JPH04364086A - 光増幅装置及び光増幅方式 - Google Patents

光増幅装置及び光増幅方式

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JPH04364086A
JPH04364086A JP16630991A JP16630991A JPH04364086A JP H04364086 A JPH04364086 A JP H04364086A JP 16630991 A JP16630991 A JP 16630991A JP 16630991 A JP16630991 A JP 16630991A JP H04364086 A JPH04364086 A JP H04364086A
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JP
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optical
optical amplifier
branching
amplification
amplifier
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JP16630991A
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Toru Nakada
透 中田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光増幅装置及び光増幅
装置(光アンプ)を使った光増幅方式に関し、特に光増
幅器障害時の対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送路上に光アンプを用いて信号
を増幅する方式として、実開平2−5949等に、例え
ば、図3に示すような光増幅装置が提案されている。同
図において、31は光スイッチ、32,33は光アンプ
、34は分岐合流器、35は制御回路である。光信号が
入力側より光スイッチ31に入ると、制御回路35から
の制御信号によって選ばれた方向(ここでは光アンプ3
2の方向とする)へ出力されて、光アンプ32に入力さ
れる。光アンプ32では、制御回路35からの制御電流
によってその増幅度が決められおり、その増幅度でもっ
て入力された光信号は増幅されて分岐合流器34へ出力
される。なお、光アンプ33は制御回路35からの制御
信号により完全に消光状態に設定されている。
【0003】光アンプ32からの出力光は分岐合流器3
4に入力され、その一部は制御回路35へ、残りはすべ
て出力される。制御回路35は、分岐合流器34からの
光信号レベルを常に監視しており、例えば、光信号レベ
ルが低下又は増大した場合、光アンプ32が劣化又は障
害を起こしたと判断し、光スイッチ31を切り換えて光
アンプ33の方向へ光信号を通すと共に、光アンプ33
へ制御電流を流して増幅度をもたせ、光アンプ32は消
光状態にさせるといった制御を行う。
【0004】このように上記装置構成においては、光ア
ンプ2個を用いて一方の光アンプが障害を起こした場合
に、光スイッチを切り換えて、他方の光アンプを使うよ
うにされている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では、次のような欠点があった。 (1)光アンプは最大飽和出力(光アンプが出力できる
最大発光パワー)が決まっているため、従来例のように
通常1台の光アンプで動作させている場合、入力パワー
が大きいときには増幅度が制限される。 (2)光アンプの障害を検出して光スイッチを切り換え
ると、光スイッチが切り換わるまでの時間、信号が失わ
れる。
【0006】そこで、本発明は、光増幅器の障害時にも
信号が瞬断することなく入力パワーが大きい時でも増幅
できる光増幅装置及び光増幅方式を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の要旨は、複数の光増幅器と、該複数の光増幅器を並
列に接続する分岐合流器と、前記光増幅器の出力光の一
部を分岐するための分岐器と、分岐された光信号を電気
信号へ変換するための光電変換器と、前記光増幅器の障
害を検出するための障害検出手段と、該障害検出手段か
らの制御信号により前記光増幅器に供給する電流値を可
変する可変電流源とを備えたことを特徴とする光増幅装
置にある。
【0008】より具体的には、上記光増幅装置は、光増
幅器の出力光の低下又は上昇を検出して光増幅器の障害
を検出する手段を有したり、光増幅器の出力光が一定に
なるように光増幅器に供給する電流を制御し、その供給
電流値に基づき光増幅器の障害を検出する手段を有した
りする。
【0009】また、上記目的を達成する本発明の要旨は
、光増幅器の障害を検出したときに、障害を起こした光
増幅器への電流供給を止めると共に他の正常な光増幅器
に減った分の増幅度を割り当てることにより、全体の増
幅度を一定に制御する光増幅制御方式であり、更に、上
記複数の光増幅器と、上記分岐合流器と、上記分岐器と
、上記光電変換器と、上記障害検出手段と、上記可変電
流源とを備えた光増幅装置において、双方向の光信号を
同時に増幅させる光増幅方式である。
【0010】
【作用】上記構成の本発明によれば、複数の光増幅器を
分岐合流器により並列に接続し、各光アンプに障害検出
手段を設け、障害検出時に、他の光増幅器に増幅度を割
りあてることにより、障害時に光信号を瞬断させること
がないと共に入力パワーが大きいときでも入力された光
信号を増幅できる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面と共に説
明する。まず、図1は本発明を適用した光増幅装置の第
1実施例を表す構成図である。図1において、1は光ア
ンプ制御部、2は複数の光アンプ制御部1に光信号を分
配および収集するための分岐合流器、3は入力光信号を
増幅するための光アンプ、4は光アンプ3からの光信号
を分岐するための分岐器、5は光アンプ3からの光信号
を電気信号に変換するための光電(O/E)変換器、6
は光アンプ3の障害を検出するための手段、7は可変電
流源である。
【0012】光アンプ3は、その内部を流れる電流量(
電流値)により増幅度を変えることができる。又光アン
プ3は、双方向の入力信号を同時に同じだけ増幅する機
能をもち、例えばDFBレーザー構造のものを用いるこ
とがきる。
【0013】なお、本実施例では光アンプが3個の場合
について説明するが、光アンプが2個以上であれば何個
でもよく、その個数により分岐合流器の分岐数を選ぶ。 また、光電変換器5は、PINフォトダイオードやアバ
ランシェフォトダイオード等が使用できる。
【0014】図1において、先ず片方向増幅つまり同図
左側より入力された光信号が増幅されて右側に出力され
る場合を説明する。図示するように、左側より入力され
た光信号は、まず分岐合流器2に入り、3つの方向へ同
じ光量でもって分岐させられる。その分岐光信号は、夫
々光アンプ3へ入力される。
【0015】光アンプ3では可変電流源7より電流が供
給され、その電流値により増幅度が決められている。光
アンプ3に入力された光信号は、増幅されて分岐器4へ
出力される。光信号は分岐器4に入り、その一部は光電
変換器5へ、残りは分岐合流器2へ夫々出力される。
【0016】光電変換器5に入力された光信号は、電気
信号に変換され、障害検出手段6に伝達される。この障
害検出手段6には、例えば光アンプの出力光パワー変化
を監視し、パワー劣化あるいはパワー上昇を検出して障
害を検出する回路を用いる。障害検出手段6は、可変電
流源7へ自己の光アンプ3が正常か否かに関する情報及
び他の光アンプ3が正常か否かに関する情報を送ると共
に、自己の光アンプ制御部の光アンプ3が正常か否かに
関する情報を他の光アンプ制御部の障害検出手段へ送る
【0017】可変電流源7は、障害検出手段6からの情
報に基づいて電流値を切り換えることで、光アンプ3の
増幅度を変化させる。このようにして、3個の光アンプ
3夫々の増幅度が決められ、光アンプ3夫々からの出力
光は分岐器4を通り分岐合流器2に集められ出力される
。このときの最大飽和出力は、光アンプが1個の場合に
比べると3倍までとることができる(光アンプがN個の
場合はN倍となる)。
【0018】次に、光アンプ3に障害が起こったときの
動作を説明する。障害検出手段6が自光アンプ制御部の
障害を検出すると、その情報を可変電流源7に送り、可
変電流源7は、光アンプ3への電流供給を止め、当該光
アンプ3を消光させる。それと共に、障害検出手段6よ
り他の光アンプ制御部の障害検出手段へ障害情報を送り
、その情報を受け取った障害検出手段6は可変電流源7
を制御して光アンプ3の増幅度が1.5倍になるように
光アンプ3に電流を供給する。
【0019】上記の光増幅方式よって、1台の光アンプ
3が障害を起こしても全体の増幅度を一定にできるので
ある。光アンプ3がN個の場合は、或る光アンプの障害
時に他の光アンプの増幅度をN/(N−1)倍にすれば
全体の増幅度は一定である。以上のごとく制御を行うこ
とにより、光アンプ障害時にも光信号が瞬断することな
く増幅度一定で使用できる。
【0020】又、双方向増幅の場合、つまり、図1にお
いて、左右から同時に光信号が入力された場合は、左よ
り入力された信号は前記と同じ動作をし、右側より入力
された信号は分岐合流器2で3方向に分岐させられる。 夫々の分岐光信号は、分岐器4をすべて通過し光アンプ
3で増幅され、分岐合流器2で合流して出力される。光
アンプに障害が起きた場合は、両方向に同じようにパワ
ー劣化や発振が起こるため、片側に障害検出手段があれ
ばよく、双方向での使用も図1に示した構成で可能であ
る。
【0021】ここで、本発明の第2の実施例を示す。図
2は本実施例の光増幅装置を表す構成図である。図2に
おいて、1〜7は第1実施例(図1)の1〜7と同じで
あり、障害検出手段6の障害検出方法が第1の実施例で
は光アンプ3の出力光の変化を監視していたのに対し、
本実施例では光アンプ3の出力光を一定に制御した上で
可変電流源7から供給される電流の変化を監視して障害
を検出することを特徴としている。
【0022】図示するように、入力された光信号(図2
において左側からの光信号)は分岐合流器2で複数の方
向に分岐され、夫々の光信号は光アンプ3へ接続される
。光アンプ3は可変電流源7より電流が供給され、増幅
度が決められている。光アンプ3を通過した光信号は増
幅されて出力し、分岐器4でその一部を光電変換器(O
/E)5へ、残りを分岐合流器2へ送出し、分岐合流器
2で各光アンプ制御部1からの光信号を集めて出力する
。分岐器4で分岐された光信号の一部は光電変換器5で
電気信号に変換され、その信号レベルの情報が可変電流
源7へ送られる。
【0023】可変電流源7は、障害検出手段6より指定
される受光レベルと光電変換器5よりモニタしている受
光レベルを比較し、両者が同じになるように光アンプ3
に供給する電流値、つまり光アンプ3の増幅度を制御す
ることにより、光アンプ3の出力光を安定化する。
【0024】上記制御を行ない、常に光アンプ3の出力
光を一定にした場合、光アンプ3が劣化したときに、可
変電流源7より供給される電流値は増加してくる。つま
り、この電流値をモニタしておくと光アンプ3の劣化を
検出でき、障害対策が可能になるのである。
【0025】障害検出手段6は、可変電流源6から光ア
ンプ3に供給される電流値をモニタし、例えば、供給電
流が初期値の数十パーセント増しになったときに、障害
と判定する。障害と判定されると、第1実施例と同様に
可変電流源7を制御し光アンプ3への電流供給を止める
と共に、他の光アンプ制御部の障害検出手段へその情報
を送る。障害情報を受けた他の障害検出手段6は、可変
電流源7を制御して光アンプ3の増幅度がN/(N−1
)倍(光アンプN個の場合)になるように電流を供給す
る。
【0026】以上説明したように、本実施例は、第1実
施例と同様に、光アンプ3の障害時にも瞬断することな
く増幅度一定で使用できる。又、双方向の信号入力に対
しても第1実施例と同様に使用可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
数の光増幅器と、分岐合流器と、分岐器と、光電変換器
と、障害検出手段と、可変電流源とを備えることにより
、光増幅器の障害時にも信号が瞬断することなく増幅度
を一定にしておくことができ、又、入力パワーが大きい
場合でも増幅することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表す構成図である。
【図2】第2実施例を表す構成図である。
【図3】従来例を表す構成図である。
【符号の説明】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の光増幅器と、該複数の光増幅器
    を並列に接続する分岐合流器と、前記光増幅器の出力光
    の一部を分岐するための分岐器と、分岐された光信号を
    電気信号へ変換するための光電変換器と、前記光増幅器
    の障害を検出するための障害検出手段と、該障害検出手
    段からの制御信号により前記光増幅器に供給する電流値
    を可変する可変電流源とを備えたことを特徴とする光増
    幅装置。
  2. 【請求項2】  前記障害検出手段は、光増幅器の出力
    光の低下又は上昇を検出して光増幅器の障害を検出する
    手段である請求項1記載の光増幅装置。
  3. 【請求項3】  前記可変電流源は、光増幅器の出力光
    が一定になるように光増幅器に供給する電流を制御し、
    前記障害検出手段は、その供給電流値に基づき光増幅器
    の障害を検出する手段である請求項1記載の光増幅装置
  4. 【請求項4】  光増幅器の障害を検出したときに、障
    害を起こした光増幅器への電流供給を止めると共に他の
    正常な光増幅器に減った分の増幅度を割り当てることに
    より、全体の増幅度を一定に制御する光増幅方式。
  5. 【請求項5】  請求項1記載の光増幅装置において、
    双方向の光信号を同時に増幅させる光増幅方式。
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