JPH0436131Y2 - - Google Patents

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JPH0436131Y2
JPH0436131Y2 JP1986178272U JP17827286U JPH0436131Y2 JP H0436131 Y2 JPH0436131 Y2 JP H0436131Y2 JP 1986178272 U JP1986178272 U JP 1986178272U JP 17827286 U JP17827286 U JP 17827286U JP H0436131 Y2 JPH0436131 Y2 JP H0436131Y2
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JP
Japan
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electrode body
emitting diode
light emitting
diode element
lower electrode
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、各種の表示装置に使用される発光ダ
イオード素子配列体の改良に関する。
[従来技術と問題点] 従来、発光ダイオード素子を用いた表示装置と
して第8図に示すようなものが普及している。こ
れは、表示ユニツト10を16個×16個の発光ダイ
オード素子の配列体で構成し、これらをドツドマ
トリツクス型のダイナミツク駆動回路11により
点滅操作するようにしたものである。
上記のような表示装置は任意の文字や図形を必
要に応じて細かく変化させることができるという
利点がある反面、回路構成も含めて構成が複雑と
なり、価格高であるという難点がある。
従つて、比較的簡便な表示装置で足るような場
合、例えば簡単な文字や図形を表示するだけで足
り、しかもそれらの文字や図形を殆ど変化させる
必要がないような場合に前記のような表示装置を
用いると、通常使用しない無駄な部分が多く、価
格高であるうえ、大型、大重量になるという欠点
があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記のような従来例の欠点を解消する
もので、小型、軽量で低価格の簡便な表示装置用
の発光ダイオード素子配列体を提供せんとするも
のである。
このため、本考案では、網状、箔状または板状
の導電体をもつて構成された一対の電極体を任意
の間隔をおいて上下平行に配置するとともに、上
部電極体の上方に適数の発光ダイオード素子を所
定の間隔で整理配置し、各発光ダイオード素子の
2本のリード線をそれぞれ前記上、下部電極体に
電気的に接続した後に、絶縁性樹脂で前期リード
線及び電極体部分を被覆して発光ダイオード素子
配列体をパネル化したものである。そして、この
パネルから、必要に応じて任意の発光ダイオード
素子を電極体及び絶縁性樹脂ごと切り離すことに
より、所望形状の発光ダイオード素子配列体を得
るようにしたものである。
[実施例 1] 第1図において、1a及び1bは、それぞれ
銅、ステンレス鋼、ニツケル等の導電体で構成さ
れた上部電極体及び下部電極体である。これらの
電極体1a,1bは、任意の間隔をおいて平行に
配置されている。2a,2b,2c……は、上部
電極体1aの上方に配置された発光ダイオード素
子であつて、相互に所定の間隔をあけて縦・横・
斜めに整列配置してある。
各発光ダイオード素子2a,2b,2c……の
2本のリード線3a1,3a2,3b1,3b2,3c1
3c2……は、それぞれ上部電極体1a及び下部電
極体1bに電気的に接続してある。下部電極体1
bに接続すべきリード線3a2,3b2,3c2には、
上部電極体1aとの電気的接触を防ぐため絶縁体
4a,4b,4c被せておくことが望ましい。5
は、少なくとも上部電極体1a及び下部電極体1
b並に各リード線3a1,3a2,3b1,3b2,3
c1,3c2……の部分を一体的に被覆した絶縁性樹
脂である。かかる発光ダイオード素子配列体のパ
ネルを組み立てる場合は、第2図に示すように先
ず、各発光ダイオード素子2a,2b,2c……
の各リード線3a1,3a2,3b1,3b2,3c1,3
c2……をそれぞれ上部電極体1a及び下部電極体
1bにハンダ付け等により接続する。次に上記各
リード線及び上・下電極体の部分を桶状または箱
状の型にいれ、型にゲル状絶縁性樹脂を注入す
る。しかる後、絶縁性樹脂の部分を加熱固化させ
て型からとり出す。
なお、絶縁性樹脂に柔軟性あるものを使用すれ
ばパネル全体に可撓性を持たせることができる。
また、リード線及び上・下電極体の部分のみなら
ず、発光ダイオード素子の一部まで絶縁性樹脂で
覆うようにすれば、通電部分の防水性、絶縁性を
高めることができる。
このようにして得られたパネルを第7図に示
す。本考案はかかるパネル6から、表示したい文
字や図形の形状に発光ダイオード配列体を切り取
り、例えば、第7図に破線で示すように配列体を
切り取り、切り取り部から露出した電極体に電位
を加えることにより発光ダイオード素子を点灯す
る。
[実施例 2] 第3図は、発光ダイオード素子の各リード線を
接続する上部電極体1aと下部電極体1bをそれ
ぞれ網状の導電体で構成するとともに、これら
上・下電極体1a,1bの網目の位置を発光ダイ
オード素子2aの2本のリード線3a1,3a2の間
隔に合わせてずらせた例を示す。このようにする
ことによりリード線3a1,3a2接続作業を容易に
することができる。
[実施例 3] 第4図は、発光ダイオード素子の各リード線を
接続する上・下電極体1a,1bにそれぞれ網状
導電体を用いるとともに、これら上部電極体1a
と下部電極体1bの網目の大きさまたは形状を異
ならしめた例である。この構造によつてもリード
線3a1,3a2の接続作業を容易にすることができ
る。
[実施例 4] 第5図は、上部電極体1aとして網状の導電体
を用い、下部電極体1bとして箔状または板状の
導電体を用いた例である。
網状の導電体を用いる利点は材料が少なくて済
むことと絶縁性樹脂で覆う場合、網目を通して樹
脂を流し込めることである。一方、箔状または板
状の導電体を用いる利点はリード線の接続位置が
制約されないことである。
図のような実施例では組み立てに際して絶縁性
樹脂を型に多少流し込み、その上に上・下電極体
を配置した後、上方より再度絶縁性樹脂を流し込
んで固化させる。
なお、図とは反対に上部電極体として箔状また
は板状の導電体を用い、下部電極体として網状の
導電体を用いることも可能である。ただし、この
場合は、下部電極体に接続すべきリード線を上部
電極体に貫通させなければならないので絶縁体で
リード線を被覆する必要がある。
[実施例 5] 第6図は、上・下電極体1a,1bにそれぞれ
箔状または板状の導電体を用いた例である。この
場合は、組み立てに際して電極体の上下空間に対
する絶縁性樹脂の流入を円滑にするため、上・下
電極体1a,1bにそれぞれ適宜透孔7a1,7b2
……、7b1,7b2……を設けておくことが望まし
い。
[考案の効果] 以上に説明から明らかなように、本考案によれ
ば次のような特有の効果が得られる。
1 多数のダイオード素子のリード線を上・下一
対の電極体に接続し、リード線及び電極体の部
分を絶縁性樹脂で一体的に被覆するととにより
発光ダイオード素子を整列配置したパネルを構
成し、このパネルから表示しようとする文字図
形等に合わせて必要な発光ダイオード素子配列
体を切り取るようにしたので、構造が簡単で低
価格であるうえ、表示装置全体を小形、軽量に
することができる。
2 発光ダイオード素子を整列配置したパネルは
そのままでも表示装置して利用でき、しかも絶
縁性樹脂に可撓性のものを使用すれば平坦部分
のみならず湾曲部分への設置等も可能であるか
ら広い分野において利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかわる発光ダイオード素子
配列体の一部を断面で示した側面図、第2図は同
配列体の組立時の斜視図、第3図乃至第6図は本
考案の変形実施例における電極体の平面図または
側面図、第7図は本考案に係る配列体を構成する
パネルの平面図。第8図は、発光ダイオード素子
配列体を用いた従来の表示装置の平面図である。 第1図乃至第7図において、1a,1b……
上・下電極体、2a,2b,2c……発光ダイオ
ード素子、3a1,3a2,3b1,3b2,3c1,3c2
……リード線、4a,4b,4c……絶縁体、5
……絶縁性樹脂、6……配列体パネル、7a1,7
a2,7b1,7b2……透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 [1] 網状、箔状または板状の導電体をもつて
    構成された上部電極体1aと下部電極体1bを
    任意の間隔をおいて平行に配置するとともに、
    上部電極体1aの上方に適数の発光ダイオード
    素子2a,2b,2c……を所定の間隔で整列
    配置し、各発光ダイオード素子2a,2b,2
    c……の2本のリード線3a1,3a2,3b1,3
    b2,3c1,3c2……をそれぞれ上部電極体1a
    及び下部電極体1bに電気的に接続したうえ、
    少なくとも上記上部電極体1a及び下部電極体
    1b並に各リード線の部分を絶縁性樹脂5で一
    体的に被覆してなり、必要に応じて任意の発光
    ダイオード素子を上部電極体及び下部電極体並
    に絶縁性樹脂ごと切り離すことにより、所望形
    状の発光ダイオード素子表示装置を得るように
    構成したことを特徴とする発光ダイオード素子
    配列体。 [2] 上部電極体1aと下部電極体1bがそれ
    ぞれ網状の導電体をもつて構成されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の発光ダイオード素子配列体。 [3] 上部電極体1aと下部電極体1bが、そ
    れぞれ網状の導電体をもつて構成されており、
    かつそれぞれの網目の位置が若干ずらせてある
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2
    項記載の発光ダイオード素子配列体。 [4] 上部電極体1aと下部電極体1bがそれ
    ぞれ網状の導電体をもつて構成されており、か
    つそれぞれの網目の大きさまたは形状が異なつ
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第2項記載の発光ダイオード素子配列体。 [5] 上部電極体1a及び下部電極体1bの何
    れか一方が網状の導電体をもつて構成されてお
    り、他方が箔状または板状の導電体をもつて構
    成されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の発光ダイオード素子配列
    体。 [6] 上部電極体1a及び下部電極体1bが、
    それぞれ箔状または板状の導電体をもつて構成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の発光ダイオード素子配列
    体。 [7] 箔状または板状の導電体をもつて構成さ
    れた上部電極体1aまたは下部電極体1bに適
    数の透孔が設けてあることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項、第5項、第6項の何
    れかに記載の発光ダイオード素子配列体。 [8] 発光ダイオード素子の2本のリード線の
    うち、下部電極体1bに接続すべきリード線に
    上部電極体1aとの電気的接触を防ぐための絶
    縁体4aを被せたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項から第7項の何れかに記載
    の発光ダイオード素子配列体。
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