JPH04357697A

JPH04357697A - 照明制御装置

Info

Publication number: JPH04357697A
Application number: JP3079869A
Authority: JP
Inventors: Isao Sasao; 笹尾　勇夫
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1991-04-12
Filing date: 1991-04-12
Publication date: 1992-12-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、照明制御装置に関する
ものであり、特に、ビル内の複数の照明器を集中して制
御できる照明制御装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、夜間等にビル内が無人となっ
た後には、警備のために警備員がビル内を巡回している
。通常、ビル内の各部屋及び共用部等の各照明は、最終
退室者等が消灯している。したがって、警備員が巡回す
る場合には、懐中電灯によるか、或いは巡回経路に沿っ
て点検領域の照明スイッチを順次点灯及び消灯を繰返し
ながら巡回しなければならない。

【０００３】また、近年においては、ビル内の各照明の
点灯及び消灯をビル管理システムによって集中して制御
することも行なわれている。

【０００４】図４は従来の照明制御装置を示すシステム
構成図である。図において、１はビル内の各照明を一個
所で集中して制御する照明集中制御器、２は各種の信号
が伝送される信号線、３ａ〜３ｎは照明集中制御器１に
信号線２を介して接続されている端末制御器、４ａ１　
〜４ｎ２　は各端末制御器３ａ〜３ｎに接続された電灯
等の照明器である。

【０００５】この構成の照明制御装置では、照明集中制
御器１からの出力信号が信号線２を介して各端末制御器
３ａ〜３ｎに伝送される。この信号によって、各端末制
御器３ａ〜３ｎは該当する照明器４ａ１　〜４ｎ２　を
制御する。

【０００６】次に、この照明制御装置の動作について述
べる。図５は従来の照明制御装置の動作を示すフローチ
ャートである。

【０００７】図において、ステップＳ１で退出者がビル
の最終退館者か否かを判断する。この最終退館者か否か
の判断は、カードリーダ等を利用して自動的に判断した
り、或いは、前もって各領域に在館する人の勤務時間を
スケジューリングしておき、このスケジューリングに従
って判断したりする。退出者が最終退館者の場合には、
ビル内が無人になっている筈であるから、ステップＳ２
で各領域及び共用部の照明を消灯し、ビル内全体を消灯
状態にして、この消灯時の制御ルーチンを終了し、メイ
ン制御のルーチンに戻る。一方、最終退館者でない場合
には、ビル内には未だ在館者がいる領域がある筈である
から、ステップＳ３で人のいない該当領域の照明のみを
消灯し、共用部や人が残っている領域の照明は点灯状態
のままとする。そして、再びステップＳ１の判断動作に
戻る。この一連の動作によって、ビル内の複数の照明器
の消灯を集中して制御している。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の照
明制御装置では、ビル内の在館者及び退館者に対する照
明制御を行なうものであり、夜間等の警備員による巡回
時の照明制御はできなかった。したがって、警備員は懐
中電灯のみによって巡回するか、或いは、点検領域の照
明スイッチを巡回に応じて、その都度、操作しなければ
ならなかった。このため、巡回作業が極めて面倒であり
、また、懐中電灯のみによる巡回では、点検漏れが起き
る可能性もあった。

【０００９】また、従来の巡回に関する照明制御装置と
しては、特開昭６４−８６４９０号公報に掲載の技術が
あり、この公報には、巡回専用のワイヤレス操作機を用
いて、照明の点灯及び消灯をしながら巡回する技術が開
示されている。しかしながら、この巡回専用のワイヤレ
ス操作機のスイッチ操作は警備員が行なう必要があった
。したがって、操作ミス等による点検漏れが起きる可能
性を有していた。

【００１０】そこで、この発明は、警備員が各種のスイ
ッチ操作を行なう必要がなく、巡回作業が極めて簡単で
、しかも、点検漏れのない巡回ができる照明制御装置の
提供を課題とするものである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明においては、ビル
内の複数の照明器の点灯及び消灯を集中して管理する照
明集中管理手段と、前記ビル内の巡回スケジュールに応
じた制御モードの設定が可能な巡回制御モード設定手段
と、前記巡回制御モードの設定時には、前記複数の各照
明器の点灯及び消灯を予め定められた巡回スケジュール
に従って順次制御する照明制御手段とを具備するもので
ある。

【００１２】

【作用】この発明の照明制御装置においては、照明集中
管理手段でビル内の複数の照明器の点灯及び消灯を集中
して管理し、巡回制御モード設定手段でビル内の巡回ス
ケジュールに応じた制御モードを設定し、この巡回制御
モードの設定時には、照明制御手段で前記複数の各照明
器の点灯及び消灯を予め定められた巡回スケジュールに
従って順次制御するものであるから、警備員の巡回経路
及び時間等に応じて各照明器の点灯及び消灯を適宜制御
でき、警備員は懐中電灯によって巡回する必要がなく、
また、点検領域の照明スイッチやワイヤレス操作機等の
スイッチの操作を巡回の度に行なう必要もない。

【００１３】

【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をする
。

【００１４】〈第一実施例〉図１は本発明の第一実施例
である照明制御装置を示すシステム構成図である。図中
、上記従来例と同一符号及び記号は上記従来例の構成部
分と同一または相当する構成部分を示す。

【００１５】図において、５はビル内の巡回スケジュー
ルに応じた制御モードの設定、及び通常の制御モードの
設定を行なうモード設定スイッチである。また、本実施
例の照明制御装置においても、照明集中制御器１からの
出力信号が信号線２を介して各端末制御器３ａ〜３ｎに
伝送され、この信号によって、各端末制御器３ａ〜３ｎ
は該当する照明器４ａ１　〜４ｎ２　を制御する。

【００１６】次に、この照明制御装置の動作について述
べる。図２は本発明の第一実施例である照明制御装置の
動作を示すフローチャートである。

【００１７】図において、ステップＳ１１で制御モード
の設定を行なう。この設定動作はモード設定スイッチ５
によって行ない、巡回制御モード及び通常制御モードを
実行順序も含めて設定する。そして、ステップＳ１２で
前記制御モードの判定を行なう。この判定は巡回制御モ
ードか通常制御モードかの判断を行なう。巡回制御モー
ドの場合には、ステップＳ１３に進み、巡回制御モード
に応じて複数の各照明器の点灯及び消灯を予め定められ
た巡回スケジュールに従って順次制御する。即ち、警備
員の巡回経路及び巡回時間等のスケジュールに合わせて
ビル内の各領域の照明制御を行なう。また、通常制御モ
ードの場合には、ステップＳ１４に進み、通常制御モー
ドに応じて複数の各照明器の点灯及び消灯を制御する。この通常制御モードによる照明の制御は、例えば、従来
例の図５で述べたような制御動作である。このステップ
Ｓ１３またはステップＳ１４の照明制御を終えた後、ス
テップＳ１５で設定済の他の制御モードがあるか否かを
判断し、他の制御モードがある場合には、再び、ステッ
プＳ１２に戻る。そして、上記と同様に、次に設定され
ている制御モードの判定を行ない、その制御モードに応
じて、ステップＳ１３またはステップＳ１４の照明制御
を行なう。設定済の全ての制御モードによる照明制御を
終えることにより、この制御ルーチンは終了し、メイン
制御のルーチンに戻る。こうして、各制御モードの実行
順序に従って順次所望の照明制御を行なう。

【００１８】このように、本実施例の照明制御装置は、
ビル内の複数の照明器４ａ１　〜４ｎ２　の点灯及び消
灯を集中して管理する照明集中管理手段として機能する
照明集中制御器１と、前記ビル内の巡回スケジュールに
応じた制御モードの設定が可能な巡回制御モード設定手
段として機能するモード設定スイッチ５と、前記巡回制
御モードの設定時には、前記複数の各照明器４ａ１　〜
４ｎ２　の点灯及び消灯を予め定められた巡回スケジュ
ールに従って順次制御する図２のフローチャートのステ
ップＳ１３の如き照明制御を行なう照明制御手段とを備
えている。

【００１９】即ち、本実施例の照明制御装置は、照明集
中制御器１（照明集中管理手段）でビル内の複数の照明
器４ａ１　〜４ｎ２　の点灯及び消灯を集中して管理し
、モード設定スイッチ５（巡回制御モード設定手段）で
ビル内の巡回スケジュールに応じた制御モードを設定し
、この巡回制御モードの設定時には、照明制御手段で前
記複数の各照明器４ａ１　〜４ｎ２　の点灯及び消灯を
予め定められた巡回スケジュールに従って順次制御する
ものである。

【００２０】したがって、警備員の巡回経路及び巡回時
間等のスケジュールに合わせてビル内の各領域の照明制
御を行なうように巡回制御モードを設定することにより
、警備員の巡回経路及び巡回時間等に応じて各照明器４
ａ１　〜４ｎ２　の点灯及び消灯が適宜制御されるから
、従来のように、警備員は懐中電灯によって巡回する必
要がないので、点検漏れも起きず、警備の信頼性が向上
する。また、点検領域の照明スイッチやワイヤレス操作
機等のスイッチを巡回の度に警備員が操作する必要もな
いので、巡回作業が極めて簡単になり、警備員の巡回作
業の負担軽減が図れる。

【００２１】〈第二実施例〉図３は本発明の第二実施例
である照明制御装置を示すシステム構成図である。図中
、上記従来例及び第一実施例と同一符号及び記号は上記
従来例及び第一実施例の構成部分と同一または相当する
構成部分を示す。

【００２２】図において、６は信号線、７ａ〜７ｎは人
体検出用の赤外線センサであり、これらの各センサ７ａ
〜７ｎは信号線６を介して照明集中制御器１に接続され
ている。また、本実施例の照明制御装置においても、照
明集中制御器１からの出力信号は信号線２を介して各端
末制御器３ａ〜３ｎに伝送され、この信号によって、各
端末制御器３ａ〜３ｎは該当する照明器４ａ１　〜４ｎ
２　を制御する。そして、巡回制御モードの設定、及び
通常制御モードの設定を行なうモード設定スイッチ５が
照明集中制御器１に接続されている。

【００２３】この構成の照明制御装置は、人を検出する
センサ７ａ〜７ｎがビル内の巡回領域の適当な位置に適
宜配設されており、この各センサ７ａ〜７ｎによって警
備員が巡回領域に入ったことを検出する。この各センサ
７ａ〜７ｎの検出信号は信号線６を介して照明集中制御
器１に入力される。そして、照明集中制御器１はセンサ
７ａ〜７ｎからの検出信号とモード設定スイッチ５によ
る巡回制御モードとの組合わせにより、実際の巡回に応
じて該当領域の照明制御を適正に行なう。したがって、
警備員が巡回スケジールどうり忠実に巡回できない場合
にも、センサ７ａ〜７ｎによって巡回中の警備員の実際
の位置が的確に把握されるので、例えば、実際の巡回領
域と巡回制御モードによって照明制御される領域との間
に若干の位置的及び時間的な誤差等が生じても、該当領
域の照明時間を延長或いは短縮する等して、この誤差を
適宜是正することができる。

【００２４】このように、本実施例の照明制御装置も、
上記第一実施例と同様に、ビル内の複数の照明器４ａ１
　〜４ｎ２　の点灯及び消灯を集中して管理する照明集
中制御器１（照明集中管理手段）と、前記ビル内の巡回
スケジュールに応じた制御モードの設定が可能なモード
設定スイッチ５（巡回制御モード設定手段）と、前記巡
回制御モードの設定時には、前記複数の各照明器４ａ１
〜４ｎ２　の点灯及び消灯を予め定められた巡回スケジ
ュールに従って順次制御する照明制御を行なう照明制御
手段とを備えている。加えて、本実施例においては、照
明集中制御器１に信号線６を介して接続された人体検出
用のセンサ７ａ〜７ｎを備えており、これが前記照明制
御手段による照明制御と実際の巡回作業との誤差を是正
する巡回誤差是正手段として機能する。

【００２５】即ち、本実施例の照明制御装置は、照明集
中制御器１（照明集中管理手段）でビル内の複数の照明
器４ａ１　〜４ｎ２　の点灯及び消灯を集中して管理し
、モード設定スイッチ５（巡回制御モード設定手段）で
ビル内の巡回スケジュールに応じた制御モードを設定し
、この巡回制御モードの設定時には、照明制御手段で前
記複数の各照明器４ａ１　〜４ｎ２　の点灯及び消灯を
予め定められた巡回スケジュールに従って順次制御する
とともに、前記照明制御手段による照明制御と実際の巡
回作業との誤差を巡回誤差是正手段によって是正する。

【００２６】したがって、本実施例においても、上記第
一実施例と同様に、警備員の巡回経路及び巡回時間等の
スケジュールに合わせてビル内の各領域の照明制御を行
なうように巡回制御モードを設定することにより、警備
員の巡回経路及び巡回時間等に応じて各照明器４ａ１　
〜４ｎ２　の点灯及び消灯が適宜制御されるから、警備
員は懐中電灯によって巡回する必要がないので、点検漏
れも起きず、警備の信頼性が向上する。また、点検領域
の照明スイッチやワイヤレス操作機等のスイッチを巡回
の度に警備員が操作する必要もないので、巡回作業が極
めて簡単になり、警備員の巡回作業の負担軽減が図れる
。しかも、本実施例においては、警備員が巡回スケジー
ルどうり忠実に巡回できない場合にも、巡回中の警備員
の実際の位置が的確に把握され、実際の巡回領域と巡回
制御モードによって照明制御される領域との間に生ずる
位置的及び時間的な誤差を、該当領域の照明時間を延長
或いは短縮する等して、適宜是正することができる。こ
の結果、実際の巡回作業に即した照明制御が可能になり
、無駄な照明点灯時間を短縮でき、効率のよい照明制御
ができるので、電力の節約になり、省エネにも寄与でき
る。

【００２７】ところで、上記第二実施例の説明では、人
体検出用のセンサ７ａ〜７ｎとして赤外線センサを用い
たが、この種のセンサに限定されるものではなく、この
他に超音波センサ等でもよく、警備員を的確に検出でき
るものであればよい。

【００２８】また、上記各実施例の説明では、モード設
定スイッチ５で各制御モードの設定を行なったが、照明
集中制御器１に接続可能なモード設定スイッチ５以外の
、例えば、キーボード、ライトペン、マウス等のマシン
インターフェイス用の入力機器を用いてもよい。

【００２９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の照明制御
装置は、照明集中管理手段と、巡回制御モード設定手段
と、照明制御手段とを備え、照明集中管理手段でビル内
の複数の照明器の点灯及び消灯を集中して管理し、巡回
制御モード設定手段でビル内の巡回スケジュールに応じ
た制御モードを設定し、この巡回制御モードの設定時に
は、照明制御手段で前記複数の各照明器の点灯及び消灯
を予め定められた巡回スケジュールに従って順次制御す
ることにより、警備員の巡回経路及び時間等に応じて各
照明器の点灯及び消灯を適宜制御でき、警備員は懐中電
灯によって巡回する必要がなく、また、点検領域の照明
スイッチやワイヤレス操作機等のスイッチの操作を巡回
の度に行なう必要もないので、点検漏れも起きず、警備
の信頼性が向上するとともに、巡回作業が極めて簡単に
なり、警備員の巡回作業の負担軽減が図れる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明の第一実施例である照明制御装置
を示すシステム構成図である。

【図２】図２は本発明の第一実施例である照明制御装置
の動作を示すフローチャートである。

【図３】図３は本発明の第二実施例である照明制御装置
を示すシステム構成図である。

【図４】図４は従来の照明制御装置を示すシステム構成
図である。

【図５】図５は従来の照明制御装置の動作を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１　　　　照明集中制御器２　　　　信号線３ａ〜３ｎ　　端末制御器４ａ１　〜４ｎ２　　　照明器５　　　　モード設定スイッチ６　　　　信号線７ａ〜７ｎ　　センサ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　ビル内の複数の照明器の点灯及び消灯
を集中して管理する照明集中管理手段と、前記ビル内の
巡回スケジュールに応じた制御モードの設定が可能な巡
回制御モード設定手段と、前記巡回制御モードの設定時
には、前記複数の各照明器の点灯及び消灯を予め定めら
れた巡回スケジュールに従って順次制御する照明制御手
段とを具備することを特徴とする照明制御装置。