JPH04362710A - サーボモータの最適加減速制御方式 - Google Patents

サーボモータの最適加減速制御方式

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JPH04362710A
JPH04362710A JP16503791A JP16503791A JPH04362710A JP H04362710 A JPH04362710 A JP H04362710A JP 16503791 A JP16503791 A JP 16503791A JP 16503791 A JP16503791 A JP 16503791A JP H04362710 A JPH04362710 A JP H04362710A
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哲朗 加藤
Osamu Yoshida
修 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】工作機械やロボット等の数値制御
装置で制御されるサーボモータの加減速制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は従来から実施されているサーボモ
ータの加減速制御のブロック図である。符号1は移動指
令rc を加減速制御する加減速制御部で、移動指令を
直線的に増大,減少させる直線形加減速制御部、指数関
数的に増減させる指数関数形加減速制御部が知られてい
る。また、符号2はローパスフイルタで、加減速制御部
の出力rから高周波成分を削除し急激な変化をなくした
移動指令としてサーボ系3に出力するものである。
【0003】従来の形加減速制御においては、上記加減
速制御部1の時定数を指令速度(分配速度)に関係なく
一定として制御されている(特開昭59−168513
号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】直線形加減速制御で加
減速時間を一定とした場合、指令速度(分配周期毎の移
動指令)がrc とすると、加減速制御部に入力される
各分配周期毎の移動指令(指令速度)はrc となり矩
形波状に入力され、指令速度rc に関係せず、一定の
加減速時間(時定数)T1で加減速制御され、加減速制
御部2からは図2(a)に示すように出力(r1〜r4
)され、この信号がフイルタ2に入力され図2(b)に
示すように高周波成分がカットされて、サーボ系3に出
力されサーボモータを駆動することになる。この場合、
図3に示すように、目標速度(指令速度)が小さくなる
につれて加速度が小さくなる。すなわちサーボモータの
出力トルクが小さくなる。
【0005】図3において、横軸はサーボモータの速度
、縦軸はサーボモータの加速度で、Acはサーボモータ
のトルクカーブから動摩擦分を差し引いて計算した速度
−加速度曲線(以下この曲線を加速度曲線という)であ
り、r1〜r4はそれぞれ図2(a),(b)に示す加
減速制御された移動指令(指令速度)に対応する速度−
加速度曲線である。さらに、a,b,cの区間は、図2
(b)のa,b,cの区間と対応するものである。
【0006】この図3から明らかのように、移動指令(
指令速度)rc が小さくなるにつれて加速度は小さく
なり、サーボモータの使用可能トルクを有効に使用して
いないという欠点があり、サーボモータの使用可能トル
クを有効に使用すれば、目標速度にさらに短い時間で達
成させることができるにもかかわらず、一定の加減速時
間で加減速され、時間を要するという問題がある。
【0007】上記問題を解決する方法として、図4(a
)に示すように加速度一定になるように時定数(加減速
時間)を変える加減速制御も知られている。この場合、
フイルタ2の出力は図4(b)に示すようになり、速度
−加速度曲線を求めると、図5に示すようになり、最高
動作速度でサーボモータの使用可能なトルクにより加速
度は制限されてしまうという欠点がある。
【0008】このように、従来の加減速時間一定もしく
は加速度一定の加減速制御ではサーボモータの使用可能
トルクを有効に利用して加減速を行なっておらず、最適
(最短)の加減速を行なっていない。
【0009】そこで本発明の目的は、サーボモータの使
用可能トルクを考慮し、加減速時間が最短となるような
加減速制御方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】移動指令に対して、加減
速制御処理して、さらにはフイルタ処理してサーボ系へ
の移動指令とするサーボモータの制御方式において、本
発明は、移動指令に対して上記加減速制御を含むサーボ
モータの応答の速度−加速度曲線が、上記サーボモータ
のトルクカーブから動摩擦分を差し引いて求めた速度−
加速度曲線に接するようになる上記加減速制御部の加速
度を求め、この加速度で上記加減速制御処理を行なうよ
うにした。また、移動指令による移動量が短く目標速度
まで達しない場合には、移動指令に対して上記加減速制
御を含むサーボモータの応答の速度−加速度曲線が、上
記サーボモータのトルクカーブから動摩擦分を差し引い
て求めた速度−加速度曲線の範囲内で近接するまで、上
記加減速制御部の加速度を増大させ、その加速度で加減
速制御処理を行なうようにした。
【0011】
【作用】モータは、該モータのトルクカーブから動摩擦
分を差し引いて求めた速度−加速度曲線の範囲内でその
トルクを出力できる。そのため、移動指令に対して上記
加減速制御を含むサーボモータの応答の速度−加速度曲
線を求め、該サーボモータの応答の速度−加速度曲線が
、モータのトルクカーブから動摩擦分を差し引いて求め
た速度−加速度曲線に接するようになる加減速制御部の
加速度を求め、この加速度で加減速制御を行なう。これ
により、モータの使用可能の最大トルクを利用して加減
速を行なうことができる。
【0012】また、移動距離が短く、上述の方法で求め
た場合でも、目標速度まで達しない場合には、サーボモ
ータのトルクカーブから動摩擦分を差し引いて求めた速
度−加速度曲線の範囲内で近接するまで、上記加減速制
御部の加速度を増大させて加速度を決め、この加速度で
加減速制御を行なう。
【0013】
【実施例】図1において、フィルタ2の伝達関数をG1
(s)、サーボ系3の伝達関数をG2(s)とし、この
フィルタ2、サーボ系3の合成伝達関数をG(s)とし
、この伝達関数G(s)が1次遅れである場合を考える
。すなわち、 G(s)=G1(s)・G2(s)=1/(Ts+1)
とする。このことは、フイルタ2が1次遅れ系で、サー
ボ系3がほとんど遅れがない系、若しくは、サーボ系3
が1次遅れ系で、フイルタ2を設けず移動指令rc を
直接サーボ系3に出力する場合である。
【0014】また、加減速制御部1を直線形加減速制御
とし、加減速時間(時定数)をT1で、この加減速期間
中は、加速度αで加減速制御し移動指令rを出力し、そ
の後は目標速度v0 で移動指令rを出力するものとす
る。すなわち、直線形加減速制御部1はQ(T1/移動
指令周期)個のレジスタを有し、これらレジスタに記憶
する値を順次シフトしながら1番目のレジスタに分配さ
れた移動指令を格納し、各レジスタに記憶する値を加算
し、Qで除算して出力rを出力するものである(特開昭
59−168513号参照)。
【0015】サーボモータの出力速度をvとすると、フ
イルタ2をも含めた入出力関係(移動指令rc に対す
るサーボモータの出力速度vの関係)は数式1になる。
【0016】
【数1】 まず、移動指令の開始時t=0から加減速時間T1完了
t=T1までの間(0≦t≦T1)について解くと数式
1より、
【0017】
【数2】 r=α・tを代入し、
【0018】
【数3】 t=0として一般解を求めると、
【0019】
【数4】 v=C1 eatとして上式に代入する。なお、C1 
は係数である。
【0020】
【数5】 上記数式5より、一般解は、
【0021】
【数6】 次に、定数変化法により特解を求める。係数C1 を時
間tの関数と考えると、
【0022】
【数7】 上記数式と一般解の数式6を数式3に代入すると、
【0
023】
【数8】 上記数式8より、
【0024】
【数9】
【0025】
【数10】
【0026】
【数11】 となり、特解は、
【0027】
【数12】 となる。なお、ここでC2 は積分定数である。上記数
式12及び数式6より
【0028】
【数13】 なお、C=C1 +C2 である。そして、t=0の時
、v=0であるので、数式13より、C=αTとなり、
数式3の解は、
【0029】
【数14】 となる。またモータの加速度Aは数式14を微分して、
【0030】
【数15】 次に、速度と加速度の関係を求める。まず、数式15よ
り、
【0031】
【数16】 上記数式16を数式14に代入することによって次の数
式17の速度と加速度の関係式が求められる。
【0032】
【数17】 次にt≧T1 の範囲について解く。数式1にr=v0
 を代入し解くと、
【0033】
【数18】 上記数式18を微分してモータの加速度Aを求めると、
【0034】
【数19】 上記数式18,19より、t≧T1 の範囲における速
度vと加速度Aとの関係は
【0035】
【数20】 となる。上記数式17及び数式20において、Tはフイ
ルタ2及びサーボ系3の伝達関数G(s)の時定数であ
り、フィルタ,サーボ系が決まれば、一律的に決まる値
であるので、数式20は目標速度v0 が決まれば、速
度−加速度曲線は一律的に決まり、図6に直線Lで示さ
れるようになる。また、数式17は加減速制御部の加速
度αによって変動し、数式17のグラフは加速度αが大
きいほどモータの加速度Aは大きく、大きなトルクを出
力することになる。図6のLaは加速度αが小さいとき
の数式17の速度−加速度カーブで、Lb,Lc,Ld
は順次加速度αを大きくしたときの数式17の速度−加
速度カーブを示すものである。この図6で示されるよう
に、目標速度がv0 のときには、数式20で決まる速
度−加速度直線Lと数式17で加速度αによって決まる
速度−加速度カーブのLa〜Ldの1つで決定される速
度−加速度曲線が得られ、この速度−加速度曲線とモー
タのトルクカーブから動摩擦分を差し引いた加速度曲線
Acが接するときが、モータが使用可能のトルクを最大
限に利用したものとなる。
【0036】図6では、カーブLcと直線Lの速度−加
速度曲線を得るときの加速度αが最適値となる。すなわ
ち、カーブLaと直線L,カーブLbと直線Lでは、モ
ータが有する使用可能のトルクを十分に利用しておらず
、カーブLdと直線Lではモータの使用可能のトルク以
上のトルクを利用しなければならず、モータは追従しな
くなる。しかし、カーブLcと直線Lでは、モータの使
用可能のトルクを最大限に利用できるもので、モータの
追従遅れもなく、最適の加減速制御部の加速度αとなる
。そして、加速度αが決まれば、目標速度v0 とこの
加速度αより加減速制御部1の加減速時間(レジスタの
数Q)T1はv0 /αとして求められる。
【0037】また、上述のようにして加減速制御部1の
加速度α,加減速時間T1を求めても、移動指令におけ
る移動量が短い場合には、決定された加速度αで加速し
ても目標速度v0 に到達しないまま減速される場合が
生じ、最適加速度にならない場合がある。このような場
合には、移動距離Sと決定された加速度αより、到達可
能最高速度vm を求め、この到達可能最高速度vm 
を目標速度として、再度上述した方法で加速度αを求め
、さらに到達可能最高速度vm を求める上記処理を数
回行なって到達可能最高速度vm が目標速度v0 に
近付くようにする。例えば、図7(a)に示すような加
速度αが求められ、この加速度αで加減速制御を行なっ
たとき移動距離が短く、図7(b)に示すように目標速
度まで達しないときには、この加速度αと移動距離Sよ
り、到達可能最高速度vm を次の数式21で求める。
【0038】
【数21】 そして、この到達可能最高速度vm が目標速度v0 
に達しないときには、この到達可能最高速度vm を目
標速度とし上述の方法で、再度加速度αを求める。この
場合、図6に破線で示すような速度−加速度曲線が得ら
れることになり加速度αは増大することになる。以下、
上述した処理を数回行なって到達可能最高速度vm が
目標速度v0 に近付くように加速度αを決める。
【0039】図8は移動指令を出力するサーボモータの
制御装置、例えば数値制御装置のプロセッサが移動指令
の分配周期毎実施する本発明を適用した加減速制御のフ
ローチャートである。
【0040】まず、数値制御装置に、使用するサーボモ
ータのトルクカーブから動摩擦分を差し引いた速度−加
速度曲線である加速度曲線Acの式を予め設定記憶させ
ておく。例えば、図6に示す加速度曲線Acの速度0か
ら速度v1 までの直線式と速度v1 から加速度0ま
での直線式を設定記憶させておく。また、フイルタ2を
含むサーボ系の伝達関数G(s)の時定数Tを求め、こ
の時定数Tとさらに加減速制御部1の加速度αをパラメ
ータとする数式17、及び上記時定数Tと目標速度v0
 で決まる数式20を設定記憶させておく。
【0041】そして、数値制御装置のプロセッサは図8
に示す処理を所定周期(分配周期)毎実施する。まず、
動作プログラムの1ブロックの移動が完了したとき「0
」にセットされるフラグFが「0」か否か判断し(ステ
ップS1)、始めは初期設定で「0」であるので、ステ
ップS2に進み、動作プログラムから1ブロックを読み
だし、移動指令の移動距離S、及び指令速度v0 を読
み取り、各周期毎の移動指令rc を求める。次に、カ
ウンタCNが「1」にセットし(ステップS3)、読み
取った指令速度v0 によって決まる数式20の速度−
加速度直線Lと加速度カーブAcとの交点(v,A)=
(vt ,At )を求め(ステップS4)、数式17
のv,Aにvt ,Atを代入して加速度αを求める(
ステップS5)。
【0042】次にステップS2で読み取った移動距離S
とステップS5で求めた加速度αより数式21の演算を
行なって到達可能最高速度vm を求め(ステップS6
)、該到達可能最高速度vm が指令速度(目標速度)
v0 以上か否か判断し(ステップS7)、移動距離S
が長く、到達可能最高速度vm が指令速度v0 以上
であれば、ステップS9に移行し、指令速度v0 をス
テップS5で求めた加速度αで除して加減速時間(時定
数)T1、すなわち、レジスタQの数を求め(ステップ
S9)、移動指令rc を加減速制御し(ステップS1
0)、さらにフイルタ処理を行なって(ステップS11
)得られる移動指令r´をサーボ側に出力する(ステッ
プS12)。
【0043】そして、目標位置まで達したか否か判断し
(ステップS13)、達してなければ、フラグFを「1
」にセットし(ステップS15)、当該周期の処理を終
了する。次の周期では、フラグFが「1」であるのでス
テップS1からステップS10に移行して移動指令rc
 の加減速処理、及びフイルタ処理を行ない、目標位置
に達するまで(ステップS1,S10〜S13,S15
の処理を各周期毎行なう。そして、ステップS13で目
標位置に達したことが検出されると、フラグFを「0」
にセットする(ステップS14)。その結果次の周期で
は、ステップS1からステップS2に移行し、次のブロ
ックの移動指令を読み出し、前述したステップS3以下
の処理を実行する。
【0044】また、ステップS7で、ステップS6で求
めた到達可能最高速度vm が目標速度v0 より小さ
い場合、すなわち、移動距離Sが短く、ステップS5で
求めた加速度αでは、目標速度に達しない場合には、カ
ウンタCNが設定値Nに達しているか否か判断し(ステ
ップS8)、達していなければ、カウンタCNに「1」
を加算し(ステップS16)、ステップS6で求めた到
達可能最高速度vm を目標速度とし(ステップS17
)、ステップS4に戻り、再びステップS4以下の処理
を行なって加速度α,到達可能最高速度vmを求め、こ
の到達可能最高速度vm が指令された目標速度v0 
に達するか、もしくは、カウンタCNが設定値Nになる
まで、ステップS4〜S8,S16,S17の処理を繰
り返す。 そして、ステップS7で指令速度v0 以上になったこ
とが検出されるか、ステップS8でカウンタCNが設定
値Nに達したことが検出されると、ステップS9に移行
し、前述したように、求められた加速度αで指令速度v
0 を除して加減速時間T1を求め、移動指令rc に
対し加減速処理,フイルタ処理を行なってサーボ側に移
動指令として出力する。
【0045】以上のようにして、モータの使用可能トル
クを最大限に利用し、加減速時間を最小にする。それに
より、サイクルタイムを大幅に短縮することができる。
【0046】上記実施例では、フイルタ2を含めたサー
ボ系の伝達関数を1次遅れで近似した例を説明したが、
2次,3次とN次遅れの伝達関数で近似される場合でも
、図6に示すように、加速度曲線Acに、近似された制
御系における速度−加速度曲線が接する加速度αを求め
るようにすればよい。さらに、上記実施例では、加減速
制御部を直線形加減速制御で構成した例を説明したが、
指数関数形加減速でもよく、この場合でも、制御系にお
ける速度−加速度曲線を求め、この曲線が加速度曲線A
cに接するときの加速度(時定数)を求めるようにすれ
ばよい。
【0047】
【発明の効果】本発明においては、目標速度(指令速度
)に合わせ、使用するサーボモータの使用可能トルクを
最大に使用できるように加減速制御部の加速度(時定数
)を自動調整するようにしたので、加減速時間が大幅に
減少し、その結果サイクルタイムを大幅に短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーボモータの加減速制御のブロック図である
【図2】加減速時間一定の直線形加減速処理後の移動指
令及びフィルタ処理を行なった後の移動指令の説明図で
ある。
【図3】モータの加速度曲線と、加減速時間一定の直線
形加減速制御における速度−加速度曲線との関係を説明
する説明図である。
【図4】加速度一定の直線形加減速処理後の移動指令及
びフィルタ処理を行なった後の移動指令の説明図である
【図5】モータの加速度曲線と、加速度一定の直線形加
減速制御における速度−加速度曲線との関係を説明する
説明図である。
【図6】本発明の実施例における加減速制御部の加速度
の求め方を説明する説明図である。
【図7】移動距離が短いときの到達速度を説明する説明
図である。
【図8】本発明の一実施例における所定周期毎のサーボ
系への移動指令出力処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1  加減速制御部 2  フイルタ 3  サーボ系 Ac  モータのトルクカーブから動摩擦分を差し引い
た速度−加速度曲線(加速度曲線)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  移動指令に対して、加減速制御処理し
    てサーボ系への移動指令とするサーボモータの制御方式
    において、移動指令に対して上記加減速制御を含むサー
    ボモータの応答の速度−加速度曲線が、上記サーボモー
    タのトルクカーブから動摩擦分を差し引いて求めた速度
    −加速度曲線に接するようになる上記加減速制御部の加
    速度を求め、この加速度で上記加減速制御処理を行なう
    ようにしたサーボモータの最適加減速制御方式。
  2. 【請求項2】  移動指令に対して、加減速制御処理し
    さらにフイルタ処理してサーボ系への移動指令とするサ
    ーボモータの制御方式において、移動指令に対して上記
    加減速制御を含むサーボモータの応答の速度−加速度曲
    線が、上記サーボモータのトルクカーブから動摩擦分を
    差し引いて求めた速度−加速度曲線に接するようになる
    上記加減速制御部の加速度を求め、この加速度で上記加
    減速制御処理を行なうようにしたサーボモータの最適加
    減速制御方式。
  3. 【請求項3】  移動指令による移動量が短く目標速度
    まで達しない場合には、移動指令に対して上記加減速制
    御を含むサーボモータの応答の速度−加速度曲線が、上
    記サーボモータのトルクカーブから動摩擦分を差し引い
    て求めた速度−加速度曲線の範囲内で近接するまで、上
    記加減速制御部の加速度を増大させる請求項1若しくは
    請求項2記載のサーボモータの最適加減速制御方式。
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