JPH0436626A - 液温検出器 - Google Patents

液温検出器

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Publication number
JPH0436626A
JPH0436626A JP14418390A JP14418390A JPH0436626A JP H0436626 A JPH0436626 A JP H0436626A JP 14418390 A JP14418390 A JP 14418390A JP 14418390 A JP14418390 A JP 14418390A JP H0436626 A JPH0436626 A JP H0436626A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid
wire
liquid temperature
sensing element
coaxial wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP14418390A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Hattori
秀男 服部
Toshikazu Matsushita
松下 利和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0436626A publication Critical patent/JPH0436626A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の潤滑オイルやミッションオイルな
どの温度検出に好適な液温検出器に関する。
[従来の技術] 従来の液温検出器の一例を第7図に示す(実開昭62−
126734号公報参照)。
この液温検出器100は、液体中に浸漬して液温を検出
するもので、先端(第7図下端)が閉塞された金属ケー
ス101内に感温素子102が収容されている。感温素
子102は、例えば、液体の温度変化を抵抗値変化とし
て検出するサーミスタが使用される。この感温素子10
2に導通するリード線103.104には、プラス側ワ
イヤ105およびマイナス側ワイヤ106が接続されて
、その各ワイヤ105、106が金属ケース101の後
端部よりケース外部に引き出されている。
感温素子102とリード線103.104は、プラス側
ワイヤ105の端部からマイナス側ワイヤ106の端部
に至るまで耐熱絶縁チューブ107で被覆されている。
また、金属ケース101内は、エポキシ樹脂等の耐熱絶
縁樹脂108が充填されている。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上記の液温検出器100を、例えば、車両の
ミッションオイルや潤滑オイルの液温検出に使用する場
合には、耐油性や耐熱性が要求されるため、プラス側ワ
イヤ105およびマイナス側ワイヤ106として、ふっ
素樹脂材料(商品名:テフロン)で絶縁被覆されたワイ
ヤが使用され、同様に、耐熱絶縁チューブ107にもテ
フロン製チューブが使用される。
このようなテフロン被覆されたワイヤ、およびテフロン
製チューブを使用することで、耐油性や耐熱性は得られ
るが、各ワイヤ105.10Bと金属ケース101内に
充填される耐熱絶縁樹脂10gとの接着性、およびワイ
ヤ105.106とチューブ107との接着性が悪くな
るため、シール性が低下する。
その結果、感温素子102が、チューブ107の内部に
浸入したオイルにより化学的、電気的腐食を生じるため
、信頼性において要求される寿命を満足することができ
なくなる。
なお、ワイヤ105.106の外周にゴム製のグロメッ
トを嵌め合わせて金属ケース101との隙間を塞ぐこと
により、金属ケース101内部を液密に保つことも考え
られるが、このようなシール構造では、径方向の寸法が
大きくなるため、液温検出器100の適用範囲が限定さ
れることになる。例えば、ミッションオイルの温度検出
に使用する場合には、液温検出器100をトランスミッ
ション内に挿入するための穴の大きさから径方向の寸法
が規制されるため、上記のようなシール構造を採用する
ことができない。
本発明は上記事情に基づいてなされたもので、その目的
は、径方向に拡大することなくシール性を高めな液温検
出器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、請求項1では、先
端側が閉塞された筒状のケーシングと、このケーシング
内に収容された感温素子と、この感温素子に導通するプ
ラス側とマイナス側の各電線が同軸状に配されて、外周
部が絶縁材料で被覆された同軸ワイヤと、この同軸ワイ
ヤの外周に嵌め合わされ、前記ケーシングの内周と前記
同軸ワイヤの外周との間に形成される環状の隙間を液密
に塞いで、前記感温素子を収容する前記ケーシング内を
液密に保つグロメットとを備えたことを技術的手段とす
る。
また、請求項2では、液体温度を検知する感温素子と、
この感温素子に導通するワイヤとを備えた液温検出器に
おいて、前記感温素子の外周部、および前記ワイヤの少
なくとも液体中に浸漬される部分を耐油性および耐熱性
を有するチューブで被覆したことを技術的手段とする。
[作用および発明の効果] (請求項1に係る発明) 請求項1では、フ゛ラス側とマイナス側の各電線を同軸
状に配した同軸ワイヤを採用したことにより、同軸ワイ
ヤとケーシングとの間のシール手段としてグロメットを
使用した場合に、従来技術で示した液温検出器にグロメ
ットを使用した場合と比較して、そのグロメットの外径
を小さく設定することができる。
従って、径方向の寸法が拡大することなく、グロメット
を使用してシール性を向上させることができる。また、
同軸ワイヤとすることで、従来の2本のワイヤと比較し
てシール箇所が少なくなるため、液体浸入の危険性も低
下する。
(請求項2に係る発明) 請求項2では、感温素子と液体中に浸漬されるワイヤと
をチューブで被覆したことにより、チューブ内への液体
の浸入を完全に防ぐことができる。
また、この場合には、径方向に対してチューブの厚みが
加わるのみであるため、径方向の寸法にはほとんど影響
がない。
[実施例] 次に、本発明の液温検出器を図面に示す一実施例に基づ
き説明する。
第1図は本発明の請求項1に係る液温検出器の断面図で
ある。
本実施例の液温検出器1は、トランスミッション(図示
しない)のオイル温度を検知するもので、その検知手段
として、温度変化を抵抗値変化として検知するサーミス
タ(本発明の感温素子)2を備える。
このサーミスタ2は、液温検出器1の外郭を成す筒状の
金属ケース3に収容され、プラス側電線4aの外周部に
マイナス側電線4bを同軸状に配した同軸ワイヤ4を介
して、図示しない制御回路に接続されている。
金属ケース3は、先端(第1図下端)が閉塞された厚肉
円筒部3aと、この厚肉円筒部3aに連なる薄肉円筒部
3bが形成され、薄肉円筒部3bの後端部で、同軸ワイ
ヤ4を保持するゴムホルダ5がかしめ固定されている。
金属ケース3の内部には、この金属ケース3とともに本
発明のケーシングを構成する樹脂製のインナケース6が
配設されている。
インナケース6は、金属ケース3の薄肉円筒部3bの内
周面に密着する円筒部6aと、この円筒部6aより金属
ケース3の先端部まで延びる延設部6bとから成り、薄
肉円筒部3bと厚肉円筒部3aとの段差面に当接する円
筒部6aの先端面に、金属ケース3内部の液密を保つO
リング7が配設されている。
同軸ワイヤ4は、耐油性および耐熱性に優れるふっ素樹
脂材料(商品名:テフロン)で絶縁被覆されており、プ
ラス側電線4aがサーミスタ2の一方のリード線8と接
続され、マイナス側電線4bが、インナケース6の延設
部6bに固定されたターミナル9を介して、サーミスタ
2の他方のリード線10と接続されている。
サーミスタ2の一方のリード線8は、金属ケース3の先
端内部で0字状に折り曲げられており、他方のリード線
10あるいはターミナル9との接触を防止するために、
プラス側電線4aの端部から一方のリード線8の中程に
かけて、絶縁性チューブ11で被覆されている。
同軸ワイヤ4の外周には、インナケース6の円筒部6a
との間に形成される環状の隙間を液密に塞いで、サーミ
スタ2が収容された金属ケース3の内部を液密に保つた
めのグロメット12が嵌め合わされ、ターミナル9によ
ってかしめ固定されCいる。
グロメット12は、例えば、ふっ素ゴムを材料として形
成され、第1図に示すように、同軸ワイヤ4の軸方向に
3か所でシールする構造を有する。
金属ケース3内に収容されたサーミスタ2の外周部は、
オイルの温度を応答性良くサーミスタ2に伝えるために
、金属ケース3の先端内部に充填されたシリコン樹脂1
3によって覆われている。また、このシリコン樹脂13
により、最終的に、サーミスタ2をオイルの浸入より防
ぐことができる。
上述した液温検出器1は、サーミスタ2に導通するプラ
ス側電線4aとマイナス側電線4bとを同軸状に配して
1本の同軸ワイヤ4としたことにより、上記のようにグ
ロメット12によるシール構造を採用した場合でも、従
来の液温検出器より径方向の寸法が大きくなることはな
い。
従って、要求される外径寸法を満たした上でシール性を
高めることができるため、液温検出器1を挿入する挿入
孔の大きさが規定されたトランスミッションにも適用す
ることができる。そして、シール性の向上から、金属ケ
ース3内部へのオイルの浸入を防いで、オイルによるサ
ーミスタ2の化学的、電気的腐食を防止することができ
る。
また、1本の同軸ワイヤ4としたことで、従来の2本ワ
イヤと比較してシール箇所が少なくなるため、オイル浸
入の危険性も低下する。
以上の結果、信頼性を確保して、要求される寿命を満足
することができる。
次に、本発明の第2実施例を説明する。
第2図は、請求項1に係る液温検出器の断面図である。
第1実施例と同部品(または同様の作用を有する部品)
は同符号とする。
本実施例の液温検出器1は、第2図に示すように、金属
ケース3の内周面と密着するインナケース6の円筒部6
aの外周面にOリング1を配設した構造である。
これにより、第1実施例で示した液温検出器1より、径
方向の寸法を小さくすることが可能となる。
なお、上記の第1実施例および第2実施例では、本発明
のケーシングを金属ケース3と樹脂製のインナケース6
とから構成したが、同一材質で両者を一体に形成しても
良い。この場合には、金属ケース3とインナケース6と
をシールする0リング7が不要となる。
次に、本発明の第3実施例を説明する。
第3図は、請求項2に係る液温検出器の断面図である。
本実施例の液温検出器14は、本発明の感温素子である
サーミスタ15と、このサーミスタ15に導通するワイ
ヤ16とを、耐油性および耐熱性を有するテフロンチュ
ーブ11で被覆することにより、チューブ17内へのオ
イルの浸入を防ぐものである。
このサーミスタ15およびワイヤ16を被覆したテフロ
ンチューブ17は、先端(第3図下端)が閉塞された筒
状の樹脂製ハウジング18に収容され、テフロンチュー
ブ17の外周とハウジング18との隙間には、シリコン
樹脂19が充填されている。さらに、このハウジング1
8は、トランスミッションへの取り付は時に加わる外力
に耐えるため、金属ケース20に収容されている。
なお、テフロンチューブ17の先端部(第3図下端部)
は、円柱形を呈するテフロン栓21を熱融着して液密に
塞いである。
また、ワイヤ16のプラス側電線16aに接続されたサ
ーミスタ15の一方のリード線22は、ワイヤ16のマ
イナス側電線16bに接続されたサーミスタ15の他方
のリード線23との接触を防止するために、絶縁性チュ
ーブ24によって被覆されている。
本実施例では、サーミスタ15とワイヤ16とをテフロ
ンチューブ17で被覆したことにより、チューブ17内
へのオイルの浸入を完全に防ぐことができ、従って、オ
イルによるサーミスタ15の腐食を防止することができ
る。また、第1実施例および第2実施例で示したグロメ
ットを使用する必要がなく、径方向の寸法を小さく設定
することができる。
テフロンチューブ17は、第4図および第5図に示すよ
うに、先端部をつぶして熱融着することで塞いでも良い
、または、第6図に示すように、先端部を型に入れて溶
融させ、融着して塞いでも良い。
第1実施例ないし第3実施例では、液温検出器をトラン
スミッションのオイル温度を検出する目的で使用したが
、エンジンの潤滑オイルや冷却水などの温度検出に使用
しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す液温検出器の断面図
、第2図は本発明の第2実施例を示す液温検出器の断面
図、第3図ないし第6図は本発明の第3実施例を示すも
ので、第3図は液温検出器のlFr面図、第4図ないし
第6図はテフロンチューブの先端断面図、第7図は従来
技術にょる液温検出器の断面図である。 図中 (請求項1に係る発明) 1・・・液温検出器 2・・・サーミスタ(感温素子) 3・・・金属ケース(ケーシング) 4・・・同軸ワイヤ 4a・・・プラス側電線 4b・・・マイナス側電線 6・・・インナケース(ゲージング) 12・・・グロメット (請求項2に係る発明) 14・・・液温検出器 15・・・サーミスタ(感温素子) 16・・・ワイヤ 17・・・テフロンチューブ(チューブ)1・・・液温
検出器 2・・・サーミスタ(感温素子) 3・・・金属ケース(ケーシング) 4・・・同軸ワイヤ 4a・・・プラス側電線 4b・・・マイナス側電線 6・・・インナケース(ケーシング) 12・・・グロメット 第2図 第1図 第4図 14・・・液温検出器 15・・・サーミスタ(感温素子) 16・・・ワイヤ 11・・・テフロンチューブ(チューブ〉第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)先端側が閉塞された筒状のケーシングと、(
    b)このケーシング内に収容された感温素子と、(c)
    この感温素子に導通するプラス側とマイナス側の各電線
    が同軸状に配されて、外周部が絶縁材料で被覆された同
    軸ワイヤと、 (d)この同軸ワイヤの外周に嵌め合わされ、前記ケー
    シングの内周と前記同軸ワイヤの外周との間に形成され
    る環状の隙間を液密に塞いで、前記感温素子を収容する
    前記ケーシング内を液密に保つグロメットと を備えた液温検出器。 2)液体温度を検知する感温素子と、この感温素子に導
    通するワイヤとを備えた液温検出器において、 前記感温素子の外周部、および前記ワイヤの少なくとも
    液体中に浸漬される部分を耐油性および耐熱性を有する
    チューブで被覆したことを特徴とする液温検出器。
JP14418390A 1990-05-31 1990-05-31 液温検出器 Pending JPH0436626A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62226770A (ja) * 1986-03-27 1987-10-05 Nec Corp 像域分離装置
JPH06229840A (ja) * 1993-02-02 1994-08-19 Nippondenso Co Ltd サーミスタ温度センサ
US5521586A (en) * 1993-06-30 1996-05-28 Ricoh Company, Ltd. Electronic apparatus
JP2008020395A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Toyo Denso Co Ltd エンジン用多機能検出装置

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