JPH0436457Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0436457Y2 JPH0436457Y2 JP15145587U JP15145587U JPH0436457Y2 JP H0436457 Y2 JPH0436457 Y2 JP H0436457Y2 JP 15145587 U JP15145587 U JP 15145587U JP 15145587 U JP15145587 U JP 15145587U JP H0436457 Y2 JPH0436457 Y2 JP H0436457Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- reference voltage
- power supply
- output
- selector
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Description
本考案は、複数の電圧を供給する電源装置に係
り、特に簡単な回路構成の異常電圧検出回路に関
する。
り、特に簡単な回路構成の異常電圧検出回路に関
する。
第5図は従来の電源装置の異常電圧検出回路を
示す構成ブロツク図である。電源装置は安定化し
た直流電圧を負荷に供給するものであつて、ここ
では+5,+12,−12voltの3種類になつている。
まず、+5voltは、直接コンパレータU1に入力さ
れ基準電圧Vrefと比較される。この結果低い場
合には、コンパレータU1が警報信号の電圧V0を
Hとして異常を知らせる。次に+12Voltは抵抗
R1,R2で分圧して+5Volt近傍の値にし、コン
パレータU2に入力され基準電圧Vrefと比較され
る。最後に−12Voltはバイアス電圧Vbisでレベ
ルシフトすると共に抵抗R3,R4で分圧して+
5Volt近傍の値にし、コンパレータU3に入力され
基準電圧Vrefと比較される。 尚、各コンパレータU1,U2,U3に接続された
ダイオードD1,D2,D3は、各出力の論理和を取
るものである。また、各コンパレータU1,U2、
U3に接続された抵抗R5,R6,R7は、各出力の
誤動作防止を目的とするヒステリシスを付けるた
めのものである。 このように構成された装置の概略動作を説明す
ると、警報信号V0がHとなると制御回路を介し
て電源装置の出力停止を指令する信号が出力され
たり、修理を喚起したりする。
示す構成ブロツク図である。電源装置は安定化し
た直流電圧を負荷に供給するものであつて、ここ
では+5,+12,−12voltの3種類になつている。
まず、+5voltは、直接コンパレータU1に入力さ
れ基準電圧Vrefと比較される。この結果低い場
合には、コンパレータU1が警報信号の電圧V0を
Hとして異常を知らせる。次に+12Voltは抵抗
R1,R2で分圧して+5Volt近傍の値にし、コン
パレータU2に入力され基準電圧Vrefと比較され
る。最後に−12Voltはバイアス電圧Vbisでレベ
ルシフトすると共に抵抗R3,R4で分圧して+
5Volt近傍の値にし、コンパレータU3に入力され
基準電圧Vrefと比較される。 尚、各コンパレータU1,U2,U3に接続された
ダイオードD1,D2,D3は、各出力の論理和を取
るものである。また、各コンパレータU1,U2、
U3に接続された抵抗R5,R6,R7は、各出力の
誤動作防止を目的とするヒステリシスを付けるた
めのものである。 このように構成された装置の概略動作を説明す
ると、警報信号V0がHとなると制御回路を介し
て電源装置の出力停止を指令する信号が出力され
たり、修理を喚起したりする。
しかし従来装置では、次の問題点がある。
(1) 負の電圧を検出するため、基準電圧Vrefと
は別にバイアス電圧Vbisが必要となり、回路
が複雑になる。 (2) 各出力毎にコンパレータを設けているので、
すべてのコンパレータにヒステリシス抵抗を取
付けなければならず、部品の実装面積が増大す
る。 (3) ロジツク用のICにはコンパレータと基準電
圧を内蔵したものが安価に入手できるが、電圧
のレベルが統一されていないので採用できな
い。 本考案はこのような問題点を解決したもので、
簡単な回路構成で安価な電源装置の異常電圧検出
回路を提供することを目的とする。
は別にバイアス電圧Vbisが必要となり、回路
が複雑になる。 (2) 各出力毎にコンパレータを設けているので、
すべてのコンパレータにヒステリシス抵抗を取
付けなければならず、部品の実装面積が増大す
る。 (3) ロジツク用のICにはコンパレータと基準電
圧を内蔵したものが安価に入手できるが、電圧
のレベルが統一されていないので採用できな
い。 本考案はこのような問題点を解決したもので、
簡単な回路構成で安価な電源装置の異常電圧検出
回路を提供することを目的とする。
このような目的を達成する本考案は、基準電圧
源と、複数の電源電圧を備えた電源装置の出力電
圧信号を入力して、この電圧が正常であるときは
当該基準電圧に対して警報信号をしない領域であ
つて当該基準電圧と僅かな電圧離れたレベルに変
換するレベル変換部と、このレベル変換部から出
力された信号のうち最小若しくは最大のうち少な
くとも一方を選択するセレクタと、このセレクタ
で出力された信号と前記基準電圧とを比較し、前
記セレクタが最小を選択している場合は基準電圧
よりも低い場合に警報信号を出力し、前記セクレ
タが最大を選択している場合は基準電圧よりも高
い場合に警報信号を出力するコンパレータとより
なることを特徴とするものである。
源と、複数の電源電圧を備えた電源装置の出力電
圧信号を入力して、この電圧が正常であるときは
当該基準電圧に対して警報信号をしない領域であ
つて当該基準電圧と僅かな電圧離れたレベルに変
換するレベル変換部と、このレベル変換部から出
力された信号のうち最小若しくは最大のうち少な
くとも一方を選択するセレクタと、このセレクタ
で出力された信号と前記基準電圧とを比較し、前
記セレクタが最小を選択している場合は基準電圧
よりも低い場合に警報信号を出力し、前記セクレ
タが最大を選択している場合は基準電圧よりも高
い場合に警報信号を出力するコンパレータとより
なることを特徴とするものである。
本考案の各構成要素はつぎの作用をする。レベ
ル変換部は電源装置の出力電圧信号を基準電圧に
適合させる。セレクタは電源装置のうちで最も危
険な状態にあるものを選択する。コンパレータは
その危険な状態が警報信号を出力する必要がある
程度か比較をする。
ル変換部は電源装置の出力電圧信号を基準電圧に
適合させる。セレクタは電源装置のうちで最も危
険な状態にあるものを選択する。コンパレータは
その危険な状態が警報信号を出力する必要がある
程度か比較をする。
以下図面を用いて、本考案を説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示す構成ブロ
ツク図で、低電圧検出のみの場合を示してある。
尚第1図において、前記第5図と同一作用をする
ものには同一符号をつけ説明を省略する。図にお
いて、10は電源装置の出力電圧を基準電圧
Vrefに適合した水準に変換するレベル変換部で、
+5Vについてはそのままで、+12Vについては抵
抗R1,R2で分圧してボルテージホロワU1に供給
し、−12Vは抵抗R3,R4を用いて反転増幅器U2
に供給して、線形変換によつて+5Vに合わせ込
む。 20はレベル変換部10から出力された信号の
うち最小のものを選択するセレクタで、ここでは
+5Vには電流制限を目的とする抵抗R5を、+12V
にはボルテージホロワU1の出力端子電圧V3にダ
イオードD1を、−12Vには反転増幅器U2の出力端
子電圧V4にダイオードD2を接続して、これらを
一端に接続して電圧V2としている。ダイオード
D1,2は論理和を取ることを目的としている。 30はセレクタ20で出力された電圧V2を入
力して基準電圧Vrefと比較するコンパレータで、
コンパレータU3にはヒステリシス抵抗が接続さ
れ、電圧V2が基準電圧Vrefよりも低くなると警
報信号V0をHにする。 このように構成された装置の動作を次に説明す
る。分圧抵抗R1,R2はボルテージホロワU1の出
力端子電圧V3を次式で与える。 V3={R2/(R1+R2)}×{12volt〕 (1) 反転増幅器U2は出力端子電圧V4を次式で与え
る。 V4=−(R3/R4)×(−12volt) (2) 例えば+12Vが低下して+10Vになつた場合を
考えると、ボルテージホロワU1の出力電圧V3は
約+4Vになる。するとセクレタ20はこの電圧
が正常であれば出力電圧V2としてV3を選択す
る。基準電圧Vrefが、例えば4.5Vであればコン
パレータは警報信号V0をHにする。 第2図は本考案の第2の実施例を示す構成ブロ
ツク図で、高電圧検出のみの場合を示してある。
第1図の構成との相違のみを説明すると、セクレ
タ20のダイオードD1,D2の向きが逆になつて
いて最大のものを選択していると共に、コンパレ
ータ30の判断が高電圧の場合に警報信号V0を
Hとするために、基準電圧Vrefがコンパレータ
U3の−端子に入力されてセレクタ20の出力電
圧V2が+端子に接続されている。 第3図は本考案の第3の実施例を示す構成ブロ
ツク図で、正負の電源電圧に対する低電圧検出及
び高電圧検出の場合を示してある。第1図及び第
2図を元に説明すると、レベル変換部10が共通
になつていると共にセレクタ20及びコンパレー
タ30が並列に接続されて、低電圧選択回路21
と低電圧比較回路31の第1図の系列と、高電圧
選択回路22と高電圧比較回路32の第2図の系
列となつている。 第4図は本考案の第4の実施例を示す構成ブロ
ツク図で、正のみの電源電圧に対する低電圧検出
及び高電圧検出の場合を示している。第3図との
比較でいうと、レベル変換部10が分圧抵抗の組
み合わせで済むので構成が単純になる。 尚、上記実施例においては3入力の場合を例に
説明したが、本考案はこれに限定されるものでは
なく、4以上の入力であつてもレベル変換部10
によりレベル統一がなささればよい。
ツク図で、低電圧検出のみの場合を示してある。
尚第1図において、前記第5図と同一作用をする
ものには同一符号をつけ説明を省略する。図にお
いて、10は電源装置の出力電圧を基準電圧
Vrefに適合した水準に変換するレベル変換部で、
+5Vについてはそのままで、+12Vについては抵
抗R1,R2で分圧してボルテージホロワU1に供給
し、−12Vは抵抗R3,R4を用いて反転増幅器U2
に供給して、線形変換によつて+5Vに合わせ込
む。 20はレベル変換部10から出力された信号の
うち最小のものを選択するセレクタで、ここでは
+5Vには電流制限を目的とする抵抗R5を、+12V
にはボルテージホロワU1の出力端子電圧V3にダ
イオードD1を、−12Vには反転増幅器U2の出力端
子電圧V4にダイオードD2を接続して、これらを
一端に接続して電圧V2としている。ダイオード
D1,2は論理和を取ることを目的としている。 30はセレクタ20で出力された電圧V2を入
力して基準電圧Vrefと比較するコンパレータで、
コンパレータU3にはヒステリシス抵抗が接続さ
れ、電圧V2が基準電圧Vrefよりも低くなると警
報信号V0をHにする。 このように構成された装置の動作を次に説明す
る。分圧抵抗R1,R2はボルテージホロワU1の出
力端子電圧V3を次式で与える。 V3={R2/(R1+R2)}×{12volt〕 (1) 反転増幅器U2は出力端子電圧V4を次式で与え
る。 V4=−(R3/R4)×(−12volt) (2) 例えば+12Vが低下して+10Vになつた場合を
考えると、ボルテージホロワU1の出力電圧V3は
約+4Vになる。するとセクレタ20はこの電圧
が正常であれば出力電圧V2としてV3を選択す
る。基準電圧Vrefが、例えば4.5Vであればコン
パレータは警報信号V0をHにする。 第2図は本考案の第2の実施例を示す構成ブロ
ツク図で、高電圧検出のみの場合を示してある。
第1図の構成との相違のみを説明すると、セクレ
タ20のダイオードD1,D2の向きが逆になつて
いて最大のものを選択していると共に、コンパレ
ータ30の判断が高電圧の場合に警報信号V0を
Hとするために、基準電圧Vrefがコンパレータ
U3の−端子に入力されてセレクタ20の出力電
圧V2が+端子に接続されている。 第3図は本考案の第3の実施例を示す構成ブロ
ツク図で、正負の電源電圧に対する低電圧検出及
び高電圧検出の場合を示してある。第1図及び第
2図を元に説明すると、レベル変換部10が共通
になつていると共にセレクタ20及びコンパレー
タ30が並列に接続されて、低電圧選択回路21
と低電圧比較回路31の第1図の系列と、高電圧
選択回路22と高電圧比較回路32の第2図の系
列となつている。 第4図は本考案の第4の実施例を示す構成ブロ
ツク図で、正のみの電源電圧に対する低電圧検出
及び高電圧検出の場合を示している。第3図との
比較でいうと、レベル変換部10が分圧抵抗の組
み合わせで済むので構成が単純になる。 尚、上記実施例においては3入力の場合を例に
説明したが、本考案はこれに限定されるものでは
なく、4以上の入力であつてもレベル変換部10
によりレベル統一がなささればよい。
以上説明したように、本考案によればレベル変
換部10により各種電圧を統一してセレクタ20
により目的とするものを選択しているので、次の
実用上の効果がある。 (1) 基準電圧Vrefが一種類でよい。 (2) 電源装置の電圧種類の増大にも容易に対処で
きる。 (3) コンパレータ30の一個で済むので、ヒステ
リシス抵抗の取付作業も一個所で済む。 (4) 基準電圧Vrefを5Voltに統一すると、ロジツ
クICのような安価な素子の利用ができる。
換部10により各種電圧を統一してセレクタ20
により目的とするものを選択しているので、次の
実用上の効果がある。 (1) 基準電圧Vrefが一種類でよい。 (2) 電源装置の電圧種類の増大にも容易に対処で
きる。 (3) コンパレータ30の一個で済むので、ヒステ
リシス抵抗の取付作業も一個所で済む。 (4) 基準電圧Vrefを5Voltに統一すると、ロジツ
クICのような安価な素子の利用ができる。
第1図は本考案の第1の実施例を示す構成ブロ
ツク図で、低電圧検出のみの場合を示し、第2図
は本考案の第2の実施例を示す構成ブロツク図
で、高電圧検出のみの場合を示し、第3図は本考
案の第3の実施例を示す構成ブロツク図で、正負
の電源電圧に対する低電圧検出及び高電圧検出の
場合を示し、第4図は本考案の第4の実施例を示
す構成ブロツク図で、正のみの電源電圧に対する
低電圧検出及び高電圧検出の場合を示してある。
第5図は従来装置の構成ブロツク図である。 10……レベル変換部、20……セレクタ、3
0……コンパレータ、Vref……基準電圧。
ツク図で、低電圧検出のみの場合を示し、第2図
は本考案の第2の実施例を示す構成ブロツク図
で、高電圧検出のみの場合を示し、第3図は本考
案の第3の実施例を示す構成ブロツク図で、正負
の電源電圧に対する低電圧検出及び高電圧検出の
場合を示し、第4図は本考案の第4の実施例を示
す構成ブロツク図で、正のみの電源電圧に対する
低電圧検出及び高電圧検出の場合を示してある。
第5図は従来装置の構成ブロツク図である。 10……レベル変換部、20……セレクタ、3
0……コンパレータ、Vref……基準電圧。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基準電圧源と、 複数の電源電圧を備えた電源装置の出力電圧信
号を入力して、この電圧が正常であるときは当該
基準電圧に対して警報信号をしない領域であつて
当該基準電圧と僅かな電圧離れたレベルに変換す
るレベル変換部と、 このレベル変換部から出力された信号のうち最
小若しくは最大のうち少なくとも一方を選択する
セレクタと、 このセレクタで出力された信号と前記基準電圧
とを比較し、前記セレクタが最小を選択している
場合は基準電圧よりも低い場合に警報信号を出力
し、前記セレクタが最大を選択している場合は基
準電圧よりも高い場合に警報信号を出力するコン
パレータと、 よりなることを特徴とする電源装置の異常電圧検
出回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15145587U JPH0436457Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | |
US07/175,924 US4862339A (en) | 1987-06-05 | 1988-03-31 | DC power supply with improved output stabilizing feedback |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15145587U JPH0436457Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6455465U JPS6455465U (ja) | 1989-04-05 |
JPH0436457Y2 true JPH0436457Y2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=31425514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15145587U Expired JPH0436457Y2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-10-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436457Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7132010B2 (ja) * | 2018-07-23 | 2022-09-06 | ローム株式会社 | 異常検知回路 |
-
1987
- 1987-10-02 JP JP15145587U patent/JPH0436457Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6455465U (ja) | 1989-04-05 |
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