JPH04361900A - プレス機械のブレーキ制御装置 - Google Patents

プレス機械のブレーキ制御装置

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JPH04361900A
JPH04361900A JP13283491A JP13283491A JPH04361900A JP H04361900 A JPH04361900 A JP H04361900A JP 13283491 A JP13283491 A JP 13283491A JP 13283491 A JP13283491 A JP 13283491A JP H04361900 A JPH04361900 A JP H04361900A
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brake
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス機械のブレーキ
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス機械は、フライホイールに蓄積さ
れた回転エネルギーをブレーキをOFF作動させかつク
ラッチをON作動させることにより、駆動軸,ギヤトレ
イン,クランク軸,コンロッドを介してスライドを上下
動させる動力源としている。このスライドを上死点等の
所定位置に停止させるつまりクランク軸を所定クランク
角度で停止させるには、クラッチをOFF作動しかつブ
レーキをON作動させて行うこと周知である。
【0003】このブレーキは、セパレート型の場合、図
6に示す構造とされている。図6において、1はクラン
ク軸でベアリング2を介して本体3に回転支持され、そ
の一端(図6では左側)には平歯車4を介してブレーキ
ハブ5が軸線Z方向に移動自在に装着されている。
【0004】ここに、ブレーキ装置は、大別してブレー
キ部10(受圧部材6,摩擦板7,押圧部材8,摩擦板
9)と、ブレーキ作動手段20(ケース21に固定され
たバネ受22,押圧部材8と一体の軸8Aに嵌装された
バネ23)と、ブレーキ解放手段30(シリンダ31,
ピストン32,電磁弁35等)とからなる。ピストン3
2は、ピストンロッド33を介して軸線Z方向にストロ
ークSだけ移動可能な押圧部材8と一体的に連結されて
いる。また、ソレノイド35Sを励磁して電磁弁35を
AポートからBポートに切替えると、ピストン32は通
路34を通してシリンダ31内に供給された空気圧によ
って図6で左方向に移動する。
【0005】すなわち、バネ23の付勢力に抗して押圧
部材8,摩擦板9を左方向に移動させブレーキ部10を
OFF作動できる。一方、電磁弁35を図示の通りAポ
ートに切替えると、ピストン32が自由状態となるので
バネ23の付勢力によってON作動できる。つまり、エ
アーフェイルでブレーキON作動するフェイルセイフ構
造とされている。
【0006】したがって、クランク軸1を図7に示すク
ランク角度θstで停止させるには、ブレーキ部10の
すべりを考慮して、それより手前のクランク角度θsで
ソレノイド35Sを励磁して電磁弁35をBポートに切
替え、ブレーキをON作動させればよい。すると、クラ
ンク軸1は、ほぼ実線で示す角速度変化率θasで減速
され、クランク角度θstで停止する。SPMが遅い場
合には、角速度変化率が2点鎖線で示すように大きいか
ら、クランク角度θs1でブレーキON作動させればよ
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
造では、ブレーキOFF作動タイミングを規定する上記
クランク角度θst(θs1等)をいかに慎重に設定し
ても、ブレーキ部10(摩擦板9,ブレーキハブ5,摩
擦板7)のいわゆるあたりの違いや温度上昇に伴う摩擦
係数のバラツキ等によって、クランク軸1の停止位置(
クランク角度θst)が変化してしまうという問題があ
る。
【0008】すなわち、図7に示す如く、角速度変化率
が1点鎖線で示す小さな値θahとなれば行過ぎた位置
(θsth)、点線で示す大きな値θalとなれば手前
の位置(θstl)で停止することになる。この位置ず
れは、設定停止位置(θst)に対して±5〜10度も
ずれているのが実状である。
【0009】しかしながら、益々の自動化,省力化の強
化要請や多機能化に伴い、例えばプレス機械への材料供
給装置をクランク軸と連関をもって駆動するようになる
と、材料供給位置決め精度の点から上記±5〜10度の
位置ずれは許され難くなって来た。また、絶対値はもと
より、運転時間に伴う温度上昇等によるバラツキ自体が
認められないとの指摘がある。
【0010】本発明の目的は、クランク軸を所定の停止
位置にバラツキなく正確に停止させることのできるプレ
ス機械のブレーキ制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、設定されたク
ランク角度でON作動される主ブレーキのブレーキ力を
増減調整可能に形成された副ブレーキと、時々刻々変化
するクランク角度を検出するクランク角度検出手段と、
検出されたクランク角度データから角速度の変化率を求
める角速度変化率算出手段と、主ブレーキがON作動さ
れる設定ONクランク角度からクランク軸を停止させる
クランク角度までの希望角速度変化率を設定する角速度
変化率設定手段と、算出された角速度変化率を入力とし
て実際角速度変化率が設定された角速度変化率となるよ
うに該副ブレーキを駆動制御するブレーキ力制御手段と
、を備えてなるプレス機械のブレーキ制御装置である。
【0012】
【作用】本発明では、角速度変化率設定手段に無理のな
い範囲で適当と思われる角速度変化率を予め設定してお
く。プレス運転に入ると、主ブレーキは設定ONクラン
ク角度でON作動されクランク軸を制動し始める。これ
と同時に、角速度変化率算出手段は、クランク角度検出
手段で検出したクランク角度から時々刻々変化するクラ
ンク軸の角速度変化率を算出する。すると、ブレーキ力
制御手段は、実際の角速度変化率が設定角速度変化率と
なるように、副ブレーキを駆動制御して主ブレーキのブ
レーキ力を増減調整する。よって、温度変化による摩擦
係数の変化等があったとしても、クランク軸を所定の停
止位置に常に安定してバラツキなく正確に停止できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)本プレス機械のブレーキ制御装置は、図
1,図2に示す如く、基本的構成(10,20,30)
が前出図6に示す従来例と同一とされ、かつ副ブレーキ
40とクランク角度検出手段(61)と角速度変化率算
出手段(51,52)と角速度変化率設定手段(58)
とブレーキ力制御手段(51,52)とを設け、主ブレ
ーキ(10,20)のブレーキ力を増減調整してクラン
ク軸1を設定角速度変化率(θas)で減速しつつ、所
定位置(θst)にバラツキなく正確に停止できる構成
とされている。
【0014】なお、従来例(10,20,30)と同一
または共通する部分については、同一の符号を付しその
説明を簡略または省略する。また、図1では、副ブレー
キ40とブレーキ解放手段30のピストン32とを、説
明便宜上、同一断面上にあるものとして図示したが、こ
れらは円周方向に適宜に離隔配設する方が主に加工上有
利であり、このようにしても実施できる。
【0015】まず、副ブレーキ40を、図1に基づいて
説明する。この副ブレーキ40は、主ブレーキ(10,
20)のブレーキ力を増減調整する手段で、この実施例
の場合、バネ23の付勢力を強弱化させることが可能に
ブレーキ作動手段20と一体的に形成している。
【0016】すなわち、可動型バネ受41を、従来例の
固定型バネ受22と異なり、本体3とボルト固定された
ケース21に軸線Z方向に変位可能と装着し、このバネ
受41の変位量によってバネ23の実質的付勢力を加減
するように形成している。ケース21には、軸線Z方向
に幅Cのガイド溝43を設け、このガイド溝43内にバ
ネ受41と一体の鍔部42を軸線Z方向に変位可能に装
着している。ガイド溝43を含むケース21と、鍔部4
2を含むバネ受41とは、油密シールされている。
【0017】また、ガイド溝43の鍔部42を挟む一方
(左側)室に増圧路45,他方(右側)室に減圧路46
が接続されている。つまり、電磁弁47のソレノイド4
7S2を励磁してBポートに切替えると、一方室に油圧
を供給できバネ23の実質的付勢力を増大できる。これ
とは反対に、ソレノイド47S1を励磁してAポートに
切替えれば、バネ受41を左方向に移動しバネ23の実
質的付勢力を減少できる。つまり、ブレーキ力の増減調
整が可能となる。この電磁弁47(47S1,47S2
)の切替えは、詳細後記のブレーキ力制御手段(51,
52)によって適時に実行される。
【0018】次に、クランク角度検出手段は、クランク
軸の回転に伴って時々刻々に変化する図4のクランク角
度θiを検出する手段で、この実施例では図2に示す分
解能が0.05〜0.1度のアブソリュートエンコーダ
61から形成されている。なお、62はクランク軸1の
回転速度検出器である。
【0019】また、50は、角速度変化率算出手段,角
速度変化率設定手段,ブレーキ力制御手段を一体的、有
機的に構成する制御盤で、演算,比較,命令,実行等を
司るCPU51,各種プログラムや固定データを格納す
るROM52,各種データを一時記憶するRAM53,
各種設定データ等を入力するキーボード58,入力ポー
ト54,出力ポート55・56等からなる。なお、図1
中の65は、当該時における実際のクランク角度θiを
表示するクランク角度表示器である。
【0020】ここに、角速度変化率算出手段は、エンコ
ーダ61で検出されたクランク角度データ(θi)から
、角速度変化率θai=θi/△T2 〔ここで、θi
={(θi+1)−(θi)}−{(θi)−(θi−
1)}である。〕を求める手段で、演算式を記憶したR
OM52とこれを実行するCPU51とからなる。
【0021】すなわち、エンコーダ61で検出されたク
ランク角度θiは、CPU51のコントロール下、RA
M53に一時記憶される。少なくとも、経時的に前後の
3つのクランク角度データ(θi−1,θi,θi+1
)が記憶される。すると、CPU51は、ROM52に
記憶された演算式に基づき、角速度変化率θaiを算出
する。具体的には、図3のST23で実行される。演算
された角速度変化率θaiは、RAM53に一時記憶さ
れる。
【0022】また、角速度変化率設定手段は、図4に示
す如く、主ブレーキ(10,20)をON作動させる設
定ONクランク角度θsからクランク軸1を停止させる
クランク角度θstまでの希望角速度変化率θasを設
定する手段で、この実施例の場合、キーボード58から
形成されている。このキーボード58で設定入力された
設定角速度変化率θasは、RAM53に一時記憶され
る。
【0023】但し、この角速度変化率設定手段は、全域
を一律の角速度変化率として設定するものに限定されず
、折線,曲線カーブ函数等として設定することができる
よう形成してもよい。また、キーボード58等に限定さ
れず、例えばマトリックスデータ,カーブデータ等と表
現された設定すべき角速度変化率θasを記憶する例え
ばROM52から形成してもよい。
【0024】なお、このキーボード58は、ブレーキ(
10,20)をON作動させるONクランク角度θsの
設定入力手段等も形成するものである。
【0025】次に、ブレーキ力制御手段は、角速度変化
率算出手段(51,52)で算出された角速度変化率θ
aiを入力として、実際角速度変化率θasa(図4参
照)が角速度変化率設定手段(58)で設定された設定
角速度変化率θasとなるように副ブレーキ40(47
S2,47S1)を駆動制御する手段で、図3のプログ
ラムを格納するROM52とこれを実行するCPU51
とからなる。すなわち、図3のST14でYES(θa
i>θas)の場合には、ソレノイド47S1を励磁し
て電磁弁47をAポートに切替えバネ23の実質的付勢
力を減少させ、ST15でYES(θai<θas)の
場合には、ソレノイド47S2を励磁してBポートに切
替え増大させる。
【0026】次に、この第1実施例の作用を説明する。 まず、クランク角度設定入力手段および角速度変化率設
定手段としての図2のキーボード58で、図4に実線で
示す如く、主ブレーキ(10,20)をON作動させる
クランク角度θsと角速度変化率θasとを予め設定す
る。
【0027】ここで、プレス運転に入ると、CPU51
はクランク角度検出手段(エンコーダ61)からの検出
クランク角度θiを一定サンプリングタイムごとに読取
り(図3のST10)、RAM53に記憶させる。この
読取・記憶は、連続して行われる。検出クランク角度θ
iは、クランク角度表示器65に表示される。
【0028】そして、CPU51は、検出クランク角度
θiが設定ONクランク角度θsと等しくなる(ST1
1のYES)と、電磁弁35(ソレノイド35S)をO
Nしてブレーキ作動手段30を駆動し、主ブレーキ(1
0)をONさせる。すると、クランク軸1はブレーキ部
10のあたり具合や摩擦係数に応じた角速度変化率で減
速される。
【0029】したがって、このままでは図7に示す従来
例の如く実際の角速度変化率がθahやθalとなるこ
とがあるから、停止位置のずれ(θstl,θsth)
が生じ得る。
【0030】ここに、本発明では、停止位置θstに正
確に停止できる。すなわち、角速度変化率算出手段を形
成するCPU51は、ST13でRAM53に記憶され
ていた検出クランク角度データ(θi−1,θi,θi
+1)とサンプリングタイム△Tとから実際の角速度変
化率θai〔=θi/△T2 〕を求める。
【0031】すると、ブレーキ力制御手段としてのCP
U51は、算出した実際角速度変化率θaiと設定角速
度変化率θasとを比較してθai>θasの場合(S
T14)には副ブレーキ40を減力制御して主ブレーキ
(10,20)のブレーキ力を緩め(ST16)、一方
、θai<θasの場合(ST15)には増力制御して
ブレーキ力を強め(ST17)て、図4に示すように、
クランク軸1の実際の角速度変化率θasaを設定角速
度変化率θasに追従するように制御する。これは、ク
ランク軸1が停止されるまでサンプリングタイム△Tご
とに繰返し行われる(ST13〜ST18)。
【0032】したがって、温度変化による主ブレーキ(
10)の摩擦係数の増減変化等が発生したとしても、ク
ランク角度θiを所定の停止位置(θst)にバラツキ
なく正確に停止できる。
【0033】しかして、この第1実施例によれば、副ブ
レーキ40とクランク角度検出手段(61)と角速度変
化率算出手段(51,52)と角速度変化率設定手段(
58)とブレーキ力制御手段(51,52)とを設け、
クランク軸1の実際の角速度変化率θaiを理想的な設
定角速度変化率θasに追従するように主ブレーキ(1
0,20)のブレーキ力を増減調整する構成であるから
、主ブレーキ(10)のあたり具合や温度変化による摩
擦係数の変化が生じたとしても、クランク軸1を所定の
停止位置θstにバラツキなく正確に停止できる。
【0034】また、副ブレーキ40は、主ブレーキのブ
レーキ作動手段20の構成を巧みに利用して、バネ23
の実質的付勢力を加減する構成とされているので、確実
動作による安全を保障しつつ実質的ブレーキ力を連続的
に増減調整できる。
【0035】また、設定ONクランク角度θsにおいて
ブレーキ(10)ON作動させる従来のオーブンループ
的制動制御に対して、本発明ではクランク軸1の実際角
速度変化率θaiをいわゆるフィードック信号として目
標値たる設定角速度変化率θasに追従させるクローズ
ドループ制動制御であるから、従来は例えばSPMが変
化・変動した場合に同じ停止位置θstでクランク軸1
を停止させるには、図4に2点鎖線で示す用に設定クラ
ンク角度をθs→θs1へ都度に設定変更しなければな
らなかったが、本発明ではSPMの大幅な切替えをしな
ければ設定ONクランク角度θsの都度の設定変更をし
なくとも停止位置θstに正確に停止させることのでき
る取扱簡単で適用性が広いものである。
【0036】また、角速度変化率算出手段,ブレーキ力
制御手段は、CPU52のコントロール化高速処理され
るので、超高速プレス機械にもそのまま適用できる。
【0037】(第2実施例)本第2実施例は、第1実施
例がブレーキON作動用の設定ONクランク角度θsと
停止位置θstとの関係から一義的に角速度変化率(θ
as)をセットするものと構成されていたのに対し、S
PMに応じたブレーキON作動用の設定ONクランク角
度θssとこの場合の角度変化率θassとを、予め図
2のROM52またはRAM53に書込んでおき、回転
速度検出器62(図2参照)でSPMを自動検出しかつ
SPMの値によって設定角速度変化率(θass)を自
動セットする構成としている。
【0038】ここに、第2実施例の角速度変化率算出手
段は、CPU51とROM52(またはRAM53)と
から構成されているものと理解される。他の構成は図1
,図2に示す第1実施例の場合と同じである。このよう
に構成する理由は、SPMの大幅な切替えに対しても、
副ブレーキ40を大型化することなく、上記クローズド
ループ制動制御を可能とするものである。
【0039】したがって、この第2実施例では、図5に
示す如く、CPU51はまずSPMを読取って(ST2
0)、SPMに応じた設定ONクランク角度θssを自
動セットし、かつ設定角速度変化率θassを自動選択
する(ST21)。その後、検出クランク角度θiが自
動設定ONクランク角度θssとなると主ブレーキ(1
0,20)をON作動させ(ST23,24)、その後
第1実施例の場合(図3のST13〜18)と同様なS
T25〜30を実行して、ブレーキ力を増減調整しクラ
ンク軸1を所定の停止位置θstに停止させる。
【0040】しかして、この第2実施例によれば、回転
速度検出器62を設けてSPMを自動検出する、ととも
に検出SPMに応じて主ブレーキON作動用の設定ON
クランク角度θssを自動設定し、かつ記憶された複数
の設定角速度変化率θassの中からSPMに応じた最
適な一つを自動選択する構成とされているので、第1実
施例の場合と同じ作用効果を奏する他、さらにSPMの
大幅な切替えがあっても、実際角速度変化率θaiを自
動設定角速度変化率θassとなるように追従制御でき
る。よって、副ブレーキ40を大型化しなくともクラン
ク軸1を所定の停止位置θstにバラツキなく正確に停
止できる適応性が一段と広いものとなる。
【0041】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、副ブレー
キとクランク角度検出手段と角速度変化率算出手段と角
速度変化率設定手段とブレーキ力制御手段とを設け、主
ブレーキON作動後のクランク軸の実際角速度変化率を
設定角速度変化率となるように副ブレーキを駆動制御す
る構成であるから、主ブレーキ用摩擦板のあたり具合や
温度変化による摩擦係数の変化が生じたとしても、クラ
ンク軸を常に所定の停止位置にバラツキなく正確に停止
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図である。
【図2】同じく、ブロック図である。
【図3】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】同じく、制動制御動作を説明するための図であ
る。
【図5】第2実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】従来例を示す全体構成図である。
【図7】従来例の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1  クランク軸 3  本体 5  ブレーキハブ 6  受圧部材 7,9  摩擦板 8  押圧部材 10  ブレーキ部(主ブレーキ) 20  ブレーキ作動手段(主ブレーキ)21  ケー
ス 22  固定型バネ受 23  バネ 30  ブレーキ解放手段(主ブレーキ)31  シリ
ンダ 32  ピストン 33  ピストンロッド 35  電磁弁 35S  ソレノイド 40  副ブレーキ 41  可動型バネ受 42  鍔部 43  ガイド溝 47  電磁弁 47S1,47S2  ソレノイド 50  制御盤 51  CPU(角速度変化率算出手段,ブレーキ力制
御手段) 52  ROM(角速度変化率算出手段,ブレーキ力制
御手段) 53  RAM 58  キーボード(角速度変化率設定手段)61  
エンコーダ(クランク角度検出手段)62  回転速度
検出器 65  クランク角度表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  設定されたクランク角度でON作動さ
    れる主ブレーキのブレーキ力を増減調整可能に形成され
    た副ブレーキと、時々刻々変化するクランク角度を検出
    するクランク角度検出手段と、検出されたクランク角度
    データから角速度の変化率を求める角速度変化率算出手
    段と、主ブレーキがON作動される設定ONクランク角
    度からクランク軸を停止させるクランク角度までの希望
    角速度変化率を設定する角速度変化率設定手段と、算出
    された角速度変化率を入力として実際角速度変化率が設
    定された角速度変化率となるように該副ブレーキを駆動
    制御するブレーキ力制御手段と、を備えてなるプレス機
    械のブレーキ制御装置。
JP3132834A 1991-06-04 1991-06-04 プレス機械のブレーキ制御装置 Expired - Lifetime JP2858278B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108943830A (zh) * 2017-05-25 2018-12-07 沃得精机(中国)有限公司 一种适用于压力机的变频器的调速装置及调速方法

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CN108943830A (zh) * 2017-05-25 2018-12-07 沃得精机(中国)有限公司 一种适用于压力机的变频器的调速装置及调速方法

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