JPH04366878A - 電子写真複写機用ブレード - Google Patents

電子写真複写機用ブレード

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Publication number
JPH04366878A
JPH04366878A JP3142061A JP14206191A JPH04366878A JP H04366878 A JPH04366878 A JP H04366878A JP 3142061 A JP3142061 A JP 3142061A JP 14206191 A JP14206191 A JP 14206191A JP H04366878 A JPH04366878 A JP H04366878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
silicone
polyols
multicomponent
polyurethane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3142061A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Shirasaka
仁 白坂
Koichi Shizuru
志鶴 公一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokushin Industries Corp
Hokushin Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokushin Industries Corp
Hokushin Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hokushin Industries Corp, Hokushin Industry Co Ltd filed Critical Hokushin Industries Corp
Priority to JP3142061A priority Critical patent/JPH04366878A/ja
Publication of JPH04366878A publication Critical patent/JPH04366878A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機に用い
られるクリーニングブレード、現像ブレード等の電子写
真複写機用ブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図1に示すように、電子写真複写
機の画像形成装置10においては、電子写真有機感光体
11の表面に放電によって電荷を与え、その上に露光に
よって静電潜像を形成すると共に、潜像の極性とは逆の
極性を有するトナー12を現像ローラ13により付着さ
せて現像し、その後搬送された紙等の被転写物14にチ
ャージャー15によって転写している。現像ローラ13
表面に付着するトナー12は、該ローラ13表面に一端
が当接している現像ブレード16によってその薄層化が
均一になされている。一方、感光体11の表面に残留し
たトナー12、クリーニング部17において、クリーニ
ングブレード18によって除去されている。
【0003】このような画像形成装置10において、現
像ブレード16やクリーニングブレード18はウレタン
ゴム等のゴム材からなる。しかし、例えばクリーニング
ブレードをウレタンゴム等のゴム材のみから作成すると
、ブレードの感光体表面に対する摩擦係数が大きくなっ
てしまうことから、トナー除去時にブレードのまくれ現
象が生じ、感光体表面にトナーが残存してしまうという
問題が生じる。
【0004】そこで、従来、例えば特開昭57−201
276号公報及び特開昭57−201277号公報に記
載されるように、ポリシロキサンオイルや反応性を有す
る変性ポリシロキサンオイルをブレード自体に含有させ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ポリシロキサンオイル
を使用した場合、このオイルとウレタンゴムとの相溶性
の悪さからオイルのしみ出しが生じる。かかるポリシロ
キサンオイルは絶縁体であるため、これが感光体表面に
付着すると表面の電荷が不均一となり、複写する画像に
悪影響を及ぼす。
【0006】一方、反応性を有する変性ポリシロキサン
で両末端がシラノール(−SiOH)のものを使用した
場合、シロキサン結合(−Si−O−Si)を形成し易
いため、その形成割合によりブレードの機械的物性が著
しく変化するという問題がある。また、両末端が−Si
Rn(OH)(ここで、Rはアルキル基)の場合は、ウ
レタンゴムとの相容性が悪いため、シロキサン部の不均
一な偏在や成形時における発泡等の問題が生じる。
【0007】また、従来、現像ブレードはシリコーンで
成型されていたが欠け易いという欠点があった。一方、
この現像ブレードにウレタンゴムを使用すると、摩擦に
より逆帯電を引き起こし、適用できなかった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑み、上述した
欠点のない電子写真複写機用ブレードを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る電子写真複写機用ブレードは、シリコーンと、
ウレタンゴムの原料であるポリエステルポリオール,ポ
リエーテルポリオール等のポリオール類との多元重合体
を添加したポリウレタンからなることを特徴とする。
【0010】本発明でシリコーンとはポリシロキサンオ
イルであり、ポリオール類とはポリエステルポリオール
,ポリオール等のポリウレタンの原料である。また、本
発明でシリコーンとポリオール類との多元重合体とは、
多元ブロック共重合体,多元グラフト(くし型)共重合
体,スター型共重合体をいう。
【0011】
【作用】かかる多元重合体は、シリコーンの部分を有す
ることにより潤滑性を有する。また、この多元共重合体
を添加剤として通常のウレタン反応を行うと、該多元重
合体の末端に付いている−OHがイソシアネート類と反
応する。したがって、かかる多元共重合体はウレタンゴ
ムを化学的に結合されて潤滑性を付与するものである。
【0012】多元重合体のシリコーン含有率は10〜8
0重量%であることが好ましい。多元共重合体のシリコ
ーン含有率が10重量%未満であると、効果発現のため
にウレタンに多量に添加しなければならなかったので、
得られる成形品の機械的強度が低下してブレードとして
使用できなくなる。また、シリコーン含有率が80重量
%をこえると、初期分散性が悪く、成形品においてシロ
キサン部の不均一な偏在を招き、均一なエッジ面が得ら
れないので、ブレード用添加剤としては不適である。な
お、かかる多元重合体はポリウレタン原料のポリオール
類100重量部に対して0.1〜10重量部添加するの
が好ましい。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0014】(実施例1)カプロラクトンエステルポリ
ールとポリジメチルシロキサンとのブロック型共重合体
(シリコーン含有量30重量%)を添加剤として用いる
。かかる添加剤5部とカプロラクトンエステル(平均分
子量:2.000)100部とを混合加熱した後に、4
.4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)
30部を加えて反応し、さらに硬化剤として1,4−ブ
タンジオール及びトリメチロールプロパンの混合物(重
量比90:10)10部を加え、成型を行い、JISA
硬さで65〜67°のウレタン硬化物を得た。これをク
リーニングブレードにして試験したところ、ブレード寿
命はコピー枚数で150000枚であった。また、ブレ
ードの摩擦係数は0.35であった。
【0015】(実施例2)ポリエステルポリオールに側
鎖としてポリジメチルシロキサンを設けた多元グラフト
重合体(シリコーン40重量%)を添加剤として用いる
。かかる添加剤3部とポリエステルポリオール(平均分
子量:2.000)100部とを混合・加熱した後に、
1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)20部
を加えて反応し、さらに硬化剤として1,4−ブタンジ
オール及びトリメチロールプロパンの混合物(重量比7
0:30)2.7部を加え、成型を行い、JISA硬さ
で70〜73°のウレタン硬化物を得た。これをクリー
ニングブレードにして試験したところ、ブレード寿命は
コピー枚数で120000枚であった。また、ブレード
の摩擦係数は0.31であった。
【0016】(実施例3)実施例1で作成したウレタン
硬化物を一成分現像方式の現像ブレードとして使用した
。かかる現像ブレードは、欠けにくく、且つ表面にシリ
コーンが均一に存在しているため、摩擦による逆帯電の
発生や当接部位による帯電量のバラツキもなかった。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子写真
複写機用ブレードは、ウレタンゴムと化学的に結合した
シリコーンを有しているので潤滑性を有し、摩擦係数が
通常のウレタンゴムより低いのでブレード寿命が長く、
しかも耐熱,耐寒性,耐久性に優れたものである。した
がって、これをクリーニングブレードとして用いてもシ
リコーンオイルを単に添加したものと異なり、感光体を
汚染する虞れがない。また、現像ブレードとして用いる
と、シリコーンのブレードのように欠ける虞れがなく、
しかもウレタンのみのブレードのように摩擦による逆帯
電の発生もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真複写機の画像形成部の概略図である。
【符号の説明】
10  画像形成装置 11  電子写真有機感光体 12  トナー 13  現像ローラ 14  被転写物 15  チャージャー 16  現像ブレード 17  クリーニング部 18  クリーニングブレード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シリコーンと、ウレタンゴムの原料で
    あるポリエステルポリオール,ポリエーテルポリオール
    等のポリオール類との多元重合体を添加したポリウレタ
    ンからなることを特徴とする電子写真複写機用ブレード
  2. 【請求項2】  請求項1において、多元共重合体がブ
    ロック型,グラフト型,スター型であることを特徴とす
    る電子写真複写機用ブレード。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2において多元共重合体
    中のシリコーン含有率が10〜80重量%であることを
    特徴とする電子写真複写機用ブレード。
  4. 【請求項4】  請求項1,2又は3において、多元重
    合体の添加量が、ポリウレタン原料のポリオール類10
    0重量部に対して0.1〜10重量部であることを特徴
    とする電子写真複写機用ブレード。
JP3142061A 1991-06-13 1991-06-13 電子写真複写機用ブレード Withdrawn JPH04366878A (ja)

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JP3142061A JPH04366878A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電子写真複写機用ブレード

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JP3142061A JPH04366878A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電子写真複写機用ブレード

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JPH04366878A true JPH04366878A (ja) 1992-12-18

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3142061A Withdrawn JPH04366878A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 電子写真複写機用ブレード

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JP (1) JPH04366878A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209736A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Sumika Bayer Urethane Kk 電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマー
JP2009036809A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Ricoh Co Ltd クリーニングブレード、並びにこれを用いた画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ

Cited By (2)

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JP2008209736A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Sumika Bayer Urethane Kk 電子複写機のクリーニングブレード用ポリウレタンエラストマー
JP2009036809A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Ricoh Co Ltd クリーニングブレード、並びにこれを用いた画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903