JPH04367606A - 工作台 - Google Patents

工作台

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JPH04367606A
JPH04367606A JP17045191A JP17045191A JPH04367606A JP H04367606 A JPH04367606 A JP H04367606A JP 17045191 A JP17045191 A JP 17045191A JP 17045191 A JP17045191 A JP 17045191A JP H04367606 A JPH04367606 A JP H04367606A
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air
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suction
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JP17045191A
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Meiyo Chin
陳 明 揚
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤモンド等の装飾
用の宝石を仕上げ加工する際に使用する工作台に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイヤモンド等の宝石を仕上げ加
工するに当たっては、図30に示すように宝石を保持部
材に嵌入支持させた状態で行っていた。図30は保持部
材にダイヤモンドを支持させた状態を示す正面図で、同
図において100は被加工物としてのダイヤモンド、1
01はダイヤモンド用保持部材である。従来では、保持
部材101を工作台(図示せず)に対して固定してダイ
ヤモンド100を仕上げ加工していた。また、上述した
保持部材を使用する他に、ダイヤモンド100を竹管(
図示せず)に嵌入させて固定する手法が採られることも
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うにダイヤモンド100を保持部材101や竹管の嵌入
座に嵌入させると、安定した状態で保持できる反面、ダ
イヤモンド100の上部は指先が掛かり難い関係から嵌
入座からダイヤモンド100を取外し難くなってしまう
という問題があった。また、ダイヤモンド100の向き
や位置を変えるには、保持部材101を工作台に固定し
ている固定ねじを一旦緩めてから行わなければならず、
操作が煩わしい。加えて、ダイヤモンド100を仕上げ
加工しているときにダイヤモンド上に塵埃が付着したと
きには、作業者が口で風を送って吹き飛ばさなければな
らず不便であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る工作台は、
多関節式アームを介して工作台本体に支持された被加工
物保持部材と、被加工物を吸着支持する吸引ハンドとを
備え、この吸引ハンドを、被加工物操作用中空針が先端
に設けられかつ前記中空針に連通する中空部が設けられ
た握り部と、この握り部の中空部に空気吸引用ホースお
よび空気吐出用ホースを介して接続された空気ポンプと
で構成してなり、前記握り部と空気ポンプとの間に、握
り部の中空部に空気ポンプの吐出口と吸引口とを選択的
に連通させるスライド式切換弁を介装したものである。
【0005】
【作用】吸引ハンドの中空針を被加工物に当接させた状
態でスライド式切換弁を操作して握り部に空気ポンプの
吸込み口を連通させると、握り部先端の中空針から空気
が吸引され、被加工物が中空針に吸着される。握り部に
空気ポンプの吐出口を連通させると、中空針から空気が
吹出して被加工物上の塵埃が吹き飛ばされる。また、多
関節アームを操作することによって被加工物保持台の向
きおよび位置が変更される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図28
によって詳細に説明する。図1は本発明に係る工作台の
要部を示す斜視図、図2は本発明に係る工作台に使用す
る吸引ハンドの分解斜視図、図3は同じく吸引ハンドの
組立状態を示す斜視図、図4は同じく断面図である。図
5は吸引ハンドの空気切換弁の弁体を示す図で、同図(
a)は平面図、同図(b)は(a)図におけるB−B線
断面図、同図(c)は背面図、同図(d)は底面図、同
図(e)は右側面図である。図6は空気切換弁を吸引側
へ切り換えた状態を示す吸引ハンドの要部拡大断面図で
、同図は図4におけるC部分を拡大して示す。図7は空
気切換弁を吐出側へ切り換えた状態を示す吸引ハンドの
要部拡大断面図、図8は図6におけるA−A線断面図で
ある。図9は吸引ハンド用空気ポンプの内部構造を示す
平面図、図10は空気ポンプ本体の分解斜視図、図11
は空気ポンプ本体の組立状態を示す斜視図、図12は空
気ポンプ本体の気室構成部材を示す断面図、図13は空
気ポンプ本体の気室構成部材を示す図で、同図(a)は
底面図、同図(b)は側面図、同図(c)は平面図であ
る。図14は空気ポンプ本体の組立状態を示す断面図、
図15は本発明に係る工作台に使用する被加工物保持部
材の分解斜視図、図16は同じく被加工物保持部材の組
立状態を示す斜視図、図17は被加工物保持部材に使用
する多関節式アームのアーム連結部を拡大して示す断面
図、図18は同じく多関節式アームのアーム本体の断面
図である。図19は多関節式アームを1組装着した状態
を示す斜視図、図20は多関節式アームのアーム本体を
回動させた状態を示す斜視図、図21は多関節式アーム
を2組装着させた状態を示す斜視図、図22はアーム本
体どうしが平行になるように2組の多関節式アームを操
作した状態を示す斜視図、図23はアーム本体どうしが
直交するように2組の多関節式アームを操作した状態を
示す斜視図である。図24は多関節アーム用取付けブラ
ケットを示す斜視図、図25は同じくブラケットの分解
斜視図、図26は取付けブラケットの固定板を示す図で
、同図(a)は底面図、同図(b)は正面図、同図(c
)は平面図、同図(d)は側面図である。図27は取付
けブラケットの連結板を示す図で、同図(a)は底面図
、同図(b)は正面図、同図(c)は平面図、同図(d
)は側面図である。図28は取付けブラケットの組立状
態を示す断面図である。
【0007】これらの図において、1は本発明に係る工
作台に使用する吸引ハンドで、この吸引ハンド1は、ハ
ンドル本体11および空気切換弁12等を有するハンド
ル部と、このハンドル部に連結ホース2を介して接続さ
れた空気ポンプとしての真空ポンプ3とから構成されて
いる。また、4は本発明に係る工作台に使用する被加工
物保持部材で、後述する多関節式アームと取付けブラケ
ット等とから構成されている。
【0008】吸引ハンド1のハンドル部は、図2に示す
ように、人手で把持しやすいように正面視略楕円形状に
形成されたハンドル本体11と、このハンドル本体11
の下部に螺着された空気切換弁12と、この空気切換弁
12の下部に螺着された握り部としての空気噴射ノズル
13とから構成されている。前記ハンドル本体11は、
中空部111を有する筒体によって形成され、その上部
にパッキン112と、玉軸受113によってハンドル本
体11に回転自在に取付けられたホースジョイント11
4とを介して連結ホース2が接続されている。上述した
ように玉軸受113を介装すると、連結ホース2に対し
てハンドル本体11を容易に回転させることができる。 なお、ホースジョイント114は、前記パッキン112
を支承する凸輪1141,連結ホース2の外管21内に
嵌挿されるパイプ部1142,中空部1143等から形
成されている。また、ハンドル本体11の下部外周部に
は空気切換弁取付け用のねじ115が形成されている。 なお、連結ホース2の外管21内には、真空ポンプ3の
吸引口に連通された内管22が挿入されている。そして
、その内管21は前記ハンドル本体11の中空部111
内に挿通されて後述する空気切換弁12に接続されてい
る。また、連結ホース2の外管21と内管22との間の
中空部分は、真空ポンプ3の吐出口に連通されている。
【0009】空気切換弁12は、ハンドル本体11に螺
着される本体121と、この本体121とハンドル本体
11との間に介装されたOリング122と、前記本体1
21に水平移動自在に嵌挿された弁体123と、本体1
21内に嵌挿されて前記連結ホース2の内管22に接続
されるジョイントパイプ124等とから構成されている
【0010】前記本体121は、ハンドル本体11のね
じ部115に螺着されるねじ部1211が上部に形成さ
れ、弁体嵌挿用の横穴1212が側部に穿設されている
。また、本体121の下部には、後述する空気噴射ノズ
ル13取付け用のねじ部1213が形成されている。 なお、1214は弁体抜け止め用のピンである。さらに
、この本体121内には、弁体123の切り換え穴に連
通される空気穴1251,1252および1253が穿
設されている。空気穴1251,1252は本体121
を上下に貫通するように並べて穿設され、空気穴125
3は横穴1212の底部と本体121外とを連通してい
る。
【0011】前記弁体123は図5に示すように略円柱
状に形成されており、空気穴1231,1232,12
33および切欠き1234が形成され、圧縮コイルばね
1235を介して本体121内に装着されている。前記
空気穴1231は長穴とされた上半部12311と、下
半部12312とから構成され、上半部12311に本
体121のピン1214が係入している。また、空気穴
1232は弁体123の中心部分で向きが変えられ、弁
体123の外周部に弁体の軸方向に沿って形成された切
欠き1234に連通している。
【0012】前記各空気穴の形成位置は、弁体123の
位置を変えることによって本体121の空気穴1251
,1252に適宜連通されるように設定されている。 すなわち、弁体123が圧縮コイルばね1235のばね
力で押されて突出位置にあるときには、図6に示すよう
に、本体121の空気穴1251は弁体123の空気穴
1232に、空気穴1252は空気穴1233にそれぞ
れ連通するように配設されている。また、弁体123が
図7に示すように本体121内に挿入されたときには、
空気穴1251が弁体123の空気穴1231に、空気
穴1252が空気穴1232にそれぞれ連通するように
配設されている。
【0013】前記ジョイントパイプ124は、本体12
1内に嵌挿される円板部1241と、連結ホース2の内
管22に接続されるパイプ本体1242とで構成され、
円板部1241には本体121の空気穴1251に連通
する切欠き1243が形成されている。なお、このジョ
イントパイプ124のパイプ本体1242は、本体12
1の空気穴1252に連通している。さらに、前記円板
部1241とハンドル本体11との間にはパッキン12
21が介装されている。
【0014】このように構成された空気切換弁12は、
通常は弁体123が圧縮コイルばね1235によって押
されて図6に示す突出位置に位置づけられている。この
ときには、同図中一点鎖線矢印で示すように、連結ホー
ス2の外管21内を通された真空ポンプ3の排気は、本
体121の空気穴1251から弁体123の空気穴12
32,切欠き1234および本体121の空気穴125
3を順次通って外部へ排出される。また、真空ポンプ3
の吸気は、同図中二点鎖線矢印で示すように、本体12
1の下側(空気噴射ノズル13)から弁体123の空気
穴1233,本体121の空気穴1252,ジョイント
パイプ124および連結ホース2の内管22を通って真
空ポンプ3に導かれる。一方、弁体123を本体121
内に押し込むと、図7に示すように空気が流れる。すな
わち、真空ポンプ3の排気は空気穴1251,1231
を通って本体121の下側(空気噴射ノズル13)へ排
出され、吸気は、本体側部に開口する空気穴1253か
ら弁体123の空気穴1232,本体121の空気穴1
252およびジョイントパイプ124を介して真空ポン
プ3に導かれる。
【0015】前記空気噴射ノズル13は、本体131と
、この本体131内に装着されたフィルタ132と、前
記本体131の下部に螺着された中空針133とから構
成されている。前記本体131は、空気切換弁12の本
体121に螺着されるねじ部1311が上部に形成され
、内部には、フィルタ132が装着される比較的大径な
空気室1312と、この空気室1312と中空針133
内とを連通する空気穴1313とが形成されている。 なお、1331は中空針133の連結部、134は補助
ピンである。このように補助ピン134を突設すると、
補助ピン134を被加工物としてのダイヤモンドに押し
付けてダイヤモンドの向きを変えることができる。
【0016】上述したように構成された吸引ハンドによ
れば、真空ポンプ3を作動させた状態で空気噴射ノズル
13の中空針133を後述する被加工物保持部材上の被
加工物に当接させると、被加工物は中空針133に吸着
保持される。また、被加工物に中空針133を向けた状
態で空気切換弁12の弁体123を本体121に押し込
むと、真空ポンプ作動中であれば前記中空針133から
空気が吹出すので、被加工物上に付着した塵埃等を吹き
飛ばすことができる。
【0017】次に、真空ポンプ3の構造を図9〜図14
によって説明する。真空ポンプ3は、ケース内に図11
に示すポンプ本体を収納して形成されており、後述する
伸縮部材を圧縮させたり復元させたりすることによって
空気を吸引して吐出する構造である。ポンプ本体は、一
対の気室構成部材311,312と、各気室構成部材3
11,312に揺動自在に枢支された2本のアーム31
3と、前記アーム313と気室構成部材311,312
との間にそれぞれ介装された有底円筒状の伸縮器314
と、弁押え3151によって気室構成部材311,31
2に取付けられた可撓性材からなる弁板315と、前記
気室構成部材311,312どうしの間に挟圧保持され
た仕切板316と、前記アーム313を磁気的に揺動さ
せる電磁コイル317等とから構成されている。
【0018】前記気室構成部材311は、本体3111
に連結ホース2を接続する断面半円状のジョイント部3
112と、吸気弁部a1,排気弁部a4を有する弁装着
部とを一体成形して形成されており、この弁装着部に前
記伸縮器314が被冠されている。なお、気室構成部材
312は気室構成部材311と同等の構造とされ、本体
に断面半円状のジョイント部3122等を一体成形して
形成されている。前記ジョイント部3111および31
22には連結ホース2内に臨む細管が取付けられている
。ジョイント部3112の細管には連結ホース2の内管
22が接続されている。また、a2は気室構成部材31
2の排気弁部、a3は同じく吸気弁部である。
【0019】前記アーム313は、揺動端に磁石313
1が固着されており、長手方向略中央部に前記伸縮器3
14の底部が連結されている。また、このアーム313
は、電磁コイル317を励磁させることによって図14
中に矢印で示したように揺動し、揺動することによって
伸縮器314を屈伸運動させるように構成されている。 なお、図中3161は仕切板316に穿設された連通路
で、気室構成部材311の排気弁部a4と気室構成部材
312の吸気弁部a3とを連通している。また、P1は
第1空気出入口、P2は第2空気出入口である。
【0020】このように構成された真空ポンプでは、ア
ーム313が揺動することによって伸縮器314が屈伸
運動し、吸排気が行われる。すなわち、図14中に二点
鎖線矢印で示すように、連結ホース2の内管22から気
室構成部材311へ空気が吸い込まれ、その空気は、仕
切板316の連通路3161を介して気室構成部材31
2へ流れてそこから連結ホース2の外管21内へ排出さ
れる。なお、本実施例で示したようにジョイント部31
12,3122をそれぞれ断面半円状に形成すると、二
つの気室構成部材どうしを連結させたときにその部分が
断面円形状となるから、連結ホース2を接続しやすい。
【0021】次に、本発明に係る工作台に使用する被加
工物保持部材を図15〜図28によって説明する。被加
工物保持部材は、ダイヤモンド(図示せず)等の宝石を
嵌合支持する支持体42が装着される多関節式アーム4
1と、この多関節式アーム41を工作台本体9に固定す
る取付けブラケット47等とから構成されている。
【0022】前記多関節式アーム41は、互いに回転自
在に連結された一対の単向固定ロッド411,412と
、これらの部材の先端側に螺着されたアーム本体413
と、このアーム本体413の先端側に枢支された支持体
取付け部材414等とから構成されており、前記単向固
定ロッド411が圧縮コイルばねを介して後述する取付
けブラケットに螺着されている。なお、4111は単向
固定ロッド411のねじ部、4112はロッド連結部で
ある。4121は単向固定ロッド411に単向固定ロッ
ド412を連結するための枢軸、4122は単向固定ロ
ッド412のロッド連結部、4123はアーム本体取付
け用のねじ部である。また、4131はロッド本体41
3の単向固定ロッド412取付け用ねじ部、4132は
支持体取付け部材用接続部である。前記支持体取付け部
材414は、一端に球状軸部4141が設けられ、他端
に支持体嵌挿支持用の筒体4142が設けられている。
【0023】本実施例では、多関節式アーム41は2組
使用することができるように構成されており、図15に
おいて紙面の右側に位置する方の多関節式アームには単
向固定ロッド411と単向固定ロッド412との間に第
2の単向固定ロッド412′が介装されている。このよ
うにすると、単向固定ロッド412が水平な回転軸回り
および第2の単向固定ロッド412′を軸とする鉛直な
回転軸回りに回転するようになるので、アーム本体41
3を水平方向および鉛直方向へ揺動させることができる
ようになって多関節式アームの動作の自由度が増える。 なお、図19および図20は多関節式アームを1組だけ
取付けた例を示し、図21〜図23は2組取付けて両ア
ームで支持体41を保持した例を示す。なお図21〜図
23では右側の多関節式アームを異なる向きに設定した
【0024】前記多関節式アーム41を支持する取付け
ブラケット47は図24〜図28に示すように構成され
ている。取付けブラケット47は、断面L字状に形成さ
れて工作台本体9に固定される固定板4711と、この
固定板4711に連結されて前記多関節式アーム41を
支持する連結板4712とから形成されている。
【0025】前記固定板4711は、取付けねじ471
11によって工作台本体9に固定される主板部4711
2と、この主板部47112と一体に形成されて下方を
指向する連結板部47114と、この連結板部4711
4に突設された係止部47115とが一体形成されてい
る。なお、47113は前記取付けねじ47111が挿
通される透孔、47116,47117および4711
8は後述する連結ねじが螺着するねじ穴である。
【0026】前記連結板4712は全体が略板状に形成
され、前記多関節式アームの単向固定ロッド411が螺
着するねじ穴47121が複数(本実施例では5箇所)
設けられると共に、この連結板4712を前記固定板4
711に連結する連結ねじ47125が挿通される透孔
47122,47123および47124が穿設されて
いる。なお、透孔47123は連結板4712を固定板
4711に対して固定位置を上下にずらすことができる
ように長穴とされている。また、この連結板4712の
裏面(固定板4711側の面)には、前記係止部471
15に係合する係止溝47129が凹設されている。す
なわち、連結板4712を固定板4711に連結するに
は、図28に示すように、前記係止部47115に係止
溝47129を係止させると共に、連結ねじ47125
を締結させて行う。
【0027】したがって、このように構成された工作台
では、多関節式アーム41で被加工物を保持し、その被
加工物に吸引ハンド1の中空針133を当接させた状態
で空気切換弁12を操作して空気噴射ノズル13に真空
ポンプ3の吸込み口を連通させると、中空針133から
空気が吸引され、被加工物が中空針133に吸着される
。また、空気切換弁12を操作して空気噴射ノズル13
に真空ポンプ3の吐出口を連通させると、中空針133
から空気が吹出して被加工物上の塵埃が吹き飛ばされる
。また、多関節アーム41を操作することによって被加
工物保持台の向きおよび位置が変更される。
【0028】なお、本実施例ではハンドル本体11と空
気噴射ノズル13の間に空気切換弁12を配設した例を
示したが、図29に示すように、ハンドル本体と空気噴
射ノズルを直結してもよい。このようにするときには空
気切換弁をハンドル本体より上流側に配設する。図29
は吸引ハンドの他の例を示す断面図で、同図において、
51は吸引ハンド、511はホースジョイント、512
はハンドル本体、513はホースジョイント511とハ
ンドル本体512との間に介装された玉軸受、514は
中空針、52は連結ホースである。このように構成して
も前記実施例と同等の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る工作台
は、多関節式アームを介して工作台本体に支持された被
加工物保持部材と、被加工物を吸着支持する吸引ハンド
とを備え、この吸引ハンドを、被加工物操作用中空針が
先端に設けられかつ前記中空針に連通する中空部が設け
られた握り部と、この握り部の中空部に空気吸引用ホー
スおよび空気吐出用ホースを介して接続された空気ポン
プとで構成してなり、前記握り部と空気ポンプとの間に
、握り部の中空部に空気ポンプの吐出口と吸引口とを選
択的に連通させるスライド式切換弁を介装したため、吸
引ハンドの中空針を被加工物に当接させた状態でスライ
ド式切換弁を操作して握り部に空気ポンプの吸込み口を
連通させると、握り部先端の中空針から空気が吸引され
、被加工物が中空針に吸着される。握り部に空気ポンプ
の吐出口を連通させると、中空針から空気が吹出して被
加工物上の塵埃が吹き飛ばされる。したがって、被加工
物を吸引ハンドによって嵌入座などから容易に取り出す
ことができ、しかも、被加工物上の塵埃を簡単に取り除
くことができる。また、多関節アームを操作することに
よって被加工物保持台の向きおよび位置が変更されるか
ら、被加工物仕上げ作業時の方向調整を速やかにしかも
自由な角度をもって行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る工作台の要部を示す斜視図である
【図2】本発明に係る工作台に使用する吸引ハンドの分
解斜視図である。
【図3】本発明に係る工作台に使用する吸引ハンドの組
立状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る工作台に使用する吸引ハンドの断
面図である。
【図5】吸引ハンドの空気切換弁の弁体を示す図で、同
図(a)は平面図、同図(b)は(a)図におけるB−
B線断面図、同図(c)は背面図、同図(d)は底面図
、同図(e)は右側面図である。
【図6】空気切換弁を吸引側へ切り換えた状態を示す吸
引ハンドの要部拡大断面図である。
【図7】空気切換弁を吐出側へ切り換えた状態を示す吸
引ハンドの要部拡大断面図である。
【図8】図6におけるA−A線断面図である。
【図9】吸引ハンド用空気ポンプの内部構造を示す平面
図である。
【図10】空気ポンプ本体の分解斜視図である。
【図11】空気ポンプ本体の組立状態を示す斜視図であ
る。
【図12】空気ポンプ本体の気室構成部材を示す断面図
である。
【図13】空気ポンプ本体の気室構成部材を示す図で、
同図(a)は底面図、同図(b)は側面図、同図(c)
は平面図である。
【図14】空気ポンプ本体の組立状態を示す断面図であ
る。
【図15】本発明に係る工作台に使用する被加工物保持
部材の分解斜視図である。
【図16】本発明に係る工作台に使用する被加工物保持
部材の組立状態を示す斜視図である。
【図17】被加工物保持部材に使用する多関節式アーム
のアーム連結部を拡大して示す断面図である。
【図18】被加工物保持部材に使用する多関節式アーム
のアーム本体の断面図である。
【図19】多関節式アームを1組装着した状態を示す斜
視図である。
【図20】多関節式アームのアーム本体を回動させた状
態を示す斜視図である。
【図21】多関節式アームを2組装着させた状態を示す
斜視図である。
【図22】アーム本体どうしが平行になるように2組の
多関節式アームを操作した状態を示す斜視図である。
【図23】アーム本体どうしが直交するように2組の多
関節式アームを操作した状態を示す斜視図である。
【図24】多関節アーム用取付けブラケットを示す斜視
図である。
【図25】多関節アーム用取付けブラケットの分解斜視
図である。
【図26】取付けブラケットの固定板を示す図で、同図
(a)は底面図、同図(b)は正面図、同図(c)は平
面図、同図(d)は側面図である。
【図27】取付けブラケットの連結板を示す図で、同図
(a)は底面図、同図(b)は正面図、同図(c)は平
面図、同図(d)は側面図である。
【図28】取付けブラケットの組立状態を示す断面図で
ある。
【図29】吸引ハンドの他の例を示す断面図である。
【図30】保持部材にダイヤモンドを支持させた状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1    吸引ハンド 2    連結ホース 3    真空ポンプ 4    被加工物保持部材 11    ハンドル本体 12    空気切換弁 123  弁体 13    空気噴射ノズル 133  中空針 41    多関節式アーム 411  単向固定ロッド 412  単向固定ロッド 413  アーム本体 414  支持体取付け部材 47    取付けブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多関節式アームを介して工作台本体に
    支持された被加工物保持部材と、被加工物を吸着支持す
    る吸引ハンドとを備え、この吸引ハンドを、被加工物操
    作用中空針が先端に設けられかつ前記中空針に連通する
    中空部が設けられた握り部と、この握り部の中空部に空
    気吸引用ホースおよび空気吐出用ホースを介して接続さ
    れた空気ポンプとで構成してなり、前記握り部と空気ポ
    ンプとの間に、握り部の中空部に空気ポンプの吐出口と
    吸引口とを選択的に連通させるスライド式切換弁を介装
    したことを特徴とする工作台。
JP17045191A 1991-06-17 1991-06-17 工作台 Pending JPH04367606A (ja)

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