JPH043613A - デジタル信号処理方式 - Google Patents

デジタル信号処理方式

Info

Publication number
JPH043613A
JPH043613A JP10495890A JP10495890A JPH043613A JP H043613 A JPH043613 A JP H043613A JP 10495890 A JP10495890 A JP 10495890A JP 10495890 A JP10495890 A JP 10495890A JP H043613 A JPH043613 A JP H043613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital filter
signal
digital
analog signal
analog
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10495890A
Other languages
English (en)
Inventor
Gakuo Nozaki
岳夫 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10495890A priority Critical patent/JPH043613A/ja
Publication of JPH043613A publication Critical patent/JPH043613A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はアナログ信号を精度良くデジタル化し、マイク
ロコンピュータ上のデジタルフィルタで信号処理し、再
びアナログ信号に変換した場合、元のアナログ信号特性
を周波数領域で精度良く再現する非巡回型デジタルフィ
ルタを用いたデジタル信号処理方式に関する。
[従来の技術] 従来のデジタル信号処理方式は第6図に示されルヨウに
、アナログ信号をアナログ/デジタル変換(以下、A/
D変換)するサンプラー2と、A/D変換されたデジタ
ル変換信号aを再びアナログ信号u (t)に再生する
ホールド回路4から構成される。対象物1からのアナロ
グ信号は前記サンプラー2でA/D変換され、そのまま
ホールド回路4のデジタル/アナログ変換(以下、D/
A変換)器に入力され、再びアナログ信号に変換される
。第6図の構成で対象物1からの前記アナログ信号Ud
(t)を周波数領域で精度よ(近似するために、サンプ
ラー2のサンプリング間隔を小さく取る。また、第6図
の構成で前記対象のアナログ信号の周波数特性が精度よ
く近似されない場合には第7図に示されるように対象物
1のアナログ信号をA/D変換するサンプラー2とホー
ルド回路4の間に、アナログ信号をフィルタリングする
デジタルフィルタ3を挿入する。デジタルフィルタ3は
前記対象1のA/D変換されたサンプラー2からのデジ
タル変換信号aを遅延素子で1サンプリング時間かそれ
以上の時間で平滑化し、D/A変換器であるホールド回
路4でアナログ信号u (t)に再生し出力する。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のデジタル信号処理方式は第6図の構成の
場合には対象のアナログ信号を周波数領域で精度良く再
生するために、サンプリング間隔を小さ(する必要があ
るので演算時間が増大する上、A/D変換回路中のサン
プラーとD/A変換回路中のホールド回路を高精度な物
、すなわちホールド回路を高次にする必要があり、ハー
ドウェアのコストが高くなるという欠点があった。また
、高次ホールド回路に交換しても、ホールドの伝達関数
が複雑なので、対象物の伝達関数やその出力信号の種類
によっては回路の安定性が保証されないという欠点があ
った。対象物のアナログ信号をA/D変換して、デジタ
ル処理し、再びD/A変換して周波数領域で完全に再現
するにはホールダとサンプラーの伝達関数をキャンセル
するようなデジタルフィルタを構成すれば良い。しかし
、そのような理想デジタルフィルタを実現するのは不可
能であり、サンプラとホールダの間に周波数特性を改善
するデジタルフィルタを挿入する。従って第7図に示さ
れるデジタルフィルタの伝達関数の構成、帰還定数を試
行錯誤で設計し、対象から出力されるアナログ信号の近
似特性が得られるまで設計を繰り返すので、多大な工数
が発生するという欠点があった。また、フィルタの構成
によってはフィルタの帰還係数がサンプリング間隔に依
存するので回路の安定性が保証されないという欠点があ
った。
[発明が解決しようとする課題] 本発明のデジタル信号処理方式は、対象物から検出され
るアナログ信号をサンプラーに入力し、前記アナログ信
号をアナログ/デジタル変換する手段と、 前記アナログ/デジタル変換された出力信号を非巡回型
デジタルフィルタに入力し、前記非巡回型デジタルフィ
ルタが前記アナログ/デジタル変換された出力信号を遅
延させ、平滑化し、ホールド回路に入力する手段と、 前記ホールド回路が前記非巡回型デジタルフィルタから
の出力信号をデジタル/アナログ変換スる手段と、 前記非巡回型デジタルフィルタのフィードフォワード係
数を決定する手段と、 前記非巡回型デジタルフィルタの計算式からその極限特
性を求める手段と、 前記非巡回型デジタルフィルタの極限特性が周波数領域
で前記アナログ信号を精度良く再現する手段とを含む。
[実施例] 本発明のデジタル信号処理方式の一実施例は第1図に示
されるように、対象物1の出力であるアナログ信号をA
/D変換してデジタル信号aを出力するサンプラー2と
、前記デジタル変換信号aを遅延させ、定数倍する非巡
回型デジタルフィルタ3と、この非巡回型デジタルフィ
ルタ3の出力信号すをD/A変換する零次ホールド回路
4から構成される。サンプラー2は対象物1からのアナ
ログ信号Ud(t)をサンプリング時間TでA/D変換
し、デジタル変換信号aを出力し、非巡回型デジタルフ
ィルタ2に入力する。非巡回型デジタルフィルタ3はデ
ジタル変換信号aを1サンプリング間隔ずつ遅延させ、
定数倍、平滑化し、出力信号すを出力し、零次ホールド
回路4に入力する。
この零次ホールド回路4は非巡回型デジタルフィルタ3
の出力信号すをD/A変換し、アナログ再生信号u (
t)を出力する。ここで、非巡回型デジタルフィルタ3
の設計方法について詳細に述べる。対象物1が出力する
アナログ信号をUd  (t)とすると、 u (t)=Ud  (t)・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(1)と表わせる。ただし、デジタル信号
処理された後のアナログ再生信号の表記はすべてu (
t)とする。式(1)で示されるアナログ信号が第1図
に示される信号処理を施した後のホールド回路4からの
アナログ再生信号は、 T:サンプリング間隔、 kT≦t<(k+1)T と表わせる。ただし、βは遅延素子数である。
また、その非巡回型デジタルフィルタ3のパルス伝達関
数をDβ (2)とすると となる。
である。文献ニジステムと制御Vo1.29.No、4
259−267頁(1985) r連続時間計のデジタ
ル制御則」を参考に非巡回型ディジタルフィルタ3の係
数αrを第2図に示される常微分方程式の数値積分法の
一つであるAdams−Bashforth法の係数に
一致させると、第1図に示される非巡回型デジタルフィ
ルタの遅延素子数はAdams−Bashforth法
の段数βに一致する。一方、数値計算法の段数と計算精
度は第3図に示される関係があるので、βが大きい程精
度が良くなることに着目すれば、β→■の非巡回型ディ
ジタルフィルタを用いたディジタルフィルタは限りなく
アナログ信号を近似していくことが期待できる。β→■
の非巡回型フィルタのパルス伝達関数は解析的に7. 
= eJ wTと置き、Dβ(eJwT)を l  e
 −J w Tで整理するとβ=2の場合 =3/2  + (1/2)e −JwT= 1 + 
(1/2)(1−e −Jw”)β=3の場合 ”  (23/12)−(12/1G)e −JwT+
 (5/12)e −j2” =  1+ (1/2)(1−e −J″”)+ (5
/12)(1−e −Jw”)2(1−e−JwT)の
べき乗でく(るとAdams−Bash−forth法
を後退差分形式で表現した時の係数値が現れる。以上の
例から類推により、β→■の非巡回型ディジタルフィル
タのパルス伝達関数はである。ここで、Adams−E
ashforth法の数値計算アルゴリスムの導出法に
もどって(5)式を比較すると、D  (eJwT)は
Maclaur1n展開の係数ε4を与える母関数と定
義されるので、 t = (1−e−””)と置き換え(6)を代入し、
膜化した二項定理を用いると(5)式は・・・・・・■ と表すことができる。ただし、 ・・・・・・0 の簡単な定積分となる。
(1−t  )−’″ =  e  x  p [−r
  ]oge(1−t  )コとおけば(8)式は ・・・・・・(9) となる。置き換えたtをもどして整理すると、β→(1
)の場合の非巡回型ディジタルフィルタの周波数応答は D (eJw”)=−(1−e−”T) / H−(1
−e  −””))  loge [1−(1−e  
−wT)コ= e””(1−e−”T)/ j (LE
T・・・・・・q■ と、解析的に求めることができる。さらに、(10)式
を変型すると、 これは、振幅口5In(ωT/2)]/(ωT/2)、
位相ωT/2の直線位相フィルタとなっている。
一方、A/D変換器であるホールド回路を零次とし、そ
の伝達関数をH(jω)とすればである。式(11)と
、式(12)は第1図に示されるようにカスケード接続
されているので、式(12)のe −j w T / 
2と式(II)のe J w T / ”は常にキャン
セルされる。従って、信号処理よる位相のズレはサンプ
ラの位相だけになる。第4図、第5図は入力する対象物
からのアナログ信号をu(t)=a”t、サンプリング
時間を0.5[SEC]とした時の、第2図に示される
デジタル処理を行なった時の周波数特性を示すボード線
図である。横軸は周波数、縦軸は第4図においてはゲイ
ン[dB]、第7図においては位相[deg]である。
β=1は従来のデジタル信号処理を行った時の再現され
た出力信号u (t)の周波数特性、β=2.3. o
oは本発明の非巡回型デジタルフィルタを用いた時の出
力信号u(t)の周波数特性である。第4図のゲイン線
図において、従来のデジタル信号処理は元のアナログ信
号を比較的良く近似し、周波数帯域を広く取れるように
みえるが、位相特性はかなり劣化する。一方、非巡回型
デジタルフィルタを挿入した場合、ゲイン特性は高周波
数帯域においては従来のデジタル信号処理方式に比べ、
やや劣化する。しかし、サンプリング周波数ω、 (=
I/T)とした時、周波数帯域O〈ωくω8以外では実
用上使用されることはないので、本実施例の信号処理特
性には無関係である。位相特性については従来の信号処
理方式よりかなり改善されることが解る。また、1サン
プリング周波数ω5の範囲内での低周波数帯域ではゲイ
ン特性、位相特性ともに、本発明のデジタル信号処理方
式の方が元のアナログ信号の周波数特性を再生しており
、特にβ=■の場合は顕著である。
[発明の効果コ 本発明のデジタル信号処理方式は、対象物の出力するア
ナログ信号をサンプル、ホールドして再びアナログ信号
を出力する代わりに、サンプラとホールド回路の間に、
Adams−Basbfortb法の数値計算アルゴリ
スムで定まる係数値を持った非巡回型デジタルフィルタ
を挿入し、特にその極限特性(β=oo)を一つのデジ
タルフィルタとして挿入することにより、入力されたア
ナログ信号をデジタル処理し、サンプリング時間を大き
くとっても、元のアナログ信号を周波数領域で精度よく
再現する。従って、サンプリング時間を小さくとらなく
ても信号の再現性がよいので、デジタル化による演算お
くれを改善する効果がある。また、デジタルフィルタの
回路構成、係数の決定を試行錯誤で決定する必要がない
ので、設計工数の大幅な削減ができるという効果がある
。さらに、高次のホールド回路を用いなくても、位相特
性は常に非巡回型デジタルフィルタで改善されるためデ
ジタル信号処理部が安価で実現できるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図に示される非巡回型フィルタのフィードフォワード係
数および数値計算法のAdams−Bashforce
法の係数値を示す図、第3図は非巡回型デジタルフィル
タの遅延素子数と数値計算法のAdams−Bashf
 orce法の精度との対照を示す図、第4図はゲイン
−周波数関係を示す図、第5図は位相−周波数関係の示
す図、第6図は従来のデジタル信号処理方式のブロック
図、第7図は第6図で元のアナログ信号を再生できない
時に行なう一般的なデジタル信号処理方式のブロック図
である。 1・・・対象物、2・・・A/D変換器、3・・・デジ
タルフィルタ、4・・・D/A変換器、a・・・デジタ
ル変換信号、b・・・出力信号、ud (t)・・・対
象物の出力アナログ信号、u (t)・・・アナログ再
生信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 対象物から検出されるアナログ信号をサンプラーに入力
    し、前記アナログ信号をアナログ/デジタル変換する手
    段と、 前記アナログ/デジタル変換された出力信号を非巡回型
    デジタルフィルタに入力し、前記非巡回型デジタルフィ
    ルタが前記アナログ/デジタル変換された出力信号を遅
    延させ、平滑化し、ホールド回路に入力する手段と、 前記ホールド回路が前記非巡回型デジタルフィルタから
    の出力信号をデジタル/アナログ変換する手段と、 前記非巡回型デジタルフィルタのフィードフォワード係
    数を決定する手段と、 前記非巡回型デジタルフィルタの計算式からその極限特
    性を求める手段と、 前記非巡回型デジタルフィルタの極限特性が周波数領域
    で前記アナログ信号を精度良く再現する手段とを含むデ
    ジタル信号処理方式。
JP10495890A 1990-04-20 1990-04-20 デジタル信号処理方式 Pending JPH043613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10495890A JPH043613A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 デジタル信号処理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10495890A JPH043613A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 デジタル信号処理方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH043613A true JPH043613A (ja) 1992-01-08

Family

ID=14394609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10495890A Pending JPH043613A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 デジタル信号処理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH043613A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101360319B1 (ko) * 2012-09-19 2014-02-11 변영광 기밀성이 향상된 액상 화장품 용기
CN107203656A (zh) * 2017-04-19 2017-09-26 西安电子科技大学 一种基于四阶紧致差分格式的不可压缩流动模拟方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101360319B1 (ko) * 2012-09-19 2014-02-11 변영광 기밀성이 향상된 액상 화장품 용기
CN107203656A (zh) * 2017-04-19 2017-09-26 西安电子科技大学 一种基于四阶紧致差分格式的不可压缩流动模拟方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2508616B2 (ja) サンプリングレ―トコンバ―タ
JPH0322704A (ja) ディジタルフィルタに使用するための係数を生成するためのシステム
JPH0562495A (ja) サンプリング周波数変換器
JPH0629853A (ja) デジタル/アナログ変換器
US7072429B1 (en) Filter coefficient setting technique for variable filtering process and variable sampling frequency conversion
JP2007537630A (ja) デジタルフィルタ設計システムおよび方法
JPH043613A (ja) デジタル信号処理方式
JPH0537819A (ja) 振幅制御回路
JPH06291784A (ja) 音声信号処理及び補正装置
US5161032A (en) Velocity error generator with first-order interpolation
JPH0732343B2 (ja) 非同期標本化周波数変換方式
US6784654B2 (en) Signal reproduction block
JP4534609B2 (ja) ディジタルフィルタ設計システム及び方法
JPH0555917A (ja) A/dコンバータ
JPS6228892B2 (ja)
JP3131995B2 (ja) 一次iirディジタルフィルタを用いた信号処理方式
JPH04176208A (ja) Iirデジタルフィルタを用いた信号処理方式
JPH04150107A (ja) 線路等化器
JPS5898793A (ja) 音声合成装置
JPS6057104B2 (ja) ドリフト補償特性を有する積分器
JP2905212B2 (ja) デジタルレベル検出器
JPH09121139A (ja) アナログフィルタ
JP2506948B2 (ja) 時間軸補正装置
JPH05243911A (ja) ニューラルネット駆動巡回型ディジタルフィルタによる信号処理方式
JPH05258492A (ja) サーボ用デジタル補償回路