JPH04365973A - クランク角検出装置内蔵形点火用配電器 - Google Patents

クランク角検出装置内蔵形点火用配電器

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JPH04365973A
JPH04365973A JP18432191A JP18432191A JPH04365973A JP H04365973 A JPH04365973 A JP H04365973A JP 18432191 A JP18432191 A JP 18432191A JP 18432191 A JP18432191 A JP 18432191A JP H04365973 A JPH04365973 A JP H04365973A
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rotor
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ventillation
plate
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Kazutoshi Kobayashi
和俊 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、点火用の高電圧を配電
する点火用配電器にクランク角度を検出する機能を備え
たクランク角検出装置内蔵形点火用配電器に関する。
【従来の技術】一般に自動車の点火用配電器は、配電キ
ャップに設置された側電極と機関の回転に連動して回転
する配電ロータとが設けられ、この配電ロータから側電
極に電圧を供給することによって、配電を行っている。 さらに、エンジンルーム内の空間を効率的に使用するた
めに、配電器とクランク角検出装置を内蔵した、いわゆ
る、クランク角検出装置内蔵形の点火配電器が一般的に
なってきた。このクランク角検出装置内蔵形の点火配電
器では、配電ロータを回転するためのシャフトに、さら
に、ロータプレートを取付け、このロータプレートの回
転状態を検出して、クランク角を検出するものである。 このクランク角検出装置内蔵形の点火配電器では、配電
ロータと即電極との間に生ずる火花放電により多量のオ
ゾン並びに酸化窒素が生成され、更にこれらが水と反応
すると硝酸が生成される。このオゾン,硝酸によって配
電器の構成部品が腐食され、電気的なリークが生じ配電
器の機能を阻害する欠点がある。これらを防止するため
に、配電ロータとクランク角検出装置の間にシールドカ
バーを設け、配電ロータと側電極との間の火花放電によ
って発生するオゾンや酸化窒素がクランク角検出装置部
に入り込まないようにしている。このような技術は、例
えば、特開昭56−83569 号公報に記載されてい
る。しかしながら、シールドカバーによる保護だけでは
充分ではなく、少量でも、オゾンや酸化窒素がクランク
角検出装置の電子回路に入り込むと、電子回路が腐食さ
れてしまい、そのために、抵抗値が変化したり、配線が
断線してしまう。このために、クランク角の検出が正確
にできなくなる。そのために、実開昭55−10477
1号公報に記載されているように、キャップに配電器内
部と外気とを連通する換気路を設けるように構成したも
のが知られている。また、実開昭56−147368号
公報に記載されているように、換気の効率を良くするた
めに、このキャップに設けられた換気路の近傍に防風板
を設けるように構成したものが知られている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術ではキャップと配電ロータの間に防風板を設
けているので、その分、配電器全体が回転軸方向に長く
なり、大型になってしまうという問題があった。本発明
の目的は、比較的小型で換気効率の良いクランク角検出
装置内蔵形点火用配電器を提供することに有る。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、するように構成した。ハウジングに支
持されたシャフトと、該シャフトにより回転される配電
ロータ及びロータプレートと、前記配電ロータを覆い周
囲に側電極を形成して前記ハウジングに固定されるキャ
ップと、前記ハウジング内に設けられ前記ロータプレー
トの回転状態を検出する制御回路と、前記制御回路と前
記配電ロータとの間に設けられたシールドカバーとを備
えたクランク角検出装置内蔵形点火用配電器において、
前記キャップと前記シールドカバーに囲まれた空間と外
気とを連通する換気路を前記ハウジングに設け、前記換
気路の配電ロータ側の近傍に防風板を配し、前記防風板
の高さを前記シールドカバーの上面の近傍以下に設定す
るように配置するように構成した。
【作用】上記のように、本発明では、キャップに防風板
を設けていないので、キャップと配電ロータの間の距離
を大きくする必要がなくなる。また、配電ロータと側電
極との間には高電圧が掛かる。そのために、配電ロータ
と側電極との間の放電がシールドカバーにとばないよう
に、配電ロータからシールドカバーの距離を所定以上に
しなければならない。本発明では、防風板をシールドカ
バーの上面の近傍以下に配置しているので、防風板の設
置のために、配電ロータと側電極との間の放電が防風板
にとばないように、距離を広げる必要がなく、その結果
として、換気効率を最適に保ったままで、クランク角検
出装置内蔵形点火用配電器を小型にすることができる。
【実施例】以下、図1及び図2に示す実施例により説明
する。1は配電器本体を形成するアルミダイキャストで
作られたカップ状のハウジングであり、このハウジング
1に軸受3,4が設けられシャフト2が軸支されている
。このシャフト2には、信号発生機構の一部である発光
ダイオード5と受光ダイオード6の隙間7の間を回転す
る薄い円板状に複数のスリットを設けたロータプレート
8がねじ9によりロータシャフト10を介して締付固定
されている。このロータシャフト10上部には配電ロー
タ11が取り付けられている。この配電ロータ11はキ
ャップ12に設けられた側電極13と隙間を介して電気
的に接続されている。ハウジング1には、配電器の内部
と外部とを連通する換気路14,15を設けている。 14a,15aは配電器内に開口する換気路14,15
の流出口及び流入口である。14b,15bは流出口1
4a,流入口15b近傍に設置された防風板である。以
上において、機関と同期してシャフト2が回転されると
、シャフト2と一体のロータプレート8が発光ダイオー
ド5と受光ダイオード6の隙間7の間を回転し、ロータ
プレート8の円周上に設けられた複数のスリットにより
、例えば機関回転数,機関のピストン位置などを知る電
気的信号を制御回路16で形成する。この電気的信号が
図示されない外部のマイクロコンピュータなどを使用し
た制御ユニットと組合わされ、これも図示しない点火コ
イルに高圧の二次電圧を発生させ配電ロータ11から側
電極13へ放電し、図示しない点火プラグに給電して機
関シリンダー内の混合気に着火する。この様に、配電ロ
ータ11と側電極13の放電により制御回路部16が火
花ノイズにより誤動作しない様に、制御回路部16上側
にシールドカバー17が設置されている。ここで、防風
板14b,15bはシールドカバーの上面(図1におい
ては、制御回路部16の上部を覆う部分)の近傍より低
く配置されている。以上の通り構成された実施例におい
て、配電ロータ11と側電極13間の放電により多量の
オゾン並びに酸化窒素が生成され、更に水と反応すると
硝酸が生成される。このオゾン,硝酸によって配電器内
部の構成部品が腐食され配電器の作動を阻害する。ここ
で、本発明実施例に於ける換気作用について詳述する。 配電ロータ11等の回転体により配電器内の有害ガスを
含む空気が旋回され、シールドカバー17の一部をL字
状にした防風板14bに空気がガイドされ、強制的に流
出口14aより換気路14を通って外部に排出される。 一方、配電器内空気が換気路15の流入口15aを通過
する前にシールドカバー17の一部をL字状にした防風
板15bに空気が上方にガイドされ、図3の様に空気の
流れを作り、流入口15aの空気の流速を早め、ベンチ
ュリ効果により外部の新鮮な空気を強制的に流入口15
aより空気を導入させる。この様に、防風板15bを設
けることにより、大幅に換気性能が向上できる。図4及
び図5は他の実施例で、ほぼ同一円周上にある2つの換
気路14,15の流出口14a及び流入口15aの間に
防風板15bを設けることにより、流入口15aから吸
入された新鮮な空気が一周してから流出口14aから排
出されるため、さらに換気性能が大幅に向上する。 図6は防風板14b,15bをゴムや樹脂等絶縁材で形
成した実施例である。防風板14b,15bを大きくす
れば配電器の内部空気をガイドしやすくなり換気性能は
向上されるが配電ロータ11と、キャップ12の側電極
13に防風板14b,15bが近くなり、周知の様に高
電圧がリークしてしまう問題がある。よって本実施例の
様に材質が絶縁材からなるグロメット18に防風板14
b,15bを設置することにより上記問題は解消され換
気性能は向上する。なお、絶縁材で防風板14b,15
bを被覆しても同じく防風板14b,15bを大きくで
きる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
配電ロータと側電極の火花放電により発生するオゾンや
酸化窒素を、効率的に外部に放出するように換気効率を
良好に保ったままで、クランク角検出装置内蔵形点火用
配電器の全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す縦断面図。
【図2】図2は図1の要部斜視図。
【図3】図3は図1の吸気用換気路近傍の空気の流れを
示す図。
【図4】図4は本発明の他の実施例を示す要部斜視図。
【図5】図5は図4の換気路近傍の空気の流れを示す図
【図6】図6は本発明の他の実施例を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…シャフト、3,4…軸受、5…発
光ダイオード、6…受光ダイオード、7…隙間、8…ロ
ータプレート、9…ねじ、10…ロータシャフト、11
…配電ロータ、12…キャップ、13…側電極、14,
15…換気路、14a,15a…開口部、14b,15
b…防風板、16…制御回路部、17…シールドカバー
、18…グロメット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに支持されたシャフトと、該シ
    ャフトにより回転される配電ロータ及びロータプレート
    と、前記配電ロータを覆い周囲に側電極を形成して前記
    ハウジングに固定されるキャップと、前記ハウジング内
    に設けられ前記ロータプレートの回転状態を検出する制
    御回路と、前記制御回路と前記配電ロータとの間に設け
    られたシールドカバーとを備えたクランク角検出装置内
    蔵形点火用配電器において、前記キャップと前記シール
    ドカバーに囲まれた空間と外気とを連通する換気路を前
    記ハウジングに設け、前記換気路の配電ロータ側の近傍
    に防風板を配し、前記防風板の高さを前記シールドカバ
    ーの上面の近傍以下に設定するように配置したことを特
    徴とするクランク角検出装置内蔵形点火用配電器。
JP3184321A 1991-07-24 1991-07-24 クランク角検出装置内蔵形点火用配電器 Expired - Fee Related JP2570008B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7913661B2 (en) 2007-10-17 2011-03-29 Honda Motor Co., Ltd. Protective system for a crank angle sensor

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