JPH04359432A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH04359432A
JPH04359432A JP16206591A JP16206591A JPH04359432A JP H04359432 A JPH04359432 A JP H04359432A JP 16206591 A JP16206591 A JP 16206591A JP 16206591 A JP16206591 A JP 16206591A JP H04359432 A JPH04359432 A JP H04359432A
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JP
Japan
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electrode
insulating film
interlayer insulating
semiconductor device
semiconductor
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JP16206591A
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Kenji Kobayashi
健二 小林
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に関し、特にファクシミリ装置、イメージリーダ、
デジタルスキャナ等に使用される半導体装置及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置には種々の構造のものが提供
されていて、たとえば図5(a)(b)に示すようにガ
ラス基板100 上に一次元に多数形成されたフォトダ
イオード102 と、個々のフォトダイオード102 
に対応して層間絶縁膜104 を介して接続電極106
 によって逆極性に直列接続されたブロッキングダイオ
ード108 と、一定個数毎に分割しブロック化された
フォトダイオード102 とブロッキングダイオード1
08 を駆動させるための共通電極110 と、駆動さ
せられたフォトダイオード102 からの信号を読み出
すためのマトリックス配線112を備えた半導体装置1
14 が提供されている。かかる半導体装置114 は
図6に示すように、大面積のガラス基板116 上に複
数個の半導体装置114 が同時に形成された後、図7
に示すように、個別に切り出されて製造されている。
【0003】この半導体装置114 の製造方法におい
て、図8(a)(b)に示すように、大面積のガラス基
板116 上に複数列の一次元に配列させられたフォト
ダイオード102 とブロッキングダイオード108を
形成した後、それらを覆ってガラス基板116 の全領
域に層間絶縁膜104 を被着させ、更にその層間絶縁
膜104 を反応性イオン・エッチング(RIE) の
手法によって、複数のコンタクトホール118 と信号
入出力用の電極パッド部120 及びその電極パッド部
120 を含む半導体装置114 の外周部122 (
図7参照)、更に半導体装置114 を構成しないガラ
ス基板116 の外周部124 (図6参照)を除去し
ていた。その後、図5に示すように、層間絶縁膜104
が除去されたコンタクトホール118 部に接続電極1
06 やマトリックス配線112 を形成するとともに
、電極パッド部120 に上部取出電極126 を形成
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる半導体装置11
4 の製造工程において、層間絶縁膜104 は大面積
のガラス基板116 の全領域に被着させられており、
そのガラス基板116 上の半導体素子部102,10
8 やマトリックス配線112 部等を除く広い領域か
ら層間絶縁膜104 を反応性イオン・エッチング(R
IE) の手法によって除去すると、除去される層間絶
縁膜104 の領域の多くは層間絶縁膜104 の成分
であるSiOx等の主成分Siを主成分とするガラス基
板116 の上に直接被着させられているため、層間絶
縁膜104 を除去するドライエッチングのガスはガラ
ス基板116 のSiとも反応し、ガラス基板116 
の成分を大量に飛散させてしまう。このようにして大量
に飛散したガラス基板116の成分がガラス基板116
 の全領域に細かく再被着するという問題があった。
【0005】この結果、電極パッド部120 に被着さ
せた上部取出電極126 やコンタクトホール118 
部に被着させた接続電極106 は再被着した層間絶縁
膜104 やガラス基板116 の成分によって付着力
が低下し、あるいは接続抵抗が増加して、ワイヤーボン
ディング性能やセンサ性能を低下させる原因となってい
た。また、ドライエッチングにより表面が損傷を受けて
凹凸の生じたガラス基板116 は白濁してしまい、接
続電極106 やマトリックス配線112 等をパター
ン化するときにフォトマスクの位置決めが困難になると
いう問題もあった。
【0006】そこで、本発明者はこれらの問題を解決す
るために鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったのであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の要旨とするところは、絶縁基板上に、下部電極と半導
体層と上部電極が積層されて成る半導体素子と、少なく
とも該半導体素子を覆う層間絶縁膜と、該層間絶縁膜を
介して配設される接続電極とを備えて構成される半導体
装置において、前記層間絶縁膜が外部接続のために必要
なコンタクト部を除く絶縁基板の全領域に形成されてい
ることにある。
【0008】また、かかる半導体装置において、前記コ
ンタクト部のうち前記半導体素子の下部電極から一体的
に取り出される電極パッド部の少なくとも外周輪郭部が
前記層間絶縁膜によって覆われていることにある。
【0009】次に、本発明に係る半導体装置の製造方法
の要旨とするところは、絶縁基板上に、下部電極と半導
体層と上部電極が積層されて成る半導体素子と、少なく
とも該半導体素子を覆う層間絶縁膜と、該層間絶縁膜を
介して配設される接続電極とを備えて構成される半導体
装置の製造方法において、前記層間絶縁膜を前記絶縁基
板上の全領域に被着させた後、該層間絶縁膜のうち外部
接続のために必要なコンタクト部のみ除去するようにし
たことにある。
【0010】
【作用】かかる本発明の半導体装置は、層間絶縁膜が外
部接続のために必要なコンタクト部すなわち電極パッド
部やコンタクトホールのみ除去され、その残余の絶縁基
板の全領域には層間絶縁膜が形成されている。このよう
な構成の半導体装置はその製造方法において半導体素子
を覆うように被着された層間絶縁膜をコンタクト部のみ
エッチングにより除去して製造されるため、ガラス基板
等から成る絶縁基板そのものをエッチングして基板成分
を飛散させることはほとんどない。
【0011】したがって、飛散した成分が電極部等に再
被着することはほとんどなく、層間絶縁膜を被着させた
後、形成される上部取出電極や接続電極等は強固に下部
電極や半導体素子の上部電極に接続され、接続抵抗が増
加したり、あるいはワイヤーボンディング性が低下した
りすることはない。また、ガラス基板の表面がエッチン
グされることがないため、その表面が白濁させられるこ
とはなく、次工程においてフォトマスクを位置決めし易
くなり、より品質の優れた半導体装置を製造することが
できる。更に、エッチングを必要とするコンタクト部以
外はエッチングしないため、エッチングの雰囲気を常に
ほぼ一定に保持することができ、層間絶縁膜のエッチン
グをほぼ均一に且つ迅速に行うことができる。
【0012】また、下部電極における電極パッド部の外
周輪郭部が層間絶縁膜によって覆われるように形成する
ことにより、電極パッド部の外周輪郭部における耐湿性
が向上し、リークの発生を防止することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る半導体装置とその製造方
法の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1(a
)(b)に示すように、半導体装置10はガラス等から
成る絶縁基板12の上に半導体素子であるフォトダイオ
ード14とブロッキングダイオード16がそれぞれ複数
個、一次元に形成されるとともに、相対応するフォトダ
イオード14とブロッキングダイオード16は逆極性に
直列接続されていて、一方のブロッキングダイオード1
6側には一定個数毎に分割して同時にブロッキングダイ
オード16を駆動させる共通電極18が設けられ、また
他方のフォトダイオード14側には一定個数毎に同時に
駆動させられたフォトダイオード14によって読み出さ
れた信号をそれぞれ個別に取り出すマトリックス配線2
0が設けられて構成されている。かかる構成の半導体装
置10は次の工程によって製造される。
【0014】図2に示すように、まず、複数の半導体装
置10を同時に製造し得る程度の大面積の絶縁基板13
(12)の上にクロム等から成る金属膜22をスパッタ
リング法や真空蒸着法等により成膜し(同図(a))、
次いでその金属膜22を所定のパターンにフォトエッチ
ングして、同図(b) に示すようにフォトダイオード
14とブロッキングダイオード16の下部電極14A,
16Aと、下部電極14Aと一体的な配線電極24、及
び下部電極16Aと一体的な共通電極18が形成される
。ここで共通電極18は一定個数毎に分割されるブロッ
キングダイオード16に共通していて、共通電極18毎
に電極パッド部28が設けられている。なお、かかる金
属膜22をフォトエッチングする工程においては、絶縁
基板13の表面が損傷させられることはない。
【0015】次に、同図(c)(d)に示すように、下
部電極14A,16A等がパターン化された絶縁基板1
3の上にアモルファスシリコン系半導体層30と透明電
極層32をそれぞれ順次積層する。アモルファスシリコ
ン系半導体層30は本実施例の構成においては特に、プ
ラズマCVD法を用いてp型a−SiC 、i型a−S
i、n型a−Siの順に成膜したものが用いられる。ま
た、透明電極層32はITOや SnO2 等をスパッ
タリング法や真空蒸着法によって被着させて用いられる
【0016】絶縁基板13上に被着されたアモルファス
シリコン系半導体層30と透明電極層32を図3(a)
(b)に示すように、それぞれ逆の順にフォトエッチン
グ法、反応性イオン・エッチング法によって所定のパタ
ーンに形成し、上部電極14C,16C及び半導体層1
4B,16Bが複数個、一次元に配列させられて形成さ
れる。 これら下部電極14A,16Aと、半導体層14B,1
6B及び上部電極14C,16Cによってフォトダイオ
ード14とブロッキングダイオード16がそれぞれ形成
されるのである。
【0017】次いで、図3(c) に示すように、フォ
トダイオード14とブロッキングダイオード16が形成
された絶縁基板13の全領域上にプラズマCVD法を用
いてシリコン酸化膜等から成る透明な層間絶縁膜34を
成膜し、更に、その層間絶縁膜34に反応性イオン・エ
ッチング(RIE)法を用いて外部接続のために必要な
コンタクト部が明けられる。コンタクト部は共通電極1
8の電極パッド部28の上部に設けられる開孔部36と
、フォトダイオード14の上部電極14Cとブロッキン
グダイオード16の上部電極16Cとを接続するための
コンタクトホール38及び40と、フォトダイオード1
4の下部電極14Aから読み取り信号を取り出すための
コンタクトホール42であり、これらコンタクト部以外
に層間絶縁膜34をエッチングしないように構成されて
いる。したがって、エッチングされる層間絶縁膜34の
領域が少なく、しかもコンタクト部の下はSiを含まな
い下部電極14A,16Aの配線電極24や電極パッド
部28あるいは上部電極14C,16Cであり、反応性
イオンによってこれらがエッチングされることはなく、
また絶縁基板13がエッチングされることもない。した
がって、エッチングの雰囲気をほぼ一定に保つことがで
き、迅速にエッチングすることができる。また、エッチ
ングによって飛散させられるガラス基板13の成分の量
がないため、飛散させられたその成分が電極パッド部2
8等に再被着することはほとんどない。更に、共通電極
18の電極パッド部28の上部に設けられる開孔部36
は図1(b) に二点鎖線で示すように、電極パッド部
28の外周輪郭部より小さく設定され、絶縁基板13が
層間絶縁膜34から露出しないようにされている。これ
により、下部電極16A部における耐湿性が一層確保さ
れ、リークの発生が抑制され、性能の優れた半導体装置
10を提供することができる。
【0018】層間絶縁膜34に開孔部36やコンタクト
ホール38,40,42を形成した後、その上に金属膜
をスパッタリング法や真空蒸着法等により被着させ、そ
の金属膜を所定のパターンにエッチングして、図3(d
) に示すように接続電極44とマトリックス配線20
及び上部取出電極48が形成される。金属膜はたとえば
クロムCrなど1層から構成しても良く、あるいはクロ
ムとアルミニウムなどの2層構造によって構成しても良
い。金属膜が2層以上から構成される場合、第1層は透
明電極である上部電極14C,16Cとの付着力が良好
で且つ上部電極14C,16Cと反応し難い材質が選定
され、また、最上層はワイヤーボンディング性の良い材
質が選定されるのが好ましい。
【0019】以上の工程を経て最後に図1(a) に示
すように、プラズマCVD法等によって保護膜50を成
膜し、更に少なくとも電極パッド部28を露出させるよ
うにエッチングして半導体装置10が製造される。保護
膜50としてはたとえばシリコン窒化物などが用いられ
、透明な保護膜が形成される。製造された半導体装置1
0は大面積のガラス基板13に複数形成されており、ガ
ラス基板13を切断して個々のガラス基板12から成る
半導体装置10が製造される。
【0020】かかる半導体装置10の製造方法は層間絶
縁膜34のエッチング工程でコンタクト部36,38,
40,42を除く他の箇所をエッチングすることなく、
ガラス基板13の成分の飛散を抑えているため、飛散し
た成分の再被着がなく、その上に形成された上部取出電
極48、接続電極44及びマトリックス配線20はそれ
ぞれその下の電極と強固に接続されることになる。した
がって、得られた半導体装置10は上部取出電極48等
の付着力が弱められたり、接続抵抗が増加したりするこ
とがなく、安定した電気的性能、優れたワイヤーボンデ
ィング性を備えることになる。
【0021】以上の実施例に示す方法により図1に示す
形状の半導体装置10を多数製造して、その中から10
0サンプルを抜き取り、オープンのビット欠陥が認めら
れたサンプル数、及びワイヤーボンディング試験後の不
良数を調べた。その結果、ビット欠陥が認められたサン
プル数は100個中2個あり、ワイヤーボンディング試
験後の不良サンプル数は100個中ゼロであった。これ
に対して、従来の製造方法により図5に示す半導体装置
を多数製造し、その中から100サンプルを抜き取り、
同様に調査した。その結果、ビット欠陥が認められたサ
ンプル数は100個中21個あり、ワイヤーボンディン
グ試験後の不良サンプル数は100個中12個であった
【0022】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその他の態様でも実施し得るものである。たとえば
図4に示すように、本発明に係る半導体装置52はガラ
ス基板12上に形成された下部電極54がフォトダイオ
ード56とブロッキングダイオード58を逆極性に直列
接続する接続電極を成し、それぞれの上部電極56C,
58C側に配線電極60及び上部取出電極62を設けた
形式のものであっても良い。かかる形式の半導体装置5
2にあっては、従来エッチングによって表面が損傷させ
られたガラス基板12の上に上部取出電極62を被着さ
せていたが、本発明においては上部取出電極62は層間
絶縁膜64の上に被着されることになる。かかる実施例
においても、上部取出電極62におけるワイヤーボンデ
ィング性は良好となり、またコンタクトホールによる電
気的接続も接続抵抗が小さく得られる。
【0023】また、以上の実施例ではフォトダイオード
とブロッキングダイオードの2つの半導体素子群を有す
る半導体装置について説明したが、本発明は単一の半導
体素子群から構成される半導体装置についても適用でき
、なんら限定されるものではない。更に、半導体層とし
てpin型のアモルファスシリコン系半導体層に限定さ
れるものではなく、アモルファスシリコンa−Si、水
素化アモルファスシリコンa−Si:H、水素化アモル
ファスシリコンカーバイドa−SIC:H 、アモルフ
ァスシリコンナイトライドなどの他、シリコンと炭素、
ゲルマニウム、スズなどの他の元素との合金からなるア
モルファスシリコン系半導体の非晶質あるいは微結晶を
 pin型、 nip型、ni型、pn型、 MIS型
、ヘテロ接合型、ホモ接合型、ショットキーバリアー型
あるいはこれらを組み合わせた型などに構成した半導体
層で良く、更にその他アモルファスシリコン系以外のた
とえばGaAs系やCdS 系等の半導体素子から成る
半導体装置であっても良い。
【0024】更に、絶縁基板としてガラス基板の他、た
とえば金属基板にシリコン酸化物やシリコン窒化物、シ
リコンオキシナライド等を被着させて絶縁した基板であ
っても良い。また、下部電極の材料としてクロムの他、
チタン、ニッケル等であっても良く、更に、層間絶縁膜
の材料としてシリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコ
ンオキシナライド等であっても良く、いずれも限定され
るものではない。
【0025】また、層間絶縁膜のパターン化は反応イオ
ン・エッチング法等のドライエッチング法が最も好まし
いが、必要に応じてウエットエッチング法を用いても良
いのは当然である。その他、本発明はその趣旨を逸脱し
ない範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修
正、変形を加えた態様で実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置とその製造方法
は少なくとも半導体素子を覆う層間絶縁膜にエッチング
により外部接続に必要な開孔部やコンタクトホール等の
コンタクト部を形成するとき、そのコンタクト部以外の
箇所をエッチングしないようにしているため、エッチン
グによって飛散させられるガラス基板等の成分を抑制す
ることができ、飛散させられた成分が再付着することは
ない。したがって、層間絶縁膜が取り除かれた電極パッ
ド部やコンタクトホールに形成された上部取出電極や接
続電極等は強固に付着させられ、接続抵抗が増加したり
あるいはワイヤーボンディング性が低下したりすること
はない。また、必要以上に層間絶縁膜等をエッチングし
ないため、エッチング雰囲気をほぼ一定に保持すること
ができ、より均一で且つ迅速にエッチングすることがで
きる。
【0027】更に、電極パッド部の少なくとも外周輪郭
部が層間絶縁膜によって覆われているようにエッチング
することにより、電極パッド部における耐湿性が向上し
、半導体素子部のリークの発生を抑制することができ、
品質の安定した半導体装置を提供することが可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の一例を示す図であり
、同図(a) は同図(b) のA−A断面である要部
正面断面説明図、同図(b) は要部平面説明図である
【図2】図1に示す半導体装置の製造方法の工程を説明
するための要部断面説明図であり、同図(a) は絶縁
基板に金属膜を被着させた図、同図(b)は金属膜をパ
ターン化した図、同図(c) は半導体層を成膜した図
、同図(d) は上部電極層を被着させた図である。
【図3】図2に示す半導体装置の製造方法の工程の続き
を説明するための要部断面説明図であり、同図(a) 
は被着させた上部電極層をパターン化した図、同図(b
) は成膜した半導体層をパターン化した図、同図(c
) は層間絶縁膜を被着させた後、コンタクト部を形成
した図、同図(d) は上部取出電極、接続電極及びマ
トリックス配線を形成した図である。
【図4】本発明に係る半導体装置の他の例を示す要部正
面断面説明図である。
【図5】従来の半導体装置の一例を示す図であり、同図
(a) は同図(b) のB−B断面である要部正面断
面説明図、同図(b) は要部平面説明図である。
【図6】半導体装置の製造方法における大面積の絶縁基
板を示す平面図である。
【図7】従来の半導体装置の全体を示す一部破断平面図
である。
【図8】従来の半導体装置の製造方法における要部を説
明するための要部正面断面説明図であり、同図(a) 
は層間絶縁膜を被着させた図、同図(b)は層間絶縁膜
をパターン化した図である。
【符号の説明】
10,52;半導体装置 12,13;絶縁基板 14,56;フォトダイオード(半導体素子)16,5
8;ブロッキングダイオード(半導体素子)20;マト
リックス配線 24,60;配線電極 28;電極パッド部 14A,16A;下部電極 14B,16B;半導体層 14C,16C,56C,58C;上部電極34,64
;層間絶縁膜 36;開孔部(コンタクト部) 38,40,42;コンタクトホール(コンタクト部)
44;接続電極 48,62;上部取出電極 50;保護膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  絶縁基板上に、下部電極と半導体層と
    上部電極が積層されて成る半導体素子と、少なくとも該
    半導体素子を覆う層間絶縁膜と、該層間絶縁膜を介して
    配設される接続電極とを備えて構成される半導体装置に
    おいて、前記層間絶縁膜が外部接続のために必要なコン
    タクト部を除く絶縁基板の全領域に形成されていること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】  前記コンタクト部のうち前記半導体素
    子の下部電極から一体的に取り出される電極パッド部の
    少なくとも外周輪郭部が前記層間絶縁膜によって覆われ
    ていることを特徴とする請求項第1項に記載する半導体
    装置。
  3. 【請求項3】  絶縁基板上に、下部電極と半導体層と
    上部電極が積層されて成る半導体素子と、少なくとも該
    半導体素子を覆う層間絶縁膜と、該層間絶縁膜を介して
    配設される接続電極とを備えて構成される半導体装置の
    製造方法において、前記層間絶縁膜を前記絶縁基板上の
    全領域に被着させた後、該層間絶縁膜のうち外部接続の
    ために必要なコンタクト部のみ除去するようにしたこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
JP16206591A 1991-06-05 1991-06-05 半導体装置及びその製造方法 Withdrawn JPH04359432A (ja)

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