JPH04359665A - 渦電流式減速装置 - Google Patents

渦電流式減速装置

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JPH04359665A
JPH04359665A JP16368791A JP16368791A JPH04359665A JP H04359665 A JPH04359665 A JP H04359665A JP 16368791 A JP16368791 A JP 16368791A JP 16368791 A JP16368791 A JP 16368791A JP H04359665 A JPH04359665 A JP H04359665A
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JP
Japan
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rotor
permanent magnet
outer cylinder
braking force
eddy current
Prior art date
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Application number
JP16368791A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Miyahara
光雄 宮原
Kazuo Toyama
外山和男
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バスやトラックなど
の大型自動車に使用される渦電流式減速装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】大型自動車の制動装置としては、主ブレ
ーキであるフートブレーキ、補助ブレーキである排気ブ
レーキのほか、長い坂道の降坂時などで安定した減速を
行ない、かつフートブレーキの焼損を防止するため渦電
流式減速装置が使用されている。
【0003】この渦電流式減速装置には電磁石を使用し
たものと、永久磁石を使用したものとがある。前者は、
鉄心に電磁コイルを巻着した電磁石を磁極として、その
磁極の多数をディスクの両面に配設してなり、バッテリ
電源からの通電により磁界を発生させ、渦電流現象によ
りディスクを減速させる方向にトルクを発生させ制動力
を得るものである(特開昭50−615774号公報)
【0004】後者は、隣接する磁石の磁性が互いに逆向
きとなるようにして複数個の永久磁石を周設した磁石支
持リングを有し、上記永久磁石の磁極面を所要空隙でロ
ーターの円筒部に磁気的に全面対向する位置から全面離
脱する位置までの長さを進退自在に設け、該永久磁石の
磁気回路によりローターの円筒部に発生する渦電流をオ
ン・オフ操作するものである(特開平1−234043
号公報)。
【0005】永久磁石の磁極面がローターに磁気的に全
面対向する位置と全面離脱する位置との間の長さを進退
する渦電流式減速装置の一例を示せば、図6に示すよう
に、回転軸30の片側端部に嵌着した支持部材31にロ
ーター34の取付け円板32を複数のボルト33により
取着する。このローター34は、外筒35と内筒36を
所要の間隔をもって対向させ円筒部を形成し、外筒35
と内筒36との外側筒端間を多数のアーム37により接
続し、外筒35の外周面に冷却フイン38の多数を等間
隔で円周配置し、かつ内筒36の内側端面に取付け円板
32を設けてなる。
【0006】上記外筒35と内筒36との間の空間には
、その筒長さに見合う幅の磁石支持リング39が介在す
る。この磁石支持リング39は、磁気シールドケーシン
グ内を貫いて回転軸30の軸線方向に平行して円周配設
された複数の案内棒40に摺動自在に支持され、ケーシ
ング42に取着したシリンダー43のピストンロッドの
先端を磁石支持リング39の側面に螺着し、シリンダー
43を作動して磁石支持リングを進退させることにより
、永久磁石の磁極面がローター34の円筒部に全面対向
した位置から磁気的に外れた位置までの長さを進退自在
に設ける。
【0007】そして、磁石支持リング39の外周面に希
土類磁石からなる複数個の永久磁石44を隣接する磁石
の磁極が互いに逆向きとなるように周設されている。
【0008】上記永久磁石群は、軸受を介して回転軸3
0に軸支した支持板45に取着された非磁性のケーシン
グカバー41と強磁性のケーシング42を接続してなる
磁気シールドケーシングに納め、永久磁石44は制動オ
ン時にはケーシングカバー41に支持されたポールピー
ス46を介して外筒35に対向し、制動オフ時にはケー
シング42に対向した位置にあって外部への磁気漏洩が
防止されている。
【0009】上記渦電流式減速装置は、永久磁石の磁極
面がローターに磁気的に全面対向する位置と全面離脱す
る位置を切替えることにより制動力のオン・オフ制御が
行われ、所定の制動トルクのみで減速が行われるから、
車両が走行している諸条件を考慮した最適の制動力を選
択して減速を行なうことはできない。
【0010】また、制動力を選択できるようにした渦電
流式減速装置としては、前記特開平1ー234043号
公報のものと、実願平2ー91075号のもとがある。 前者は図6の渦電流式減速装置において、永久磁石をシ
リンダーにより進退させる代りにモーターを使ったねじ
駆動により進退させるようにした点が異なる。すなわち
、磁石支持リングに取着したナットを回転軸の軸線方向
に平行したねじ棒に噛合せ、該ねじ棒の一端に設けた歯
車をモータ主軸に設けた駆動歯車装置に噛合せ、モータ
の駆動によりねじ棒の回転を介して磁石支持リングを進
退自在に構成されており、モータの作動を制御すること
により、ローターと永久磁石の対向位置を変え制動力を
選択することができる。
【0011】また後者は、図7に示すように、ローター
の円筒部47にポールピース48を介して対向する永久
磁石が、第1磁石支持リング49の外周面に周設された
第1群永久磁石50と第2磁石支持リング51の外周面
に周設された第2群永久磁石52から構成され、第1磁
石支持リング49はシリンダー53のピストンロッド5
4に取着され、第2磁石支持リング51はシリンダー5
5のピストンロッド56に取着されており、それぞれの
シリンダーの作動により第1群永久磁石50と第2群永
久磁石52は別個に進退できるように構成されている。
【0012】前者の場合、図8のAに示すように永久磁
石44を前進させてローターの外筒35に全面対向させ
たとき最大の制動トルクが得られ、モーターを逆転させ
て永久磁石44の磁極面の半分がローターの外筒35に
対向する位置に後退させたとき図8のBに示すように制
動力は減少する。また後者の場合、両方のシリンダー5
3、55を作動して第1群永久磁石50と第2群永久磁
石52を前進させたときは図9のAに示すように最大の
制動トルクが得られ、また一方のシリンダー53のみを
作動して第1群永久磁石50を前進させたときは図9の
Bに示すように減少した制動力が得られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のローターに対向
する永久磁石の磁極面の面積を可変とした渦電流式減速
装置は制動力の選択ができる。しかし、図8のB、図9
のBに示すように永久磁石の磁極面がローターに対向す
る面積を減少した場合には、ローターの永久磁石の磁極
面に対向する部分に局部的に渦電流が発生する。このた
め、永久磁石に対向し部分的に渦電流が発生したロータ
ーは局部的に温度が上昇し局部加熱域57を生じ熱負荷
を受けるので、制動効率が低下するとともに連続制動が
時間的に制約を受ける。また、長期間の使用においてロ
ーター内面に熱亀裂が発生する。
【0014】この発明は、従来の渦電流式減速装置に見
られる上記欠点を除き、制動力の選択が自由にでき車両
の走行に適応した最適制動力が設定され、ローターの局
部的熱負荷増を解消し、制動効率およびローター寿命を
改善した渦電流式減速装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明の渦電流式減速装置は、回転軸の片側端部に
ローターを嵌着し、隣接する磁石の極性が互いに逆向き
となるようにして複数個の永久磁石を周設した磁石支持
リングを、上記回転軸の軸線方向に永久磁石の磁極面が
所要空隙でローターに磁気的に全面対向する位置から全
面離脱する位置までの長さを進退自在に設けた減速装置
において、永久磁石の厚み、または永久磁石とローター
の両方の厚みに回転軸の軸線方向に勾配を設け、ロータ
ーに磁気的に対向する永久磁石の磁極面の厚みを選択で
きるように構成する。
【0016】
【作用】永久磁石から生じる磁力は永久磁石の厚みに依
存するため、図3のAに示すように、永久磁石7の厚み
に回転軸の軸線方向に勾配を設けた場合、最大制動力を
発生させるには図3のBに示すように、永久磁石7の厚
みのある側(磁力の強い側)がポールピース10を介し
てローター外筒20に対向するように位置させる。この
場合には図示のごとく磁力線21が発生し、ローター外
筒20の内面に図示のように加熱域22が生じる。
【0017】また、減少した制動力を発生させるには図
3のCに示すように、永久磁石7の厚みの薄い側(磁力
の弱い側)がローター外筒20に対向するように位置さ
せる。この場合には磁力線21は弱くなりローター外筒
20の加熱域22は小さくなる。
【0018】図3のBに示す最大制動力発生時と図3の
Cに示す制動力減少時における磁力を受けるローター外
筒内面の面積は一定で変りないから、厚みが一定の永久
磁石を使った従来の渦電流式減速装置のように、局部的
に渦電流が発生し、その部位の温度が上昇することは防
止される。しかし、ローター内面が受ける磁力およびそ
の磁力によって生じる渦電流の強さと温度上昇量にも回
転軸の軸線方向の勾配が生じることは避けられない。
【0019】上記温度勾配は、従来の渦電流式減速装置
において局部的に加熱される場合の温度勾配に比べれば
小さいから実用上差支えない。しかし、温度勾配に起因
する制動効率の低下や熱亀裂の発生を防止するという観
点からは、このような小さい温度勾配をもさらに低減す
ることが望ましい。
【0020】そこで、この発明の好適態様では図1に示
すように、永久磁石7の厚みに回転軸の軸線方向の勾配
を持たせるだけでなく、ローター外筒2の厚みにも回転
軸の軸線方向の勾配を持たせる。このように永久磁石7
の厚みの厚い側に対向するローター外筒2の厚みを厚く
し、永久磁石7の厚みの薄い側に対向するローター外筒
2の厚みを薄くすることにより、永久磁石7の厚みの厚
い側すなわち磁力の強い側のローター外筒の熱容量は永
久磁石の厚みの薄い側すなわち磁力の弱い側の熱容量に
比べて大きくなり、熱伝導による抜熱量が大きくなるた
め、永久磁石の厚みの厚い側の温度上昇は永久磁石の厚
みの薄い側の温度上昇に比べて抑制され、図2のAに示
す最大制動力発生時のローター外筒2の加熱域23およ
び図2のBに示す制動力減少時のローター外筒2の加熱
域23はともに加熱勾配がみられない。その結果、ロー
ター外筒内面での温度勾配、温度分布に起因する制動効
率の低下およびローター外筒内面での熱亀裂の発生を抑
制できる。
【0021】
【実施例】この発明の好適態様の実施例を図面に基いて
説明する。図1は永久磁石の厚みとローター外筒の厚み
に回転軸の軸線方向の勾配を持たせた渦電流式減速装置
の断面図である。
【0022】回転軸15の片側端部に嵌着した支持部材
16にローター1の取付け円板5を複数のボルト17に
より取着する。このローター1は、回転軸15の軸線方
向に厚みに勾配を持たせたローター外筒2と内筒3を所
要の間隔をもって対向させ円筒部を形成し、ローター外
筒2と内筒3との外側筒端間を多数のアーム4により接
続し、ローター外筒2の外周面に冷却フイン6の多数を
等間隔で円周配置し、かつ内筒3の内側端面に取付け円
板5を設けてなる。
【0023】上記ローター外筒2と内筒3との間の空間
には、その筒長さに見合う幅の磁石支持リング8が介在
する。この磁石支持リング8は、ロータ外筒2の内面に
対向する複数個のポールピース10を支持した非磁性の
ケーシングカバー9と永久磁石7の磁気的離脱位置を磁
気的にカバーする強磁性のケーシング11からなり、軸
受を介して回転軸15に軸支した支持板18に支持され
た磁気シールドケーシング内を貫いて回転軸15の軸線
方向に平行して円周配設された複数の案内棒14に摺動
自在に支持され、ケーシング11に取着した複数配設の
モーター12の主軸に連結したねじ棒13の先端を磁石
支持リング8の側面に螺着し、モーター12の駆動によ
り磁石支持リング8を進退自在に設ける。そして、磁石
支持リング8の外周面には磁極面を含む磁石の厚みに回
転軸15の軸線方向に勾配を設けた希土類磁石からなる
永久磁石7の複数個を隣接する磁石の極性が互いに逆向
きとなるように周設し、制動オン時には永久磁石7の磁
極面がポールピース10を介してローター外筒2に全面
対向し、制動オフ時にはケーシング11に対向する位置
に後退し外部への磁気漏洩が防止されるよう構成される
。なお、永久磁石7の勾配面は直面的勾配を設けた場合
を示したが、曲面的な勾配としても差支えない。
【0024】上記渦電流式減速装置において、モーター
12を駆動して磁石支持リング8を前進させ図1に示す
ように永久磁石7の厚さの厚い側をポールピース10に
対向させると、図2のAに示すように永久磁石7の厚さ
に応じた強さの磁力線21が発生し最大の制動力が得ら
れる。このときローター外筒2の内面には温度勾配の小
さい加熱域23が生じる。
【0025】上記最大制動力が得られる状態から、モー
ター12を逆転して磁石支持リング8を少し後退させ、
図2のBに示すように永久磁石7の厚さの薄い側をポー
ルヒース10に対向させると、発生する磁力線21は減
少し、弱い制動力が得られる。このときの加熱域23も
温度勾配が小さい。
【0026】また、図1の渦電流式減速装置のローター
外筒2の厚さを均一にした場合、ポールピース10を介
して対向する永久磁石7とローター外筒20との関係は
図3のAに示すようになる。
【0027】この場合の最大制動力が得られる状態は図
3のBに示すようになり、また減少した制動力が得られ
る状態は図3のCに示すようになる。この場合にはロー
ター外筒20の内面には多少温度勾配のある加熱域22
が生じる。しかし、従来の渦電流式減速装置に見られる
局部加熱域のような悪影響が及ぶことはない。
【0028】この発明の実施による渦電流式減速装置に
ついて制動試験を行なった。なお、比較のため図6に示
す従来装置についても試験を行なった。この発明装置は
ローター外筒2の厚み勾配が30°、永久磁石7の厚み
勾配が15°のもの(本発明品1)およびローター外筒
2の厚み勾配が30°、永久磁石の7の厚み勾配が30
°(本発明品2)のものと、永久磁石7のみに厚み勾配
をつけ、勾配が15°のもの(本発明品3)および30
°のもの(本発明品)の4種類について実施し、従来装
置は久磁石44、ローター外筒35ともに厚みに勾配の
ないものを使用した。
【0029】まず、磁石支持リングの移動距離と制動力
との関係について調べた。その結果を図4に最大制動力
発生位置を移動距離零として示す。この図より、従来品
は移動距離と制動力との関係が直線的に変化するに対し
、本発明品は磁石支持リングの移動距離と制動力との関
係は曲線的に変化し、永久磁石厚みの勾配が大きいほど
制動力の減少率が大きくなることがわかる。したがって
、永久磁石の厚み勾配を調整することにより、磁石支持
リングの移動距離と制動力との関係を任意に設定するこ
とができる。
【0030】実際の車両運転時には、最大制動力で制動
を続けた場合ローターの温度が著しく上昇するため、最
大制動力を短時間発生させたのち、すぐに制動力を減少
させるというケースがしばしば起るが、このような場合
にはこの発明の実施により、最大制動力発生位置からわ
ずかに磁石支持リングを移動させることにより制動力を
大幅に減少させることができ、従来の装置に比べ有利で
ある。
【0031】また、駆動軸の回転速度を一定とし、最大
制動力の75%の制動力で制動を開始し、そののち磁石
支持リングの位置を固定して制動を続けた場合の制動力
の時間的変化を調べた。その結果を図5に示す。従来品
では制動時間の経過に伴って制動力が大幅に減少する。 これに対し本発明品は制動時間の経過に伴い多少は制動
力の減少が見られるが、従来品に比べ、その減少度合が
小さいことがわかる。
【0032】上記の違いは、従来品では永久磁石に対向
するローター外筒の内面が局部的に著しく高温となるの
に対し、本発明品ではローター外筒の加熱される内面の
面積がほぼポールピースの全面に匹敵し広いこと、さら
に本発明品1、2ではローター外筒に勾配をもたせたこ
とによって、ローター外筒の加熱域での温度分布が均一
化されているため、ローター外筒内面の温度上昇量が小
さいことに起因している。
【0033】さらに、制動・非制動を繰り返した場合に
おけるローター外筒内面での亀裂発生寿命を調べた。す
なわち、制動試験にあたっては最大制動力の75%の制
動力を発生させたのち、磁石支持リングの位置を固定し
て3分間制動を続け、そののち磁石支持リングを移動さ
せて永久磁石をローター外筒内面から磁気的に全面離脱
させ非制動状態を2分間続けた。この繰り返し制動にお
けるローター外筒内面の最高温度をローター外筒に埋め
込んだ熱電対によって測定した。この試験の結果を表1
に示す。
【0034】
【表1】
【0035】上記表1より、本発明品におけるローター
外筒内面の最高温度は従来品に比べて低く、得に本発明
品1、2では20℃以上も低く、その結果本発明品のロ
ーター外筒内面での亀裂発生寿命(制動繰り返し回数に
相当)は従来品に比べ大幅に増大していることがわかる
【0036】この発明の実施により永久磁石の厚みに勾
配を設けた渦電流式減速装置は、永久磁石の厚みを選択
することにより、車両の走行状態に合せて制動力を選択
し最適状態で制動を行なうことができる。また、ロータ
ーの局部的な温度上昇の発生防止により、熱負荷による
制動力の低下が防止され、かつ装置の寿命を増大できる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による渦電流式減速装置の
縦断面図である。
【図2】図1の渦電流式減速装置の動作説明図で、(A
)は最大制動力発生時の状態を示し、(B)は低減した
制動力発生時の状態を示す。
【図3】この発明の他の実施例における動作説明図で、
(A)は永久磁石およびローター外筒の形状を示す説明
図、(B)は最大制動力発生時の状態を示し、(C)は
低減した制動力発生時の状態を示す。
【図4】この発明の実施品および従来品の磁石支持リン
グの移動距離に伴う制動力の変化を示すグラフである。
【図5】この発明の実施品および従来品の一定条件での
制動時間の経過に伴う制動力の変化を示すグラフである
【図6】渦電流式減速装置の従来装置の一例を示す縦断
面図である。
【図7】渦電流式減速装置の従来装置の他の一例を示す
縦断面図である。
【図8】図6に示す従来装置の動作説明図で、(A)は
最大制動力発生時の状態を示し、(B)は減少した制動
発生時の状態を示す。
【図9】図7に示す従来装置の動作説明図で、(A)は
最大制動力発生時の状態を示し、(B)は減少した制動
力発生時の状態を示す。
【符号の説明】
1  ローター 2  ローター外筒 3  内筒 4  アーム 5  円板 6  冷却フイン 7  永久磁石 8  磁石支持リング 9  ケーシングカバー 10  ポールピース 11  ケーシング 12  モーター 13  ねじ棒 14  案内棒 15  回転軸 16  支持部材 17  ボルト 20  ローター外筒 21  磁力線 22  加熱域 23  加熱域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転軸の片側端部にローターを嵌着し
    、隣接する磁石の極性が互いに逆向きとなるようにして
    複数個の永久磁石を周設した磁石支持リングを、上記回
    転軸の軸線方向に永久磁石の磁極面が所要空隙でロータ
    ーに磁気的に全面対向する位置から全面離脱する位置ま
    での長さを進退自在に設けた減速装置において、永久磁
    石の厚みまたは永久磁石とローターの両方の厚みに回転
    軸の軸線方向の勾配を設け、ローターに磁気的に対向す
    る永久磁石の磁極面の厚さを選択自在に構成した渦電流
    式減速装置。
JP16368791A 1991-06-06 1991-06-06 渦電流式減速装置 Pending JPH04359665A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020461A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 日本製鉄株式会社 渦電流式ダンパ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020020461A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 日本製鉄株式会社 渦電流式ダンパ

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