JPH04365623A - 自動車用内装品 - Google Patents
自動車用内装品Info
- Publication number
- JPH04365623A JPH04365623A JP3037491A JP3037491A JPH04365623A JP H04365623 A JPH04365623 A JP H04365623A JP 3037491 A JP3037491 A JP 3037491A JP 3037491 A JP3037491 A JP 3037491A JP H04365623 A JPH04365623 A JP H04365623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric sheet
- trim
- cloth sheet
- attached
- cushion member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005034 decoration Methods 0.000 title abstract 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 35
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims abstract description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims abstract description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 27
- 230000035699 permeability Effects 0.000 abstract description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 abstract description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 3
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
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- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
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- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用内装品の改良
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドアトリム等のような自動車
内装品として、例えば特開昭63―312249号公報
に開示されているように、裏面にクッション材が接着さ
れた布地シートを接着剤を介して内装品本体表面に接着
したものが知られている。
内装品として、例えば特開昭63―312249号公報
に開示されているように、裏面にクッション材が接着さ
れた布地シートを接着剤を介して内装品本体表面に接着
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の場合
において、クッション材が独立気泡である場合には、布
地シートを内装品本体に接着する際、該内装品本体表面
と上記クッション材との間に空気が溜まる場合があり、
この場合には空気の逃げ場がなく、該部分が接着されず
に浮き上がった状態となって見栄えが悪くなる。
において、クッション材が独立気泡である場合には、布
地シートを内装品本体に接着する際、該内装品本体表面
と上記クッション材との間に空気が溜まる場合があり、
この場合には空気の逃げ場がなく、該部分が接着されず
に浮き上がった状態となって見栄えが悪くなる。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、布地シートの裏面に接
着されたクッション材を連続気泡にして通気性をもたせ
ることにより、布地シートを内装品本体に接着した際に
両者間に溜まった空気をクッション材を経て外部に逃し
、空気溜まりつまり未接着部分による布地シートの浮き
上がりをなくして見栄えの向上を図らんとすることにあ
る。
あり、その目的とするところは、布地シートの裏面に接
着されたクッション材を連続気泡にして通気性をもたせ
ることにより、布地シートを内装品本体に接着した際に
両者間に溜まった空気をクッション材を経て外部に逃し
、空気溜まりつまり未接着部分による布地シートの浮き
上がりをなくして見栄えの向上を図らんとすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の解決手段は、内装品本体表面に布地シート
が接着された自動車用内装品において、上記布地シート
の裏面に通気性を有するクッション材を接着し、該クッ
ション材もしくは上記内装品本体表面のいずれか一方に
塗布された接着剤を介して布地シートを内装品本体表面
に接着したことである。
め、本発明の解決手段は、内装品本体表面に布地シート
が接着された自動車用内装品において、上記布地シート
の裏面に通気性を有するクッション材を接着し、該クッ
ション材もしくは上記内装品本体表面のいずれか一方に
塗布された接着剤を介して布地シートを内装品本体表面
に接着したことである。
【0006】
【作用】上記の構成により、本発明では、布地シートは
、その裏面に接着された通気性を有するクッション材も
しくは内装品本体表面のいずれか一方に塗布された接着
剤を介して内装品本体表面に接着されることから、接着
に際し、布地シートと内装品本体表面との間の空気がク
ッション材を経て外部に逃げて両者間に溜まることがな
くなり、よって空気溜まりつまり未接着部分による布地
シートの浮き上がりがなくなって見栄えの向上が図られ
ることとなる。
、その裏面に接着された通気性を有するクッション材も
しくは内装品本体表面のいずれか一方に塗布された接着
剤を介して内装品本体表面に接着されることから、接着
に際し、布地シートと内装品本体表面との間の空気がク
ッション材を経て外部に逃げて両者間に溜まることがな
くなり、よって空気溜まりつまり未接着部分による布地
シートの浮き上がりがなくなって見栄えの向上が図られ
ることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0008】図1は本発明の実施例に係る自動車用内装
品としてのドアトリム1を示す。該ドアトリム1は、例
えばポリ塩化ビニル等からなる表皮材3の裏面にポリウ
レタン等の硬質発泡体からなる硬質基材5が一体に成形
されて構成された内装品本体としてのトリム本体7を備
えてなり、該トリム本体7表面の中程に突出するアーム
レスト部から上方にかけての領域には、裏面に例えばポ
リ塩化ビニル等の連続気泡の軟質発泡体からなる通気性
を有するクッション材9が接着された布地シート11が
、上記クッション材9もしくはトリム本体7表面のいず
れか一方に塗布された接着剤(図示せず)を介して接着
されている。詳しくは、上記布地シート11の裏面には
、予め例えばポリ塩化ビニル等からなる樹脂シート13
が接着されており、上記クッション材9はこの樹脂シー
ト13を介して布地シート11に接着されている。この
ように、布地シート11の裏面に樹脂シート13を接着
するのは、クッション材9を発泡成形する際、成形原料
の布地シート11への浸透による美観損傷を防止するた
めである。なお、上記クッション材9としては、通気性
80%以上で厚さ2〜5mmのものが好ましい。このよ
うに厚さを2〜5mmに設定したのは、2mm未満では
薄過ぎて通気性が悪くなる一方、5mmを超えるとトリ
ム本体7の周溝7aに押し込み難くなって作業性が悪く
なるからである。
品としてのドアトリム1を示す。該ドアトリム1は、例
えばポリ塩化ビニル等からなる表皮材3の裏面にポリウ
レタン等の硬質発泡体からなる硬質基材5が一体に成形
されて構成された内装品本体としてのトリム本体7を備
えてなり、該トリム本体7表面の中程に突出するアーム
レスト部から上方にかけての領域には、裏面に例えばポ
リ塩化ビニル等の連続気泡の軟質発泡体からなる通気性
を有するクッション材9が接着された布地シート11が
、上記クッション材9もしくはトリム本体7表面のいず
れか一方に塗布された接着剤(図示せず)を介して接着
されている。詳しくは、上記布地シート11の裏面には
、予め例えばポリ塩化ビニル等からなる樹脂シート13
が接着されており、上記クッション材9はこの樹脂シー
ト13を介して布地シート11に接着されている。この
ように、布地シート11の裏面に樹脂シート13を接着
するのは、クッション材9を発泡成形する際、成形原料
の布地シート11への浸透による美観損傷を防止するた
めである。なお、上記クッション材9としては、通気性
80%以上で厚さ2〜5mmのものが好ましい。このよ
うに厚さを2〜5mmに設定したのは、2mm未満では
薄過ぎて通気性が悪くなる一方、5mmを超えるとトリ
ム本体7の周溝7aに押し込み難くなって作業性が悪く
なるからである。
【0009】次に、布地シート11をトリム本体7に接
着する要領について説明する。
着する要領について説明する。
【0010】まず、クッション材9が樹脂シート13を
介して接着された布地シート11を所定形状に裁断した
3層構造の積層体15を用意する。
介して接着された布地シート11を所定形状に裁断した
3層構造の積層体15を用意する。
【0011】次いで、図2に示すように、上側セット台
17を昇降させた状態で、該上側セット台17にトリム
本体7を表皮材3を下に向けた姿勢でセットする一方、
上側セット台17の下方に支持部材19,19に支持さ
れて対応配置された下側セット台21に上記積層体15
をクッション材9を上に向けた姿勢でセットする。なお
、上記トリム本体7表面の布地シート11(積層体15
)接着部位もしくは積層体15(クッション材9)裏面
のいずれか一方には、これらをセット台にセットする前
後のいずれかにおいて接着剤が塗布されているものであ
る。
17を昇降させた状態で、該上側セット台17にトリム
本体7を表皮材3を下に向けた姿勢でセットする一方、
上側セット台17の下方に支持部材19,19に支持さ
れて対応配置された下側セット台21に上記積層体15
をクッション材9を上に向けた姿勢でセットする。なお
、上記トリム本体7表面の布地シート11(積層体15
)接着部位もしくは積層体15(クッション材9)裏面
のいずれか一方には、これらをセット台にセットする前
後のいずれかにおいて接着剤が塗布されているものであ
る。
【0012】その後、図3に示すように、上記上側セッ
ト台17を下降させてトリム本体7を積層体15に押し
付け、積層体15をトリム本体7に接着し、該トリム本
体7表面に布地シート11が接着されたドアトリム1を
得る。
ト台17を下降させてトリム本体7を積層体15に押し
付け、積層体15をトリム本体7に接着し、該トリム本
体7表面に布地シート11が接着されたドアトリム1を
得る。
【0013】しかる後、上記下側セット台21の下方に
配置された決込みシリンダ23の伸張作動により、その
上方に延びるピストンロッド23a先端にプレート25
を介して取り付けられた決込み部材27を上昇させ、そ
の先端のカッター部27aで積層体15の端末をトリム
本体7の周溝7aに押し込んで位置決めするとともに、
端末の不要部分を切断除去し、図1に示すような完成し
たドアトリム1とする。
配置された決込みシリンダ23の伸張作動により、その
上方に延びるピストンロッド23a先端にプレート25
を介して取り付けられた決込み部材27を上昇させ、そ
の先端のカッター部27aで積層体15の端末をトリム
本体7の周溝7aに押し込んで位置決めするとともに、
端末の不要部分を切断除去し、図1に示すような完成し
たドアトリム1とする。
【0014】このように、本実施例では、通気性を有す
るクッション材9が裏面に接着された布地シート11を
トリム本体7表面に接着することから、接着に際し、布
地シート11とトリム本体7表面との間の空気がクッシ
ョン材9を経て外部に逃げて両者間に溜まらず、これに
より空気溜まりつまり未接着部分による布地シート11
の浮き上がりをなくして見栄えの向上を図ることができ
る。
るクッション材9が裏面に接着された布地シート11を
トリム本体7表面に接着することから、接着に際し、布
地シート11とトリム本体7表面との間の空気がクッシ
ョン材9を経て外部に逃げて両者間に溜まらず、これに
より空気溜まりつまり未接着部分による布地シート11
の浮き上がりをなくして見栄えの向上を図ることができ
る。
【0015】なお、上記実施例では、内装品がドアトリ
ム1である場合を示したが、これに限らず、例えばイン
ストルメントパネル等であってもよい。
ム1である場合を示したが、これに限らず、例えばイン
ストルメントパネル等であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内装品本体表面に布地シートを接着する際、布地シート
の裏面に通気性を有するクッション材を接着しているの
で、布地シートを内装品本体に接着した際に両者間に溜
まった空気をクッション材を経て外部に逃し、空気溜ま
りつまり未接着部分による布地シートの浮き上がりをな
くして見栄えの向上を図ることができる。
内装品本体表面に布地シートを接着する際、布地シート
の裏面に通気性を有するクッション材を接着しているの
で、布地シートを内装品本体に接着した際に両者間に溜
まった空気をクッション材を経て外部に逃し、空気溜ま
りつまり未接着部分による布地シートの浮き上がりをな
くして見栄えの向上を図ることができる。
【図1】ドアトリムの縦断側面図である。
【図2】トリム本体および積層体をセット台にセットし
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図3】積層体のトリム本体への接着状態を示す断面図
である。
である。
1…ドアトリム(内装品)
7…トリム本体(内装品本体)
9…クッション材
11…布地シート
Claims (1)
- 【請求項1】 内装品本体表面に布地シートが接着さ
れた自動車用内装品であって、上記布地シートは、その
裏面に通気性を有するクッション材が接着され、該クッ
ション材もしくは上記内装品本体表面のいずれか一方に
塗布された接着剤を介して内装品本体表面に接着されて
いることを特徴とする自動車用内装品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037491A JPH04365623A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 自動車用内装品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037491A JPH04365623A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 自動車用内装品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365623A true JPH04365623A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=12302106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3037491A Pending JPH04365623A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 自動車用内装品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04365623A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1186454A1 (en) * | 2000-09-05 | 2002-03-13 | Sapa Autoplastics S.p.A. | Method for producing lined panels for motor-vehicles |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP3037491A patent/JPH04365623A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1186454A1 (en) * | 2000-09-05 | 2002-03-13 | Sapa Autoplastics S.p.A. | Method for producing lined panels for motor-vehicles |
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