JPH04358954A - アンチロックブレーキ装置のモジュレータ - Google Patents

アンチロックブレーキ装置のモジュレータ

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JPH04358954A
JPH04358954A JP3134455A JP13445591A JPH04358954A JP H04358954 A JPH04358954 A JP H04358954A JP 3134455 A JP3134455 A JP 3134455A JP 13445591 A JP13445591 A JP 13445591A JP H04358954 A JPH04358954 A JP H04358954A
Authority
JP
Japan
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valve
air
chamber
exhaust
modulator
Prior art date
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Application number
JP3134455A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Nakamura
中村 浩敬
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Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載されるエア
オーバ・ハイドロリック・ブレーキシステムにおけるア
ンチロックブレーキ装置のモジュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】エアモジュレータの従来技術としては、
一方にエアピストン、他方にハイドロリックピストンが
内蔵されたエアオーバ・ハイドロリックシリンダを備え
、空気圧を液圧に変換して、ホイルシリンダの液圧を制
御する機構が知られている。
【0003】ところで、前記モジュレータには、モジュ
レータの空気室側へのエアの吸入・保持・排出を制御す
るソレノイドバルブ(ホールドバルブ・ディケイバルブ
)を一体のユニット化(バルブユニット)にして装着す
ることが考えられる。
【0004】このようなモジュレータに装着されるバル
ブユニットの構造を図6に示す。このバルブユニット6
の主要構成について説明すると、バルブユニット6内に
は第1の弁装置としてのホールドバルブ4と、第2の弁
装置としてのディケイバルブ5とが並列に配置されてお
り、それぞれの弁部を構成するバルブブロック7と、電
磁力を発生するソレノイドブロック8とは貫通ボルト1
9により一体的に固定されている。
【0005】ホールドバルブ4にはソレノイドコイル2
0aの中空部を軸方向に移動可能なホールドプランジャ
23を備えており、このホールドプランジャ23の下部
にはバルブブロック7よりホールドスプリング24によ
って上方に付勢されたバルブピン25の上端が当接して
おり、このバルブピン25の下端はホールドバルブ弁室
11(第1バルブ弁室)内において拡径されて、その最
下端面にはバルブゴム26が装着されてホールドバルブ
弁本体15が形成されている。第1バルブ弁室としての
ホールドバルブ弁室11内において、バルブピン25の
下方にはバルブ受け体13が配置されており、このバル
ブ受け体13の内部にはエアインレット10と連通され
たエア導入路12が軸方向に穿設されその上端面で前記
ホールドバルブ弁本体15に対向して開口部14を形成
している。そしてこのバルブ受け体13の周面にはOリ
ング34が嵌合され、バルブ閉塞時のホールドバルブ弁
室11側へのエア漏れを防止している。
【0006】前記バルブ受け体13の下面には、ホール
ドバルブ弁室11からエアインレット10側へのエアの
流れのみを許可するリターンバルブ28がリターンスプ
リング30によって図中上方に付勢されている。
【0007】なお、前記ホールドバルブ弁室11には図
示しないモジュレータのエアチャンバに連通されるチャ
ンバ通路の通路口が開口されている。
【0008】ディケイバルブの説明は省略する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のモジュレー
タでは、通常のブレーキ解除時、エアチャンバ内のエア
を排出するには、ホールドバルブ4側からエアインレッ
ト10を経て、図示しないブレーキバルブから排出され
るため、エアインレット10からブレーキバルブに至る
までの抵抗が大きく、エア排出能力が低くなり、ブレー
キ解除応答性は低いものであった。
【0010】また、エキゾーストバルブ16はアンチロ
ック作動時のみ作動するため、排気部に雪や氷、泥等が
付着し易く、アンチロックブレーキ制御時の排気に支承
をきたすことがあり、良好な制御性を得られないことが
あった。
【0011】本発明は前記事項に鑑みなされたものであ
り、ブレーキ解除時のエア排出能力を向上させ、ブレー
キ解除応答性を高くし、また、安定したアンチロック制
御が確保できるアンチロック装置のモジュレータを得る
ことを技術的課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、エアチャンバ
1に供給されるエアによってエアチャンバ1内にその一
端が配置されたエアピストン2を作動させて、このエア
ピストン2の他端でホイルシリンダ3への液圧を制御す
るエアモジュレータユニットにおいて、前記エアチャン
バ1へのエアの供給を制御する第1の弁装置4と、エア
チャンバ1からの排気を制御する第2の弁装置5とが内
設されたバルブユニット6を有し、このバルブユニット
6はソレノイドブロック8とバルブブロック7との分割
構造を備え、ソレノイドブロック8には、第1の弁装置
4と第2の弁装置5とを作動させる電磁力を発生するソ
レノイドコイル20a,bを備え、バルブブロック7の
第1の弁装置4側にはエアインレット10から連通路6
5を介して連通する第1バルブ弁室11と、この第1バ
ルブ弁室11に収容されエアインレット10からのエア
を第1バルブ弁室11内に導くエア導入通路12が形成
されたバルブ受け体13と、このバルブ受け体13の開
口部14に対向して配置されこの開口部14を開閉する
第1バルブ弁本体15とを備え、前記第2の弁装置5側
には、エアチャンバ1からの排気を制御する第2バルブ
弁本体17を収容した第2バルブ弁室18と、エキゾー
ストバルブ16と、前記第2バルブ弁室18からエキゾ
ーストバルブ16に至る排気路61とを有しており、前
記エアインレット10と第1バルブ弁室11との間の前
記連通路65には、前記第1弁室11を経たエアチャン
バ1からのエアを、前記排気路61通じて排気するため
のシャトル弁装置71を設けてアンチロックブレーキ装
置のモジュレータとした。
【0013】
【作用】アンチロック非作動時における通常のブレーキ
解除時において、エアチャンバ1からのエアは、ホール
ドバルブ4側のチャンバ通路31aを通り、第1の弁装
置4から連通路65に流れ、エアインレット10を経て
ブレーキバルブ38から排出される。このとき、連通路
65内は排気路61に対して負圧となり、シャトル弁ピ
ストン72はエアインレット10側に移動する。そして
、連通路65と排気路61とが連通し、エアチャンバ1
から第1の弁装置4側を流れてきたエアが連通路65か
ら排気路61を経てエキゾーストバルブ16からも排出
される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。
【0015】本発明のモジュレータについてまず説明す
ると、このモジュレータは車両ブレーキ系統において図
5に示すように配置されている。
【0016】すなわち、エアタンク37からブレーキバ
ルブ38に至るエア供給路40はその途中部分で分岐さ
れてトラクション制御バルブ41に接続されている。こ
のトラクション制御バルブ41はエア供給路40によっ
て後輪側のモジュレータ9と接続されている。一方、ブ
レーキバルブ38は、エア供給路40によって同じくモ
ジュレータ9と接続されている。
【0017】また、ブレーキバルブ38はさらに別のエ
ア供給路40によって前輪側のモジュレータ9と接続さ
れている。
【0018】前輪及び後輪にはスピードセンサ42が配
置されており、各車輪の回転を検知し、検知信号を集中
制御部43(ECU)に送出するようになっている。
【0019】集中制御部43では、スビードセンサ42
、ブレーキペダルからの検知信号の状態によってトラク
ション制御バルブ41ならびにモジュレータ9を作動さ
せて各車輪のブレーキ状態を制御するようになっている
【0020】このように用いられるモジュレータについ
て図4を中心に説明する。モジュレータはモジュレータ
ユニット44とバルブユニット6とで構成されており、
モジュレータユニット44は、エアシリンダ45とハイ
ドロリックハウジング46とで構成されている。
【0021】エアシリンダ45の内部にはその軸方向に
移動可能なエアピストン2と、このエアピストン2に連
動して移動可能なピストンロッド47とを有している。
【0022】前記エアピストン2は、通常の状態では、
ハイドロリックハウジング46の内端面にその一端を係
止されたピストンリターンスプリング48によってバル
ブユニット6側に付勢されており、エアピストン2とバ
ルブユニット6との間に形成されたエアチャンバ1を圧
縮するように作用している。また、このエアピストン2
の周面にはエアカップ50が嵌装されており、エアチャ
ンバ1からのエア漏れを防止している。
【0023】ハイドロリックハウジング46は前記エア
シリンダ45よりも小径のハイドロリックシリンダ52
を有しており、このハイドロリックシリンダ52にはピ
ストンロッド47の端部に連結されたハイドロリックピ
ストン22がこのシリンダ内を移動可能に取り付けられ
ている。このハイドロリックシリンダ52の先端側には
ホイルシリンダ3に連通されるハイドロリックアウトレ
ット53が開口されている。
【0024】また、前記ハイドロリックハウジング46
の段付部分には、前記ハイドロリックシリンダ52に対
して、図示しない外部のリザーバと連通されたハイドロ
リックインレット54が設けられている。このハイドロ
リックインレット54を通じてブレーキ液がリザーバ(
図示せず)よりハイドロリックシリンダ52内に供給さ
れる構造となっている。
【0025】また、ハイドロリックインレット54内に
はチェック弁が内嵌されており、ホイルシリンダ(W/
C)3に一定の残圧を与えている。
【0026】次に、バルブユニット6の構造について説
明する。本実施例のバルブユニット6は、図1において
、ホールドバルブ4が右側、ディケイバルブ5が左側に
それぞれ配置されており、ソレノイドブロック8とバル
ブブロック7とが分割可能な構造を有している。そして
、ソレノイドブロック8は、貫通ボルト19によってバ
ルブブロック7に対して固定されている。
【0027】ソレノイドブロック8には、ホールドバル
ブ4側のソレノイドコイル20aとディケイバルブ5側
のソレノイドコイル20bとがそれぞれボビンに卷回さ
れた状態で一体的に樹脂モールドされている。
【0028】ホールドバルブ4側にはソレノイドコイル
20aの中空部を軸方向に移動可能なホールドプランジ
ャ23を備えており、このホールドプランジャ23の下
部にはバルブブロック7方向からホールドスプリング2
4によって図中上方に付勢されたバルブピン25の上端
が当接している。このバルブピン25の下端は、ホール
ドバルブ弁室11内において拡径されており、その最下
端面にはバルブゴム26が装着されてホールドバルブ弁
本体15を構成している。
【0029】ホールドバルブ弁室11内において、前記
バルブピン25の下方にはバルブ受け体13が配置され
ており、このバルブ受け体13の内部には、一端を連通
路65と連通されたエア導入通路12が軸方向に穿設さ
れている。そしてこのエア導入通路12の他端(上端)
は前記バルブ受け体13の上端面で開口部14を形成し
ている。このバルブ受け体13の周側面にはOリング3
4が嵌合されており、バルブ閉塞時の連通路65からホ
ールドバルブ弁室11側へのエア漏れを防止している。
【0030】前記バルブ受け体13の下面には、ホール
ドバルブ弁室11から連通路65方向へのエアの流れの
みを許可するリターンバルブ28がリターンスプリング
30によって上方に付勢された状態で取り付けられてい
る。
【0031】前記ホールドバルブ4のホールドバルブ弁
本体15は、ソレノイドコイル20aに通電が行われて
いない状態では、ホールドスプリング24により上方に
付勢されており、弁本体が開口部14から離れており、
常開型の制御弁を構成している。また、ホールドバルブ
弁室11は図3に示すように、エアチャンバ1に通じる
チャンバ通路31aと連通されている。
【0032】ディケイバルブ5側にはディケイスプリン
グ58によって下方に付勢されたディケイプランジャ6
0を有しており、このディケイプランジャ60の下端は
ディケイバルブ弁室18内において拡開部を有しており
、この拡開部の先端面にはバルブゴムが装着されてディ
ケイバルブ弁本体17を構成している。
【0033】前記ディケイバルブ弁本体17は、ソレノ
イドコイル20bへの通電がなされていない状態ではエ
キゾーストバルブ16への排気路61に当接しており、
常閉型の制御弁を構成している。また、ディケイバルブ
弁室18は図3に示すように、エアチャンバ1に通じる
チャンバ通路31bと連通されているが、前記のように
通常の状態ではディケイバルブ弁本体17は閉じている
ため、エアチャンバ1内のエアは、ディケイバルブ5側
には流れない。
【0034】ホールドバルブ4の下方には、ホールドバ
ルブ弁室11とエアインレット10と排気路61との三
方向に連通する連通路65が形成してある。この連通路
65内には、ホールドバルブ弁室11から排気路61へ
のエアの流れを制御するためのシャトル弁装置71が備
えられている。
【0035】前記シャトル弁装置71内には、エアイン
レット10及び排気路61より径大で、連通路65より
径小の円筒形状のカラー75が内嵌されている。
【0036】このカラー75のエアインレット10側の
一端部上下には、エア通り抜け用のスリット76a,7
6bが形成してあり、カラー75の排気路側の他端部上
下にも同じくスリット77a,77bがそれぞれ形成し
てある。このエア通り抜け用のスリットの大きさ及び数
は、カラー75の強度を考慮すれば、カラー75の両端
部に、径大にあるいは何箇所にわたって設けてもよい。
【0037】カラー75の内部には、カラー75の内周
径と略同径の弁本体であるシャトル弁ピストン72が摺
動自在に嵌入してある。このシャトル弁ピストン72の
排気路61側の端面にはバルブゴム73が備えてあり、
このシャトル弁ピストン72が図1の連通路65内の最
左端に位置したときに、連通路65と排気路61とを密
閉できるように形成されている。
【0038】次に、本実施例の動作について説明する。 まず、ブレーキ制動時において、エアインレット10か
ら連通路65に供給されたエアがシャトル弁72の一端
部を押圧し、シャトル弁72はシャトル弁開口部79に
当接して、連通路65と排気路61の間を密閉する。エ
アはカラー75のスリット76a,76bからホールド
バルブ4側を経てエアチャンバ1に供給され、ブレーキ
制動がなされる。
【0039】このとき、スピードセンサ42からの信号
により集中制御部43が車輪のロック可能性を検知する
と、バルブユニット6におけるホールドバルブ4側のソ
レノイドコイル20aに所定電圧の通電を行い、ホール
ドバルブ弁本体15を閉じてエアチャンバ1へのエアの
供給を停止する。これとともに、ディケイバルブ5側の
ソレノイドコイル20bにも通電を行い、ディケイバル
ブ弁本体17を開く。
【0040】これによって、エアチャンバ1のエアがチ
ャンバ通路31b→ディケイバルブ弁室18→排気路6
1→エキゾーストバルブ16の経路で排気され、モジュ
レータ内のエアピストン2がピストンリターンスプリン
グ48の付勢力によってエアチャンバ1を圧縮する方向
に移動する。そして、ハイドロリックピストン22もこ
れに連動するため、ホイルシリンダ3内のブレーキ液が
モジュレータ方向に吸引されて減圧され、車輪のロック
を防止する。
【0041】そして、前記ホイルシリンダ3内の液圧の
保持を行う場合には、ホールドバルブ弁本体15及びデ
ィケイバルブ弁本体17の両者を閉じてエアチャンバ1
内のエアを封じ込める。
【0042】さらに、ホイルシリンダ3内を再加圧する
場合には、前記ディケイバルブ弁本体17を閉じた状態
のままホールドバルブ弁本体15を開き、エアインレッ
ト10からのエアを再びホールドバルブ4側からエアチ
ャンバ1に供給する。
【0043】次に、アンチロック非作動時における通常
ブレーキ制動を解除した場合の動作について説明する。
【0044】エアチャンバ1のエアはホールドバルブ4
側から連通路65に流れ込み、カラー75のスリット7
6a,76bからカラー75内部を通りエアインレット
10を経てブレーキバルブ38から排出される。
【0045】このとき、連通路65内のカラー75の内
部空間は前記エアの流速により排気路61に対して負圧
となり、シャトル弁ピストン72はエアインレット10
側に移動する。そして、連通路65と排気路61とが連
通状態となり、ホールドバルブ4側からのエアが、カラ
ー75のスリット77a,77bからカラー75内に流
れ込み、開放されたシャトル弁開口部79から排気路6
1を経てエキゾーストバルブ16からも排出される。
【0046】すなわち、エアチャンバ1のエアが→チャ
ンバ通路31a→ホールドバルブ弁室11→連通路65
に至り、さらに連通路65から二方向に分かれて排気さ
れる。つまり一方はスリット76a,76bからシャト
ル弁ピストン72の一端部側のカラー75内に流れ込み
→エアインレット10→ブレーキバルブ38から排出さ
れ、他方はスリット77a,77bからシャトル弁ピス
トン72の他端部側のカラー75内に流れ込み→排気路
61→エキゾーストバルブ16から排出される。
【0047】このとき、エキゾーストバルブ16からエ
アが排出される度に、エキゾーストバルブ16外側部に
付着しはじめた雪や氷、泥等が排気されるエアによって
飛散除去される。
【0048】このように本実施例によれば、通常ブレー
キの解除時におけるエアの排気経路を2系統とすること
ができ、エアチャンバ1の減圧レートを高めることがで
きる。
【0049】また、アンチロック制御を行っていない間
でもエキゾーストバルブ16からの排気を行うことがで
きるため、エキゾーストバルブ16に付着した異物を確
実に除去でき、アンチロック制御時における作動信頼性
を高く維持できる。
【0050】なお、シャトル弁装置はエアの圧力による
開閉に限らず、運転者のブレーキペダル操作と連動する
電磁弁や液圧制御の弁により、独自に弁の開閉を行える
ように形成してもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明のアンチロックブレーキ装置のモ
ジュレータは、ホールドバルブの下方にディケイバルブ
側の排気路と連通する連通路を設けて、シャトル弁を備
えたので、アンチロック非作動時におけるブレーキ解除
時に、ブレーキバルブとエキゾーストバルブの2箇所か
らエアが排出できるため、ブレーキ解除応答性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるモジュレータにおける
バルブユニットの加圧時の内部構造を示す側断面図
【図
2】実施例におけるバルブユニットの減圧時の側断面図
【図3】実施例におけるバルブユニットの平断面図
【図
4】実施例におけるモジュレータの全体構成を示す正断
面図
【図5】実施例における車両ブレーキ系統を示すブロッ
ク図
【図6】従来例におけるバルブユニットの構造を示す側
断面図
【符号の説明】
1・・エアチャンバ 2・・エアピストン 3・・ホイルシリンダ 4・・ホールドバルブ(第1の弁装置)5・・ディケイ
バルブ(第2の弁装置)6・・バルブユニット 7・・バルブブロック 8・・ソレノイドブロック 10・・エアインレット 11・・ホールドバルブ弁室(第1の弁室)12・・導
入通路 13・・バルブ受け体 14・・開口部 15・・ホールドバルブ弁本体(第1バルブ弁本体)1
6・・エキゾーストバルブ 17・・ディケイバルブ弁本体(第2バルブ弁本体)1
8・・ディケイバルブ弁室(第2バルブ弁室)20a,
20b・・ソレノイドコイル 61・・排気路 65・・連通路 71・・シャトル弁装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エアチャンバに供給されるエアによっ
    てエアチャンバ内にその一端が配置されたエアピストン
    を作動させて、このエアピストンの他端でホイルシリン
    ダへの液圧を制御するエアモジュレータユニットにおい
    て、前記エアチャンバへのエアの供給を制御する第1の
    弁装置と、エアチャンバからの排気を制御する第2の弁
    装置とが内設されたバルブユニットを有し、このバルブ
    ユニットはソレノイドブロックとバルブブロックとの分
    割構造を備え、ソレノイドブロックには、第1の弁装置
    と第2の弁装置とを作動させる電磁力を発生するソレノ
    イドコイルを備え、バルブブロックの第1の弁装置側に
    はエアインレットから連通路を介して連通する第1バル
    ブ弁室と、この第1バルブ弁室に収容されエアインレッ
    トからのエアを第1バルブ弁室内に導くエア導入通路が
    形成されたバルブ受け体と、このバルブ受け体の開口部
    に対向して配置されこの開口部を開閉する第1バルブ弁
    本体とを備え、前記第2の弁装置側には、エアチャンバ
    からの排気を制御する第2バルブ弁本体を収容した第2
    バルブ弁室と、エキゾーストバルブと、前記第2バルブ
    弁室からエキゾーストバルブに至る排気路とを有してお
    り、前記エアインレットと第1バルブ弁室との間の前記
    連通路には、前記第1弁室を経たエアチャンバからのエ
    アを、前記排気路を通じて排気するためのシャトル弁装
    置が設けられていることを特徴とするアンチロックブレ
    ーキ装置のモジュレータ。
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