JPH04364801A - スリッパ及びスリッパの製造方法 - Google Patents

スリッパ及びスリッパの製造方法

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JPH04364801A
JPH04364801A JP3166332A JP16633291A JPH04364801A JP H04364801 A JPH04364801 A JP H04364801A JP 3166332 A JP3166332 A JP 3166332A JP 16633291 A JP16633291 A JP 16633291A JP H04364801 A JPH04364801 A JP H04364801A
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JP
Japan
Prior art keywords
insole
front half
folded edge
instep
slipper
Prior art date
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Pending
Application number
JP3166332A
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English (en)
Inventor
Shuichiro Nonaka
野中 修一郎
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スリッパと、スリッパ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、甲の爪先部の破損を防止する等の
ために、中底の上面に凹部を設けて、釣込方式により甲
をオバケと称される中板と接着させたものを、その凹部
に嵌入させた構造のスリッパが、実公平1−8167号
公報により公知となっており、また、そのスリッパの製
造方法も特公昭60−841号公報により公知となって
いる。
【0003】上記公知例のスリッパは、甲の爪先部の破
損等を防止できる他に、甲と中板を釣込方式で接着する
ので、甲の爪先部が略卵形の断面を有する形状を有し、
しかも、その形状の安定性が良いので、足入れ効果にす
ぐれて履心地が良く、且つ、中底等に対し縫着等によっ
て固定する場合も作業がしやすい等の利点を有している
。しかしながら、その反面、甲と中板を接着するために
釣込作業を必要とするので製造が面倒な弊がある。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】そこで本発明は、甲の
爪先部の破損等を防止でき、また、甲の形状の安定性が
良くて、履心地が良好であり、且つ、中底等と固定する
場合の作業がしやすく、更に、従来の釣込作業のような
面倒な工程が不要で製造が容易化する等の利点を有する
スリッパとその製造方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスリッパは、甲1の爪先部2における裾の
折込縁部3に添え片4を付着して、中底5の上面に設け
た凹部6の前半部に上記の添え片4を付着した甲1を嵌
め込み、更に中敷7を中底5の凹部6の全体にわたって
嵌め込んで中敷7の前半部を甲1の内部の折込縁部3と
添え片4の上に重ね合わせたことを特徴とする構成をそ
なえるものであり、また、本発明のスリッパの製造方法
は、甲1の裾に折込縁部3を設ける工程と、甲1の爪先
部2における裾の折込縁部3に添え片4を止着する工程
と、上面に凹部6を有するように形成した中底5と表底
8を止着する工程と、中底5の上面の凹部6の前半部に
上記の添え片4を止着した甲1を嵌め込んで止着する工
程と、中敷7を中底5の上面の凹部6の全体にわたって
嵌め込んで中敷7の前半部を甲1の内部の折込縁部3と
添え片4の上に重ね合わせた状態として中敷7を止着す
る工程とからなるものである。
【0006】
【作用】甲1の爪先部2における裾の折込縁部3に添え
片4を付着することにより、従来のように甲1を釣込ん
で中板と接着することなく、甲1の形状を十分に安定さ
せることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づき
詳説する。まず、中芯9の両面に表地10と裏地11を
それぞれ重ね合せて甲1を構成し(図3参照)、その甲
1に型を用いて曲面状の適宜な形を付与し、更に甲1の
裾を内側へ折り曲げて折込縁部3を形成する。次に、甲
1の自然な復元力による引張りに対して伸びたり破損し
ない程度の剛性を有する布、フェルト、レザー、プラス
チックもしくは厚紙等を材料とするシートもしくは板を
略半円形もしくは略台形に裁断して添え片4を形成し(
図4参照)、この添え片4を上記の甲1の爪先部2にお
ける裾の折込縁部3の外面に接着剤により接着する。 一方、スポンジ等発泡体もしくはゴム等の弾性素材によ
り、上面の周端部にそって突出縁12が生じるように上
面の略全体にわたって凹部6を設けると共に、下面の周
縁部にそって切欠部13を設けた中底5を形成し(図3
参照)、また、薄い板状の芯板4の下に外被材15を重
ね合わせた表底8を構成する。尚、表底8には、その外
被材15の下面の周端部に縁巻16を重ね合わせて、芯
板14、外被材5及び縁巻16を一体的に継着すること
により縁巻16を付着する(図3参照)。この表底8の
芯板14のうえに上記の中底5を重ね合わせて接着し、
また、縁巻16によって中底5の周側面及び突出縁12
を覆い、縁巻16の先端部を中底5の凹部6の底面にお
ける周端部に接着する。尚、中底5の下面の周縁部に設
けた切欠部13には、表底8の芯板14及び外被材5と
、縁巻16との縫着部位を収めて、同縫着部位の擦り切
れを防止する。次に、中底5の上面凹部6の前半部に上
記の添え片4を付着した状態の甲1を嵌め込み、然るの
ち、中底5の前半部の凹部6の底面周端部において、甲
1の折込縁部3(一部において添え片4を含む)と、縁
巻16と、中底5と、表底8とを一体的に縫着すると共
に、中底5の後半部の凹部6の底面周端部において縁巻
16と、中底5と、表底8とを一体的に縫着する。 尚、甲1を中底5の凹部6に嵌め込む際に、添え片4及
び折込縁部3の下面を中底5の凹部6の底面に接着して
もよい。その場合は甲1の中底5等に対する縫着を省く
ことも可能であり、また、接着且つ縫着して一段と堅牢
にしてもよい。次に、台板17の上面後端部にクッショ
ン材18を重ね合わせて、台板17及びクッション剤1
8の上面及び周縁部を上被材19で覆った中敷7を構成
し(図3参照)、この中敷7を中底5の凹部6の全体に
わたって嵌め込み、中敷7の前半部を甲1の内部の折込
縁部3と添え片4の上に重ね合わせた状態となし、中敷
7の下面全体を接着する。以上により本発明のスリッパ
が完成する。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、まず、甲1
が中底5の上面に設けられた凹部6に嵌め込まれる構成
なので、躓いた場合などに、中底5の突出縁12によっ
て甲1の爪先部2が保護され、メクレ等の破損を防止す
ることができ、次に、甲1の爪先部2における裾の折込
縁部3に添え片4を付着することによって、甲1の形状
が安定するので、良好な履心地が得られると共に、甲1
を中底5等に止着する作業を容易化することができ、ま
た、製造工程において、従来の甲1をオバケと称される
中板に接着するための面倒な釣込工程を実施する必要が
なく、その代わりに単に添え片4を甲1に付着する作業
をなすだけでよいので、製造を簡単化できる等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スリッパの斜視図である。
【図2】図1のA−A線の断面図である。
【図3】スリッパ構成部材の組付け前の状態を示す断面
図である。
【図4】甲と添え片の止着前の斜視図である。
【符号の説明】
1  甲                     
       2  爪先部3  折込縁部     
                 4  添え片5 
 中底                      
    6  凹部7  中敷           
               8  表底9  中芯
                        1
0  表地11  裏地              
          12  突出縁13  切欠部 
                     14  
芯板15  外被材                
      16  縁巻17  台板       
                 18  クッショ
ン材 19  上被材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  甲1の爪先部2における裾の折込縁部
    3に添え片4を付着して、中底5の上面に設けた凹部6
    の前半部に上記の添え片4を付着した甲1を嵌め込み、
    更に中敷7を中底5の凹部6の全体にわたって嵌め込ん
    で中敷7の前半部を甲1の内部の折込縁部3と添え片4
    の上に重ね合わせたことを特徴とするスリッパ。
  2. 【請求項2】  甲1の裾に折込縁部3を設ける工程と
    、甲1の爪先部2における裾の折込縁部3に添え片4を
    止着する工程と、上面に凹部6を有するように形成した
    中底5と表底8を止着する工程と、中底5の上面の凹部
    6の前半部に上記の添え片4を止着した甲1を嵌め込ん
    で止着する工程と、中敷7を中底5の上面の凹部6の全
    体にわたって嵌め込んで中敷7の前半部を甲1の内部の
    折込縁部3と添え片4の上に重ね合わせた状態として中
    敷7を止着する工程とからなるスリッパの製造方法。
JP3166332A 1991-06-11 1991-06-11 スリッパ及びスリッパの製造方法 Pending JPH04364801A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018094370A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 上海全科企業発展有限公司 ソフトソールスリッパ及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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