JPH04366014A - ころがり玉軸受の予圧測定方法 - Google Patents
ころがり玉軸受の予圧測定方法Info
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- JPH04366014A JPH04366014A JP14160791A JP14160791A JPH04366014A JP H04366014 A JPH04366014 A JP H04366014A JP 14160791 A JP14160791 A JP 14160791A JP 14160791 A JP14160791 A JP 14160791A JP H04366014 A JPH04366014 A JP H04366014A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 13
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- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内輪と外輪との間にボ
ールを介在せしめたころがり玉軸受の予圧の測定方法に
関するものであり、簡単な構成で短期間に測定可能な方
法を提供するものである。
ールを介在せしめたころがり玉軸受の予圧の測定方法に
関するものであり、簡単な構成で短期間に測定可能な方
法を提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ころがり玉軸受の組み立て時
には、例えば図３に示すように、受け台１に保持された
軸２に、それぞれ内輪３と外輪４の間にボール５を有す
る２組の軸受を前記外輪４間にスプリングワッシャ６を
介在せしめた状態で挿入し、しかる後に一方の内輪３に
軸２の長手方向に所定の圧力Ｆを印可せしめた状態で、
すなわち、予圧をかけた状態でそれぞれの内輪３を軸２
に固定し、ボール５が内輪３と外輪４との間で隙間なく
保持されるよう構成されている。
には、例えば図３に示すように、受け台１に保持された
軸２に、それぞれ内輪３と外輪４の間にボール５を有す
る２組の軸受を前記外輪４間にスプリングワッシャ６を
介在せしめた状態で挿入し、しかる後に一方の内輪３に
軸２の長手方向に所定の圧力Ｆを印可せしめた状態で、
すなわち、予圧をかけた状態でそれぞれの内輪３を軸２
に固定し、ボール５が内輪３と外輪４との間で隙間なく
保持されるよう構成されている。
【０００３】この予圧の大小は、軸受の回転精度，回転
雑音，摩擦モーメントおよび回転による軸受の温度上昇
などに影響し、目的に応じて精度よく規制する必要があ
る。
雑音，摩擦モーメントおよび回転による軸受の温度上昇
などに影響し、目的に応じて精度よく規制する必要があ
る。
【０００４】従来、製造工程等において、組み立てられ
た図３のようなころがり玉軸受が所定の予圧を有してい
るか否かを検査する方法として、図４に示す装置が使用
されている。
た図３のようなころがり玉軸受が所定の予圧を有してい
るか否かを検査する方法として、図４に示す装置が使用
されている。
【０００５】図４において、７は定速回転するモータで
あり、８はモータ７の回転軸７ａと測定すべき軸受の軸
２（内輪３）を着脱可能に結合するコネクトカプラー、
９は外輪４に着脱可能に結合するキャップであり、糸１
０によりフォースゲイジ１１に結合されている。
あり、８はモータ７の回転軸７ａと測定すべき軸受の軸
２（内輪３）を着脱可能に結合するコネクトカプラー、
９は外輪４に着脱可能に結合するキャップであり、糸１
０によりフォースゲイジ１１に結合されている。
【０００６】以上の構成において、内輪３をモータ７に
より定速で回転せしめながら、フォースゲージ１１で軸
受ロストルクを測定すると、図５に示すように、回転開
始当初は大きく変動していたトルクも、所定の時間が経
過すると安定する。
より定速で回転せしめながら、フォースゲージ１１で軸
受ロストルクを測定すると、図５に示すように、回転開
始当初は大きく変動していたトルクも、所定の時間が経
過すると安定する。
【０００７】この軸受ロストルクの値と予圧値との相関
性は極めて高いので、この軸受ロストルク値を測定する
ことにより、予圧値が所定の値であるか否かを判別でき
る。
性は極めて高いので、この軸受ロストルク値を測定する
ことにより、予圧値が所定の値であるか否かを判別でき
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の方
法では、軸受ロストルクが安定する迄に数分間を必要と
するため、量産型の小型モータの軸受の予圧を大量に測
定するには多くの時間を要していた。
法では、軸受ロストルクが安定する迄に数分間を必要と
するため、量産型の小型モータの軸受の予圧を大量に測
定するには多くの時間を要していた。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この問題を解決する本発
明のころがり玉軸受の予圧測定方法は、測定すべきころ
がり玉軸受の前記内輪と外輪の一方を相対的に回転駆動
した後に停止せしめ、その停止時における前記内輪と外
輪間の静止摩擦トルクを測定し、その測定値により前記
ころがり玉軸受の予圧を求めることを特徴とするもので
ある。
明のころがり玉軸受の予圧測定方法は、測定すべきころ
がり玉軸受の前記内輪と外輪の一方を相対的に回転駆動
した後に停止せしめ、その停止時における前記内輪と外
輪間の静止摩擦トルクを測定し、その測定値により前記
ころがり玉軸受の予圧を求めることを特徴とするもので
ある。
【００１０】
【作用】本発明者は、ころがり玉軸受の内輪と外輪の一
方を相対的に回転駆動した後に停止せしめ、その停止時
における前記軸受の内輪と外輪間の静止摩擦トルクを測
定すると、その測定値は軸受の予圧値と高い相関性があ
ること、およびその測定値は回転駆動期間におおきく影
響されず、短期間の回転駆動後に停止せしめて測定して
も安定した静止摩擦トルク値が得られることを実験の結
果確認した。
方を相対的に回転駆動した後に停止せしめ、その停止時
における前記軸受の内輪と外輪間の静止摩擦トルクを測
定すると、その測定値は軸受の予圧値と高い相関性があ
ること、およびその測定値は回転駆動期間におおきく影
響されず、短期間の回転駆動後に停止せしめて測定して
も安定した静止摩擦トルク値が得られることを実験の結
果確認した。
【００１１】図２は、ミネチュアボールベアリングＪＩ
Ｓ−６８４ＺＺの予圧値を０．５ｋｇ，１．０ｋｇ，１
．５ｋｇ，２．０ｋｇに変化せしめ、それぞれの状態に
おいて、５秒間回転せしめた後、５秒間停止させる動作
を１０回繰り返し、その間における軸受ロストルクおよ
び静止摩擦トルクを測定した結果を示すものである。
Ｓ−６８４ＺＺの予圧値を０．５ｋｇ，１．０ｋｇ，１
．５ｋｇ，２．０ｋｇに変化せしめ、それぞれの状態に
おいて、５秒間回転せしめた後、５秒間停止させる動作
を１０回繰り返し、その間における軸受ロストルクおよ
び静止摩擦トルクを測定した結果を示すものである。
【００１２】この図２で明らかなように、駆動期間は５
秒と短期間であっても、それに続く停止時における静止
摩擦トルクＡは、予圧値に応じて略一定値になる。
秒と短期間であっても、それに続く停止時における静止
摩擦トルクＡは、予圧値に応じて略一定値になる。
【００１３】本発明は、この結果に基づき、静止摩擦ト
ルク値を測定することにより、軸受けの予圧値を推測す
るものである。
ルク値を測定することにより、軸受けの予圧値を推測す
るものである。
【００１４】静止摩擦トルク値は、図２に示したように
短期間駆動するのみで安定な測定結果が得られるため、
従来の軸受ロストルクを測定するものに比べはるかに早
く測定することができるものである。
短期間駆動するのみで安定な測定結果が得られるため、
従来の軸受ロストルクを測定するものに比べはるかに早
く測定することができるものである。
【００１５】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００１６】図１は、本発明の測定方法に使用される装
置の一例を示すものであり、図４に示した装置とほぼ同
一の構成になっている。
置の一例を示すものであり、図４に示した装置とほぼ同
一の構成になっている。
【００１７】特に異なる点は、測定時、モータ７の駆動
を開始して予め定められた時間Ｔ（たとえば５秒）経過
後に自動的にモータ７は停止され、コネクトカプラ８に
設けられたブレーキ１２により、制動を掛けた状態でフ
ォースゲージ１１により、静止摩擦トルクを測定するこ
とにより、より正確に静止摩擦トルクが測定できるよう
に構成している点である。
を開始して予め定められた時間Ｔ（たとえば５秒）経過
後に自動的にモータ７は停止され、コネクトカプラ８に
設けられたブレーキ１２により、制動を掛けた状態でフ
ォースゲージ１１により、静止摩擦トルクを測定するこ
とにより、より正確に静止摩擦トルクが測定できるよう
に構成している点である。
【００１８】なお、前記の駆動期間Ｔは、ころがり玉軸
受が回転し、軸受内部のボールのレースウェイにあるグ
リースの固形物や夾雑物がボールのレースウェイ外に移
動し、これらの固形物あるいは夾雑物によっておこる静
止摩擦トルクの測定誤差を少なくするために必要な期間
であり、使用されているグリースの粘度が高い場合には
長くする必要があるが、一般の小型の軸受であれば５秒
前後の値で十分である。
受が回転し、軸受内部のボールのレースウェイにあるグ
リースの固形物や夾雑物がボールのレースウェイ外に移
動し、これらの固形物あるいは夾雑物によっておこる静
止摩擦トルクの測定誤差を少なくするために必要な期間
であり、使用されているグリースの粘度が高い場合には
長くする必要があるが、一般の小型の軸受であれば５秒
前後の値で十分である。
【００１９】以上のようにして測定された静止摩擦トル
クの値を、予め予圧値を変えて測定してあった静止摩擦
トルク値と比較することにより、被測定軸受の予圧値を
知ることができるものである。
クの値を、予め予圧値を変えて測定してあった静止摩擦
トルク値と比較することにより、被測定軸受の予圧値を
知ることができるものである。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来のよ
うに測定すべき軸受を、数分間も駆動することなく、数
秒間の駆動で予圧値が測定できるため、量産される小型
モータの軸受の予圧値を大量に測定するのに好都合なも
のである。
うに測定すべき軸受を、数分間も駆動することなく、数
秒間の駆動で予圧値が測定できるため、量産される小型
モータの軸受の予圧値を大量に測定するのに好都合なも
のである。
【図１】本発明のころがり玉軸受の予圧測定方法に使用
される測定装置の一実施例の一部切欠側面図
される測定装置の一実施例の一部切欠側面図
【図２】こ
ろがり玉軸受の予圧値と静止摩擦トルクとの関係を示す
図
ろがり玉軸受の予圧値と静止摩擦トルクとの関係を示す
図
【図３】ころがり玉軸受の組み立て工程における側断面
図
図
【図４】従来の予圧測定方法に使用される測定装置の一
部切欠側面図
部切欠側面図
【図５】ころがり玉軸受の軸受ロストルクと駆動期間と
の関係を示す図
の関係を示す図
２ 軸
３ 内輪
４ 外輪
５ ボール
７ 駆動モータ
８ コネクトカップラ
９ キャップ
１０ 糸
１１ フォースゲイジ
１２ ブレーキ
Claims (1)
- 【請求項１】 内輪と外輪間にボールが介在された測
定すべきころがり玉軸受の前記内輪と外輪の一方を相対
的に回転駆動した後に停止せしめ、その停止時における
前記内輪と外輪間の静止摩擦トルクを測定し、その測定
値により前記ころがり玉軸受の予圧を求めることを特徴
とするころがり玉軸受の予圧測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14160791A JP2874388B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | ころがり玉軸受の予圧測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14160791A JP2874388B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | ころがり玉軸受の予圧測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04366014A true JPH04366014A (ja) | 1992-12-17 |
| JP2874388B2 JP2874388B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=15295951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14160791A Expired - Fee Related JP2874388B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | ころがり玉軸受の予圧測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2874388B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999031398A1 (en) * | 1997-12-17 | 1999-06-24 | Skf Engineering And Research Centre B.V. | Angular contact bearing unit with one piece inner bearing element |
| JP2006145335A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Nsk Ltd | 軸受の予圧測定方法及び装置 |
| JP2009270920A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Jtekt Corp | 転がり軸受装置の予圧測定方法 |
| CN102928226A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-02-13 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 背靠背成对安装角接触球轴承参数组合测量装置 |
| CN102928227A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-02-13 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 背靠背成对安装角接触球轴承预紧力和相对位移测量装置 |
| CN113606310A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-11-05 | 江苏大屯电力工程有限责任公司 | 一种耦合器抗轴向力轴承安装方法 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP14160791A patent/JP2874388B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999031398A1 (en) * | 1997-12-17 | 1999-06-24 | Skf Engineering And Research Centre B.V. | Angular contact bearing unit with one piece inner bearing element |
| JP2006145335A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Nsk Ltd | 軸受の予圧測定方法及び装置 |
| JP2009270920A (ja) * | 2008-05-07 | 2009-11-19 | Jtekt Corp | 転がり軸受装置の予圧測定方法 |
| CN102928226A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-02-13 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 背靠背成对安装角接触球轴承参数组合测量装置 |
| CN102928227A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-02-13 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 背靠背成对安装角接触球轴承预紧力和相对位移测量装置 |
| CN113606310A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-11-05 | 江苏大屯电力工程有限责任公司 | 一种耦合器抗轴向力轴承安装方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2874388B2 (ja) | 1999-03-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |