JPH0435806A - トルク検出調整機構を備えたドリル装置 - Google Patents

トルク検出調整機構を備えたドリル装置

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Publication number
JPH0435806A
JPH0435806A JP14126790A JP14126790A JPH0435806A JP H0435806 A JPH0435806 A JP H0435806A JP 14126790 A JP14126790 A JP 14126790A JP 14126790 A JP14126790 A JP 14126790A JP H0435806 A JPH0435806 A JP H0435806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
balance
collet
adjusting
nut
Prior art date
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Pending
Application number
JP14126790A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Noto
幸一 能戸
Shuhei Takasu
高巣 周平
Hirokazu Taoka
田岡 浩和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JPH0435806A publication Critical patent/JPH0435806A/ja
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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は穴加工用ドリルの回転スピンドルのトルク検出
調整装置に係り、特にドリルの振れを極小の値に!I!
整するトルク検出調整機構を備えたトリル装置に関する
〔従来の技術〕
微小な穴の高精度加工には、工具の材質や加工条件の選
定と共に、トリルの折損を防止することが重要な要件と
なっている。特に、最近のコンピュータ用プリント基板
などの穴加工では、実装密度が高く、ドリルが折損など
すると基板の修復が困難となる。このため、加工中のト
リルの切り屑の詰まりによるトルクの増大を検出して、
過負荷が加わる前にドリルを引きもどし、ドリルの折損
を防止する方法が開発されている。
従来のトルク検出機構を備えた回転スピンドルは、第5
図ないし第7図に示されるように、トルク検出機構部の
コレットチャックにより、ドリルを保持する構造となっ
ていた(特開昭62−247222号公報)。
第5図は、従来のトリル加工用の回転スピンドルの外観
を示す斜視図で、第6図は、第5図のA−A断面部を示
す。これは、切屑の詰まりによりトリルにかかるトルク
の上昇を検出する機構の一例を示すものである。第6図
において、1はハウジング、2はロータ、3はベアリン
グ、4はドリル、5はドリル4を固定するためのナツト
、6はコレットスリーブ、7と11は弾性リング、8は
非接触型の変位センサ、9はコレットスリーブとロータ
2の間に嵌め込まれたベアリング、IQはコレット、1
2はドリルにかかるスラスト力を支えるためのボールで
ある。上記のトルク検出機構を備えた回転スピンドルで
ドリル加工を行う場合、ドリル4に切屑が詰まると、ド
リル4のトルクの上昇に基づきコレット10、コレット
スリーブ6、ナツト5が微小量だけ回転し、これに応じ
て弾性リング7.11が矢印の方向へ変位する。この変
位量を変位センサ8で検出して1回転スピンドル本体を
急速後退させ切屑を排除する。
第7図に、従来の他のトルク検出機構の一例を示す。こ
れは、トリル4を自動的に交換できる構造にしたもので
ある。図において、13はコレット、】−4はコレット
スリーブ、15はロータ、16と17はカラー、18は
ラジアルベアリング。
19はナツト、20はスプリング、21はスクリュー 
22はブツシュバーを示す。このケースにおいても、上
述の第6図に示す場合と同様に、弾性リング]、1に生
じた変位を変位センサ8で検出するものである。第7図
では、ブツシュパー22がスクリュー21を押すことに
よって、スプリング20がたわみ、コレット13が押し
出されてドリル4が開放される構造になっている。しか
し、これらの従来技術においては、ロータ2.15が高
速回転した場合のドリル4の振れを一定値以内に納める
ための考慮は全くなされていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したごとく、従来技術は、トルク検出機構を備えた
回転スピンドル装置において、ドリルの振れを一定値以
内に納める点についての配慮がなされておらず、高速回
転時にドリルの振れが増大し、加工された穴径が大きく
なったり、またトリル振れによってドリルが折損するな
どの問題があった・ 本発明の目的は、上記従来技術における問題点を解消す
るものであって、トルク検出!ll整機構を備えた回転
スピンドルのドリルの振れを極小値に調整すると共に、
ドリルの折損事故などが生じないトルク検出調整機構を
備えたドリル装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、トリルのトルク検出調整機構を構
成する部品に、回転バランスの調整が可能な複数の穴部
を設け、これにバランス調整用の部材を挿入固定して回
転バランスを調整することにより達成される。
本発明の構成は、高速で回転するドリルを着脱可能に固
定するための少なくともコレット、コレットスリーブお
よびナツトにより構成されるトリルの回転スピンドルの
トルク検出調整機構を有するドリル装置において、上記
コレット、コレットスリーブおよびナツトのそれぞれの
構成部品の回転軸を中心とした円周上に、回転バランス
調整用の穴を複数個設けておき、上記構成部品を組み立
てた状態で回転バランスを測定し、その結果に基づいて
、上記穴部にバランス3111!用の部材を挿入固定す
ることにより回転バランスを調整し、上記トリルの回転
スピンドルの振れを極小の値に調整する手段を有するド
リル装置である。
〔作   用〕
回転スピン1くルを高速で回転させると、トルク検出機
構を構成するコレット、コレットスリーブ、ナット、ス
クリューなどの部品単体の加工精度および組立精度に基
づく不平衡量が発生する。これにより、トリルの振れは
スピンドルの回転数が増大すると共に増幅される。この
ため、不平衡量の発生のもととなる5例えばコレット、
コレットスリーブ、ナツト等を組み立てた状態で動的な
回転バランスをとることにより解決される。=の方法と
して、コレットを固定するナツト、コレットスリーブ、
スクリューの端面の円周上に、あらかじめバランス調整
用の複数個の穴を設けておき、回転バランスの測定結果
をもとに、上記の穴部にピンなどを押し込んで回転バラ
ンスがとれるようにトルク検出機構部の部品を組み立て
た状態で修正することにより、ドリルの振れを一定値以
内に納めることができる。そして、それぞれの部品には
動的バランス調整用の穴を設け、それにピンを挿入する
ことによりバランスをとるので、トルク検出機構の構成
部品を機械加工して重量を低減させてバランスをとる場
合のように1機械加工による切屑が上記トルク検出機構
の構成部品間に入り込むトラブルは生じない。
〔実施例〕
第1図に本発明のトルク検出調整機構の構成の一例を示
す、コレット10、コレットスリーブ6゜ナツト5を組
み立てた状態で回転のバランスが調整できるように、ナ
ツト5の端面とコレットスリーブの端面に円周上に所定
のピッチで穴25(第2図参照)または穴26(第3図
参照)を設けである。
第4図に、ドリルを自動交換する型式のトルク検出調整
機構の構成の一例を示す。コレットスリーブ14のベア
リングを止めるつばの部分の端面に、バランス調整用の
穴27、ベアリングを固定するナツト19に穴28、お
よびスクリュー21に穴29を設ける。穴の配置は、第
2図に示すごとく等間隔とする。図示していないが、本
実施例におけるトルク検出調整機構のナツト19、コレ
ット13、コレットスリーブ14などを組み立てた状態
でバランス測定器により回転バランス状態を測定し、重
量の不足部分にピンを挿し込み調整する。
以上説明した方式により、ドリルを固定するコレット、
ナツト、コレットスリーブ、スクリュー等の加工精度と
組立精度に起因する不平衡量を除くことができるので、
回転スピンドルを高速化した場合に生じるドリルの振れ
の増大を抑えることができる。また、ピンを押し込み回
転バランスをとる方式なので、部品を削り取る必要もな
く、削り取った切り屑のかみ込みなどによるトラブルの
発生がない。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したごとく、本発明のトルク検出調整機
構を設けたトリル加工用の回転スピンドルは、回転バラ
ンスがとれるためドリルの振れを極めて小さくすること
ができる。その結果5プリント基板等に設ける微小な穴
をトリル径に近い値で精密に加工することができる。ま
た、ドリルの振れをスピンドル回転数80.OoOrp
m(回/分)で8−以内に押えることができ、切屑など
の詰まりによるトルクの上昇をインプロセスで検出でき
るメリットがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例において例示したトルク検出調
整機構の構成の一例を示す断面図、第2図および第3図
は第1図に示すトルク検出調整機構のナットおよびコレ
ットスリーブに設けたバランス調整用の穴を示す模式図
、第4図は本発明の他の実施例である工具自動交換タイ
プのトルク検出調整機構の構成の一例を示す断面図、第
5図ないし第7図は従宋のトルク検出機構の構成を示す
模式図である。 1 ハウジング    2・ロータ 3 ベアリング    4・ドリル 5・・ナツト      6−コレットスリーブ7・・
・弾性リング    8・変位センサ9・ベアリング 
   10 コレット11 ・弾性リング   12・
・・ボール13・・コレット    14・・・コレッ
トスリーブ15 ロータ      16・・−カラー
17 カラー 18 ラジアルベアリング 19 ナット     20・・・スプリング2トスク
リユー   22・−ブツシュパー23・カラー   
  24・ナツト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高速で回転するドリルを着脱可能に固定するための
    少なくともコレット、コレットスリーブおよびナットに
    より構成されるドリルの回転スピンドルのトルク検出調
    整機構を有するドリル装置において、上記コレット、コ
    レットスリーブおよびナットのそれぞれの構成部品の回
    転軸を中心とした円周上に、回転バランス調整用の穴を
    複数個設けておき、上記構成部品を組み立てた状態で回
    転バランスを測定し、その結果に基づいて、上記穴部に
    バランス調整用の部材を挿入固定することにより回転バ
    ランスを調整し、上記ドリルの回転スピンドルの振れを
    極小の値に調整する手段を有することを特徴とするトル
    ク検出調整機構を備えたドリル装置。
JP14126790A 1990-06-01 1990-06-01 トルク検出調整機構を備えたドリル装置 Pending JPH0435806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14126790A JPH0435806A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 トルク検出調整機構を備えたドリル装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14126790A JPH0435806A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 トルク検出調整機構を備えたドリル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0435806A true JPH0435806A (ja) 1992-02-06

Family

ID=15287924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14126790A Pending JPH0435806A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 トルク検出調整機構を備えたドリル装置

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Country Link
JP (1) JPH0435806A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10220500B2 (en) 2012-04-13 2019-03-05 Black & Decker Inc. Electronic clutch for power tool

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10220500B2 (en) 2012-04-13 2019-03-05 Black & Decker Inc. Electronic clutch for power tool

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