JPH04358652A - 媒体検出装置 - Google Patents

媒体検出装置

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Publication number
JPH04358652A
JPH04358652A JP13150791A JP13150791A JPH04358652A JP H04358652 A JPH04358652 A JP H04358652A JP 13150791 A JP13150791 A JP 13150791A JP 13150791 A JP13150791 A JP 13150791A JP H04358652 A JPH04358652 A JP H04358652A
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JP
Japan
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light
receiving element
light emitting
emitting element
conveyance guide
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Application number
JP13150791A
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English (en)
Inventor
Masahiro Miyazaki
宮崎 昌弘
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は媒体検出装置に関し、特
に紙葉類取扱装置で使用され、紙葉が紙葉類取扱装置内
に滞留しているか否かを検出する媒体検出装置に関する
【0002】
【従来の技術】図6(A)、(B)および(C)は従来
のこの種の媒体検出装置の実例を示す部分横断面図であ
る。紙葉類取扱装置の一部である中間に空隙を持ち互い
に平行な平板状の媒体搬送ガイド7の広幅面の上方と下
方にはそれぞれ受光素子6と発光素子3とが相対して固
定されている。媒体搬送ガイド7の中間の空隙中をシー
ト状の紙葉が図示されていない紙葉取扱装置によって搬
送される。この媒体搬送ガイド7の上下の平板の部分に
は、それぞれ、搬送ガイド部貫通孔9が設けられている
【0003】搬送ガイド部貫通孔9の下方と上方には、
それぞれ、発光素子3と受光素子6とが媒体搬送ガイド
7に対して相対的に固定されている。発光素子3から放
射された光線Rは搬送ガイド部貫通孔9内を通過し、二
つの対向して設けられている上述した搬送ガイド部貫通
孔9の間に不透明な紙葉が存在しなければ、受光素子6
に向う。受光素子6は発光素子3から放射された光線R
を受光し、受光した光線Rの光量に比例したレベルを持
つ電気信号を出力する。紙葉類取扱装置の媒体搬送ガイ
ド7内の二つの相対して設けられている搬送ガイド部貫
通孔9の間に光学的に不透明あるいは透過率の悪い紙葉
が存在するときには、発光素子3から放射される光線R
がこの紙葉に遮られて、受光素子6に到達できないので
、受光素子6の出力レベルが低下するので、受光素子6
の出力レベルを検出することによって光学的に不透明ま
たは光学的な透過率の低い紙葉については、媒体搬送ガ
イド7に紙葉が滞留しているか否かを、検出することが
できる。
【0004】図6(A)においては媒体搬送ガイド7に
設けられた搬送ガイド部貫通孔9に対して受光素子6と
発光素子3とが比較的に位置的に離れて配置されている
実施例が示されており、図6(B)においては、発光素
子3と受光素子6とが媒体搬送ガイド7に設けられた搬
送ガイド部貫通孔9に対して比較的に接近して配置され
た例が示されている。また、図6(C)に示されている
従来例においては、発光素子3が放射する光線に対して
透明なセンサ保護フィルム2が媒体搬送ガイド7の上下
の各平板に相対向して設けられている二つの搬送ガイド
部貫通孔9の内の上部の搬送ガイド部貫通孔9の上部と
、下部の搬送ガイド部貫通孔9の下部とにそれぞれ配置
されて、この媒体搬送ガイド7内を紙葉が横方向に移動
するとき生成する塵埃が発光素子3と受光素子6の外表
面に付着することを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の媒体検
出装置の内で図6(A)および(B)に示されている従
来例においては、媒体搬送ガイド7内を紙葉が搬送され
るときに、生成される塵埃が発光素子3の発光面あるい
は受光素子6の受光面に付着し受光素子6の出力レベル
が低下して、媒体搬送ガイド7内を搬送される紙葉が滞
留しているか否かを正常に検知することができなくなる
という欠点がある。また図6(C)に示した従来例にお
いては、紙葉が媒体搬送ガイド7内を搬送されるとき、
生成する塵埃がセンサ保護フィルム2に付着し、発光素
子3から放射された光線を遮ることにより受光素子6の
出力レベルが低下し、紙葉が媒体搬送ガイド7内に滞留
しているか否かを正常に検出することができなくなるの
で、頻回にセンサ保護フィルム2を交換するか清掃する
必要を生じるが、このようなセンサ保護フィルム2の交
換または清掃に時間を要するという欠点がある。また、
上述した図6(A)、(B)および(C)の何れの従来
例においても、媒体搬送ガイド7内を搬送される紙葉か
ら生成される塵埃以外に外部から飛来する塵埃が発光素
子3の発光面および受光素子6の受光面に付着し上述し
た受光素子6の出力レベルの低下することを防止するこ
とは困難であった。
【0006】本発明の目的は、カセット状の発光センサ
保護装置と同様なカセット状の受光センサ保護装置の何
れか一方または両方を使用することにより紙葉が媒体搬
送ガイド内を搬送されるときに生成される塵埃および外
部から飛来する塵埃が発光素子あるいは受光素子の何れ
か一方または両方に付着することを防止し、媒体搬送ガ
イド内を搬送される紙葉が滞留しているか否かを常に正
常に検出することを可能とし、しかも、保守が容易であ
る媒体検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の媒体検出装置は
、紙葉を水平面に平行な広幅面をもち互いに空隙をもっ
て対面した二枚の平板状の媒体搬送ガイド内の前記空隙
内を搬送させ、前記媒体搬送ガイドには前記二枚の平板
に互いに同軸で前記広幅面に垂直な搬送ガイド部貫通孔
を有し、前記搬送ガイド部貫通孔の下方に発光素子をま
た上方に受光素子を対面して配置し、前記発光素子から
出射される放射光を前記受光素子で受光し、前記受光素
子からの出力レベルを監視し、前記二枚の平板に設けら
れた前記搬送ガイド部貫通孔の間に紙葉が介在するとき
と介在しないときの前記受光素子からの出力レベルの違
いを検出して前記媒体搬送ガイド内に前記紙葉が滞留し
ているか否かを検出する媒体検出装置において、前記発
光素子を覆い前記発光素子に対して固定され前記受光素
子に対面する側に空隙を持って配置された第1と第2の
ケース部貫通孔を設け前記発光素子と前記受光素子とを
結ぶ直線に対して平行な平面を内部に有する第1のケー
スと、前記第1のケース内の前記平面部の前記発光素子
を挟む両側の内の1側に前記平面部の平面に対して直交
した方向に回転自在に取り付けられ中心にモータシャフ
トの挿入部を持つ第1のフィルムホルダと、前記両側の
内の他側に前記平面部に対して直交した方向に回転自在
に取り付けられた第2のフィルムホルダと、前記第1の
フィルムホルダの前記モータシャフトの挿入部に挿入さ
れるモータシャフトを有し前記発光素子に対して相対的
に固定された第1のモータと、前記第1のフィルムホル
ダに一端が巻き取られ他端が前記第1と第2のケース部
貫通孔の間の空隙を通って前記第2のフィルムホルダに
巻き取られ前記発光素子からの放射光を透過させる材料
から成る第1のテープ状のセンサ保護フィルムとを備え
て構成されている。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1(A)は本発明の媒体検出装置の一実
施例を横断面により示した構成図であり、図1(B)は
図1(A)に示されている発光センサ保護装置1の斜視
図である。
【0010】本実施例の媒体検出装置は、図1(A)に
示すように、すでに図6において説明した媒体搬送ガイ
ド7に互いに対向して設けられている二つの搬送ガイド
部貫通孔9の下方と上方に、それぞれ、発光素子3と受
光素子6とが媒体搬送ガイド7に対して相対的に固定さ
れている。発光素子3の発光面と受光素子6の受光面と
は搬送ガイド部貫通孔9を通して対面している。
【0011】フィルムホルダ8Aと8Bと、これらフィ
ルムホルダ8Aと8Bとを図1の紙面に対して垂直な方
向に回転自在に取り付け、第1のケース部貫通孔11お
よび第2のケース部貫通孔12とをもち上述したフィル
ムホルダ8Aと8Bとに一部が巻き取られ発光素子3か
ら放射される光線に対し、この光線を透過させる材料よ
り成るテープ状のセンサ保護フィルム2とをもつカセッ
ト状の発光センサ保護装置1が発光素子3を内部に挿入
した状態で第1のケース部貫通孔11が設けられている
面を媒体搬送ガイド7の下方の広幅面の下面に接して取
り付けられている。この発光センサ保護装置1は図1(
A)で紙面の上方から下方へ向い発光素子3を挿入する
ようにして、この発光素子3に対して取り付けられる。 この発光センサ保護装置1を発光素子3に対して取り付
ける際に紙面と垂直な軸まわりに回転軸を持ち発光素子
3に対して相対的に固定されているモータシャフト4が
フィルムホルダ8Bの中心の中空部に嵌入される。 モータシャフト4を持つモータは図示されていない。
【0012】なお、発光素子3に対して発光センサ保護
装置1を挿入するときには第1の蓋91と第2の蓋92
とを図1(B)に示されているいるようにB方向に回転
させた状態として発光素子3に対して固定してからBと
反対方向に第1の蓋91と第2の蓋92の広幅面をケー
ス10の表面に接するようにすればよい。
【0013】発光素子3からの放射光はケース10に設
けられている第3のケース部貫通孔93を通り、さらに
互いに接近して、ケース10が発光素子3に取り付けら
れたとき、媒体搬送ガイド7の下部の広幅面に接する部
分のケース10に設けられている第1のケース部貫通孔
11およびこの貫通孔に接近して第3のケース部貫通孔
93側に設けられている第2のケース部貫通孔12を通
過し、さらに二つの搬送ガイド部貫通孔9を通過して受
光素子6の受光面に達することになる。ただし、第1の
ケース部貫通孔11と第2のケース部貫通孔12の間に
はセンサ保護フィルム2が介在するので、発光素子3か
ら出た放射光はこのセンサ保護フィルムをも透過するこ
とになる。以上の説明で明らかなように、発光素子3の
発光部に対して第1のケース部貫通孔11と第2のケー
ス部貫通孔12および第3のケース部貫通孔93の中心
をこの順で同一直線上にあるようにケース10に設けて
おく。
【0014】センサ保護フィルム2は発光素子3に対し
て発光センサ保護装置1を取り付ける前に、たとえば、
図1(A)に示すように、フィルムホルダ8Aに大部分
を巻き取っておき、その先端部分を前述した第1のケー
ス部貫通孔11と第2のケース部貫通孔12の間の隙間
を通してフィルムホルダ8Bに巻き付けておき、必要に
応じてモータシャフト4をA方向に適切な角度だけ回転
させれば、センサ保護フィルム2の新しい面部分を第1
のケース部貫通孔11と第2のケース部貫通孔12の間
に位置させることができる。
【0015】媒体搬送ガイド7内に紙葉を搬送させると
、紙葉の搬送に伴なって紙葉またはその周囲から生成さ
れる塵埃の内の搬送ガイド部貫通孔9より外部に排出さ
れるものは、この搬送ガイド部貫通孔9よりも下方に位
置する発光素子3の付近に排出されるが、発光素子3の
発光面は発光センサ保護装置1のケース10およびセン
サ保護フィルム2とでこの塵埃から保護されているため
、センサ保護フィルム2とケース10の外表面に付着す
る。従って、媒体搬送ガイド7内を紙葉が一定量搬送さ
れたとき、制御装置5により後述するように、センサ保
護フィルム2の初期設定を行ってからこの媒体検出装置
を動作させれば、本発明の媒体検出装置を正常な状態で
動作させることができる。
【0016】図2は発光素子3からの放射光の内で受光
素子6の受光面に達する光線の光量と受光素子6がこの
光線を検出して出力する受光素子6の出力レベルの関係
を示す説明図であって、図中の曲線Cが前述した光量に
対して受光素子出力レベルの関係を示した曲線である。 受光素子出力レベルの最大値より低く比較的高レベルに
対応する値を第1のスライスレベルHとし受光素子出力
レベルの最小値より大で、前述の第1のスライスレベル
Hより低いレベルを第2のスライスレベルLとする。
【0017】図3は二つの対向する搬送ガイド部貫通孔
9内に紙葉が介在するとき、および介在しないときの受
光素子6からの受光素子出力レベルと先述した第1のス
ライスレベルHおよび第2のスライスレベルLとの関係
を時間の経過とともに示す説明図であり、図中の折れ線
Dが時間の経過に対する受光素子出力レベルを示してい
る。紙葉が二つの対向する搬送ガイド部貫通孔9の間に
介在しないときの受光素子6の受光素子出力レベルは図
中の折線Dの内の第1の出力レベル100で表わす。ま
た、紙葉がこれら二つの搬送ガイド部貫通孔9の間に介
在しているときの受光素子出力レベルは折線Dの内の第
2の出力レベル101で表わす。前述した第1のスライ
スレベルHは第1の出力レベル100よりも十分に低い
レベルに設定しておく。また、第2のスライスレベルL
は上述した第1のスライスレベルHよりも低く第2の出
力レベル101よりも十分高いレベルに設定しておく。 通常の使用状態において、図示されていない紙葉類取扱
装置の運転時には制御部5により発光素子3を点灯させ
、受光素子6からの出力レベルを制御部5で監視し、受
光素子6からの出力レベルが第1のスライスレベルH以
上であれば紙葉が搬送ガイド部貫通孔9の間に介在して
いない状態であるということがわかり、第2のスライス
レベルL以下であるときには紙葉が二つの搬送ガイド部
貫通光9の間に介在している状態であることがわかる。 もし、受光素子6の出力レベルが第2のスライスレベル
L以下である状態が異常に長時間続くときには紙葉が媒
体搬送ガイド7の中に滞留していることを示すので、予
め設定された時間以上、受光素子6の出力レベルが第2
のスライスレベル以下である場合には、制御部5から異
常を示す信号を出力させ、この信号によって媒体搬送ガ
イド7を使用している図示されていない紙葉類取扱装置
の運転を停止させればよい。
【0018】本発明の媒体検出装置の使用開始前または
、運転が再開される直前に、以下に説明する初期化処理
を行えばよい。図4は本発明の媒体検出装置の初期化処
理を説明するための流れ図である。
【0019】図1に示されている発光素子3に発光セン
サ保護装置1を取り付けた状態とし、二つの搬送ガイド
部貫通孔9の間に紙葉が存在しない状態で、発光素子3
を制御装置5により点灯させ、制御装置5により受光素
子6の出力レベルを予め制御装置5に記憶している第1
のスライスレベルHと比較し、第1のスライスレベルH
より受光素子6の出力レベルが大であるとき、発光素子
3と受光素子6およびセンサ保護フィルム2の表面が正
常であるとし(ステップ201)正常な運転を開始する
。もし、受光素子6の出力レベルが第1のスライスレベ
ルHに達しないときは、モータシャフト4を予め決めら
れた角度だけ回転させセンサ保護フィルム2を送る(ス
テップ202)。もし、センサ保護フィルム2が規定量
だけ送られないで、モータシャフト4の回転が停止する
ときには(ステップ203)、制御部5はセンサ保護フ
ィルム2がほとんどフィルムホルダ8Bに巻き取られた
ものと判断し、センサ保護フィルム2を交換する必要が
あることを示す表示を行う(ステップ204)。操作者
はこの表示が行われた場合に、ケース10内に格納され
ているセンサ保護フィルム2を交換するか、新しい発光
センサ保護装置1を今まで使用していた発光センサ保護
装置1と交換してステップ201から203までを繰返
す。センサ保護フィルム2が規定量送られた場合に、受
光素子6の出力レベルを制御部5に予め記憶している第
2のスライスレベルLと比較し(ステップ205)第2
のスライスレベルL以上の高いレベレであれば媒体検出
装置の運用を開始する。もし、受光素子6の出力レベル
が第2のスラシスレベルL未満であるときはこの媒体検
出装置に障害があるか、二つの搬送ガイド部貫通孔9の
間に紙葉が滞留していると判断して、この媒体検出装置
と媒体搬送ガイド7の点検を行えばよい。
【0020】図5は図1とは別な本発明の実施例を示す
横断面図である。
【0021】図5の実施例においては、図1の実施例に
ついて説明した発光センサ保護装置1の他に受光素子6
を内部に挿入した状態で受光素子6に取り付けられる受
光センサ保護装置20を設けたもので、受光センサ保護
装置20の構造は、すでに図1の実施例で説明した発光
センサ保護装置1と同様である。
【0022】発光センサ保護装置1のケース10に対し
て受光センサ保護装置20のケース21が対応し、フィ
ルムホルダ8Aと8Bに対してそれぞれフィルムホルダ
80Aと80Bが対応している。フィルムホルダ80B
の内部にはモータシャフト40が嵌入されて受光センサ
保護装置20内に収容されたセンサ保護フィルム2を制
御装置51により制御されて巻き取る、すなわち、適切
な量だけセンサ保護フィルムを送る。
【0023】図5の実施例においては発光素子3の発光
面の他に受光素子6の受光面に飛来し付着する塵埃を受
光センサ保護装置20のケース21とこのケース内に内
蔵されているセンサ保護フィルム2によって防止するこ
とができる。
【0024】この受光センサ保護装置20に対する初期
化処理も前述した発光センサ保護装置1に対する初期化
処理と同様に制御装置51で行えばよい。
【0025】なお、図1に示した実施例においては、媒
体搬送ガイド7の下方に発光素子3が配置される場合に
ついて説明したが、発光素子3と受光素子6とはその設
置位置を入れかえてもよい、発光素子3を媒体搬送ガイ
ド7の上方に、発光素子3に対して受光素子6を搬送ガ
イド部貫通孔9を挟んで媒体搬送ガイド7の下方に配置
した場合には、図1に示した発光センサ保護装置1を使
用せず、受光素子6に図5に示した受光センサ保護装置
20を取り付ければよい、また、このように、発光素子
3を媒体搬送ガイド7の上方に、受光素子6を媒体搬送
ガイド7の下方に配置した場合には、図5に示した、発
光センサ保護装置1と受光センサ保護装置20との配置
位置を図5とを上下に逆とし、それぞれ、発光素子3と
受光素子6とに取り付ければよい。
【0026】以上の説明から明らかなように、紙葉が媒
体搬送ガイド7内を搬送されるとき生ずる塵埃が搬送ガ
イド部貫通孔9から排出されるときには大部分の塵埃は
下方に向うので、搬送ガイド部貫通孔9の下方に配置さ
れている発光素子または受光素子に対して発光センサ保
護装置あるいは受光センサ保護装置を取り付ければ塵埃
が下方におかれた発光素子または受光素子の外面に付着
することを防止することができる。また、図5に示した
実施例のように、発光素子3と受光素子6とに発光セン
サ保護装置1と受光センサ保護装置20とをそれぞれ取
り付けることにより、発光素子3および受光素子6の表
面に塵埃が付着することを防止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の媒体検出
装置は、すくなくとも、媒体搬送ガイドの下方に配置さ
れた発光素子または受光素子に発光センサ保護装置か受
光センサ保護装置を取り付けることにより、直接塵埃が
これら素子の外面に付着することを防止し、このような
塵埃を発光センサ保護装置または受光センサ保護装置に
内蔵されているセンサ保護フィルムに付着させ、センサ
保護フィルムの表面にこのような塵埃がある程度付着し
たとき、適切な長さづつセンサ保護フィルムをフィルム
ホルダに巻き取り使用することにより、従来のこの種の
装置より容易に短時間で上述した塵埃の付着による受光
素子からの出力レベルの低下を防止する処理を行うこと
ができる効果を有する。また、上述の紙葉が搬送される
ときに生成される塵埃以外に、外部から飛来し受光素子
または発光素子に附着する塵埃に対しても上述の紙葉が
搬送されるとき生成される塵埃に対すると同様に、従来
のこの種の装置よりも簡単に、受光素子の出力レベルの
低下を防止するための処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の媒体検出装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】本実施例の媒体検出装置に使用される受光素子
出力レベルと入射光量との関係を示す説明図である。
【図3】発光素子と受光素子の間に紙葉が介在するとき
と、しないときの受光素子出力レベルの関係を示す説明
図である。
【図4】図1に示す媒体検出装置の初期化処理を説明す
る流れ図である。
【図5】本発明の別の実施例を示す横断面図である。
【図6】従来のこの種の装置の例を示す部分横断面図で
ある。
【符号の説明】
1    発光センサ保護装置 2    センサ保護フィルム 3    発光素子 4    モータシャフト 5    制御装置 6    受光素子 7    媒体搬送ガイド 8A    フィルムホルダ 8B    フィルムホルダ 10    ケース 91    第1の蓋 92    第2の蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  紙葉を水平面に平行な広幅面をもち互
    いに空隙をもって対面した二枚の平板状の媒体搬送ガイ
    ド内の前記空隙内を搬送させ、前記媒体搬送ガイドには
    前記二枚の平板に互いに同軸で前記広幅面に垂直な搬送
    ガイド部貫通孔を有し、前記搬送ガイド部貫通孔の下方
    に発光素子をまた上方に受光素子を対面して配置し、前
    記発光素子から出射される放射光を前記受光素子で受光
    し、前記受光素子からの出力レベルを監視し、前記二枚
    の平板に設けられた前記搬送ガイド部貫通孔の間に紙葉
    が介在するときと介在しないときの前記受光素子からの
    出力レベルの違いを検出して前記媒体搬送ガイド内に前
    記紙葉が滞留しているか否かを検出する媒体検出装置に
    おいて、前記発光素子を覆い前記発光素子に対して固定
    され前記受光素子に対面する側に空隙を持って配置され
    た第1と第2のケース部貫通孔を設け前記発光素子と前
    記受光素子とを結ぶ直線に対して平行な平面を内部に有
    する第1のケースと、前記第1のケース内の前記平面部
    の前記発光素子を挟む両側の内の1側に前記平面部の平
    面に対して直交した方向に回転自在に取り付けられ中心
    にモータシャフトの挿入部を持つ第1のフィルムホルダ
    と、前記両側の内の他側に前記平面部に対して直交した
    方向に回転自在に取り付けられた第2のフィルムホルダ
    と、前記第1のフィルムホルダの前記モータシャフトの
    挿入部に挿入されるモータシャフトを有し前記発光素子
    に対して相対的に固定された第1のモータと、前記第1
    のフィルムホルダに一端が巻き取られ他端が前記第1と
    第2のケース部貫通孔の間の空隙を通って前記第2のフ
    ィルムホルダに巻き取られ前記発光素子からの放射光を
    透過させる材料から成る第1のテープ状のセンサ保護フ
    ィルムとを備えたことを特徴とする媒体検出装置。
  2. 【請求項2】  紙葉を水平面に平行な広幅面をもち互
    いに空隙をもって対面した二枚の平板状の媒体搬送ガイ
    ド内の前記空隙内を搬送させ、前記媒体搬送ガイドには
    前記二枚の平板に互いに同軸で前記広幅面に垂直な搬送
    ガイド部貫通孔を有し、前記搬送ガイド部貫通孔の下方
    に受光素子をまた上方に発光素子を対面して配置し、前
    記発光素子から出射される放射光を前記受光素子で受光
    し、前記受光素子からの出力レベルを監視し、前記二枚
    の平板に設けられた前記搬送ガイド部貫通孔の間に紙葉
    が介在するときと介在しないときの前記受光素子からの
    出力レベルの違いを検出して前記媒体搬送ガイド内に前
    記紙葉が滞留しているか否かを検出する媒体検出装置に
    おいて、前記受光素子を覆い前記受光素子に対して固定
    され前記発光素子に対面する側に空隙を持って配置され
    た第1と第2のケース部貫通孔を設け前記発光素子と前
    記受光素子とを結ぶ直線に対して平行な平面を内部に有
    する第2のケースと、前記第2のケース内の前記平面部
    の前記受光素子を挟む両側の内の1側に前記平面部の平
    面に対して直交した方向に回転自在に取り付けられ中心
    にモータシャフトの挿入部を持つ第3のフィルムホルダ
    と、前記両側の内の他側に前記平面部に対して直交した
    方向に回転自在に取り付けられた第4のフィルムホルダ
    と、前記第3のフィルムホルダの前記モータシャフトの
    挿入部に挿入されるモータシャフトを有し前記受光素子
    に対して相対的に固定された第2のモータと、前記第3
    のフィルムホルダに一端が巻き取られ他端が前記第1と
    第2のケース部貫通孔の間の空隙を通って前記第4のフ
    ィルムホルダに巻き取られ前記発光素子からの放射光を
    透過させる材料から成る第2のテープ状のセンサ保護フ
    ィルムとを備えたことを特徴とする媒体検出装置。
  3. 【請求項3】  紙葉を水平面に平行な広幅面をもち互
    いに空隙をもって対面した二枚の平板状の媒体搬送ガイ
    ド内の前記空隙内を搬送させ、前記媒体搬送ガイドには
    前記二枚の平板に互いに同軸で前記広幅面に垂直な搬送
    ガイド部貫通孔を有し、前記搬送ガイド部貫通孔の上方
    か下方の内の一方に前記受光素子をまた他方に発光素子
    を対面して配置し、前記発光素子から出射される放射光
    を前記受光素子で受光し、前記受光素子からの出力レベ
    ルを監視し、前記二枚の平板に設けられた前記搬送ガイ
    ド部貫通孔の間に紙葉が介在するときと介在しないとき
    の前記受光素子からの出力レベルの違いを検出して前記
    媒体搬送ガイド内に前記紙葉が滞留しているか否かを検
    出する媒体検出装置において、前記発光素子を覆い前記
    発光素子に対して固定される前記第1のケースと、前記
    受光素子を覆い前記受光素子に対して固定される前記第
    2のケースと、前記第1から前記第4までのフィルムホ
    ルダと、前記第1と第2のモータと、前記第1と第2の
    センサ保護フィルムとを有することを特徴とする媒体検
    出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003211354A (ja) * 2002-01-18 2003-07-29 Disco Abrasive Syst Ltd 切削装置
JP2007302458A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、紙種検知装置

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