JPH0435812B2 - - Google Patents

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JPH0435812B2
JPH0435812B2 JP60046804A JP4680485A JPH0435812B2 JP H0435812 B2 JPH0435812 B2 JP H0435812B2 JP 60046804 A JP60046804 A JP 60046804A JP 4680485 A JP4680485 A JP 4680485A JP H0435812 B2 JPH0435812 B2 JP H0435812B2
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JP
Japan
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track
radiation beam
register
speed
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JP60046804A
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English (en)
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JPS61206932A (ja
Inventor
Kyoshi Ootani
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to US06/836,238 priority patent/US4716557A/en
Priority to EP86102999A priority patent/EP0193961B1/en
Priority to DE8686102999T priority patent/DE3672358D1/de
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Publication of JPH0435812B2 publication Critical patent/JPH0435812B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は目標トラツクを迅速にサーチし、再生
を開始出来るようにした情報信号再生装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 デイジタル信号に対応する凹凸が刻印されたデ
イスクから光学式ピツクアツプを用いて信号の再
生を行うデイスクプレーヤー、例えばデイジタル
オーデイオデイスクプレーヤーは公知である。斯
るデイジタルオーデイオデイスクプレーヤーにお
いて、選択された目標トラツクを迅速にサーチす
る方法とし例えば特開昭55−8695号公報がある。
前記特開昭55−8695号公報において第1手段によ
つて情報が再生されるターゲツトトラツクに相当
するターゲツトアドレスを選択し、移動手段でも
つて入射ビームがトラツクを横切つて動く様に入
射ビームを媒体と相対的に移動し、前記相対的に
移動しているサーチモードにある間、第2手段で
入射ビームが媒体を打つことによりリカバーされ
た情報からアドレスを検出するため変調ビームを
モニターし、第3手段により前記サーチモード時
にターゲツトトラツクと入射ビームの打点との間
の距離の指標を検出し、前記入射ビームの打点と
ターゲツトトラツクとの間の距離を狭めるように
制御手段により移動手段を調整し、そしてターゲ
ツトラツクが検出されたとき制御手段が移動手段
を停止しサーチを行うことが記載されている。上
記公報においてさらに前記距離が狭まつたとき、
移動手段の移動速度を減速することが記載されて
いる。このことから選曲を行う場合にターゲツト
トラツクと入射ビームの打点との間の距離の指標
を検出し、前記距離の指標の大きさに応じて移動
手段の移動速度を段階的に変え、入射ビームの打
点がターゲツトトラツクを越えることがなく、し
かも迅速にターゲツトトラツクを打点するようし
たことは公知である。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 前述の如く、移動手段の移動速度をターゲツト
トラツクと入射ビームの打点との間の距離の指標
の大きさに応じて段階的に減速し、迅速に選曲す
ることは出来るが、前記入射ビームの打点とター
ゲツトトラツクとの間の距離の指標は、リードイ
ントラツクから入射ビームが打点しているトラツ
クまでの距離を時間に変換し、その時間と同じく
リードイントラツクからターゲツトトラツクまで
の距離を時間に変換したその時間との差を検出し
て行なつている。ところで現在市販されているデ
イジタルオーデイオデイスクプレーヤにおいて
は、デイスクの最内周にあるリードイントラツク
にTOC(Table of Contents)と呼ばれるそのデ
イスクの索引が記録されており、そのデイスクに
入つているすべての曲について何曲目は何分何秒
で始まる等、順番にその曲が始まるタイムコード
の値が分るようにされ、又信号の各フレームごと
にあるサブコーデイングの一部には曲のナンバ
ー、インデイツクス、プログラムエリアの最初の
トラツクからの分、秒等が記録されている。そし
てデイスクを演奏状態にセツトすると先ず前記
TOCを読取り記憶する。次に演奏する曲のナン
バーを指定すると前記記憶されたTOCの内容か
らその曲のプログラムエリアの最初のトラツクか
らの時間が分りそれがターゲツトとする時間とな
る。一方サーチを開始し放射ビームがそのときに
打点するトラツクのプログラムエリアの最初のト
ラツクからの時間もサブコーデイングより分るの
で、前記ターゲツトとする時間とそのとき読み取
られた時間との差を検出しターゲツトトラツクと
サーチしている現在トラツクとの距離を時間で計
測してサーチ速度を決定している。しかし前述の
如くTOCにはプログラムエリアの最初のトラツ
クからその曲の開始までの時間(Aタイム…
Absolute time)は記憶されているが、プログラ
ムエリアの最初のトラツクから曲の途中のインデ
ツクスまでの時間即ちAタイムは記憶されていな
いためインデツクスを直接サーチすることは出来
ない。
本発明はそこで曲の途中にあるインデツクスま
でをも直接サーチ出来るようにしたことにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明の情報再生装置は信号処理回路に少なく
とも前記光デイスクに記録され検出装置によつて
検出された情報を読取る読取り手段と、設定され
た目標トラツクを書込む書込み手段と、前記読取
り手段と、書込み手段の内容を比較する第1比較
手段と、該第1比較手段で比較し読取り手段で読
取られる放射ビームの現在位置が目標トラツク未
満であるときに各測定位置の位置トラツクのアド
レスが順次書込まれる第1レジスターと、前記第
1比較手段で比較し読取られる放射ビームの現在
位置が目標トラツク以上になつたとき前記位置ト
ラツクのアドレスが書込まれる第2レジスター
と、第1レジスターと第2レジスターとのアドレ
スを比較する第2比較手段とを設けた構成をな
す。
(ホ) 作用 本発明の情報再生装置は上述の如き構成をなし
ており、サーチを行うため放射ビームを目標トラ
ツクに向つて移動させる。そして放射ビームの移
動中に一定間隔でその時点のトラツクのアドレス
を検出装置によつて監視し読取り手段で読取り、
第1比較手段で放射ビームの現在位置が目標トラ
ツクを通過していないかを監視し、通過していな
いとき第1速度で放射ビームを目標トラツクに移
動し、又このとき第1レジスターに直前に検出し
たトラツクのアドレスを次々にメモリーする。前
記放射ビームの位置が目標トラツクを通過する
と、その通過した後最初に監視したトラツクのア
ドレスを第2レジスターにメモリーするととも
に、放射ビームの移動方向を反転し再び目標トラ
ツクに向けて移動する。このとき第1レジスター
には通過直前に監視したトラツクのアドレスがメ
モリーされており、第1レジスターのアドレス値
と第2レジスターのアドレス値の差の絶対値が設
定値以下になつていれば、前記放射ビームを第1
速度より遅い第2速度で移動する。再び放射ビー
ムが目標トラツクを通過すると、移動方向を反転
し第3速度で移動する。そして第1レジスターの
アドレス値と第2レジスターのアドレス値の差の
絶対値が設定値以下になつたとき、放射ビームの
移動を停止しサーチを終了する。
(ヘ) 実施例 本発明の情報再生装置の実施例を図面に従つて
説明する。1はピツクアツプ装置で、放射ビーム
2を発生するレーザー3と、ビームスプリツタ
4、ミラー5、対物レンズ6、該対物レンズ6を
移動させるトラツキングコイル7、及びデイスク
8から再生され前記ビームスプリツタ4にて導び
かれた変調ビーム9を検出し信号を取出す光検出
器10とよりなり、前記ピツクアツプ装置1は全
体がピツクアツプベース(図示せず)上に載置さ
れ、モータ11にてデイスク8のラジアル方向に
移動することにより、放射ビーム2がデイスク8
のトラツクを横切るように移動されるとともに、
トラツキングコイル7に流れる電流にて対物レン
ズ6をデイスク8に水平方向に移動することによ
り、放射ビーム2がデイスク8のトラツクからト
ラツクに微細に移動される。12は本発明の情報
再生装置において特徴とする信号処理回路で、少
なくとも前記光検出器10にてピツクアツプされ
た情報を読取る読取り手段13と、キー操作等に
よりインプツトされた情報を書込む書込み手段1
4と、前記読取り手段13と書込み手段14との
記憶された情報を比較する第1比較手段15と、
該第1比較手段15で比較した結果、読取り手段
13で読取られた情報が書込み手段14で書込ま
れた情報より小さいとき前記読取り手段13で読
取られた情報を書込む第1レジスター16と、前
記書込み手段14で書込まれた情報が読取り手段
13で読取られた情報より大きいとき、前記読取
られた情報を書込む第2レジスター17と、前記
第1レジスター16及び第2レジスター17に書
込まれた情報を比較し種々の制御信号を生じる第
2比較回路18とよりなる。又19は前記信号処
理回路12よりの制御信号で制御されるモータ制
御回路、20は同じく制御信号で制御されるトラ
ツキング制御回路である。
上記実施例をさらに具体的に説明すると、前記
読取り手段13はデイスク8のトラツクのアドレ
スを次々と読取り、書込み手段14は再生するた
めに選択されたトラツクのアドレスを書込む。又
第1比較手段15は読取り手段13及び書込み手
段14に書込まれているアドレス中の曲番あるい
は曲番インデツクスの大小を比較し、サーチ方向
を決定する制御信号を生じ、又第2比較手段18
は前記第1レジスター16と第2レジスター17
に書込まれているアドレス中のAタイムの差の絶
対値に応じてサーチ速度を決定する制御信号を生
じる。
次に実際にサーチをする場合について説明す
る。先ずデイスクをプレーヤに装着すると、デイ
スクが多少回転するとともに、ピツクアツプも最
内周にあるリードイントラツクを横切り最外周に
あるトラツクEにあたる最大アドレス(AMAX
例えば最後の曲の最後のタイムコード)と最内周
にあるトラツクSにあたる最小アドレス
(AMIN即ち最初の曲のタイムコード)を読取
り、最大アドレス(AMAX)を第2レジスタ1
7に書込み、最小アドレス(AMIN)を第1レ
ジスタ16に書込む(第2図イ,ロ)。次に選曲
ボタンを押して選曲する曲の始めのトラツクのア
ドレス(曲番あるいは曲番インデツクス)を書込
み手段14に書込む。ここで、第1比較回路15
により放射ビームが現在打点するトラツクのアド
レスが前記書込み手段14に書込まれた目標トラ
ツクのアドレスに比べて小さいか、そのアドレス
以上かが判別され、放射ビームの移動方向が設定
される。一方、第2比較回路18により第1レジ
スタ16と第2レジスタ17とにそれぞれ設定さ
れたアドレスの差の絶対値が算出され、その絶対
値に応じて放射ビームの移動速度が段階的に設定
される。その為、サーチの開始時において、前記
第1レジスタ16に最小アドレスが、前記第2レ
ジスタ17に最大アドレスがそれぞれ書込まれて
いるので、通常であれば、モータ11が回転さ
れ、ピツクアツプ装置1が目標トラツク方向に最
高速の第1速度で移動される。このときレーザ3
より放射ビーム2を放射し、その放射ビーム2は
ミラー5にて屈折され、さらに対物レンズ6で集
束され所定のトラツクにヒツトし、そこに記憶さ
れている情報にて変調し反射される。その反射さ
れた変調ビーム9はビームスプリツタ4にてスプ
リツトされ光検出器10に照射し、前記アドレス
等の情報信号をピツクアツプし信号処理回路12
の読取り手段13に読取る。このようにして一定
間隔(34mS)ごとにあるトラツク(第5図A,
B,C)のアドレスAT(例えば曲番、インデツ
クス、Aタイム即ちプログラムエリアの最初のト
ラツクからの累積時間)を読む(第2図ハ)。こ
の読取る間隔はサーチ速度決定時に判定する距離
以下であることが必要である。即ち例えば目標ト
ラツクのAタイムと放射ビームがそのとき打点し
た現在トラツクの差が34mS以下になるとサーチ
速度を第1速度より第2速度に遅速するときには
前記読取り間隔を34mS以下にする必要がある。
前述のようにして読取られたアドレスは先ず第1
比較回路15に加えられ、該第1比較回路15で
読取られたアドレスのうち曲番インデツクスのみ
をピツクアツプし、書込み手段14に書込まれた
目標トラツクのアドレス中の曲番インデツクスと
比較する(第2図ニ)。若し放射ビームがトラツ
クAを打点したのであるなら読取られたアドレス
の曲番インデツクスは目標トラツクのアドレス中
の曲番インデツクスより大きいので、引続いて第
1方向に向つてピツクアツプ装置1を移動させる
とともに、前記読取られたアドレスのうちAタイ
ムは第1レジスタ16に書込まれる(第2図ホ)。
このようにしてピツクアツプ装置1が移動するに
つれて放射ビーム2の打点が目標トラツクTを通
過するまではそのときどきに読取られたトラツク
のアドレス中のAタイムが次々と第1レジスタ1
6に設定される。第1比較回路15で比較される
放射ビーム2が打点するトラツクのアドレスが目
標トラツクのアドレスより大きくなることによ
り、放射ビーム2の打点が目標トラツクを通過す
ることが判別され、今度は放射ビーム2が打点す
るトラツクのアドレスのAタイムが第2レジスタ
17に書込まれる(第2図ヘ)。前述の如く第1
比較回路15で比較することにより、放射ビーム
2の打点が目標トラツクTを通過したことを判別
すると、ピツクアツプ装置1の移動方向を今まで
と反転するための制御信号を発生する。又このと
き第1レジスタ16には放射ビーム2の打点が目
標トラツクTを通過する直前に読取つたトラツク
Bのアドレス即ちAタイムが書込まれており、第
2比較回路18で第1レジスタ16に書込まれて
いるトラツクBのアドレス中のAタイムと第2レ
ジスタ17に放射ビーム2が目標トラツクを通過
した直後に書込んだトラツクCのアドレス中のA
タイムとの差が算出される。前述のように読取る
間隔を第2速度決定時に判定する距離以下にして
いるので、前記各Aタイムの差の絶対値は第2速
度決定する距離以下になる。従つて今まで第2比
較回路18の端子21よりモータ制御回路19に
加えられていた第1制御信号に代つて端子22よ
りトラツキング制御回路20に第1制御信号によ
るよりも遅速で且つ逆方向に放射ビーム2を移動
させる第2制御信号を発生させる。前記第2制御
信号はトラツキング制御回路20を介してトラツ
キングコイル7に供給される。この状態ではモー
タ制御回路19には制御信号が加えられずトラツ
キング制御回路20のみに制御信号が加えられる
ので、ピツクアツプ装置1はピツクアツプベース
が移動せず、対物レンズ6のみを移動し放射ビー
ム2がトラツクを前記とは逆方向にしかも第1速
度より低速の第2速度(17mS)で横切らせる。
具体的にはトラツクCより目標トラツクTに向け
て放射ビーム2が10トラツクづつジヤンプするよ
うに移動させる。このときにも一定間隔にあるト
ラツクD,F,Gごとに読取り第2レジスタ17
のアドレスが第1レジスタ16のアドレスに近づ
くようにするとともに、第1比較回路15で読取
られたアドレス中の曲番インデツクスと目標トラ
ツクTのアドレス中の曲番インデツクスを比較
し、放射ビーム2が目標トラツクTを通過したか
否かをモニターする。前記放射ビーム2が目標ト
ラツクTを通過するまでは読取られたトラツクの
アドレス中のAタイムは第2レジスタ17に次々
と書込まれ、放射ビーム2が目標トラツクTを通
過すると読取られたトラツクのアドレス中のAタ
イムが書込まれる。放射ビーム2が目標トラツク
Tを通過すると再び放射ビーム2の移動方向を反
転させる第3制御信号を第2比較回路18の端子
23より発生させる。このとき第2レジスタ17
には放射ビーム2が目標トラツクTを通過する直
前に読取つたトラツクFのアドレス中のAタイム
が書込まれ、第1レジスタ16には放射ビーム2
が目標トラツクTを通過した直後に読取つたトラ
ツクGのアドレス中のAタイムが書込まれるの
で、第2比較回路18にて比較される第1レジス
タ16のアドレス中のAタイムと第2レジスタ1
7のアドレス中のAタイムの差の絶対値が第3速
度決定する距離以下になり、前記第3制御信号は
第2速度より遅速の第3速度で放射ビーム2が移
動する大きさにする。それ故に第3制御信号がト
ラツキング制御回路20を介しトラツキングコイ
ル7に加えられると、対物レンズ6は前記放射ビ
ーム2をデイスク8の3トラツク分づつ最初の方
向と同一で目標トラツクT方向に移動する。この
ときにも一定間隔ごとにあるトラツクG1,G2
アドレス中のAタイムを次々に読取り第1レジス
タ16に書込み、第1レジスタ16のアドレス中
のAタイムを第2レジスタ17のアドレス中のA
タイムに近づける(第3図ト)。そして第2比較
回路18で比較される第1レジスタ16のアドレ
ス中のAタイムと第2レジスタ17のアドレス中
のAタイムとの差がサーチ範囲である設定値以下
となつたとき(第2図チ)、第1レジスタ16に
書込まれているアドレスに放射ビーム2を移動し
(第2図リ)、移動を停止する(第2図ヌ)。この
とき第1レジスタ16に書込まれているアドレス
中のAタイムは目標トラツクTの直前のトラツク
のアドレス中のAタイムであから、そのまま再生
待機することにより目標トラツクTに到達する。
ところで前述したようにサーチを行うため放射
ビーム2を移動させている間にトラツクA、トラ
ツクB及びトラツクCと一定間隔ごとに各トラツ
クのアドレスを読取つていくが、しかしデイスク
上の汚れ等によりときには前記トラツクのアドレ
スが読取れないことがある。例えば放射ビーム2
の打点が目標トラツクTを通過した直後に前記放
射ビーム2が打点したトラツクCのアドレスが読
取れないとき、そのまま放射ビーム2は同一方向
に移動し、次の測定時間にそのとき放射ビーム2
が打点しているトラツクのアドレスを読取り手段
13で読取り、第1比較手段15で比較すること
により、放射ビーム2の打点が目標トラツクTを
通過したことを識別し放射ビーム2の移動方向を
反転するが、この際第2レジスタ16にはそのと
きに放射ビーム2が打点したトラツクCより外周
にあるトラツクのアドレスのAタイムが設定さ
れ、又第1レジスタ16は放射ビーム2の打点が
目標トラツクTを通過する直前に打点したトラツ
クBのアドレスのAタイムに設定されていから、
第1レジスタ16と第2レジスタ17とに設定さ
れているアドレスのAタイムの差の絶対値は第2
速度決定の距離以上となつているので、放射ビー
ム2は第1速度のまま移動する。そして放射ビー
ム2の打点が目標トラツクTを越えるまでそのと
きどきに放射ビーム2が打点するトラツクのアド
レス中のAタイムが、第2レジスタ17に設定さ
れるので、放射ビーム2が多少ずれてトラツクC
より多少内周のトラツクDを打点すると、第1レ
ジスタ16と第2レジスタ17とに設定されてい
るアドレス中のAタイムの絶対値の差は第2速度
決定の距離以下となるから放射ビーム2は第2速
度に減速されて移動する。
又放射ビーム2の打点が目標トラツクTを通過
する直前のトラツクBのアドレスが読取れず、放
射ビーム2の打点が目標トラツクTを通過した直
後に放射ビーム2が打点したトラツクCのアドレ
スを読取つたとき、前述のように第1比較手段1
5により放射ビーム2の打点が目標トラツクTを
通過したことを識別し、放射ビーム2の移動方向
を反転するが、しかし第2レジスター17にはト
ラツクCのアドレス中のAタイムが設定され、一
方第1レジスタ16にはトラツクAのアドレス中
のAタイムが設定されたままであるから第1レジ
スタ16と第2レジスタ17とに設定されている
アドレス中のAタイムの差の絶対値は第2速度決
定の距離以上になつているため、放射ビーム2は
第1速度のまま移動する。すると次に読取られる
のは放射ビーム2が目標トラツクTを通過したト
ラツクBより多少ずれたトラツクBのアドレスで
ある。そのトラツクBのアドレス中のAタイムが
第1レジスタ16に設定されるので、第1レジス
タ16と第2レジスタ17に設定されているアド
レス中のAタイムの差の絶対値は第2速度決定の
距離以下になり、又放射ビーム2は再び目標トラ
ツクTを通過しているので、移動方向を再度反転
し最初と同一方向に第2速度で移動し、前述と同
様な動作を繰返えしサーチを行う。
(ト) 発明の効果 本発明の情報再生装置は上述した如く、ピツク
アツプ装置の放射ビームが打点しているデイスク
のトラツクのアドレスを読取る読取り手段を設
け、読取られた前記アドレスと目標トラツクのア
ドレスとを第1比較手段で比較し、移動する放射
ビームが目標トラツクを通過したか否かをモニタ
ーするとともに、読取られたトラツクのアドレス
が目標トラツクのアドレスより小さいときには前
記読取られたトラツクのアドレスは第1レジスタ
ーに書込まれ、又読取られたトラツクのアドレス
が目標トラツクのアドレスより大きいときには第
2レジスターに書込むようにしたので、サーチ中
に放射ビームの打点が目標トラツクを通過したと
き放射ビームの移動方向を反転出来、又そのとき
第1レジスターと第2レジスターに書込まれてい
る放射ビームが目標トラツクを通過する直前と直
後に読取られたトラツクのアドレスの差の絶対値
が所定の値以下であることを判別することにより
放射ビームの移動速度を減速できる。従つて目標
トラツクを迅速にサーチ出来、しかも従来の如く
目標トラツクのアドレスと放射ビームが打点して
いるトラツクのアドレスの距離を時間差で判別す
るのでないので、曲の途中のインデツクスのよう
にリードイントラツクからの演奏時間が記録され
ていないトラツクでも目標トラツクとして設定し
サーチを行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報再生装置のブロツク図、
第2図は本発明の情報再生装置の動作のフローを
示すフローチヤート図、第3図は本発明の情報再
生装置におけるアドレス読取り状態を示す説明図
である。 1……ピツクアツプ装置、2……放射ビーム、
7……トラツキングコイル、8……デイスク、1
0……光検出装置、12……信号処理回路、13
……読取り手段、14……書込み手段、15……
第1比較手段、16……第1レジスター、17…
…第2レジスター、18……第2比較手段、19
……モータ制御回路、20……トラツキング制御
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デイスクに記録された光学的に読取り可能な
    複数個の情報を情報トラツクに沿つて放射ビーム
    が走査するものにおいて、前記放射ビームがトラ
    ツクを打点することにより変調された変調ビーム
    から前記情報を検出するビーム検出手段と、該検
    出手段によつて検出されたアドレスを読取る読取
    り手段と、選択再生する目標トラツクのアドレス
    を書込む書込み手段と、前記読取り手段と書込み
    手段とに書込まれたアドレスを比較し、その比較
    により放射ビームが打点するトラツクのアドレス
    が目標トラツクのアドレスに比べて小さいかその
    アドレス以上かを判別する第1比較手段と、デイ
    スクの最小アドレスが初期設定されるとともに、
    前記第1比較手段の比較により放射ビームが打点
    するトラツクのアドレスが目標トラツクのアドレ
    スより小さいと判別されたときに前記読取り手段
    で読取られるアドレスが設定される第1レジスタ
    と、デイスクの最大アドレスが初期設定されると
    ともに、前記第1比較手段の比較により放射ビー
    ムが打点するトラツクのアドレスが目標トラツク
    のアドレス以上であることが判別されたときに前
    記読取り手段で読取られるアドレスが設定される
    第2レジスタと、前記第1レジスタと前記第2レ
    ジスタとにそれぞれ設定されたアドレスの差を比
    較し、その差の絶対値が第1設定値以下になつた
    こと及び該第1設定値より小さい第2設定値以下
    になつたことを判別する第2比較手段とを設け、
    該第2比較手段により前記2つのアドレス差の絶
    対値が第1設定値より大きいと判別されたときに
    放射ビームを第1速度で移動させ、第1設定値以
    下と判別されたときに放射ビームを第1速度より
    低速の第2速度で移動させ、第2設定値以下と判
    別されたときに放射ビームを第2速度より低速の
    第3速度で移動させる様に成し、サーチ時に、前
    記第1比較手段による比較により放射ビームの打
    点が目標トラツクを通過しているか否かに応じて
    放射ビームの移動方向を設定するとともに、前記
    第2比較手段による比較により前記第1及び第2
    レジスタのアドレス差の絶対値に応じて放射ビー
    ムの移動速度を段階的に設定する様にしたことを
    特徴とする情報再生装置。
JP4680485A 1985-03-08 1985-03-08 情報再生装置 Granted JPS61206932A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4680485A JPS61206932A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 情報再生装置
US06/836,238 US4716557A (en) 1985-03-08 1986-03-04 Apparatus for information retrieval from an optically readable storage disc
EP86102999A EP0193961B1 (en) 1985-03-08 1986-03-06 Information selection device of disc player
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