JPH0435793A - 廃水処理装置 - Google Patents
廃水処理装置Info
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- JPH0435793A JPH0435793A JP2139776A JP13977690A JPH0435793A JP H0435793 A JPH0435793 A JP H0435793A JP 2139776 A JP2139776 A JP 2139776A JP 13977690 A JP13977690 A JP 13977690A JP H0435793 A JPH0435793 A JP H0435793A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は廃水を生物処理して浄化する廃水処理装置に関
する。
する。
(従来の技術)
第3図は従来の廃水処理装置を示している。
この従来装置は、第1の固定床処理槽101、第2の固
定床処理槽102及び沈澱槽103を順に配して廃水を
処理する。
定床処理槽102及び沈澱槽103を順に配して廃水を
処理する。
第1の固定床処理槽101は、嫌気槽てあり、その内部
には炉材104が配設され、槽上部より流入する廃水1
05中に混入している浮遊物質(S S)が除去される
。また、炉材104には通性嫌気性微生物が生息してお
り、廃水105中に含まれる低分子の酢酸や低分子の有
機酸等の溶解性BOD (生物化学的酸素要求jl)成
分の一部が除去される。
には炉材104が配設され、槽上部より流入する廃水1
05中に混入している浮遊物質(S S)が除去される
。また、炉材104には通性嫌気性微生物が生息してお
り、廃水105中に含まれる低分子の酢酸や低分子の有
機酸等の溶解性BOD (生物化学的酸素要求jl)成
分の一部が除去される。
第1の固定床処理槽101の下部より流出する流出水1
06は第2の固定床処理槽102の上部から導入される
。
06は第2の固定床処理槽102の上部から導入される
。
第2の固定床処理槽102は、好気槽てあり、その内部
に滑材107か配設され、かつ、槽下部からは空気10
8が供給されている。この空気108の供給により、槽
内には滑材107の上面から下面へ流れる循環流か生じ
る。滑材107には好気性微生物が生息しており、この
好気性微生物によって循環流中に含まれる溶解性BOD
成分が除去される。
に滑材107か配設され、かつ、槽下部からは空気10
8が供給されている。この空気108の供給により、槽
内には滑材107の上面から下面へ流れる循環流か生じ
る。滑材107には好気性微生物が生息しており、この
好気性微生物によって循環流中に含まれる溶解性BOD
成分が除去される。
第2の固定床処理槽102の上部から越流した流出水1
09は沈澱槽103へ流出し、ここで、流出水109中
の浮遊物質(S S)が沈降分離された後、その上澄水
は処理水110として河川等に放流される。沈澱槽10
3に沈降した汚泥111は定期的に抜き取られる。
09は沈澱槽103へ流出し、ここで、流出水109中
の浮遊物質(S S)が沈降分離された後、その上澄水
は処理水110として河川等に放流される。沈澱槽10
3に沈降した汚泥111は定期的に抜き取られる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の廃水処理装置において、第2
の固定床処理槽102は流出水106の溶解性BOD成
分の好気的な除去を主目的としており、滑材107内を
数ICl−1000m/hの大きな流速で循環する循環
流を形成しなければならない。
の固定床処理槽102は流出水106の溶解性BOD成
分の好気的な除去を主目的としており、滑材107内を
数ICl−1000m/hの大きな流速で循環する循環
流を形成しなければならない。
このため、滑材107中に生息する微生物か循環流によ
って剥離してしまい浮遊物質(S S)として流出水1
09に混入し、滑材107中に生息する微生物が次第に
減少して前記溶解性BOD成分の除去か不充分となる。
って剥離してしまい浮遊物質(S S)として流出水1
09に混入し、滑材107中に生息する微生物が次第に
減少して前記溶解性BOD成分の除去か不充分となる。
また、沈澱槽103において、浮遊物質(SS)の沈降
分離には通常3時間から6時間を要するため、沈澱槽1
03を大きなものにしなければならず、装置の全体構成
が非常に大きなものになってしまい、設置スペース上、
あるいは経済上の難点となっていた。
分離には通常3時間から6時間を要するため、沈澱槽1
03を大きなものにしなければならず、装置の全体構成
が非常に大きなものになってしまい、設置スペース上、
あるいは経済上の難点となっていた。
さらに、沈澱槽103の底部に沈澱した汚泥111が腐
敗して浮上した場合、再び処理水110中にBOD成分
、浮遊物質(S S)が混入して水質の悪化をもたらす
という不具合があった。
敗して浮上した場合、再び処理水110中にBOD成分
、浮遊物質(S S)が混入して水質の悪化をもたらす
という不具合があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、処理水の水質の低下を防止できるとともに装置
構成を小型化することができる廃水処理装置を提供する
ことにある。
目的は、処理水の水質の低下を防止できるとともに装置
構成を小型化することができる廃水処理装置を提供する
ことにある。
[発明の構成]
(課題を解決するだめの手段)
上記目的を達成するために本発明に係る廃水処理装置は
、 好気性微生物を内部に保持し、廃水を好気的に浄化する
流動床処理槽と、 この流動床処理槽の処理水を導入して溶存酸素を補給す
る酸素溶解槽と、 酸素補給後の前記処理水を導入して押出し流れにより浄
化する固定床処理槽と、 を具備することを特徴とする。
、 好気性微生物を内部に保持し、廃水を好気的に浄化する
流動床処理槽と、 この流動床処理槽の処理水を導入して溶存酸素を補給す
る酸素溶解槽と、 酸素補給後の前記処理水を導入して押出し流れにより浄
化する固定床処理槽と、 を具備することを特徴とする。
また、前記流体床処理槽は、外筒とこの外筒より一り部
に位置して外筒とほぼ同一径を有する内壁筒とから成る
反応部と、前記外筒と一体でかつ前記内壁筒の外側に形
成される沈澱部と、から成ることを特徴とする。
に位置して外筒とほぼ同一径を有する内壁筒とから成る
反応部と、前記外筒と一体でかつ前記内壁筒の外側に形
成される沈澱部と、から成ることを特徴とする。
(作用)
上記構成により、流動床処理槽ては、好気的に廃水中の
溶解性BOD成分の95%以上か除去され、浮遊物質(
S S)成分の80%程度か除去される。浮遊物質(S
S)成分の大半は好気性の微生物(細菌、カビ、原生
動物、小型の微生動物等)であり酸素を必要とする。こ
のため、酸素溶解槽により酸素か補給され、かつ固定床
処理槽内を押出流れとし流速を低く保つ(例えば0.1
〜10 m / h )ことにより、これらの微生物は
該固定床処理槽内の滑材表面に好んで着床する。このた
め廃水中のBOD、SSの高い除去率が得られる(BO
D除去率95%以上SS除去率95%以上、第1表参照
)。
溶解性BOD成分の95%以上か除去され、浮遊物質(
S S)成分の80%程度か除去される。浮遊物質(S
S)成分の大半は好気性の微生物(細菌、カビ、原生
動物、小型の微生動物等)であり酸素を必要とする。こ
のため、酸素溶解槽により酸素か補給され、かつ固定床
処理槽内を押出流れとし流速を低く保つ(例えば0.1
〜10 m / h )ことにより、これらの微生物は
該固定床処理槽内の滑材表面に好んで着床する。このた
め廃水中のBOD、SSの高い除去率が得られる(BO
D除去率95%以上SS除去率95%以上、第1表参照
)。
また、流動床処理槽は反応部と沈殿部とが一体に形成さ
れているので、小形化か可能となり、その設置スペース
が削減される。
れているので、小形化か可能となり、その設置スペース
が削減される。
(実施例)
第1図は本発明に係る廃水処理装置の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
本実施例装置は流動床処理槽1と、酸素溶解槽2と、固
定床処理槽3とを順に配置して構成されている。
定床処理槽3とを順に配置して構成されている。
流動床処理槽1は、配管4を介して供給された廃水中に
含まれる溶解性BOD成分を好気性の生物膜と接触させ
て除去する反応部5と、処理水と余剰汚泥とを分離する
沈殿部6とから構成されている。
含まれる溶解性BOD成分を好気性の生物膜と接触させ
て除去する反応部5と、処理水と余剰汚泥とを分離する
沈殿部6とから構成されている。
反応部5は、円筒状で有底の外筒7と、この外筒7の上
端部やや上方に設けられ、この外筒7と同一半径をもつ
円筒状の隔壁8とで構成されている。また、反応部5の
内部には、両端開口の円筒状のエアリフト壁9が長手方
向同一軸上に水没配置されており、かつ、反応部5の底
部には散気管10が設置されている。そして、この散気
管10は配管11及び調整弁12を介して加圧空気源1
3と接続されている。これによって加圧空気か供給され
反応部5内に気泡が発生するようになっている。
端部やや上方に設けられ、この外筒7と同一半径をもつ
円筒状の隔壁8とで構成されている。また、反応部5の
内部には、両端開口の円筒状のエアリフト壁9が長手方
向同一軸上に水没配置されており、かつ、反応部5の底
部には散気管10が設置されている。そして、この散気
管10は配管11及び調整弁12を介して加圧空気源1
3と接続されている。これによって加圧空気か供給され
反応部5内に気泡が発生するようになっている。
また、反応部5内には、アンスラサイト、活性炭、セラ
ミック等の比重が1よりも大きい担体14が、反応槽容
積の1〜10%(V/v)程度投入されており、廃水中
に含まれる浮遊物質(S S)と接触して生物膜15が
形成されるようになっている。
ミック等の比重が1よりも大きい担体14が、反応槽容
積の1〜10%(V/v)程度投入されており、廃水中
に含まれる浮遊物質(S S)と接触して生物膜15が
形成されるようになっている。
沈殿部6は、ジャケット16と隔壁8とて構成されてお
り、ジャケット16は外筒7上端から上側方向に広角と
なるテーパ部17とその上部に配設された両端開口の円
筒部18から構成されている。
り、ジャケット16は外筒7上端から上側方向に広角と
なるテーパ部17とその上部に配設された両端開口の円
筒部18から構成されている。
また、反応部5と沈殿部6は、外筒7と隔壁8との隙間
部分、すなわち、連通口19て液絡構造となっており、
反応部5で処理された水が沈殿部6に流入するようにな
っている。
部分、すなわち、連通口19て液絡構造となっており、
反応部5で処理された水が沈殿部6に流入するようにな
っている。
また、沈殿部6の円筒部18の上端部外側には越流溝2
0が形成されており、固液分離さ、れ越流した処理水は
この越流溝20に接続された配管21を通じて酸素溶解
槽2へ送られる。
0が形成されており、固液分離さ、れ越流した処理水は
この越流溝20に接続された配管21を通じて酸素溶解
槽2へ送られる。
一方、沈殿槽4のテーバ部17には、沈降分離したスラ
ッジブランケット(余剰汚泥)22を排出するために配
管23が取付けられ、汚泥排出弁24を介して定期的に
排出される。
ッジブランケット(余剰汚泥)22を排出するために配
管23が取付けられ、汚泥排出弁24を介して定期的に
排出される。
酸素溶解槽2は、上部開口の有底円筒状に形成されてお
り、その底部には散気管25が設置されている。この散
気管24は配管26及び調整弁27を介して前記加圧空
気源13に接続されており、これによって酸素溶解槽2
には常に、あるいは定期的に酸素が供給されている。
り、その底部には散気管25が設置されている。この散
気管24は配管26及び調整弁27を介して前記加圧空
気源13に接続されており、これによって酸素溶解槽2
には常に、あるいは定期的に酸素が供給されている。
また、酸素溶解槽2の下部には配管28が接続されてお
り、酸素溶解槽2の処理水は、配管28を介して固定床
処理槽3へ導かれる。
り、酸素溶解槽2の処理水は、配管28を介して固定床
処理槽3へ導かれる。
固定床処理槽3は、上部開口の有底円筒状に形成されて
おり、その内部には長手方向はぼ中心軸上に両端開口の
円筒状整流壁29が配置され、その外周囲には炉材30
が配置されている。整流壁29の上端は液面上へ開口し
ており、下端は炉材30を貫通して炉材30の下方で開
口するように配置されている。
おり、その内部には長手方向はぼ中心軸上に両端開口の
円筒状整流壁29が配置され、その外周囲には炉材30
が配置されている。整流壁29の上端は液面上へ開口し
ており、下端は炉材30を貫通して炉材30の下方で開
口するように配置されている。
炉材30は、比表面積が大きい(100〜300m2/
m3程度)ネットリング等のプラスチック成形物を充て
んして構成したものが好適である。
m3程度)ネットリング等のプラスチック成形物を充て
んして構成したものが好適である。
また、固定床処理槽3の上端外周部には越流溝31が形
成されており、濾過後の越流した処理水は、この越流溝
31を介して配管32により河川等に放流される。なお
、33はノズルであり、配管34、開閉弁35及び調整
弁36を介して接続された加圧空気源13から定期的に
加圧空気を供給され、tP枦材0を洗浄できるようにな
っている。
成されており、濾過後の越流した処理水は、この越流溝
31を介して配管32により河川等に放流される。なお
、33はノズルであり、配管34、開閉弁35及び調整
弁36を介して接続された加圧空気源13から定期的に
加圧空気を供給され、tP枦材0を洗浄できるようにな
っている。
また、固定床処理槽3の底部には配管37、開閉弁38
が接続されており、洗浄された汚泥か抜き取られる。
が接続されており、洗浄された汚泥か抜き取られる。
以上の構成において、流動床処理11の上部から供給さ
れた廃水は、先ず反応部5において散気管10から供給
される空気のエアリフト作用によって担体14とともに
流動される。
れた廃水は、先ず反応部5において散気管10から供給
される空気のエアリフト作用によって担体14とともに
流動される。
担体14の表面には生物膜15が形成されている。この
生物膜15は、数1000〜10000mg/lと高濃
度であり、かつ流動過程で十分に酸素が供給されるので
、その活性度は非常に高くなっている。このため、廃水
中の生物化学的酸素要求量BODのうち、溶解性BOD
成分(D−BOD)は30分から1.5時間の滞留時間
でほぼ完全に除去できる。
生物膜15は、数1000〜10000mg/lと高濃
度であり、かつ流動過程で十分に酸素が供給されるので
、その活性度は非常に高くなっている。このため、廃水
中の生物化学的酸素要求量BODのうち、溶解性BOD
成分(D−BOD)は30分から1.5時間の滞留時間
でほぼ完全に除去できる。
沈殿部6ては、非溶解成分および担体14から剥離した
微生物等の固形物(S S)か沈降し、上部の上澄液と
底部のスラッジブランケット22とに固液分離される。
微生物等の固形物(S S)か沈降し、上部の上澄液と
底部のスラッジブランケット22とに固液分離される。
この上澄液は流動床処理槽1の処理水として越流溝20
に流出される。
に流出される。
この場合、沈降による固液分離は必ずしも完全なもので
はなく、上澄液には若干の浮遊物質(SS)が混入して
いる。本発明者らの実験結果によれば、第1表に示すよ
うに、極くわずかの溶解性BOD成分(2、2B/斐)
と若干の浮遊物質(SS)(21mg/u)が存在する
ことが確認された。
はなく、上澄液には若干の浮遊物質(SS)が混入して
いる。本発明者らの実験結果によれば、第1表に示すよ
うに、極くわずかの溶解性BOD成分(2、2B/斐)
と若干の浮遊物質(SS)(21mg/u)が存在する
ことが確認された。
第1表
流動床処理槽1の処理水は、酸素溶解槽2に導入され、
ここでは散気管25がら空気か供給されて固定床処理槽
3て消費する溶存酸素(DO)か補給される。固定床処
理槽3でのDo消費量は、第1表から理解されるように
、3.5mg/i (=41g/愛−0、5mg/ l
)と小さい。これは、流動床処理槽1の処理水の溶解
性BOD成分が極めて小さい(2,2mg/IL)ため
、固定床処理槽3内の微生物の内生呼吸にのみ溶存酸素
か使用されることを意味している。
ここでは散気管25がら空気か供給されて固定床処理槽
3て消費する溶存酸素(DO)か補給される。固定床処
理槽3でのDo消費量は、第1表から理解されるように
、3.5mg/i (=41g/愛−0、5mg/ l
)と小さい。これは、流動床処理槽1の処理水の溶解
性BOD成分が極めて小さい(2,2mg/IL)ため
、固定床処理槽3内の微生物の内生呼吸にのみ溶存酸素
か使用されることを意味している。
固定床処理槽3においては、流入水中の浮遊物質(S
S)が、炉材30に付着する。浮遊物質(S S)の主
構成要素は前述のとおり流動床処理槽1から流出した好
気性の微生物であり、炉材30への着床力は極めて微弱
である。
S)が、炉材30に付着する。浮遊物質(S S)の主
構成要素は前述のとおり流動床処理槽1から流出した好
気性の微生物であり、炉材30への着床力は極めて微弱
である。
配管28からの流入水は整流壁29によって一旦濾材3
0の下方に流入した後、液材30中を上向し、越流溝3
1に流出する。すなわち、液材30中を押出流れとなり
一過的に通過する。
0の下方に流入した後、液材30中を上向し、越流溝3
1に流出する。すなわち、液材30中を押出流れとなり
一過的に通過する。
したかって、液材30中の空塔線流速(V、)は、炉材
30の充填高(H)、流入水の水力学的対流時間(HR
T)から一義的に定まる(VL −H/HRT)。
30の充填高(H)、流入水の水力学的対流時間(HR
T)から一義的に定まる(VL −H/HRT)。
流速(V、)と流出水中の浮遊物質(S S)との関係
は、第2図に示す通りであり、流出水中の浮遊物質(S
S)は流速(VL)とともに増加し、変曲点(A点)
を過ぎると限りなく流入水の浮遊物質(S S)に近づ
く。本発明者らの実験によれば、変曲点の流速(VL
)は約20 m / hてあった。このため流速(VL
)を20 m / hよりも十分小さくすることによ
り(例えばVL−0,1〜10m/h) 流出水中の
浮遊物質(S S)を低減することかできる。
は、第2図に示す通りであり、流出水中の浮遊物質(S
S)は流速(VL)とともに増加し、変曲点(A点)
を過ぎると限りなく流入水の浮遊物質(S S)に近づ
く。本発明者らの実験によれば、変曲点の流速(VL
)は約20 m / hてあった。このため流速(VL
)を20 m / hよりも十分小さくすることによ
り(例えばVL−0,1〜10m/h) 流出水中の
浮遊物質(S S)を低減することかできる。
前記第1表は流速(Vt、)2m/hにおける処理結果
てあり、流入水(流動床処理槽出口水)SSが21 m
g/斐に対し、流出水SSは2.0−g/Uと約98%
の除去率であり極めて良好なSS除去特性を示している
。
てあり、流入水(流動床処理槽出口水)SSが21 m
g/斐に対し、流出水SSは2.0−g/Uと約98%
の除去率であり極めて良好なSS除去特性を示している
。
なお、炉材30は開閉弁38の定期的、例えば1週間に
1回の開閉によりバブリング洗浄される。
1回の開閉によりバブリング洗浄される。
以上説明したように本実施例によれば、第1表に示した
ように極めて良好な浮遊物質(S S)除去特性を得る
ことができる。しかも、何ら電気的な制御を必要とせず
に良好な処理特性を得ることができる。
ように極めて良好な浮遊物質(S S)除去特性を得る
ことができる。しかも、何ら電気的な制御を必要とせず
に良好な処理特性を得ることができる。
また、流動床処理槽1として反応部5と沈殿部6とを一
体構造としたので、廃水処理装置の小形化か可能となる
。これは、従来必要であった第3図に示した沈殿槽11
1を不要とすることをも意味する。
体構造としたので、廃水処理装置の小形化か可能となる
。これは、従来必要であった第3図に示した沈殿槽11
1を不要とすることをも意味する。
第2表は、本発明装置と第3図に示した従来装置との各
滞留時間を比較したものである。
滞留時間を比較したものである。
第2表
同表から理解されるように、従来装置の滞留時間は約5
8時間もの長時間を要するのに対し、本発明装置では約
2.6時間となり、大幅に短縮されている。これに伴い
、装置構成を小形化でき、かつ小形であってもその処理
能力の向上が図られている。
8時間もの長時間を要するのに対し、本発明装置では約
2.6時間となり、大幅に短縮されている。これに伴い
、装置構成を小形化でき、かつ小形であってもその処理
能力の向上が図られている。
さらに、本実施例では固定床処理槽3の炉材30の流れ
を上向流とし、かつ炉材30の下方に比較的広い空間を
配するように構成した。このため、炉材30内に偏流が
生ずることなく、良好な濾過特性を確保できる。
を上向流とし、かつ炉材30の下方に比較的広い空間を
配するように構成した。このため、炉材30内に偏流が
生ずることなく、良好な濾過特性を確保できる。
なお、本発明の廃水処理装置は第1図の実施例に限定す
るものではない。例えば流動床処理槽を複数直列に配す
ることが可能である。この場合、高濃度廃水の処理に有
効である。
るものではない。例えば流動床処理槽を複数直列に配す
ることが可能である。この場合、高濃度廃水の処理に有
効である。
また、流動床処理槽1の前段に、他の固定床処理槽もし
くは沈殿槽を配することも可能である。
くは沈殿槽を配することも可能である。
この場合、固形物の多い廃水に対し固形物除去部として
有効である。
有効である。
さらに、流動床処理槽1と酸素溶解槽50との間に他の
固定床を配することも可能である。この場合、流動床処
理槽1内でNH4’の硝化で発生したNo3−か還元さ
れ窒素の除去(脱窒)力i ijJ能である。
固定床を配することも可能である。この場合、流動床処
理槽1内でNH4’の硝化で発生したNo3−か還元さ
れ窒素の除去(脱窒)力i ijJ能である。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明によれば、最終的な処理水の
水質を良好に保持てきるとともに、廃水処理時間の低減
及び装置構成の大幅な小型化が可能となる。
水質を良好に保持てきるとともに、廃水処理時間の低減
及び装置構成の大幅な小型化が可能となる。
第1図は本発明に係る廃水処理装置の一実施例を示す構
成図、第2図は同装置の作用特性図、第3図は従来の廃
水処理装置の構成図である。 1・・・流動床処理槽 2・・・酸素溶解槽 3・・・固定床処理槽 5・・・反応部 6・・・沈殿部 8・・・隔壁 9・・・エアリフト壁 10.25・・・散気管
成図、第2図は同装置の作用特性図、第3図は従来の廃
水処理装置の構成図である。 1・・・流動床処理槽 2・・・酸素溶解槽 3・・・固定床処理槽 5・・・反応部 6・・・沈殿部 8・・・隔壁 9・・・エアリフト壁 10.25・・・散気管
Claims (2)
- (1)好気性微生物を内部に保持し、廃水を好気的に浄
化する流動床処理槽と、 この流動床処理槽の処理水を導入して溶存酸素を補給す
る酸素溶解槽と、 酸素補給後の前記処理水を導入して押出し流れにより浄
化する固定床処理槽と、 を具備することを特徴とする廃水処理装置。 - (2)前記流体床処理槽は、 外筒と、この外筒より上部に位置して外筒とほぼ同一径
を有する内壁筒とから成る反応部と、前記外筒と一体に
、かつ前記内壁筒の外側に形成される沈澱部と、 から成ることを特徴とする請求項(1)記載の廃水処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2139776A JPH0435793A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 廃水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2139776A JPH0435793A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 廃水処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0435793A true JPH0435793A (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=15253154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2139776A Pending JPH0435793A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 廃水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0435793A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075723A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Sharp Corp | 水処理装置および水処理方法 |
WO2008018486A1 (fr) * | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Kurita Water Industries Ltd. | Procédé et appareil pour le traitement biologique des eaux usées organiques |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP2139776A patent/JPH0435793A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075723A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Sharp Corp | 水処理装置および水処理方法 |
US7914677B2 (en) | 2005-09-14 | 2011-03-29 | Sharp Kabushiki Kaisha | Water treatment apparatus and water treatment method |
WO2008018486A1 (fr) * | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Kurita Water Industries Ltd. | Procédé et appareil pour le traitement biologique des eaux usées organiques |
JP2008036580A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Kurita Water Ind Ltd | 有機性排水の生物処理方法 |
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