JPH04357788A - 動画像符号化装置及び動画像再生装置 - Google Patents

動画像符号化装置及び動画像再生装置

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JPH04357788A
JPH04357788A JP3131432A JP13143291A JPH04357788A JP H04357788 A JPH04357788 A JP H04357788A JP 3131432 A JP3131432 A JP 3131432A JP 13143291 A JP13143291 A JP 13143291A JP H04357788 A JPH04357788 A JP H04357788A
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JP3131432A
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Inventor
Yuriko Tsukahara
由利子 塚原
Toshiaki Watanabe
敏明 渡邊
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、階層符号化方式におい
て、符号の冗長化を防止でき、かつ高品質の画像を再生
できる動画像符号化・再生装置に関する。
【0003】
【従来の技術】次世代の低帯域通信網としてATM(A
syncronousTransffer Mode)
 を利用したB−ISDNが有望視されている。また、
ATMを用いるテレビ会議などの動画像を伝送する方式
として、セル廃棄に耐性のある階層符号化方式が検討さ
れている。階層符号化方式の一例としては、PCSJ9
0(ピクチャー・コーディング・シンポジウム・ジャパ
ン’90)に発表された「ATM用動画像符号化方式に
関する一検討」(9−3)の例がある。
【0004】上記「ATM用動画像符号化方式に関する
検討」に記載の動画像符号化の再生装置の送信器の構造
を図7に示す。図8は、階層符号化方式に利用されるデ
ータ構造(CIFフォーマット)の説明図である。
【0005】まず、データ構造について示すと、図8に
おいて、一画面に相当するフレーム1は12のグループ
2に分割され、各グループ2は33のマクロブロック(
MB)3に分割される。各マクロブロック3は8×8の
輝度ブロック4の4個の集合から成る。各マクロブロッ
ク3に対しては8×8のU成分色差ブロック5とV成分
色差ブロック6とが対応され、各色差ブロック5,6は
それぞれ2倍(16×16)化されてマクロブロック3
に重ね合わされる。
【0006】次に、送信器の構造を示すと、図7におい
て、送信器7の入力端子8は、フレーム内符号化情報(
以下、イントラ(intra) 情報と称す)を入力す
るイントラ端子9と、減算器10と、動き補償回路(M
otionCompensation )11とに分岐
されて接続されている。減算器10は、前記イントラ情
報に対応するフレーム間符号化情報であるインター(i
nter) 情報を入力するインター端子12と接続さ
れている。イントラ端子9とインター端子12は、切換
えスイッチSW1を介して変換回路(DCT)13と接
続されるようになっている。変換回路13は、量子化回
路( Quant.)14と接続され、この量子化回路
14は、第1VLC回路15と、第2VLC回路16と
接続される誤差量子化回路17と接続されている。量子
化回路14はステップサイズ設定端子18と接続される
。誤差量子化回路17は、ステップサイズ設定端子19
と接続される。各VLC回路15,16はそれぞれの出
力端子20,21と接続される。
【0007】さらに、前記量子化回路14は、逆量子化
回路(Dequant.)22、逆変換回路23、加算
器24の直列回路と接続される。加算器24の出力端は
、前述の動き補償回路11とも接続されるフレームメモ
リ25と接続される。フレームメモリ25の出力端は前
記減算器10の入力端と接続されている。また、フレー
ムメモリ25の出力端はインター端子26と接続されて
いる。このインター端子26と空端子27は前記切換え
スイッチSW1と連動操作される切換えスイッチSW2
を介して前記加算器24の入力端と接続されるようにな
っている。
【0008】送信器7の作用を示すと、まずイントラ情
報ではスイッチSW1,SW2は端子9,27とそれぞ
れ接続され、入力端子8から入力されたデータは変換回
路を介してブロック単位で量子化回路14に入力され、
ステップサイズQで量子化され、第1VLC回路15を
介して可変長符号化され出力端子20から通信網へ出力
される。以上が階層符号化の第1段階である。量子化回
路14で発生された誤差は誤差量子化回路17において
ステップサイズQe(Qe<Q)で量子化され、第2V
LC回路16を介して端子21から出力される。以上が
階層符号化の第2段階で、この符号化方式は2段階から
成る階層符号化方式である。
【0009】一方、インター情報では、ステッチSW1
,SW2は端子12,26と接続される。入力画像はマ
クロブロック3に分けられて減算器10で前フレームと
の差分をとり、変換回路13において離散コサイン変換
され、量子化回路14においてステップサイズQで量子
化される。この情報は逆量子化回路22と逆変換回路2
3を経て加算器24で前フレームの参照分を加算されて
フレームメモリ25に蓄えられ、前記減算器10の入力
端に入力される。よって、減算器10は画像の変化分の
みを出力することができる。動き補償回路11は動きベ
クトルゼロのとき、出力をゼロとさせることができる。 通信網では、第2段階の符号化情報セルを第1段階のも
のに優先して廃棄することにより、フレーム間予測及び
動き補償時のエラー伝搬を極力おさえることができる。
【0010】同様の効果をもつ方式として、他に変換回
路13による変換後の変換係数を低域部と高域部に分け
、低域部を第1段階,高域部を第2段階として伝送する
方式などがある(参考:真鍮他,「H261を基本とし
た可変ルート階層符号化方式の検討」ピクチャー・コー
ティング・シンポジウム・ジャパン’90)(9−6)
。これらの符号化方式は、いずれも第1段階までの情報
即ち低域変換係数を用いたぼやけた画像を参照フレーム
としてフレーム間予測又は動き補償を行うものであった
【0011】
【発明が解決しようとする課題】セル廃棄対策のない通
常の方式では、伝送したい情報の全てをつかった参照フ
レームを用いてフレーム間予測や動き補償をおこなうの
で、一度高域まで送られた部分は、特に変化がない限り
、再び情報を伝送する必要がない。よって背景部分など
は一度に伝送されると以後殆ど更新の必要がない。しか
し上記に説明したように、セル廃棄対策のため一部の段
階まのでの情報を用いた低域のみの画像を参照フレーム
として用いる従来方式では、低域交換係数を用いたぼや
けた画像を参照フレームとしてフレーム間予測または動
き補償を行うものであったため、フレーム間差分をとる
毎に高域成分があらわれると、毎フレームについてこの
高域情報を伝送し直さなければならない。つまり符合量
を増加させている。また、動きベクトルがゼロの場合に
はその画像を全て伝送しないような方式であったため、
動きベクルが送信画像とぼやけた像との間で算出されて
いるような場合、本来の動きゼロの状態が確実に捉えら
れておらず、送るべき画像を送らない状態が生じ、伝送
品質を低下させているという問題があった。
【0012】そこで、本発明は、動画像の背景部分など
、実質的に動きの無い画像を含む動画像に対し、例え高
域の多い画像でも不要に符合量を多くすることが無く、
かつ実質的に動きの無い状態を適切に検出することによ
り例え動きベクトルがゼロであっても必要情報は送るこ
ととして高品質の画像を再生することができる動画像符
号化の再生装置を提供することを目的とする。
【0013】 [発明の構成]
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、特許請求の範囲に記載の通りの動画像符号
化の再生装置を構成した。
【0015】
【作用】本発明の動画像符号化・再生装置では、送信ブ
ロックを前フレームの低域成分及び他の成分の合成値と
比較しフレーム間予測または動き補償をする手段を備え
るので、背景部分に輝度の高い部分があっても両画像を
同質的に取扱うことができ、同一内容の画像によっては
その送信を省略することができ、符合量を低減させるこ
とができる。
【0016】また、動きベクトルがゼロであることを検
出する手段と、前フレームの低域成分及び他の成分の合
成値と送信ブロック間の輝度誤差等の誤差を検出する手
段と、前記動きベクトルがゼロで、かつ前記誤差情報ま
たはこれを変形して得られる誤差情報が予め設定した閾
値以下であるとき前記送信ブロックを送信しないことに
する無意情報の判別制御手段とを備えるので、単に動き
ベクトルがゼロであったらこれを送信しないのと比べ、
実質的に動きゼロである場合のみ送信を省略することが
でき、実質的に動ききの無い画像についてのみ前フレー
ムの画像を用いることができ、セル廃棄対策のため生じ
た符号の冗長性をなくし、対策のない場合とほぼ同等の
画質が得られる。。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例に係る動画像符号化
の再生装置の送信部分のブロック図、図2はその受信器
部分のブロック図を示す。図1において、図7で示した
送信器7の各部材と同一機能を果す部材には同一符号を
用いて示す。また、データ構造は図8のものを用いるも
のとする。
【0018】本例の送信器28は、図7に示す送信器7
に対し、変換回路13の出力端に減算器29が接続され
、その出力端に誤差量子化回路30が接続され、その出
力端は前記第2VLC回路16に接続されている。また
、この誤差量子化回路30の出力端には、逆量子化回路
31と加算器32と逆変換回路33と加算器34と第2
フレームメモリ35と減算器36の直列回路が接続され
ている。前記加算器32の一入力端には前記逆量子化回
路22の出力端と接続されている。逆量子化回路22の
出力は前記減算器29の一入力端にも出力される。前記
スイッチSW2から入力される信号は前記加算器34に
入力されるようになっている。
【0019】さらに、前記フレームメモリ25を第1フ
レームメモリとして、その後段には帯域フィルタ37が
介在されている。そして、前記減算器36、動き補償回
路11、量子化回路14の各出力端は、実質的に動きの
無いブロック(無意ブロック)を検出して、これを送信
しないよう量子化回路14、誤差量子化回路30を制御
する無意ブロック判別制御回路(Significan
t  MB)SMBと接続されている。各VLC回路の
後段にはバッファ38,39が設けられている。
【0020】以上の送信器28の構成において、イント
ラ情報では、スイッチSW1,SW2は端子9,27と
それぞれ接続されている。送信ブロックは離散コサイン
変化を行う変換回路13及び量子化回路14を介して第
1VLC回路15に入力され、可変長符号化される。
【0021】インター情報に対してはスイッチSW1,
SW2は端子12,26とそれぞれ接続され、減算器1
0を介して差分信号が出力され可変長符号化される。た
だし現マクロブロックが無意ブロックの場合は、変換係
数はゼロクリアされる。無意ブロックの判別方式につい
ては図3以下で詳述する。量子化回路14で量子化され
たマクロブロック3は、第1VLC回路15において可
変長符号化され伝送される。また逆量子化と逆変換が回
路22,23において行われ、加算器24を介して第1
フレームメモリ25に蓄えられる。
【0022】第2段階の符号化方式を説明する。第2段
階では、減算器29において、変換回路13で変換され
た計数値と、量子化回路14で量子化され逆量子化回路
22で逆量子化された量子化値との差分がとられ、誤差
量子化回路30において任意の方法で再び量子化される
。ただし送信ブロックが無意ブロックの場合、差分はゼ
ロクリアされる。さらに第2VLC回路16において可
変長符号化され伝送される。また逆量子化回路31、逆
変換回路33において第1段階の情報をも合わせた情報
が逆量子化及び逆変換され、加算器34を介して第2フ
レームメモリ35に蓄えられる。ただし送信ブロックが
無意の場合は書き替えを行わない。
【0023】一方、図2に示すように受信器30は、前
記出力端子20,21から出力され、ATM網を介して
入力されだデータをそれぞれ入力するデータ入力端子4
0,41を有し、各端子に、復合回路42,43と、逆
量子化回路44,45の直列回路がそれぞれ接続されて
いる。逆量子化回路44の出力端は逆変換回路46と接
続され、他方の逆量子化回路45は加算器47を介して
他の逆変換回路48と接続されている。この加算器47
には逆量子化回路44の出力情報が入力され、逆量子化
回路45の出力と加算されて逆変換回路48に入力され
る。
【0024】前記逆変換回路46の出力端は加算器49
と接続されている。この加算器49の出力端は第3フレ
ームメモリ50とフィルタ回路51の直列回路と接続さ
れている。このフィルタ回路51の出力端子52は、切
換えスイッチSW3を介して前記加算器49の一入力端
と接続されている。スイッチSW3はイントラ情報では
端子53側にインター情報に対しては前記端子52側に
切換えられるものである。
【0025】前記スイッチSW3と切換え接続される端
子53は、前記逆変換回路48の出力端と接続される加
算器54の一入力端と接続される。加算器54の出力端
にはスイッチ操作回路55と切換え端子56が接続され
、このスイッチ操作回路55で切換え操作されるスイッ
チSW4を介してディスプレイ57と接続される。前記
スイッチSW4は、前記端子56または他の端子58側
と接続されるようになっており、この端子58と前記ス
イッチSW4との間には、スイッチSW4が端子58と
接続されたとき、前記ディスプレイ57に対し前フレー
ムの出力信号をそのまま出力するための第4フレームメ
モリ59が接続されている。
【0026】以上の構成の受信器39において、スイッ
チSW3はイントラ情報に対しては端子53と接続され
、インター情報に対して端子52と接続されている。 また、スイッチSW4は、前述の無意情報に対しては端
子58と接続されるが、有意ブロック情報に対しては端
子56と接続されている。
【0027】従って、イントラ情報に関しては、加算器
54で全段階の情報が加算されてディスプレイ表示され
る。また、インター情報では、第1段階の符号化情報は
逆量子化回路44、逆変換回路46を経たのち第3フレ
ームメモリ50に蓄えられる。第2段階の符号化情報は
復号回路43、逆量子化回路45を経たのち第1段階の
情報と合わせて逆変換回路48において逆変換され、参
照画像であるフレームメモリ50の内容を加算し、第4
フレームメモリ59に蓄えられる。ただし、符号化情報
即ちフレーム間差分情報や動きベクトル情報がないマク
ロブロックの場合には、第4フレームメモリ59を書き
替えない。また画面の該当部分も更新しない。
【0028】誤差について補足すると、本発明方式では
、誤差は送信ブロックから前フレームの該当ブロック(
低域のみ)を差し引いたフレーム間予測誤差と、送信ブ
ロックから前フレームの該当ブロックと動きベクトルの
合成値を引いた動き補償後の誤差と、送信ブロックから
前フレームのきれいな該当ブロック(低域成分と他の成
分の合成値)を引いた有意/無意判定のための誤差の3
種類に分けられる。
【0029】ここに、通常の方式では、動きベクトルと
動き補償後の誤差を送る。または動き補償後の誤差がゼ
ロのとき動きベクトルのみ送る。または動きベクトルが
ゼロのときフレーム間予測誤差を送る。または動きベク
トルのフレーム間予測誤差もゼロのとき何も送らない。
【0030】これに対し、発明方式の場合は、動きベク
トルがゼロのときフレーム間予測を送る場合について、
有意/無意判定のための誤差を特に計算して有意/無意
判定を行う。無意ならば強制的に何も送らないこととし
てしまうことで、高域の送り直しを防ぎ、本当に動いて
いるものの他、動きはないが何かの変化が起きている有
意ブロックのみを残している。
【0031】図3は無意ブロックの判別制御手段SMB
における無意ブロック判別方式の一例を示すロフーチャ
ートである。ステップ301では、イントラ情報または
インター情報が判別される。ステップ302では、動き
ベクトルがゼロであるか否かが判別される。ステップ3
03では、送信ブロックと第2フレームメモリ35との
差分の2乗平均値σ2 を閾値Thr と比較する。イ
ンター情報で、動きベクトルがゼロで、かつσ2 <T
hr のとき、当該送信ブロックは無意情報(無意ブロ
ック)であると判別する。その他の送信ブロックはステ
ップ305で全て有意情報(有意ブロック)であるとす
る。無意ブロックは、実質的に動きの無いブロックであ
ることを意味する。
【0032】一般に、動きベクトルは、ぼやけた画像と
送信画像との間で算出されるので、実質的に動きの有る
ブロックを動きが無いと判別してしまう。これに対し、
本例では、ステップ303を追加しσ2 <Thr の
とき、無意ブロックであると判別するので、より確実に
実際動作を検出し、受信器39において高品質の画像を
再生できる。
【0033】即ち、受信器39のスイッチ操作回路55
は、有意または無意ブロックに応じてスイッチSW4を
操作し、有意ブロックについては加算器54の出力をそ
のままディスプレイ57に表示し、かつ第4フレームメ
モリに蓄積する。そして、無意ブロックでは、スイッチ
SW4を端子58に接続し、第4フレームメモリ59の
記憶内容を充当する。
【0034】図4は他の無意ブロック判別方式を示す。 ステップ401,402はステップ301,302と同
様である。ステップ403は、送信ブロックと第2フレ
ームメモリ35との差分を離散コサイン変換し、所定の
ステップサイズで量子化すると非ゼロになる係数が存在
するか否かを判別するものである。有ればステップ40
5へ移行してこれは有意ブロックであるとする。動きベ
クトルがゼロで、かつ非ゼロ係数が無しの場合、これは
無意ブロックであるとする。これにより、より確実に動
きの無い画像を検出し、高品質の画像を再生できる。
【0035】図5は、aを変換回路13において離散コ
サイン変換を行う情報の2乗平均値、または量子化回路
14において量子化を行った後の情報の2乗平均値とし
、bを送信ブロックと第2フレーム35との差分の2乗
平均値(σ2 )とし、a≧bで無意ブロックを判別す
るものである。
【0036】図6は、さらに他の無意ブロック判別方式
を示すフローチャートである。本例では、ステップ60
3で量子化回路14で量子化後、全ての係数の量子化値
がゼロとなる場合を判別し、これがゼロの場合に当該ブ
ロックを無意ブロックであるとするものである。
【0037】図4〜図6の判別方式を採用する場合には
、図2に示す無意ブロック判別制御回路SMBの信号入
力線を適宜接続変更すれば良い。また、図3〜図6のス
テップ304,404,504,604に示す判別方式
は、適宜組み合わせて使用することができる。
【0038】以上により、本例の動画像符号化・再生装
置によれば、第1,第2の量子化回路14,30を介し
て低域及び高域の画像を階層符号化方式にて符号化し送
信するのでセル廃棄対策に対し対応でき、かつインター
情報において動きベクトルがゼロである場合には、ステ
ップ304、404、504,604に示した判別を追
加することにより実質的に動きの無い画像についてのみ
前フレームの画像を用いることができ、セル廃棄対策の
ため生じた符号の冗長性をなくし、対策のない場合とほ
ぼ同等の画質が得られる。
【0039】本発明は、上記実施例に限定さるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実
施し得る。
【0040】
【発明の効果】以上の通り、本発明は特許請求の範囲に
記載の通りの動画像符号化・再生装置であり、動きベク
トルがゼロであることを検出する手段と、前フレームの
低域成分及び他の成分の合成値と送信ブロック間の輝度
誤差を検出する手段と、前記動きベクトルがゼロで、か
つ前記誤差情報またはこれを変形して得られる誤差情報
が予め設定した閾値以下であるとき前記送信ブロックを
送信しないことにする無意情報判別制御手段とを備えた
ので、単にフレーム間予測誤差があれば全て伝送する場
合と比べ実質的に動きゼロである場合のみ送信を省略す
ることができ、高品質の画像を再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る動画像符号化・再生装
置の送信部分の構成を示すブロック図。
【図2】上記動画像符号化、再生装置の受信器部分の構
成を示すブロック図。
【図3】上記送信器の無意ブロック判別制御回路の無意
ブロック判別方式を示すフローチャート。
【図4】他の無意ブロック判別方式を示すフローチャー
ト。
【図5】その他の無意ブロック判別方式を示すフロート
チャート。
【図6】さらに他の無意ブロック判別方式を示すフロー
チャート。
【図7】従来の動画像符号化の再生装置の一例を示すブ
ロック図。
【図8】CIFフォーマットによるデータ構造を示す説
明図。
【符号の説明】
3  マルチブロック 11  動き補償回路 13  変換回路 14  量子化回路 22,31  逆量子化回路 25  第1フレームメモリ 23,33  逆変換回路 30  誤差量子化回路 35  第2フレームメモリ 50  第3フレームメモリ 55  スイッチ操作回路 59  第4フレームメモリ SMB  無意ブロック判別制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  動画像のフレームを所定の数の画像ブ
    ロックに分けた後、各ブロックを低周波成分と他の成分
    とに分けて階層符号化を行ない、かつフレーム間予測ま
    たは動き補償を用いて符号化を行なう動画像符号化装置
    において、送信対象としての前記画像ブロックを、前フ
    レームの階層化された符号の低周波成分にあたる階層の
    みから復号した画像と比較しフレーム間予測または動き
    補償を行なう手段と、前記送信ブロックを、前フレーム
    の階層化された符号を用いて復号した画像の当該ブロッ
    クと比較し誤差を計算する手段と、前記動き補償の結果
    動きベクトルがゼロであり、かつ前記誤差ないしそれを
    変形して得られる誤差情報が予め設定された閾値以下で
    あるときには、当該送信ブロックを無意情報と判断して
    送信しないと判定する判別制御手段と、を備えたことを
    特徴とする動画像符号化装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記誤差情報は、
    前記誤差の2乗平均値で定義されることを特徴とする動
    画像符号化装置。
  3. 【請求項3】  請求項1において、前記誤差情報は、
    前記輝度誤差を変換し量子化した値で定義されることを
    特徴とする動画像符号化装置。
  4. 【請求項4】  請求項1において、前記閾値は、送信
    器における変換回路またはその後段の量子化回路を通っ
    た後の値の2乗平均値で定義されることを特徴とする動
    画像符号化装置。
  5. 【請求項5】  請求項1において、前記フレーム間予
    測誤差がゼロ及び動きベクトルがゼロの場合は、前記誤
    差の値によらず該ブロックを無意と判断することを特徴
    とする動画像符号化装置。
  6. 【請求項6】  動画像のフレームを所定の数のブロッ
    クに分けた後、各ブロックを低周波成分と他の成分とに
    分けて階層符号化を行ない、かつフレーム間予測または
    動き補償を用いて符号化された符号を再生する動画像再
    生装置において、受信対象としての受信ブロックが、フ
    レーム内符号化情報、フレーム間予測誤差情報、動きベ
    クトル情報のいずれも持たない時には、当該受信ブロッ
    クを無意情報と判断する無意情報判別手段と、前記受信
    ブロックが無意でないとき、受信した前フレームの階層
    化された符号の低周波成分にあたる階層のみから復号し
    た画像を予測値として復号を行なう手段と、前記受信ブ
    ロックが無意情報であるとき、受信した前フレームの階
    層化された符号を用いて復号した画像に該当するブロッ
    クを復号値とする手段と、を備えたことを特徴とする動
    画像再生装置。
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JP3131432A Pending JPH04357788A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 動画像符号化装置及び動画像再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9905414B2 (en) 2000-09-28 2018-02-27 President And Fellows Of Harvard College Vapor deposition of metal oxides, silicates and phosphates, and silicon dioxide

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