JP4157815B2 - 靴用装飾部品及びこれを使用する婦人靴 - Google Patents
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Description
そこで、上記のような婦人靴に対して脱着可能であって、新たなデザイン性を付加することができる装飾部品が提案されている。この従来の装飾部品は、足首周りに巻回されるストラップと、このストラップと一体で形成されるとともにソールの裏側へ巻回される伸縮性を有する伸縮ベルトとを具備している(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザーが靴を脱いだ状態でも婦人靴に装着した時の状態(形状)で保持されることができ、よってデザイン性を良好に維持することができる使い易い靴用装飾部品及びこれを使用する婦人靴を提供することを目的とする。
上記のように構成された靴用装飾部品では、底敷部と一対の装着部とによってソールを挟持することにより装着され、このさい、ヒールの根元を装飾部のカバー部で包んだ状態で装着されるので、ユーザーが靴を脱いだ場合においても当該装飾部品は、その装着した時の状態(形状)を保持させることができる。
この場合には、表材に様々な装飾が施された素材を採用することにより、装飾部のデザインを容易に変化させることができる。また、裏材に柔軟な素材を採用することにより、足の踵とのフィット感の向上を図ることができるとともに、婦人靴の履き心地を向上させることができる。
この場合には、表材と裏材との間に補強片が間挿されているので、装飾部の型くずれを防止することができる。
この場合には、上延設部によってバックストラップを覆い隠して、容易に婦人靴のデザインを変化させることができる。
この場合には、ストラップによって装飾部品のデザイン性を向上させたり、足との一体感を高めて履き心地を向上させたりすることができる。
上記のように構成された婦人靴では、上記靴用装飾部品が装着されているので、ユーザーの使用状態にかかわらず当該婦人靴のデザイン性を維持することができるとともに、上記従来品と異なり、脱いだ時に装飾部品が外れることなく、当該部品を別の場所に保管する必要がない。
図1は、本発明の第一実施形態に係る装飾部品1が婦人靴Sの左足側の踵部に装着された状態を示し、図2は、装飾部品1の構成を示している。なお、婦人靴Sの右足側については、左足側と形状が対称である他は同様であるため省略する。
婦人靴Sは、例えば、ミュールであって、靴の土台を形成する足裏形状のソール2と、ソール2の前方側(足のつま先側)の左右両端に亘って設けられたアッパー3と、ソール2の裏面の後方側(足の踵側)に固定されたヒール4とを備えている。
底敷部11は、例えば、弾性を有するクッションシートで構成されており、婦人靴Sの踵部の形状に沿うように形成されている。
ヒール4は、例えば、その高さが3.5〜5.5cmに形成されたミドルタイプのものである。なお、ヒール4は、例えば、本皮や合成皮革などからなるヒール巻き41によって装飾されており、デザイン性の向上が図られている。
この装飾部品1は、インソール21の表側の後方側に底敷部11を載置し、左右の装着片13L,13Rをヒール4の前方側に取り回し、アウトソール22の裏面で装着片13L,13Rが重畳するように巻回する。そして、左右の装着片13L,13Rに設けられた雄雌ファスナー17a,17bを互いに合わせることによって、装飾部品1を婦人靴Sに固定することができる。
図4に示すように、本実施形態では、装飾部12がインソール21の左右両側から立設されており、その上端部がストラップ14とともに足首周りに配置されるアンクルストラップを構成するようになっている。以上の構成により、装飾部品1が装着されることによって、ミュールタイプの婦人靴Sをアンクルストラップタイプの婦人靴Sに容易に変化させることができる。また、開口部12dによる軽量化を図ることができ、婦人靴Sの履き心地をより一層向上させることができる。
図5に示すように、本実施形態では、装飾部12がストラップ14L,14Rの延設端に設けられた、例えば、クリップ18を介してアッパー3に脱着自在に結合されている。
以上の構成により、装飾部品1が装着されることによって、ミュールタイプの婦人靴Sをオープンサイドタイプの婦人靴Sに容易に変化させることができる。
図6に示すように、本実施形態では、一対のストラップ5L,5Rがアッパー3の左右両側から後方側にそれぞれ延設され、一方のストラップ5Rが足首の後側で折り返されるとともに、左足の左踝の付近で他方のストラップ5Lと、例えば、バックル6を介して脱着自在に結合されている。また、装飾部品1は、装飾部12がバックストラップ5の内側に配置されており、装飾部12の上延設部12eが婦人靴Sの外側へ折り返されている。このように折り返された上延設部12eは、バックストラップ5を覆い隠すように抱囲している。
例えば、装飾部品1が装着される婦人靴Sは、ヒール4を有するものであれば良く、その種類を限定するものではない。また、装飾部品1を構成する装飾部12やストラップ14などの形状及び素材は、上記実施形態のものに限定するものではない。さらに、装飾部品1は、ポリプロピレンなどの樹脂で構成されても良く、底敷部11や装飾部12などの各パーツ全体が一体で成形されたものでも良い。
1 装飾部品
2 ソール
4 ヒール
5 バックストラップ
11 底敷部
12 装飾部
12a 表材
12b 裏材
12e 上延設部
13 装着部
14 ストラップ
15 補強片
Claims (6)
- ソールの裏面にヒールが設けられた婦人靴に脱着自在に装着される装飾部品であって、
前記ソールの表面の踵部側に載置される底敷部と、前記底敷部の左右及び後方側の縁部から上下方向に延設されかつその縁部から下方に延びるカバー部を有する装飾部と、一端部側が前記底敷部または前記装飾部に取り付けられるとともに、他端部側が前記ヒールのつま先側で互いに接離可能となるように前記ソール裏面側に延ばされた一対の装着部とを備え、
前記底敷部と前記一対の装着部とによって前記ソールを挟持するように、当該装着部の各他端部側が前記ソールの裏面側で互いに接続されることにより、前記ヒールの根元を前記装飾部の前記カバー部で包んだ状態で前記婦人靴に装着されることを特徴とする靴用装飾部品。 - 前記装飾部は、前記婦人靴の外側及び内側にそれぞれ配置される表材及び裏材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の靴用装飾部品。
- 前記表材と前記裏材との間には、補強片が間挿されていることを特徴とする請求項2に記載の靴用装飾部品。
- 前記装飾部には、前記底敷部が婦人靴のソール表面上に載置されたときに、当該婦人靴に設けられたバックストラップよりも上方に延ばされる上延設部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の靴用装飾部品。
- 前記装飾部には、足首に巻き付けて使用する或いは前記婦人靴のアッパーに結合して使用するストラップが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の靴用装飾部品。
- ヒールが設けられた婦人靴であって、
前記婦人靴の踵部に、請求項1〜5のいずれかに記載の靴用装飾部品が装着されていることを特徴とする婦人靴。
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