JPH04360027A - 速度検知回路 - Google Patents
速度検知回路Info
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- JPH04360027A JPH04360027A JP13496391A JP13496391A JPH04360027A JP H04360027 A JPH04360027 A JP H04360027A JP 13496391 A JP13496391 A JP 13496391A JP 13496391 A JP13496391 A JP 13496391A JP H04360027 A JPH04360027 A JP H04360027A
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- speed detection
- speed
- coil
- circuit
- magnetic material
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Links
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 17
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 24
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 36
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスクに対して
情報を記録したり光ディスクから情報を再生する光ディ
スク装置に用いられる光学ヘッドの移動速度を検知する
速度検知回路に関する。
情報を記録したり光ディスクから情報を再生する光ディ
スク装置に用いられる光学ヘッドの移動速度を検知する
速度検知回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクに対して情報を記録
したり光ディスクから情報を再生する光ディスク装置で
は、光ディスクの半径方向に直線移動する光学ヘッドを
用いて情報の記録、再生が行われる。この光学ヘッドは
リニアモータにより移動される。
したり光ディスクから情報を再生する光ディスク装置で
は、光ディスクの半径方向に直線移動する光学ヘッドを
用いて情報の記録、再生が行われる。この光学ヘッドは
リニアモータにより移動される。
【0003】上記光学ヘッドの移動速度は、リニアモー
タの可動部に設けられたフォトディテクタと光学スケー
ルより得られる位置情報の時間微分を行うことにより、
検知される。
タの可動部に設けられたフォトディテクタと光学スケー
ルより得られる位置情報の時間微分を行うことにより、
検知される。
【0004】このように、速度検知を行うために光学ス
ケールやフォトディテクタを用いていたため、リニアモ
ータの可動部に光学スケール、もしくはフォトディテク
タを装着すると、高速移動の際に、光学ヘッドの移動に
共振が生じるなど、振動特性に悪影響があるという問題
があった。
ケールやフォトディテクタを用いていたため、リニアモ
ータの可動部に光学スケール、もしくはフォトディテク
タを装着すると、高速移動の際に、光学ヘッドの移動に
共振が生じるなど、振動特性に悪影響があるという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、光学ヘッドの
移動に共振が生じるなど、振動特性に悪影響があるとい
う問題があった。
移動に共振が生じるなど、振動特性に悪影響があるとい
う問題があった。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、光学スケールやフォトディテクタを用いずに速度検
知を行うことができ、振動特性に悪影響を与えることな
く速度検知を行うことができる速度検知回路を提供する
ことを目的とする。
で、光学スケールやフォトディテクタを用いずに速度検
知を行うことができ、振動特性に悪影響を与えることな
く速度検知を行うことができる速度検知回路を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の速度検知回路
は、磁束を発生する磁性材料、この磁性材料上の一部に
巻回されている速度検出用の第1の導線体、この第1の
導線体上で、かつ上記磁性材料により発生する磁束を横
切る方向に移動可能に設けられている移動用の第2の導
線体、この第2の導線体上に巻回されている速度検出用
の第3の導線体、上記第2、第3の導線体とともに移動
される移動体、上記第2、第3の導線体の電流を制御す
ることにより第2、第3の導線体と移動体とを移動する
移動手段、上記第2、第3の導線体が上記磁束を横切る
瞬間に生じる第1、第3の導線体内部の電気的変化を検
出する検出手段、およびこの検出手段により検出した上
記第1、第3の導線体による電気的変化を用いて上記第
2の導線体と上記磁性材料との相対移動速度を検知する
検知手段から構成されている。
は、磁束を発生する磁性材料、この磁性材料上の一部に
巻回されている速度検出用の第1の導線体、この第1の
導線体上で、かつ上記磁性材料により発生する磁束を横
切る方向に移動可能に設けられている移動用の第2の導
線体、この第2の導線体上に巻回されている速度検出用
の第3の導線体、上記第2、第3の導線体とともに移動
される移動体、上記第2、第3の導線体の電流を制御す
ることにより第2、第3の導線体と移動体とを移動する
移動手段、上記第2、第3の導線体が上記磁束を横切る
瞬間に生じる第1、第3の導線体内部の電気的変化を検
出する検出手段、およびこの検出手段により検出した上
記第1、第3の導線体による電気的変化を用いて上記第
2の導線体と上記磁性材料との相対移動速度を検知する
検知手段から構成されている。
【0008】
【作用】この発明は、上記のような構成において、磁束
を発生する磁性材料上の一部に速度検出用の第1の導線
体が巻回され、この第1の導線体上で、かつ上記磁性材
料により発生する磁束を横切る方向に移動可能に移動用
の第2の導線体が設けられ、この第2の導線体上に速度
検出用の第3の導線体が巻回され、上記第2、第3の導
線体とともに移動される移動体を上記第2の導線体の電
流を制御することにより移動し、上記第2、第3の導線
体が上記磁束を横切る瞬間に生じる第1、第3の導線体
内部の電気的変化を検出し、この検出した上記第1、第
3の導線体による電気的変化を用いて上記移動体と上記
磁性材料との相対移動速度を検知するようにしたもので
ある。
を発生する磁性材料上の一部に速度検出用の第1の導線
体が巻回され、この第1の導線体上で、かつ上記磁性材
料により発生する磁束を横切る方向に移動可能に移動用
の第2の導線体が設けられ、この第2の導線体上に速度
検出用の第3の導線体が巻回され、上記第2、第3の導
線体とともに移動される移動体を上記第2の導線体の電
流を制御することにより移動し、上記第2、第3の導線
体が上記磁束を横切る瞬間に生じる第1、第3の導線体
内部の電気的変化を検出し、この検出した上記第1、第
3の導線体による電気的変化を用いて上記移動体と上記
磁性材料との相対移動速度を検知するようにしたもので
ある。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。図2は、ディスク装置を示すものであ
る。すなわち、光ディスクなどで構成される記録媒体1
の表面には、スパイラル状に溝(記録トラック)が形成
されており、この記録媒体1は、モータ2によって例え
ば一定の速度で回転される。このモータ2は、モータ制
御回路18によって制御されている。上記記録媒体1に
対する情報の記録再生は、上記記録媒体1の下部に設け
られている光学ヘッド(移動体)3によって行われる。
ついて説明する。図2は、ディスク装置を示すものであ
る。すなわち、光ディスクなどで構成される記録媒体1
の表面には、スパイラル状に溝(記録トラック)が形成
されており、この記録媒体1は、モータ2によって例え
ば一定の速度で回転される。このモータ2は、モータ制
御回路18によって制御されている。上記記録媒体1に
対する情報の記録再生は、上記記録媒体1の下部に設け
られている光学ヘッド(移動体)3によって行われる。
【0010】なお、上記記録媒体1では穴開きによりピ
ットを形成する記録膜が用いられているものであるが、
相変化を利用している記録膜や多層記録膜のものを用い
ても良い、また記録媒体として光磁気ディスク等を用い
ても良い。上記の場合、光学ヘッド等の構成も同様に変
更される。
ットを形成する記録膜が用いられているものであるが、
相変化を利用している記録膜や多層記録膜のものを用い
ても良い、また記録媒体として光磁気ディスク等を用い
ても良い。上記の場合、光学ヘッド等の構成も同様に変
更される。
【0011】上記光学ヘッド3には、対物レンズ6が図
示しないワイヤあるいは板ばねによって保持されており
、この対物レンズ6は、駆動コイル5によってフォーカ
シング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コイ
ル4によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交方
向)に移動可能とされている。
示しないワイヤあるいは板ばねによって保持されており
、この対物レンズ6は、駆動コイル5によってフォーカ
シング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コイ
ル4によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交方
向)に移動可能とされている。
【0012】また、レーザ制御回路14によって駆動さ
れる半導体レーザ発振器9より発生されたレーザ光は、
コリメータレンズ11a、ハーフプリズム11b、対物
レンズ6を介して記録媒体1上に照射され、この記録媒
体1からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズム1
1b、集光レンズ10a、およびシリンドリカルレンズ
10bを介して光検出器8に導かれる。上記光検出器8
は、4分割の光検出セル8a、8b、8c、8dによっ
て構成されている。
れる半導体レーザ発振器9より発生されたレーザ光は、
コリメータレンズ11a、ハーフプリズム11b、対物
レンズ6を介して記録媒体1上に照射され、この記録媒
体1からの反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズム1
1b、集光レンズ10a、およびシリンドリカルレンズ
10bを介して光検出器8に導かれる。上記光検出器8
は、4分割の光検出セル8a、8b、8c、8dによっ
て構成されている。
【0013】上記光検出器8の光検出セル8aの出力信
号は、増幅器12aを介して加算器30a、30cの一
端に供給され、光検出セル8bの出力信号は、増幅器1
2bを介して加算器30b、30dの一端に供給され、
光検出セル8cの出力信号は、増幅器12cを介して加
算器30b、30cの他端に供給され、光検出セル8d
の出力信号は、増幅器12dを介して加算器30a、3
0dの他端に供給されるようになっている。
号は、増幅器12aを介して加算器30a、30cの一
端に供給され、光検出セル8bの出力信号は、増幅器1
2bを介して加算器30b、30dの一端に供給され、
光検出セル8cの出力信号は、増幅器12cを介して加
算器30b、30cの他端に供給され、光検出セル8d
の出力信号は、増幅器12dを介して加算器30a、3
0dの他端に供給されるようになっている。
【0014】上記加算器30aの出力信号は差動増幅器
OP1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1
の非反転入力端には上記加算器30bの出力信号が供給
される。これにより、差動増幅器OP1は、上記加算器
30a、30bの差に応じてトラック差信号をトラッキ
ング制御回路16に供給するようになっている。このト
ラッキング制御回路16は、差動増幅器OP1から供給
されるトラック差信号に応じてトラック駆動信号を作成
するものである。
OP1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1
の非反転入力端には上記加算器30bの出力信号が供給
される。これにより、差動増幅器OP1は、上記加算器
30a、30bの差に応じてトラック差信号をトラッキ
ング制御回路16に供給するようになっている。このト
ラッキング制御回路16は、差動増幅器OP1から供給
されるトラック差信号に応じてトラック駆動信号を作成
するものである。
【0015】上記トラッキング制御回路16から出力さ
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル4に供給される。また、上記トラッキング制御回
路16で用いられたトラック差信号は、リニアモータ制
御回路17に供給されるようになっている。
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル4に供給される。また、上記トラッキング制御回
路16で用いられたトラック差信号は、リニアモータ制
御回路17に供給されるようになっている。
【0016】リニアモータ制御回路17は、トラッキン
グ制御回路16からのトラック差信号やCPU24から
の移動制御信号に応じて後述するリニアモータ(移動手
段)31内の駆動コイル(第2の導線体)13aに移動
速度に対応した電圧を印加するものである。
グ制御回路16からのトラック差信号やCPU24から
の移動制御信号に応じて後述するリニアモータ(移動手
段)31内の駆動コイル(第2の導線体)13aに移動
速度に対応した電圧を印加するものである。
【0017】リニアモータ制御回路17には、後述する
リニアモータ31内の駆動コイル13aが磁気部材(磁
性材料)31aより発生する磁束を横切る瞬間に生じる
速度検出用コイル(第1、第3の導線体)13b、13
cの内部の電気的変化を利用して、駆動コイル13aと
磁気部材31aとの相対速度つまりリニアモータ31に
よる光学ヘッド3の移動速度を検知する速度検知回路4
0が設けられている。
リニアモータ31内の駆動コイル13aが磁気部材(磁
性材料)31aより発生する磁束を横切る瞬間に生じる
速度検出用コイル(第1、第3の導線体)13b、13
cの内部の電気的変化を利用して、駆動コイル13aと
磁気部材31aとの相対速度つまりリニアモータ31に
よる光学ヘッド3の移動速度を検知する速度検知回路4
0が設けられている。
【0018】また、上記加算器30cの出力信号は差動
増幅器OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器
OP2の非反転入力端には上記加算器30dの出力信号
が供給される。これにより、差動増幅器OP2は、上記
加算器30c、30dの差に応じてフォーカス点に関す
る信号をフォーカシング制御回路15に供給するように
なっている。このフォーカシング制御回路15の出力信
号は、フォーカシング駆動コイル5に供給され、レーザ
光が記録媒体1上で常時ジャストフォーカスとなるよう
に制御される。
増幅器OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器
OP2の非反転入力端には上記加算器30dの出力信号
が供給される。これにより、差動増幅器OP2は、上記
加算器30c、30dの差に応じてフォーカス点に関す
る信号をフォーカシング制御回路15に供給するように
なっている。このフォーカシング制御回路15の出力信
号は、フォーカシング駆動コイル5に供給され、レーザ
光が記録媒体1上で常時ジャストフォーカスとなるよう
に制御される。
【0019】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器8の各光検出セル8a、〜
8dの出力の和信号、つまり加算器30a、30bから
の出力信号は、トラック上に形成されたピット(記録情
報)からの反射率の変化が反映されている。この信号は
、信号処理回路19に供給され、この信号処理回路19
において記録情報、アドレス情報(トラック番号、セク
タ番号等)が再生される。また、レーザ制御回路14の
前段には記録信号を変調する変調回路としての記録信号
作成回路34が設けられている。
グを行った状態での光検出器8の各光検出セル8a、〜
8dの出力の和信号、つまり加算器30a、30bから
の出力信号は、トラック上に形成されたピット(記録情
報)からの反射率の変化が反映されている。この信号は
、信号処理回路19に供給され、この信号処理回路19
において記録情報、アドレス情報(トラック番号、セク
タ番号等)が再生される。また、レーザ制御回路14の
前段には記録信号を変調する変調回路としての記録信号
作成回路34が設けられている。
【0020】上記信号処理回路19で再生された再生信
号(再生情報)はインターフェース回路32を介して外
部装置としての記録媒体制御装置33に出力されるよう
になっている。
号(再生情報)はインターフェース回路32を介して外
部装置としての記録媒体制御装置33に出力されるよう
になっている。
【0021】また、このディスク装置にはそれぞれフォ
ーカシング制御回路15、トラッキング制御回路16、
リニアモータ制御回路17とCPU23との間で情報の
授受を行うために用いられるD/A変換器22が設けら
れている。
ーカシング制御回路15、トラッキング制御回路16、
リニアモータ制御回路17とCPU23との間で情報の
授受を行うために用いられるD/A変換器22が設けら
れている。
【0022】また、上記トラッキング制御回路16は、
上記CPU23からD/A変換器22を介して供給され
るトラックジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動さ
せ、1トラック分、ビーム光を移動させるようになって
いる。
上記CPU23からD/A変換器22を介して供給され
るトラックジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動さ
せ、1トラック分、ビーム光を移動させるようになって
いる。
【0023】上記レーザ制御回路14、フォーカシング
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、信号処理回路1
9、記録信号作成回路44等は、バスライン20を介し
てCPU23によって制御されるようになっており、こ
のCPU23はメモリ24に記憶されたプログラムによ
って所定の動作を行うようになされている。
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、信号処理回路1
9、記録信号作成回路44等は、バスライン20を介し
てCPU23によって制御されるようになっており、こ
のCPU23はメモリ24に記憶されたプログラムによ
って所定の動作を行うようになされている。
【0024】上記光学ヘッド3は、図1に示すように、
図示しないフレームに固定されているガイドレール51
、52を案内として、往復動可能に移動(上記記録媒体
1の半径方向)されるようになっている。光学ヘッド3
のキャリッジ53はリニアモータ31の可動部としての
駆動コイル13aに連結されている。
図示しないフレームに固定されているガイドレール51
、52を案内として、往復動可能に移動(上記記録媒体
1の半径方向)されるようになっている。光学ヘッド3
のキャリッジ53はリニアモータ31の可動部としての
駆動コイル13aに連結されている。
【0025】このリニアモータ31は、図1、図3、お
よび図4に示すように、ヨーク状の磁気部材31aと、
この磁気部材31aの内側面に接着固定されている永久
磁石32と、上記磁気部材31a上を移動可能に設けら
れている駆動コイル(第2の導線体)13aと、この駆
動コイル13a上に巻回されている速度検出用コイル(
第1の導線体)13bと、上記磁気部材31a上の一部
に巻回されている速度検出用コイル(第3の導線体)1
3cによって構成されている。
よび図4に示すように、ヨーク状の磁気部材31aと、
この磁気部材31aの内側面に接着固定されている永久
磁石32と、上記磁気部材31a上を移動可能に設けら
れている駆動コイル(第2の導線体)13aと、この駆
動コイル13a上に巻回されている速度検出用コイル(
第1の導線体)13bと、上記磁気部材31a上の一部
に巻回されている速度検出用コイル(第3の導線体)1
3cによって構成されている。
【0026】駆動コイル13aと速度検出用コイル13
bとは、リニアモータ制御回路17によって印加される
電圧と磁気部材31aに取り付けられた永久磁石32か
ら発生する磁場とに応じて磁気部材31a上を移動する
。この駆動コイル13aの移動にともなって光学ヘッド
3も移動される。
bとは、リニアモータ制御回路17によって印加される
電圧と磁気部材31aに取り付けられた永久磁石32か
ら発生する磁場とに応じて磁気部材31a上を移動する
。この駆動コイル13aの移動にともなって光学ヘッド
3も移動される。
【0027】また、速度検出用コイル13b、13cは
リニアモータ制御回路17内の速度検知回路40に接続
されている。この速度検知回路40は、速度検出用コイ
ル13bに生じる電圧値と速度検出用コイル13cに生
じる電圧値とを調べることにより駆動コイル13aつま
り光学ヘッド3の移動速度に対応する速度信号を出力す
るものである。
リニアモータ制御回路17内の速度検知回路40に接続
されている。この速度検知回路40は、速度検出用コイ
ル13bに生じる電圧値と速度検出用コイル13cに生
じる電圧値とを調べることにより駆動コイル13aつま
り光学ヘッド3の移動速度に対応する速度信号を出力す
るものである。
【0028】速度検知回路40は、図5に示すように、
上記速度検出用コイル13bに生じる電圧を増幅して出
力する増幅回路41、上記速度検出用コイル13cに生
じる電圧を増幅して出力する増幅回路42、および増幅
回路41の出力、増幅回路42の出力を加算(合成)す
る加算回路43によって構成されている。
上記速度検出用コイル13bに生じる電圧を増幅して出
力する増幅回路41、上記速度検出用コイル13cに生
じる電圧を増幅して出力する増幅回路42、および増幅
回路41の出力、増幅回路42の出力を加算(合成)す
る加算回路43によって構成されている。
【0029】上記増幅回路41からは図6の(a)に示
すような、速度検出用コイル13bにより生じる電圧を
増幅した信号が出力され、増幅回路42からは図6の(
b)に示すような、速度検出用コイル13cにより生じ
る電圧を増幅した信号が出力され、加算回路43からは
図6の(c)に示すような、上記増幅回路41からの出
力信号と増幅回路42からの出力信号とが合成された信
号(速度信号)が出力される。
すような、速度検出用コイル13bにより生じる電圧を
増幅した信号が出力され、増幅回路42からは図6の(
b)に示すような、速度検出用コイル13cにより生じ
る電圧を増幅した信号が出力され、加算回路43からは
図6の(c)に示すような、上記増幅回路41からの出
力信号と増幅回路42からの出力信号とが合成された信
号(速度信号)が出力される。
【0030】このような構成において、駆動コイル13
aが移動すると、それに伴い、速度検出用コイル13b
、13cにも信号が現れる。それは、速度検出用コイル
13b、13cのそれぞれについて、両端の電圧をE1
、E2 、電流をI1 、I2 、レジスタンスをR
1 、R2 、自己インダクタンスをL1 、L2 、
速度検出用コイル13bの有効長を11 、駆動コイル
13aと速度検出用コイル13bとの間の相互インダク
タンスをM1 、磁気部材31aと速度検出用コイル1
3cとの間の相互インダクタンスをM2 、そして、両
者に共通して、移動速度をv、空隙磁束密度をBとする
と以下のように考えられる。
aが移動すると、それに伴い、速度検出用コイル13b
、13cにも信号が現れる。それは、速度検出用コイル
13b、13cのそれぞれについて、両端の電圧をE1
、E2 、電流をI1 、I2 、レジスタンスをR
1 、R2 、自己インダクタンスをL1 、L2 、
速度検出用コイル13bの有効長を11 、駆動コイル
13aと速度検出用コイル13bとの間の相互インダク
タンスをM1 、磁気部材31aと速度検出用コイル1
3cとの間の相互インダクタンスをM2 、そして、両
者に共通して、移動速度をv、空隙磁束密度をBとする
と以下のように考えられる。
【0031】
E1 =R1 I1 +vB11 −L1 (dI1
/dt)−M1 (dI/dt)(1)E2 =R2
I2 + L2 (dI2 /dt
)−M2 (dI/dt)(2)これにより、dI1
/dt、dI2 /dtが十分に小さいとき、移動速度
vは以下のようになる。 v=αE1 +βE2 +γ
(3)α、β、γは定数 つまり、この方法で速度を検出するためには、速度検出
用コイル13b、13cの両コイルの電圧E1 、E2
の差動をとればよいことになる。
/dt)−M1 (dI/dt)(1)E2 =R2
I2 + L2 (dI2 /dt
)−M2 (dI/dt)(2)これにより、dI1
/dt、dI2 /dtが十分に小さいとき、移動速度
vは以下のようになる。 v=αE1 +βE2 +γ
(3)α、β、γは定数 つまり、この方法で速度を検出するためには、速度検出
用コイル13b、13cの両コイルの電圧E1 、E2
の差動をとればよいことになる。
【0032】この場合は、駆動コイル13aに磁性部材
31aを挿入した状態において、インダクタンスが周波
数により変化する影響を、誘導される2つのコイルを用
いることにより除去できるという点で有利である。上記
式3の内容が上記加算回路43の加算(合成)内容に対
応している。
31aを挿入した状態において、インダクタンスが周波
数により変化する影響を、誘導される2つのコイルを用
いることにより除去できるという点で有利である。上記
式3の内容が上記加算回路43の加算(合成)内容に対
応している。
【0033】次に、上記のような構成において、光学ヘ
ッド3の移動速度を検知する動作について説明する。リ
ニアモータ制御回路17により所定の電圧値が駆動コイ
ル13aに印加される。これにより、電流の通じた駆動
コイル13aは永久磁石31bから発生する磁場を受け
て磁気部材31a上を移動する。
ッド3の移動速度を検知する動作について説明する。リ
ニアモータ制御回路17により所定の電圧値が駆動コイ
ル13aに印加される。これにより、電流の通じた駆動
コイル13aは永久磁石31bから発生する磁場を受け
て磁気部材31a上を移動する。
【0034】速度検出用コイル13bにより生じる電圧
が増幅回路41により増幅されて加算回路43へ出力さ
れる。速度検出用コイル13cにより生じる電圧が増幅
回路42により増幅されて加算回路43へ出力される。
が増幅回路41により増幅されて加算回路43へ出力さ
れる。速度検出用コイル13cにより生じる電圧が増幅
回路42により増幅されて加算回路43へ出力される。
【0035】加算回路43は、上述した式3に基づいて
上記増幅回路41からの信号(図6の(a))と上記増
幅回路42からの信号(図6の(b))とを加算して合
成することにより、図6の(c)に示すような速度信号
波形を得る。
上記増幅回路41からの信号(図6の(a))と上記増
幅回路42からの信号(図6の(b))とを加算して合
成することにより、図6の(c)に示すような速度信号
波形を得る。
【0036】この加算回路43からの速度信号に対応す
る速度データは上記CPU23に出力され、CPU23
で加算回路43からの速度データから現在の光学ヘッド
3の移動速度を判断し、目標の速度となるように再びリ
ニアモータ制御回路17により駆動コイル13aに電圧
を印加する。
る速度データは上記CPU23に出力され、CPU23
で加算回路43からの速度データから現在の光学ヘッド
3の移動速度を判断し、目標の速度となるように再びリ
ニアモータ制御回路17により駆動コイル13aに電圧
を印加する。
【0037】なお、上記図6の(c)に示すような速度
信号波形は、リニアモータ31により光学ヘッド3の移
動状態を、加速、ストップ、反対方向への加速、ストッ
プを繰り返した場合について示している。
信号波形は、リニアモータ31により光学ヘッド3の移
動状態を、加速、ストップ、反対方向への加速、ストッ
プを繰り返した場合について示している。
【0038】上記したように、磁気部材より発生する磁
束を横切る方向にその磁気部材との間で相対的に移動で
きるような駆動コイルを有するリニアモータにおいて、
駆動コイルが上記磁束を横切る瞬間に生じる2つの速度
検出用コイルの内部の電気的変化とを利用して、駆動コ
イルと磁気部材との相対速度つまりリニアモータによる
光学ヘッドの移動速度を検知するようにしたものである
。これにより、光学スケールやフォトディテクタを用い
ずに速度検知を行うことができ、振動特性に悪影響を与
えることなく速度検知を行うことができる。
束を横切る方向にその磁気部材との間で相対的に移動で
きるような駆動コイルを有するリニアモータにおいて、
駆動コイルが上記磁束を横切る瞬間に生じる2つの速度
検出用コイルの内部の電気的変化とを利用して、駆動コ
イルと磁気部材との相対速度つまりリニアモータによる
光学ヘッドの移動速度を検知するようにしたものである
。これにより、光学スケールやフォトディテクタを用い
ずに速度検知を行うことができ、振動特性に悪影響を与
えることなく速度検知を行うことができる。
【0039】すなわち、磁気回路を形成する磁気部材上
と駆動コイル上とのそれぞれに巻かれた両速度検出コイ
ルの信号を演算することで、リニアモータの移動速度を
、駆動コイルのインダクタンスの周波数依存性を除去し
て、より正確に検出することができる。
と駆動コイル上とのそれぞれに巻かれた両速度検出コイ
ルの信号を演算することで、リニアモータの移動速度を
、駆動コイルのインダクタンスの周波数依存性を除去し
て、より正確に検出することができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したようにこの発明によれば、
光学スケールやフォトディテクタを用いずに速度検知を
行うことができ、振動特性に悪影響を与えることなく速
度検知を行うことができる速度検知回路を提供できる。
光学スケールやフォトディテクタを用いずに速度検知を
行うことができ、振動特性に悪影響を与えることなく速
度検知を行うことができる速度検知回路を提供できる。
【図1】この発明の一実施例におけるリニアモータの構
成を示す斜視図。
成を示す斜視図。
【図2】この発明の一実施例に係るディスク装置の回路
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図3】図1のリニアモータの要部の構成を示す斜視図
。
。
【図4】図1のリニアモータ内の磁性材料上に巻回され
る速度検出用コイルを説明するための図。
る速度検出用コイルを説明するための図。
【図5】図2の速度検知回路の回路構成を示すブロック
図。
図。
【図6】図2の速度検知回路における各回路の出力信号
を示す図。
を示す図。
1…記録媒体、3…光学ヘッド(移動体)、6…対物レ
ンズ、13a…駆動コイル(第2の導線体)、13b…
速度検知用コイル(第1の導線体)、13c…速度検知
用コイル(第3の導線体)、17…リニアモータ制御回
路、23…CPU、31…リニアモータ(移動手段)、
31a…磁気部材(磁性材料)、31b…永久磁石、4
0…速度検知回路、41、42…増幅回路、43…加算
回路、53…キャリッジ。
ンズ、13a…駆動コイル(第2の導線体)、13b…
速度検知用コイル(第1の導線体)、13c…速度検知
用コイル(第3の導線体)、17…リニアモータ制御回
路、23…CPU、31…リニアモータ(移動手段)、
31a…磁気部材(磁性材料)、31b…永久磁石、4
0…速度検知回路、41、42…増幅回路、43…加算
回路、53…キャリッジ。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁束を発生する磁性材料と、この磁性
材料上の一部に巻回されている速度検出用の第1の導線
体と、この第1の導線体上で、かつ上記磁性材料により
発生する磁束を横切る方向に移動可能に設けられている
移動用の第2の導線体と、この第2の導線体上に巻回さ
れている速度検出用の第3の導線体と、上記第2、第3
の導線体とともに移動される移動体と、上記第2の導線
体の電流を制御することにより第2、第3の導線体と移
動体とを移動する移動手段と、上記第2、第3の導線体
が上記磁束を横切る瞬間に生じる第1、第3の導線体内
部の電気的変化を検出する検出手段と、この検出手段に
より検出した上記第1、第3の導線体による電気的変化
を用いて上記第2の導線体と上記磁性材料との相対移動
速度を検知する検知手段と、を具備したことを特徴とす
る速度検知回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13496391A JPH04360027A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 速度検知回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13496391A JPH04360027A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 速度検知回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04360027A true JPH04360027A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15140682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13496391A Pending JPH04360027A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 速度検知回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04360027A (ja) |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP13496391A patent/JPH04360027A/ja active Pending
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