JPH0435951A - スクリーン印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明はスクリーン印刷装置に関するものであり、特に
本発明は、例えば、クリーム半田などの半田ペーストや
厚膜膜回路形成用ペースト等の印刷用ペーストを、電子
部品実装基板等の電子部品回路形成用基板等に高精度に
印刷を行なうに有用なスクリーン印刷装置に関するもの
である。

［従来の技術］ 近年、スクリーン印刷装置は、電子部品の回路実装工程
におけるクリーム半田印刷工程やハイブリッドＩＣ等の
集積回路の回路形成用の導体や抵抗体などの回路の印刷
に頻繁に使用されており、電子機器の小型化に伴って、
電子部品実装基板の微細化が進み、それに応じて、クリ
ーム半田や導体ペーストなどの印刷ペーストの高精度印
刷も要求されている。そのような中で、スクリーン印刷
装置は高精度に印刷が行い得る装置として各種の工夫が
凝らされてきている。

以下、図面を参照しなから従来のスクリーン印刷装置に
ついて説明する。

第３図は従来のスクリーン印刷装置の要部概略断面図を
示す。

第３図において、２はメタルマスクなどのスクリーンマ
スク、２ａはスクリーンマスク枠、３はスクリーンマス
クの上面から供給された印刷ペースト（図示せず）がス
クリーンマスクに形成されたパターン状の透孔（図示せ
ず）を通って印刷される被印刷体であり、ここでは実装
基板を用いた例を示している。１はスクリーンマスク２
上を上下動し、下降時にはスクリーンマスク２上を当接
しながら水平移動し得るスキージ、４は実装基板３を位
置決め吸引固定し、スクリーンマスク２直下まで上下動
し得るステージである。ステージ４の実装基板を吸引し
て固定するための機構は、かかるスクリーン印刷装置に
おいて通常用いられている適宜の吸引固定機構が採用さ
れているので、図示ならびに当該機構の説明は省略する
。

以上のように構成されたスクリーン印刷装置について、
以下その動作について説明する。

実装基板３は、ステージ４によって位置決め固定された
後、スクリーンマスク２には接触しないが、その直下ま
で上昇させられる。その後、スキージ１が下降し、スク
リーンマスク２に当接しながら水平移動して印刷ペース
ト（図示せず）を実装基板３に印刷する。そして、スキ
ージ１が上昇してスクリーンマスク２と実装基板３とが
離れて、印刷が完了する。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来のスクリーン印刷装置は実装基板３
とスクリーンマスク２の間にギャップがあるため、要求
される一定かつ微細なパターンが安定して印刷しにくく
、さらに、ＩＣの多ピン化にともない半田ペーストなど
の印刷ペーストのスクリーン印刷後の形状が、より一層
、一定かつ微細であることが要求されるため、印刷時の
条件だしが困難であった。

一方、スクリーンマスク２と実装基板３の間のギャップ
がほとんど無くなるほど両者を接近させて印刷すると、
スクリーン印刷時の印刷ペーストの抜けが良くないと云
うような欠点があった。

そこで、本発明はこの課題を解決するため、半田ペース
トなどの印刷ペーストによる印刷形状が一定かつ微細に
印刷し得るスクリーン印刷装置を提供することを目的と
するものである。

［課題を解決するための手段］ 上記の如き課題を解決するために、本発明は次の構成を
有するものである。

すなわち本発明は、所望の印刷パターン状の透孔が形成
されたスクリーンマスクと、前記スクリーンマスクに当
接して水平移動させ得る前記スクリーンマスクの前記透
孔を通して印刷ペーストを押し出すためのスキージと、
被印刷体を所定の位置に固定し保持するためのステージ
とからなるスクリーン印刷装置において、前記ステージ
の周囲に前記スクリーンマスクを吸引するための真空ユ
ニットを設けたことを特徴とするスクリーン印刷装置を
提供するものである。

〔作用］ 本発明によれば、前記ステージの上部には実装基板など
の被印刷体が固定保持されており、その上部にはスクリ
ーンマスクが重ねられるので、真空ユニットによりスク
リーンマスクを吸引し、ならびに実装基板などの被印刷
体とスクリーンマスクとのギャップをなくして印刷を行
なっても、真空ユニット室内が減圧状態に吸引されてい
るのでスクリーンマスクの透孔より半田ペーストなどの
印刷ペーストの抜けが良くなり、安定して微細なパター
ンが印刷できるスクリーン印刷装置を提供し得る。

［実施例］ 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図、第２図は本実施例におけるスクリーン印刷装置
の要部概略断面図である。

同図において、１は半田ペーストなどの印刷ペーストを
スクリーンマスクに刷り合わせるスキージ、２は回路パ
ターン等の透孔が形成されているメタルマスクなどから
なるスクリーンマスク、２ａはスクリーンマスク枠、３
は被印刷体である実装基板、４は実装基板３を所定の位
置に位置決め吸引固定し、スクリーンマスク２直下まで
上下動し得るステージ、５はスクリーンマスクを吸引す
るための真空ユニットである。本例ではスクリーンマス
クの全体に負圧がかかるようにステージ４をとり囲んで
真空ユニット室６が形成されるようなボックス状の真空
ユニットの例を示している。

尚、ステージ４の実装基板を吸引して固定するための機
構は、かかるスクリーン印刷装置において通常用いられ
ている各種の適宜の吸引固定機構が採用できるので、図
示ならびに当該機構の説明は省略している。

本実施例によれば、あらかじめ実装基板３をステージ４
に装着しておき、次いで、目的とする回路パターンなど
の印刷パターン状の透孔（透孔回路パターン）が形成さ
れたメタルマスクなどからなるスクリーンマスク２を実
装基板３の所定の位置に位置決めし、スクリーンマスク
２と実装基板３とのギャップをほとんどない状態にして
置（。

その後、真空ユニット５で囲まれた真空ユニット室６を
所定の真空度になるよう真空ポンプ（図示せず）などで
減圧にすることにより、スクリーンマスク２の透孔回路
パターン以外の部分を実装基板３上に吸着しておく。次
いでスキージ１をスクリーンマスク２に当接させながら
水平方向に移動させて半田ペーストなどの印刷ペースト
をメタルマスク２の透孔回路パターンを通して実装基板
１上に印刷し、その後、第２図に示されるようにステー
ジ４を少し下降させることにより、真空ユニット室６内
が減圧になっているため、スクリーンマスクの回路パタ
ーン状の透孔中に残存している半田ペーストなどの印刷
ペーストが十分に抜けて実装基板３上への印刷が確実に
行なわれる。

以上の実施例ではスクリーンマスクとしてメタルマスク
を用いた実施例を示したが、ポリエステル繊維やポリア
ミド繊維から形成された紗などの布帛を用いたスクリー
ンマスク等、スクリーン印刷のスクリーンマスクとして
用いられている他のスクリーンマスクを用いてもよいこ
とは勿論である。

また、真空ユニットはスクリーンマスクをステージ側に
吸引できる機構のものであれば、特に本実施例の形状に
限定されるものではない。

また、真空ユニット室内の真空度は装置の種類や印刷の
種類、スクリーンの種類や印刷ペーストの種類などによ
って変わるので、これらに応じて適当な真空度を設定し
て用いればよい。

［発明の効果コ 本発明のスクリーン印刷装置によれば、スクリーン印刷
で微細なパターンの安定した印刷が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図ならびに第２図は本発明の一実施例におけるスク
リーン印刷装置の要部概略断面図、第３図は従来例のス
クリーン印刷装置の要部概略断面図である。 １・・・スキージ　　　　２・・・スクリーンマスク２
ａ・・・スクリーンマスク枠 ３・・・実装基板　　　　４・・・ステージ５・・・真
空ユニット　　６・・・真空ユニット室第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所望の印刷パターン状の透孔が形成されたスクリーンマ
   スクと、前記スクリーンマスクに当接して水平移動させ
   得る前記スクリーンマスクの前記透孔を通して印刷ペー
   ストを押し出すためのスキージと、被印刷体を所定の位
   置に固定し保持するためのステージとからなるスクリー
   ン印刷装置において、前記ステージの周囲に前記スクリ
   ーンマスクを吸引するための真空ユニットを設けたこと
   を特徴とするスクリーン印刷装置。