JPH04362448A - ワイパ制御装置 - Google Patents

ワイパ制御装置

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Publication number
JPH04362448A
JPH04362448A JP3139059A JP13905991A JPH04362448A JP H04362448 A JPH04362448 A JP H04362448A JP 3139059 A JP3139059 A JP 3139059A JP 13905991 A JP13905991 A JP 13905991A JP H04362448 A JPH04362448 A JP H04362448A
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JP
Japan
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wiper
vehicle
speed
control device
stop
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Application number
JP3139059A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nomura
徹也 野村
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイパ制御装置に関し、
特に車の走行状態に応じてワイパの作動感度を変更する
ようにしたワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のワイパ制御を行うにあ
たり、車速を検知し、該検知された車速が所定値以下で
あるか否かに応じてワイパの作動感度を変更する技術が
種々提案されている。
【0003】この場合該車速を検知する手段としては、
ギヤなどを含む機械的な回転を利用して車速信号をとり
込む方法と、ピックアップのような車輪速センサによっ
て車速信号を電気的にとり込む方法とがあるが、前者の
場合は機械的に複雑な機構を付加する必要があり、また
後者におけるような車輪速センサからの車速信号はブレ
ーキ制御やエンジン制御などの重要な制御に利用されて
いるため、こられの重要な制御に使用されている車速信
号をむやみにとり込むことは、システム的に悪影響を与
えるおそれがあって好ましくないという問題点があった
【0004】またワイパ制御においては、車が停車して
いる時は、視界の確保よりもワイパの払拭しすぎによる
から拭き防止を重視する必要があるという点で、車が走
行している(低速で走行している場合も含む)時とは特
に区別すべき特異な状態であるが、従来技術においては
特に停車中と低速走行中とを厳密に区別して制御してお
らず(例えばアイドリング状態を検知してそれに応じた
制御をしたとしても、該アイドリング状態のうちには厳
密には停車状態のほかに低速走行状態にある場合なども
含まれており、したがってこのような制御による場合に
はかかる走行状態を重視した制御、すなわちたとえ低速
であっても走行状態にある以上停車中とは異なって視界
をより重視した制御を行う必要がある)、停車中のから
拭きを十分に防止することができないという問題点もあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる技術的
背景のもとになされたもので、上述したような車速信号
をとり込むことなく車の走行状態に応じて最適なワイパ
制御を行うことができるようにしたものである。
【0006】更にまた本発明は簡単かつ確実に車が停車
していることを判定して、車が停車中である場合のワイ
パ制御を、車が走行状態(低速走行状態も含む)にある
場合と区別して、ワイパのから拭き発生を防止しドライ
バーのフィーリングにマッチした適切な制御となるよう
にしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明によれば、パーキングブレーキ操作時に発生
されるパーキング信号によって停車していることを検知
する手段および該検知手段によって停車中であることが
検知されている間ワイパの作動感度を低下させる手段を
そなえていることを特徴とするワイパ制御装置が提供さ
れる。
【0008】更にまた本発明によれば、エンジン回転数
を検知する手段および該検知されたエンジン回転数の増
加に応じてワイパの作動感度を向上させる手段をそなえ
ていることを特徴とするワイパ制御装置が提供される。
【0009】
【作用】上記構成によれば車が停車中であることを簡単
かつ確実に検知して、該停車中はワイパの払拭しすぎに
よるから拭きを発生しないようなワイパ制御を行うこと
ができる。
【0010】更にまた上記構成によれば、車速信号をと
り込むことなく、車の走行状態に応じて適切なワイパ制
御を行うことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の1実施例としてのワイパ制御
装置の全体構成を示すもので、レインセンサ11からの
雨滴パルス出力が入力インターフェイス21を通して波
形整形されてオートワイパコントローラ内に設けられた
マイクロコンピュータ3に入力される。またパーキング
ブレーキが操作された時パーキングスイッチ12がオン
となることにより発生されるパーキング信号が、入力イ
ンターフェイス22を通してマイクロコンピュータ3に
入力される。
【0012】更にワイパモータ6と連動して設けられる
カムスイッチ7からの信号(カムスイッチ7がオフ位置
にあるときは接地電位となり、カムスイッチ7がオン位
置にあるときiGライン(イグニションライン)の電圧
となる)が入力インターフェイス23を通して該マイク
ロコンピュータ3に入力される。ここで該カムスイッチ
7は、ワイパアームが停止位置にあるときから約10°
動くまでの間はオフ位置にあり、更に該ワイパアームが
動くとオン位置に切替り、その後該ワイパアームが端部
一杯の位置まで動き再び停止位置まで戻るまでの間は該
オン位置を維持し、該ワイパアームが停止位置まで戻っ
たときに再びオフ位置に切替る。
【0013】これにより該カムスイッチ7がオン位置に
あるときに該マイクロコンピュータ3に入力されるカム
スイッチ信号(iGラインの電圧)により該ワイパアー
ム(したがってワイパモータ6)が作動中であることが
モニターされ、また該カムスイッチ7がオフ位置となっ
たときに該マイクロコンピュータ3に入力されるカムス
イッチ信号(接地電位)により該ワイパアームが停止位
置まで戻ったことが検知される。
【0014】41, 42はそれぞれ該マイクロコンピ
ュータ3の出力側に接続されるドライバ回路であって、
該ドライバ回路41を通してレリー51のオン・オフが
制御され、また該ドライバ回路42を通してリレー52
のオン・オフが制御される。そして上述したようにワイ
パアームが停止位置まで戻ったときには上記カムスイッ
チ7はオフ位置となり、そのとき該マイクロコンピュー
タ3に入力されるカムスイッチ信号により、該マイクロ
コンピュータ3および該ドライバ回路41および42を
介して該リレー51, 52はともにオフとされる。こ
れにより該ワイパモータ6の低速制御用端子61には、
該カムスイッチ7のオフ接点および該リレー51, 5
2のオフ接点を通して接地電圧が供給され(すなわち該
ワイパモータ6は短絡され)、これにより該ワイパモー
タ6には該短絡回路を通して制動電流が流れ、該ワイパ
アームの停止位置で停止することとなる。
【0015】次に該マイクロコンピュータ3からの指示
によりドライバ回路42を介してリレー52がオンとな
れば(このときリレー51はオフ)、該リレー52のオ
ン側接点に接続されたiGラインの電圧が該リレー52
のオン接点および該リレー51のオフ接点を介して該ワ
イパモータ6の低速制御用端子61に供給され、該ワイ
パモータ(したがってワイパアーム)は所定の低速作動
を行う。そして該ワイパアームが1回動作して上記停止
位置まで戻れば、上述したように該リレー51および5
2がオフとなって該ワイパモータは一旦停止する。
【0016】また雨量(レインセンサによって検出され
た雨滴パルスの積算値)が所定の値以上となった場合に
は、該マイクロコンピュータ3からの指示により該ドラ
イバ回路41, 42を介してリレー51, 52をと
もにオンとし、このような場合には、該リレー52のオ
ン側接点に接続されたiGラインの電圧を該リレー52
および51のオン接点を介して該ワイパモータ6 の高
速制御用端子62に供給し、該ワイパモータ(したがっ
てワイパアーム)を所定の高速で作動させることもでき
る。
【0017】図2は上記図1に示されるマイクロコンピ
ュータの動作手順をフローチャートで例示する図であっ
て、ステップ1で初期化動作が行われ、ステップ2で該
レインセンサから出力される雨滴パルスを積算する。次
いでステップ3でパーキングブレーキが操作されている
か否か(すなわちパーキングスイッチがオンとなってパ
ーキング信号が出力されているか否か)が判別され、こ
れにより車が停車しているか否かを簡単にかつ確実に判
定することができる。
【0018】そしてイエス(すなわち停車中)であれば
ステップ4に進んで該ステップ2で積算された雨滴パル
スの積算値(ΣRp)が所定の制御しきい値T1 に達
したか否かが判定される。一方ステップ3の判定がノウ
(すなわち走行中)であればステップ5に進んで該雨滴
パルスの積算値(ΣRp)が別の制御しきい値T2 に
達したか否かが判定される。ここで該2つの制御しきい
値の間にはT1 >T2 の関係をもたせ、これにより
停車中は走行中よりワイパの作動感度を低下させる。す
なわち停車中は視界の確保よりもワイパの払拭しすぎに
よるから拭きの発生防止を重視して(仮にレインセンサ
の検知領域で局部的にまとまった雨滴が検知されてもか
ら拭きを発生しないように)、上記制御しきい値T1 
を所定の大きい値に設定する。一方、走行中は低速走行
中も含めて、多少のから拭きを生じても必要な視界を確
保しうるように上記制御しきい値T2 を所定の小さい
値に設定する。
【0019】なお上記制御しきい値T1 をT2 より
大きく設定することによって停車中のワイパ作動感度を
低下させる代りに、上記雨滴パルスの積算値ΣRp に
所定の補正係数(停車中はK1 、走行中はK2)を乗
じ、該K1 ・ΣRp(ステップ4の場合)又はK2 
・ΣRp(ステップ5の場合)が所定の制御しきい値T
O に達したか否かを上記各ステップ4および5で判別
するようにしてもよい。この場合はK1 <K2 とす
ることによって停車中のワイパ作動感度を走行中より低
下させることができる。
【0020】次いで上記ステップ4またはステップ5の
判定がイエスとなれば(すなわちΣRp がそれぞれ所
定の制御しきい値に達すれば)、ステップ6で上記雨滴
パルスの積算値をクリヤし、ステップ7で上記ドライバ
回路42を通して上記リレー52をオンとし該ワイパモ
ータ(したがってワイパアーム)を作動させる。次いで
ステップ8でカムスイッチがオンとなることによって該
ワイパモータが作動中であることがモニタされ、更にス
テップ9でカムスイッチがオフとなることによって該ワ
イパアームが1回作動して停止位置まで戻ったことが検
知され、これによりステップ10で該ワイパモータを一
旦停止させ(すなわちドライバ回路42を通して上記リ
レー52をオフとし)、ステップ2に戻る。
【0021】図3は本発明の他の実施例としてのワイパ
制御装置の全体構成を示すもので、オートワイパコント
ローラ内に設けられたマイクロコンピュータ3にはiG
ライン(イグニッションライン)から電圧安定化回路(
Vcc)25を経て所定の電源電圧が供給されるととも
に、コンデンサ24を通して該iGラインに乗ったイグ
ニッションパルスのノイズ(その発生周波数はエンジン
回転数に比例する)をとり込み、入力インターフェイス
22において該とり込まれたノイズが増巾および波形整
形(例えばコンパレータにより)されて該マイクロコン
ピュータ3に入力される。またレインセンサ1からの雨
滴パルス出力がインターフェイス21を通して波形整形
されて該マイクロコンピュータ3に入力される。なおド
ライバ回路41, 42、リレー51, 52、ワイパ
モータ6およびカムスイッチ7の部分の構成は上記図1
と同様であり、該カムスイッチ7からのオン・オフ信号
が入力インターフェイス23を通して該マイクロコンピ
ュータ3に入力される。
【0022】図4は上記図3に示されるマイクロコンピ
ュータの動作手順をフローチャートで例示するもので、
ステップ1で初期化動作が行われ、ステップ2で該イグ
ニッションライン(iGライン)からとり込まれるイグ
ニッションパルスのノイズの周波数からそのときのエン
ジン回転数(毎分当りのエンジン回転数は毎秒当りのノ
イズの発生数の60倍となる)が演算される。次いでス
テップ3で該レインセンサから出力される雨滴パルスを
積算する。
【0023】次いでステップ4で該演算されたエンジン
回転数をもとにして車がアイドリング状態にあるか否か
が判定される。なおこの場合、該エンジン回転数が例え
ば1,000r.p.m. 以下の場合にアイドリング
状態であると判定する。そしてその判定結果がイエスで
あればステップ5に進んで、該積算された雨滴パルスの
積算値(ΣRp)が所定の制御しきい値T3 に達した
か否かが判定される。
【0024】またステップ4の判定結果がノウであれば
ステップ6に進んで該演算されたエンジン回転数が低・
中回転の範囲(例えば1,000r.p.m.以上で4
,000r.p.m.以下) にあるか否かが判定され
る。そしてその判定結果がイエスであればステップ7に
進んで、該積算された雨滴パルスの積算値(ΣRp)が
別の制御しきい値T2 に達したか否かが判定される。 また該ステップ6の判定結果がノウの場合(該演算され
たエンジン回転数が例えば4,000r.p.m.以上
の場合)には、ステップ8に進んで、該積算された雨滴
パルス積算値(ΣRp)が更に別の制御しきい値T1 
に達したか否かが判定される。
【0025】ここで該3つの制御しきい値の間にはT1
 <T2 <T3 の関係をもたせる。すなわち上記ス
テップ4でアイドリング状態と判定された場合には車が
停車中又は低速走行の状態にあるから、ワイパのから拭
きの発生防止に重点をおいて、該3つの制御しきい値の
うちで該制御しきい値T3 を最も大きくし、ワイパの
作動感度を低下させる。
【0026】またステップ6の判定結果がノウとなった
場合は車速が高速状態にあると推定でき、またこのよう
にエンジン回転数が高くなっている状態は通常車が急加
速状態にあり、ドライバーが前方の走行視界を最も気に
する状態でもあるから、ワイパのから拭きを生じてでも
視界の確保を最も重視して、該3つの制御しきい値のう
ちで該制御しきい値T1 を最も小さくし、ワイパの作
動感度を向上させる。
【0027】このようにして上記各ステップ5,7、又
は8の判定がイエスとなれば(すなわちΣRp がそれ
ぞれ所定の制御しきい値に達すれば) 、ステップ9で
上記雨滴パルスの積算値をクリヤし、ステップ10で上
記ドライバ回路42を通して上記リレー52をオンとし
、該ワイパモータ(したがってワイパアーム)を作動さ
せる。次いでステップ11でカムスイッチがオンとなり
、更にステップ12でカムスイッチがオフとなることに
よって該ワイパアームが1回作動して停止位置まで戻っ
たことが検知されると、ステップ13で該ワイパモータ
を一旦停止させ(すなわちドライバ回路42を通してリ
レー52をオフとし)、ステップ2に戻る。
【0028】なお上記の場合は上記3つの制御しきい値
の間にT1 <T2 <T3 の関係をもたせたが、上
記図2の動作手順の説明中において述べたように、上記
制御しきい値を変更する代りに雨滴パルスの積算値ΣR
p に乗ずる補正係数をK1 ,K2 又はK3 と変
更し、該K3 ・ΣRp(ステップ5の場合)、K2 
・ΣRp(ステップ7の場合)又はK1 ・ΣRp(ス
テップ8の場合)が所定の制御しきい値T0 に達した
か否かを上記各ステップ5,7、又は8で判別するよう
にしてもよい。そしてこの場合はK1 >K2 >K3
 とすることによって上記作動感度の変更がなされる。
【0029】図5および図6は上記図3に示されるマイ
クロコンピュータの動作手順の他の例をフローチャート
で示す図であってステップ1で初期化動作が行われ、ス
テップ2で該iGラインからとり込まれるイグニッショ
ンパルスのノイズの周波数からそのときのエンジン回転
数が演算される。次いでステップ3で該レインセンサか
ら出力される雨滴パルスを積算する。そしてステップ4
で該積算された雨滴パルスの積算値ΣRp が所定の制
御しきい値THRに達したか否かが判定される。
【0030】そして上記ステップ4の判定結果がノウで
あれば(雨滴パルスの積算値ΣRpが制御しきい値TH
Rに達していなければ)、ステップ5に進んで上記ステ
ップ2で演算されたエンジン回転数をもとにして車がア
イドリング状態にあるか否かが判定される。そしてその
判定結果がイエスであればステップ6に進んでワイパ作
動の時間しきい値(サンプリング時間)を10秒に設定
する。またステップ5の判定結果がノウであればステッ
プ7に進んで該演算されたエンジン回転数が低・中回転
の範囲にあるか否かが判定され、イエスであればステッ
プ8に進んで該時間しきい値(サンプリング時間)を5
秒に設定し、またノウであればステップ9に進んで該時
間しきい値(サンプリング時間)を2秒に設定する。こ
こで該アイドリング状態にあるか否かの判定基準および
エンジン回転数が低・中回転の範囲にあるか否かの判定
基準は上記図4で説明した場合と同様である。
【0031】そして上記3つの時間しきい値のうち、該
アイドリング状態にある場合の時間しきい値を最も長く
して(例えば10秒として)ワイパの作動感度を低下さ
せるのは、上述したようにこのような状態では視界の確
保よりもワイパのから拭きの発生防止を重視するからで
あり、またステップ7の判定がノウとなった場合(例え
ばエンジン回転数が4,000r.p.m. 以上の場
合)の時間しきい値を最も短くして(例えば2秒として
) ワイパの作動感度を向上させるのは、このような状
態ではワイパのから拭きを生じてでも視界の確保を重視
し、仮にレインセンサの読みこぼしや降雨量の一時的減
少などによって上記積算値ΣRp が上記制御しきい値
THRに達しない場合であっても、最大限例えば2秒経
過後にはワイパを作動させることが必要と考えられるか
らである。
【0032】このようにして上記各ステップ6,8、お
よび9において、それぞれ所定の時間しきい値を設定し
た後、ステップ10で該設定された時間しきい値に対応
する時間が経過したか否かが判別され、イエスとなれば
、ステップ11に進んでそのときの該雨滴パルスの積算
値ΣRp が所定値Aより大であるか否かが判定される
。そしてイエスであればステップ12に進んでワイパの
作動モードを高速連続モード(上記リレー51, 52
をともにオンとしてワイパモータを高速作動させるモー
ド)とする。
【0033】またステップ11の判定がノウであればス
テップ13に進んでそのときの該雨滴パルスの積算値Σ
Rp が別の所定値B(但しB<A)より大であるか否
かが判定され、イエスであればステップ14に進んでワ
イパの作動モードを低速連続モード(上記リレー51を
オフ、リレー52をオンとしてワイパモータを低速作動
させるモード)とする。以下同様にしてステップ15で
該雨滴パルスの積算値ΣRp が更に別の所定値N(但
しN<…B<A)より大であるか否かが判定され、イエ
スであればステップ16でワイパの作動モードを例えば
5秒間隔の間欠作動モードとし、ノウであればステップ
17でワイパの作動モードを例えば10秒間隔の(最大
時間間隔の)間欠作動モードとする。
【0034】このようにしてモード決定がなされた後、
ステップ21に進んで上記ドライバ回路42を通して上
記リレー52をオンとし(ただし上記高速連続モードの
ときは上記リレー51, 52をオンとし)、該ワイパ
モータ(したがってワイパアーム)を該決定されたモー
ドで作動させる。次いでステップ22でカムスイッチが
オンとなり、更にステップ23でカムスイッチがオフと
なることによって該ワイパアームが1回作動して停止位
置まで戻ったことが検知されると、ステップ24で該ワ
イパモータを一旦停止させ(すなわちリレー52(ある
いはリレー51および52)をオフとし)、ステップ2
5で該雨滴パルスの積算値をクリヤしてステップ2に戻
り、上記動作手順を再開する。
【0035】一方、上記ステップ4の判定結果がイエス
であれば、ステップ18に進み該積算された雨滴パルス
の積算値ΣRp が該制御しきい値THRに達したとき
の経過時間(前回のワイパ動作により積算値クリヤがな
された以降の経過時間)tが、モードアップしきい値T
upより短かいか否かが判別される。
【0036】ここで該モードアップしきい値Tupはそ
のとき設定されている時間しきい値T(上記ステップ6
,8、および9で述べたように該雨滴パルスの積算値Σ
Rp が上記制御しきい値THRに達しなくても、前回
のワイパ動作以降の経過時間が該時間Tに達したら次回
のワイパ動作を行わせるための時間しきい値)の例えば
0.8倍(すなわち例えばTup=0.8T)とする。
【0037】そして該ステップ18の判定結果がノウで
あれば(tがTupより長ければ)、その時の降雨量に
対するワイパの作動モードは適切に設定されているもの
として上記ステップ12, 14, 16又は17で決
定されたそのときの作動モードをそのまま維持して(ス
テップ19)、上記ステップ21に進み、該作動モード
でワイパモータを作動させる。また該ステップ18の判
定結果がイエスであれば(tがTupより短かければ)
、上記ステップ12, 14, 16又は17で決定さ
れたそのときのワイパの作動モードを上位の作動モード
にモードアップして(ステップ20)、上記ステップ2
1に進み、該モードアップした作動モードでワイパモー
タを作動させる。
【0038】ここで該作動モードの種類としては上述し
たように、例えば高速連続作動(上記リレー51,52
をともにオンとしてワイパモータを高速作動させる)、
低速連続作動(リレー51をオフ、リレー52をオンと
してワイパモータを低速作動させる)、2秒間隔での間
欠作動、5秒間隔での間欠作動、10秒間隔での間欠作
動などがあり、モードアップの場合には、上記ステップ
12,14,16又は17で決定されたそのときの作動
モードを順に上記上位のモードに(例えばそのときの作
動モードが10秒間欠作動モードであればその上位の5
秒間欠作動モードに)モードアップして、上記ステップ
21に進み、該モードアップした作動モードでワイパモ
ータを作動させる。そして以下上述したようにステップ
22乃至ステップ25を経由してステップ2に戻り、上
記動作手順を再開する。
【0039】なお上記図1および図2に示される実施例
においても、停車中と走行中におけるワイパの作動感度
を変更する手段として上述したように制御しきい値を変
更する代りに、上記図5および図6に示される作動手順
において述べたような時間しきい値を変更するようにし
てもよい。この場合停車中のワイパの作動感度を走行中
より低下させるためには、その時間しきい値を走行中の
時間しきい値より長くなるように設定される。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば車が停車していることを
簡単かつ確実に検知して、該停車中におけるワイパのか
ら拭き発生を防止することができる。更にまた本発明に
よれば特に車速信号をとり込むことなく、車の走行状態
に応じて適切なワイパ制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例としてのワイパ制御装置の全
体構成を示す図である。
【図2】図1の装置の動作手順をフローチャートで示す
図である。
【図3】本発明の他の実施例としてのワイパ制御装置の
全体構成を示す図である。
【図4】図3の装置の動作手順をフローチャートで例示
する図である。
【図5】図3の装置の動作手順の他の例をフローチャー
トで示す図である。
【図6】図3の装置の動作手順の他の例をフローチャー
トで示す図である。
【符号の説明】
1,11…レインセンサ 12…パーキングスイッチ 3…マイクロコンピュータ 41,42…ドライバ回路 51,52…リレー 6…ワイパモータ 7…カムスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パーキングブレーキ操作時に発生され
    るパーキング信号によって停車していることを検知する
    手段および該検知手段によって停車中であることが検知
    されている間ワイパの作動感度を低下させる手段をそな
    えていることを特徴とするワイパ制御装置。
  2. 【請求項2】  エンジン回転数を検知する手段および
    該検知されたエンジン回転数の増加に応じてワイパの作
    動感度を向上させる手段をそなえていることを特徴とす
    るワイパ制御装置。
  3. 【請求項3】  該ワイパの作動感度を変更させる手段
    として、前回のワイパ動作以降に検出された雨滴パルス
    の積算値に対する制御しきい値又は該雨滴パルスの積算
    値に対する補正係数を変更するようにした、請求項1又
    は請求項2に記載のワイパ制御装置。
  4. 【請求項4】  該ワイパの作動感度を変更させる手段
    として、前回のワイパ動作以降の経過時間に対する時間
    しきい値を変更するようにした、請求項1又は請求項2
    に記載のワイパ制御装置。
JP3139059A 1991-06-11 1991-06-11 ワイパ制御装置 Pending JPH04362448A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6087795A (en) * 1997-08-28 2000-07-11 Mitsuba Corporation Wiper control method
EP1398230A2 (de) * 2002-09-13 2004-03-17 Robert Bosch Gmbh Regensensor insbesondere für ein Kraftfahrzeug mit einer Scheibenwischvorrichtung sowie Verfahren zum Steuern einer Scheibenwischvorrichtung
JP2012056500A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Denso Corp ワイパ制御装置
CN106240553A (zh) * 2016-08-16 2016-12-21 北京英创汇智科技有限公司 基于电子稳定性控制系统的汽车盘式制动器除水方法

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