JPH04367654A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH04367654A
JPH04367654A JP3141838A JP14183891A JPH04367654A JP H04367654 A JPH04367654 A JP H04367654A JP 3141838 A JP3141838 A JP 3141838A JP 14183891 A JP14183891 A JP 14183891A JP H04367654 A JPH04367654 A JP H04367654A
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JP
Japan
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case
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control
temp
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Yoshimi Goto
後藤 義美
Yasuo Saito
泰男 斉藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置に使用さ
れるX線CT用放射線検出器に関し、特に固体検出器の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT用放射線検出器特に固体検出器
は温度に対する検出感度の変化が生じてしまうことが判
っていたが、第4世代のX線CT装置に用いることによ
りその特有の再構成方式から感度補正を容易に行えるか
ら、あまり問題とならなかった。
【0003】他方、第3世代のX線CT装置に用いると
き、その温度に対する検出感度の変化が時に画像上にリ
ングアーチファクトを作ることになり、温度コントロー
ルが必要となる。
【0004】そこで、第3世代のX線CT装置には、例
えば図4のように温度コントロールが簡単な電熱ヒータ
101によってフレキシブル基板102を加熱して直接
的にシンチレータ103及びフォトダイオード104を
温度コントロールすることができる固体検出器105を
用いることが考えられた。なお、図中、106は断熱材
である。
【0005】この場合、その温度コントロールの動作原
理から図5の温度−制御出力特性のようにヒステリスを
持たせる温度コントロールで調整感度を大きくとる必要
がある。もし、1点でON/OFFコントロールを行な
うとすれば、温度コントローラがチャタリングし、ある
いはノイズの影響を受けやすくなり、温度コントロール
が不可能となるからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように温度コントロールのために調整感度を大きくと
ると、電熱ヒータの加熱温度が図6のようにオーバシュ
ートやハンチングを起すなどによって不安定となり、こ
れにともない固体検出器の温度を安定化するための温度
コントロールが達成できないという不具合がある。
【0007】更に、外乱(固体検出器に接する空気)に
よる短時間の温度変化には、ヒータ加熱時間のレスポン
スのため追従できない。この要因として、センサで固体
検出器の温度変化を検知し、温度コントロールをしても
ヒータの熱が固体検出器まで届くのに一定時間が必要と
なるため、固体検出器の温度がリンギングする等の不安
定になることも含まれる。
【0008】従って、従来の場合においては、固体検出
器を安定且つ所望通りに温度コントロールすることがで
きなかった。
【0009】本発明は、係る課題に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、固体検出器を安定且つ
所望通りに温度コントロールすることができるX線CT
用放射線検出器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、内部空間雰囲気を外乱から遮断し得る熱
抵抗及び熱容量を保持するアルミニウムケース(以下、
「Alケース」という)に、固体検出器を収容した構造
であることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明によるX線CT用放射線検出器の構成で
あれば、Alケースによって固体検出器の周囲雰囲気を
外乱から遮断し得るから、Alケースの外側からこのA
lケースを加熱する温度制御手段を施すことによって、
Alケースの内部空間雰囲気である固体検出器の周囲雰
囲気を安定且つ所望通りに温度コントロールすることが
できる。これにより、固体検出器を安全且つ所望通りに
温度コントロールすることができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明が適用された一実施例のX線
CT用放射線検出器の要部を一部切欠き断面で示す構成
図である。
【0013】この一実施例のX線CT用放射線検出器は
、Alケース1に、固体検出器2を収容した構造である
【0014】そして、Alケース1は、内部空間雰囲気
を外乱から遮断し得る熱抵抗及び熱容量となる肉厚のア
ルミニウムのケースからなる。換言すれば、この肉厚構
造のAlケース1の場合、熱を一度与えると熱を貯える
ことができる熱容量Cを有しており、また元の温度に戻
るには放熱時間tが必要である。これを電気的に考える
と、概念的にはt=R・Cとなり、時間=抵抗・容量と
考えることができ、Rを熱抵抗で表わすよう考えること
ができる。従って、図2の時間(t)−温度(℃)特性
曲線のように温度変化がある短時間で表われる外乱が生
じた場合でも、肉厚のAlケース1の内部に伝播する外
乱は、熱抵抗と熱容量との積で図3の時間(t)−温度
(℃)特性曲線のようになまった温度変化となる。この
ように外乱が急激な温度変化であっても、Alケース1
によってAlケース1の内部に伝播される外乱による温
度変化が直線的になるから、Alケース1の肉厚を大き
くとる程、直線的な温度制御を行える。
【0015】更に、本実施例では、固体検出器2に対す
る温度制御のために、Alケース1を加熱制御してAl
ケース1の内部空間雰囲気を温度制御する。この温度制
御の手段は、Alケース1にセンサ3を挿入する一方、
Alケース1の外側に電熱ヒータ4を貼付け、更に、セ
ンサ3の検知信号を基に電熱ヒータ4をON/OFF制
御するコントローラ5を備えた構成のものである。なお
、図1中、Alケース1における固体検出器2の放射線
入射面対向部位は、放射線透過カバー6で覆われている
【0016】このような各部を備えた本実施例にあって
は、Alケース1の外側に貼付けた電熱ヒータ4によっ
てAlケース1を直接加熱することになる。この際、A
lケース1の温度を一定に保つため、センサ3をできる
だけ電熱ヒータ4の近傍に設定配置しておくとよいもの
である。この場合、当初電熱ヒータ4はコントローラ5
によって設定された温度までAlケース1を加熱される
が、電熱ヒータ4の近傍にセンサ3が設定配置してある
ため、すぐにセンサ3により設定温度が検知され、電熱
ヒータ4がOFF状態となる。そのため、電熱ヒータ4
から離れたAlケース1の部位では電熱ヒータ4により
ただちに設定温度まで加熱されない。しかし、再びすぐ
に電熱ヒータ4がON状態となり、Alケース1が加熱
されてセンサ3により設定温度の検知がなされるという
電熱ヒータ4のON/OFF制御をAlケース1の全体
が設定温度になるまで繰り返すことになる。この時にも
、固体検出器2に与えられる温度は、電熱ヒータ4のは
げしいON/OFFの繰り返し加熱にも即答せず、Al
ケース1の熱抵抗と熱容量とからできる時定数のため、
徐々に設定温度に近づき安定するものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、固
体検出器の内部空間雰囲気を外乱から遮断し得る熱抵抗
及び熱容量のAlケースに収容された状態で、固体検出
器を温度コントロールすることになるから、固体検出器
を安定且つ所望通りの温度に維持することを容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された一実施例のX線CT用放射
線検出器の要部を一部切欠き断面で示す構成図である。
【図2】外乱の温度変化の一例を示す時間−温度特性曲
線図である。
【図3】Alケースの熱抵抗及び熱容量を大きくした場
合のAlケースの内部に伝播される外乱による温度変化
の一例を示す時間−温度特性曲線図である。
【図4】従来のX線CT用放射線検出器(固体検出器)
の断面構成を示す図である。
【図5】ヒステリシスを持たせる従来の温度コントロー
ルの一例を示す温度−制御出力特性図である。
【図6】従来の温度コントロールによる不具合を説明す
るために用いた図である。
【符号の説明】
1  Alケース 2  固体検出器 3  センサ 4  電熱ヒータ 5  コントローラ 6  放射線透過カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内部空間雰囲気を外乱から遮断し得る
    熱抵抗及び熱容量を保持するアルミニウムケースに、固
    体検出器を収容した構造であることを特徴とするX線C
    T用放射線検出器。
  2. 【請求項2】  前記アルミニウムケースを加熱制御し
    て前記固体検出器が収容されている前記内部空間雰囲気
    を温度制御する手段を、具備することを特徴とする請求
    項1記載のX線CT用放射線検出器。
  3. 【請求項3】  前記内部空間雰囲気を温度制御する手
    段は、電熱ヒータのON/OFF制御により前記アルミ
    ニウムケースの外側から当該アルミニウムケースを加熱
    する手段であることを特徴とする請求項2記載のX線C
    T用放射線検出器。
JP14183891A 1991-06-13 1991-06-13 X線ct装置 Expired - Lifetime JP3263096B2 (ja)

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JPH04367654A true JPH04367654A (ja) 1992-12-18
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002202377A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Shimadzu Corp 放射線検出器
JP2009293974A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Toshiba Corp 放射線検出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002202377A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Shimadzu Corp 放射線検出器
JP2009293974A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Toshiba Corp 放射線検出器

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