にて路面の入力によ
り変化する圧縮力を受けて弾性変形を繰り返し行うと、
その度に第1の液室および第2の液室内の液体がその圧
縮力をうけて、その結果高圧側の液室から低圧側の液室
へオリフィスを経て液体が出入りして、オリフィス内の
液体が振動する。このオリフィス内の液柱が路面からの
入力と共振することによりタイヤの動ばね定数を低下さ
せることができる。
のトレッド部やサイドウォール部等にて路面の入力によ
り変化する圧縮力を受けて弾性変形を繰り返し行うと、
その度に第1の液室および第2の液室内の液体がその圧
縮力をうけて、その結果高圧側の液室から低圧側の液室
へオリフィスを経て液体が出入りして、オリフィス内の
液体が振動する。このオリフィス内の液柱が路面からの
入力と共振することによりタイヤの動ばね定数を低下さ
せることができる。
【0006】
【実施例】本発明の車両用車輪の実施例について、図1
から図7に基づいて以下に説明する。図1は本発明によ
る実施例の断面図であり、10は弾性体からなるタイヤ
であり、12は金属からなるホイールを示していて、タ
イヤ10はホイール12のリム部14に圧入して嵌め込
まれている。タイヤ10のサイドウォール部36、トレ
ッド部34にはタイヤの周方向に内在しポリエステル等
からなる布状のカーカス42が配置されてタイヤ10の
骨格を形成していて、タイヤ10のビード部16および
18には円周方向に鋼製のビードワイヤー44および4
6が埋め込まれてカーカス42を支持している。
から図7に基づいて以下に説明する。図1は本発明によ
る実施例の断面図であり、10は弾性体からなるタイヤ
であり、12は金属からなるホイールを示していて、タ
イヤ10はホイール12のリム部14に圧入して嵌め込
まれている。タイヤ10のサイドウォール部36、トレ
ッド部34にはタイヤの周方向に内在しポリエステル等
からなる布状のカーカス42が配置されてタイヤ10の
骨格を形成していて、タイヤ10のビード部16および
18には円周方向に鋼製のビードワイヤー44および4
6が埋め込まれてカーカス42を支持している。
【0007】ビード部16および18はビードシート部
24および26に密着されて、リム部の内面とタイヤ1
0の内部空間30により空気室32が形成されている。 空気室32に空気を入れたとき、ビードワイヤー44お
よび46を含むビード部16および18が空気圧により
ビードシート部24および26に押し当てられて、タイ
ヤ10はリム部14と一体になって動く。
24および26に密着されて、リム部の内面とタイヤ1
0の内部空間30により空気室32が形成されている。 空気室32に空気を入れたとき、ビードワイヤー44お
よび46を含むビード部16および18が空気圧により
ビードシート部24および26に押し当てられて、タイ
ヤ10はリム部14と一体になって動く。
【0008】図2に示すように、タイヤ10のトレッド
部34およびサイドウォール部36には、タイヤ10の
周方向に複数の液室が連続的に広がっている。これらの
液室は各々ほぼ同様の作用を示すので、そのうちのひと
つを代表して図3に示し説明する。タイヤ10内部のカ
ーカス42に平行するように樹脂等により外壁60が配
置され、外壁60よりも変形しにくい固い材質から作ら
れた隔壁63により外壁60の内側とゴム壁66からな
る空間が2分割されて第1の液室61と第2の液室62
が形成されている。外壁60と隔壁63、外壁60とゴ
ム壁66、および隔壁63とゴム壁66は液密になって
いる。
部34およびサイドウォール部36には、タイヤ10の
周方向に複数の液室が連続的に広がっている。これらの
液室は各々ほぼ同様の作用を示すので、そのうちのひと
つを代表して図3に示し説明する。タイヤ10内部のカ
ーカス42に平行するように樹脂等により外壁60が配
置され、外壁60よりも変形しにくい固い材質から作ら
れた隔壁63により外壁60の内側とゴム壁66からな
る空間が2分割されて第1の液室61と第2の液室62
が形成されている。外壁60と隔壁63、外壁60とゴ
ム壁66、および隔壁63とゴム壁66は液密になって
いる。
【0009】隔壁63の略中央部には隔壁63と同様の
材質からなるオリフィス64が設けられ、第1の液室6
1と第2の液室62を連通している。第1の液室61と
第2の液室62および両者を連通するオリフィス64に
はLLC(ロングライフクーラント)といった不凍液や
シリコンオイル等の液体65が充填されている。
材質からなるオリフィス64が設けられ、第1の液室6
1と第2の液室62を連通している。第1の液室61と
第2の液室62および両者を連通するオリフィス64に
はLLC(ロングライフクーラント)といった不凍液や
シリコンオイル等の液体65が充填されている。
【0010】次に上述した実施例の作用について以下に
説明する。
説明する。
【0011】車両の走行時、車輪が路面を転動し路面の
凹凸等によりタイヤ10のトレッド部34およびサイド
ウォール部36が圧縮および膨張を繰り返し、これに伴
い第1の液室61および第2の液室62はオリフィス6
4により連通されていることにより、液体65がオリフ
ィス64内を通じて第1の液室61と第2の液室62の
間を移動して第1の液室61と第2の液室62は容積を
増減させる。これはタイヤ10への路面の凹凸による入
力により第1の液室61と第2の液室62は容積変化し
てオリフィス64の中の液体65が振動するということ
である。
凹凸等によりタイヤ10のトレッド部34およびサイド
ウォール部36が圧縮および膨張を繰り返し、これに伴
い第1の液室61および第2の液室62はオリフィス6
4により連通されていることにより、液体65がオリフ
ィス64内を通じて第1の液室61と第2の液室62の
間を移動して第1の液室61と第2の液室62は容積を
増減させる。これはタイヤ10への路面の凹凸による入
力により第1の液室61と第2の液室62は容積変化し
てオリフィス64の中の液体65が振動するということ
である。
【0012】車輪が高速で回転し始めるなどして、路面
の凹凸の入力の周波数は高くなってロードノイズやハー
シュネス等の振動や騒音の発生する周波数領域に達する
。ロードノイズやハーシュネス等の振動や騒音は、その
発生する周波数領域におけるタイヤ10の動ばね定数を
下げてやることにより低減することができる。
の凹凸の入力の周波数は高くなってロードノイズやハー
シュネス等の振動や騒音の発生する周波数領域に達する
。ロードノイズやハーシュネス等の振動や騒音は、その
発生する周波数領域におけるタイヤ10の動ばね定数を
下げてやることにより低減することができる。
【0013】数1に示すようにタイヤ10の動ばね定数
Kd は、オリフィス64内の液体65の共振周波数f
n に依存していて、路面からの入力の周波数が共振周
波数fn に近づくほど動ばね定数Kd は低くなる。 また共振周波数fn は第1の液室61と第2の液室6
2のゴムからなる部分の体積弾性係数K1 およびK2
およびオリフィス64の断面積Sと長さLおよび液体
の密度Pにより決定され、これらの値をうまくチューニ
ングして共振周波数fn の値をロードノイズやハーシ
ュネスが発生する周波数領域に合わせてやることにより
、タイヤ10が液封でなくすべてゴムから形成されてい
るものに比べて、この領域の動ばね定数Kd を低く抑
えることができて、乗り心地が向上する。
Kd は、オリフィス64内の液体65の共振周波数f
n に依存していて、路面からの入力の周波数が共振周
波数fn に近づくほど動ばね定数Kd は低くなる。 また共振周波数fn は第1の液室61と第2の液室6
2のゴムからなる部分の体積弾性係数K1 およびK2
およびオリフィス64の断面積Sと長さLおよび液体
の密度Pにより決定され、これらの値をうまくチューニ
ングして共振周波数fn の値をロードノイズやハーシ
ュネスが発生する周波数領域に合わせてやることにより
、タイヤ10が液封でなくすべてゴムから形成されてい
るものに比べて、この領域の動ばね定数Kd を低く抑
えることができて、乗り心地が向上する。
【0014】
【数1】
【0015】しかも路面からの入力が0(HZ )付近
のタイヤ10のばね定数である静ばね定数は、タイヤ1
0がすべてゴムから形成されている場合と同様もしくは
それ以上の値に設定しても、液封によるオリフィス64
の液柱共振を利用することにより動ばね定数は低く抑え
られる。
のタイヤ10のばね定数である静ばね定数は、タイヤ1
0がすべてゴムから形成されている場合と同様もしくは
それ以上の値に設定しても、液封によるオリフィス64
の液柱共振を利用することにより動ばね定数は低く抑え
られる。
【0016】静ばね定数は走行安定性に影響を与える要
素でありできるだけ高い値を確保したいが、タイヤ10
が液封でない場合は静ばね定数を高く設定すると、それ
に伴いロードノイズやハーシュネスの発生する周波数領
域での動ばね定数が上昇してしまい乗り心地が悪くなる
。
素でありできるだけ高い値を確保したいが、タイヤ10
が液封でない場合は静ばね定数を高く設定すると、それ
に伴いロードノイズやハーシュネスの発生する周波数領
域での動ばね定数が上昇してしまい乗り心地が悪くなる
。
【0017】本実施例によると図7に示すように、ロー
ドノイズやハーシュネス等の騒音や振動の発生する周波
数領域(20HZ 〜200HZ )の動ばね定数が低
下している。
ドノイズやハーシュネス等の騒音や振動の発生する周波
数領域(20HZ 〜200HZ )の動ばね定数が低
下している。
【0018】本発明は液柱共振の特性を利用することに
より静ばね定数を確保して走行安定性を得ながら、ロー
ドノイズやハーシュネスの発生する周波数領域での動ば
ね定数を低く抑えて乗り心地を向上できる。
より静ばね定数を確保して走行安定性を得ながら、ロー
ドノイズやハーシュネスの発生する周波数領域での動ば
ね定数を低く抑えて乗り心地を向上できる。
【0019】本発明は上記した実施例に限られたもので
はなく、例えば図4、図5に示すようにオリフィス64
が周方向を向いているものや、図6に示すように第1の
液室61と第2の液室62がカーカス42の内部に形成
されているものであっても同様の効果がある。さらに、
以上の実施例においてはチューブレスタイヤを扱ったが
チューブ付タイヤでもよいし、さらに空気室の無いよう
なタイヤでも実施できる。
はなく、例えば図4、図5に示すようにオリフィス64
が周方向を向いているものや、図6に示すように第1の
液室61と第2の液室62がカーカス42の内部に形成
されているものであっても同様の効果がある。さらに、
以上の実施例においてはチューブレスタイヤを扱ったが
チューブ付タイヤでもよいし、さらに空気室の無いよう
なタイヤでも実施できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、路面の凹凸による入力
の周波数がロードノイズやハーシュネス等の振動や騒音
が発生する周波数領域となったときのタイヤの動ばね定
数を低く抑えてやって、振動や騒音を低減することがで
きて乗り心地が向上する。
の周波数がロードノイズやハーシュネス等の振動や騒音
が発生する周波数領域となったときのタイヤの動ばね定
数を低く抑えてやって、振動や騒音を低減することがで
きて乗り心地が向上する。
【図1】本発明による実施例の車両用車輪の軸線方向の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図2】本発明による実施例の車両用車輪の拡大側面図
(破線で内部の液室が示してある)である。
(破線で内部の液室が示してある)である。
【図3】本発明による実施例の車両用車輪の第1の液室
、第2の液室、およびオリフィスの拡大図である。
、第2の液室、およびオリフィスの拡大図である。
【図4】本発明による他の実施例の車両用車輪の拡大側
面図(破線で内部の液室が示してある)である。
面図(破線で内部の液室が示してある)である。
【図5】図4に示された実施例の軸直角方向の拡大断面
図である。
図である。
【図6】本発明による他の実施例の車両用車輪の軸線方
向の拡大断面図である。
向の拡大断面図である。
【図7】本実施例による動ばね定数の周波数特性図であ
る。
る。
【図8】従来技術による車両用車輪の軸線方向の拡大断
面図である。
面図である。
【図9】図7に示された車両用車輪の軸直角方向の拡大
断面図である。
断面図である。
10・・・タイヤ
12・・・ホイール
14・・・リム部
16、18・・・ビード部
24、26・・・ビードシート部
30・・・空間
32・・・空気室
34・・・トレッド部
36・・・サイドウォール部
42・・・カーカス
44・・・ビードワイヤー
50・・・タイヤ
51・・・インナライナ
52・・・液室
53・・・液体
54・・・空気室
55・・・トレッド部
60・・・外壁
61・・・第1の液室
62・・・第2の液室
63・・・隔壁
64・・・オリフィス
65・・・液体
66・・・ゴム壁
Claims (1)
- 【請求項1】 タイヤの弾性体の内部に、液体を充填
した第1の液室および第2の液室を設けるとともに、前
記第1の液室と前記第2の液室を連通し、且つ前記第1
の液室と前記第2の液室の液圧差を伝達するオリフィス
を備えたことを特徴とする車両用車輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144781A JPH04368203A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液封タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144781A JPH04368203A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液封タイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04368203A true JPH04368203A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15370292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3144781A Pending JPH04368203A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液封タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04368203A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1075410C (zh) * | 1995-09-22 | 2001-11-28 | 布莱克和戴克公司 | 具有旋转工作台的机床 |
US7607466B2 (en) * | 2006-10-27 | 2009-10-27 | Daniel Kim | Self-sealing tire |
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