JPH04357289A - 自動引き戸装置 - Google Patents

自動引き戸装置

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JPH04357289A
JPH04357289A JP3233593A JP23359391A JPH04357289A JP H04357289 A JPH04357289 A JP H04357289A JP 3233593 A JP3233593 A JP 3233593A JP 23359391 A JP23359391 A JP 23359391A JP H04357289 A JPH04357289 A JP H04357289A
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sliding door
motor
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gear mechanism
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Yoshikuni Izumisaka
佳邦 泉阪
Kunio Yoshimura
吉村 国男
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動力で開閉させるこ
とができると共に手動でも開閉できるようにした自動引
き戸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モーターを原動機として用い、電動力で
引き戸をスライド移動させるようにした自動引き戸装置
が提供されている。この自動引き戸装置ではモーターの
回転を歯車機構で減速比大きく減速して回転駆動力を伝
達するようにしている。このようにモーターを作動させ
ることによって引き戸をスライドさせて自動開閉をおこ
なうのであるが、故障時やその他、手動操作で引き戸を
開閉させる必要のあるときがある。このために従来は、
歯車機構にクラッチ装置を設けて伝達を切り離すことに
よって、引き戸を手動で開閉できるようにしている。し
かしこのようにクラッチ装置を設けると装置全体の構造
が複雑になると共にコストアップになるという問題があ
る。
【0003】そこで、歯車機構としてモーターの回転動
力を引き戸に伝えると共に引き戸を手動で動かすときに
は引き戸からモーターへ回転力が伝わるように正逆両方
向に回転を伝達できるものを採用することが試みられて
いる。このものでは電動開閉時にはモーターの回転駆動
力が歯車機構から引き戸に伝わって引き戸を自動開閉す
ることができ、また手動に切り換えて引き戸を手動で移
動させると引き戸の移動に従って歯車機構からモーター
へ回転力が伝わり、モーターを空転させるようにして引
き戸を手動開閉することができるものであり、クラッチ
装置が不要になるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにモ
ーターを空転させるようにして引き戸を手動開閉すると
、直流のモーターは空転される際に逆起電力が発生して
モーターの回転に制動が加わり、これが抵抗となってモ
ーターを空転させるのに大きな力が必要になり、引き戸
の手動開閉が困難になるおそれがあるという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、手動で容易に引き戸を開閉することができる自動
引き戸装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、モーター1を
原動機とし歯車機構7を介して動力を伝達して引き戸6
をスライド移動させると共に、引き戸6を手動で移動さ
せるときには歯車機構7を介してモーター1に回転力が
伝達されてモーター1が空転されるようにした自動引き
戸装置において、引き戸6の手動移動時にモーター1の
端子間が開放状態になるようにすることを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】引き戸6の手動移動時にモーター1の端子間が
開放状態になるようにしているために、引き戸6を手動
開閉する際にモーター1が空転されても開放されたモー
ター回路には逆起電力は発生しない。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図3
は引き戸6を吊り下げ支持してスライド移動させるため
のレール10を示すものであり、レール10の下端には
略全長に亘る断面V字形のガイドレール部11が設けて
ある。このガイドレール部11に吊り金具12を走行自
在に取り付けると共に吊り金具12に引き戸6を吊り下
げることによって、引き戸6をレール10に沿ってスラ
イド移動できるようにしてある。
【0009】レール10の一方の端部には直流モーター
1及びモーター1と一体的に結合されたギヤボックス1
3が取り付けてある。モーター1の出力軸14は図2に
示すようにギヤボックス13に差し込んであり、出力軸
14にはウォームとして形成される駆動歯車2が固定し
てある。またギヤボックス13内には回転軸15が出力
軸14と交わらないで直角に配置される被動歯車3が取
り付けてあり、このウォームホイールとして形成される
被動歯車3を駆動歯車2と図4に示すように噛合させて
ある。被動歯車3の片面には平歯車として形成される歯
車部16が一体に設けてあり、ギヤボックス13内に設
けた平歯車として形成される出力歯車17に歯車部16
を噛合させてある。出力歯車17はギヤボックス13に
回転自在に取り付けた回転伝達軸18に固着して取り付
けてあり、図6(a)のように回転伝達軸18のギヤボ
ックス13から突出する先部には原動プーリー4が固着
して取り付けてある。上記駆動歯車2、被動歯車3及び
出力歯車17によってモーター1の駆動力を原動プーリ
ー4に伝達する歯車機構7が形成されるものである。
【0010】ここで、図5(a)に示すように、上記駆
動歯車2に設けられる歯2aの歯スジは回転軸(すなわ
ちモーター1の出力軸14)に対して傾斜させて、ハス
バ歯車の形態で形成してあり、また図5(b)に示すよ
うに、被動歯車3に設けられる歯3aの歯スジは回転軸
15に対して傾斜させて、ハスバ歯車の形態で形成して
ある。駆動歯車2の歯2aの歯スジの傾斜角度や、被動
歯車3の歯3aの歯スジの傾斜角度は、45°の角度に
設定するのが好ましい。
【0011】また、レール10にはギヤボックス13の
近傍と他方の端部にそれぞれプーリー軸19,20が突
設してあり、それぞれの先端に二条プーリー21と一条
プーリー22(図6(c)に図示する)が回転自在に取
り付けてある。輪状に形成されるロープ5を原動プーリ
ー4に複数重に巻き付けると共にこのロープ5を原動プ
ーリー4と二条プーリー21との間でクロスさせて二条
プーリー21に懸け、さらに一条プーリー22に懸け渡
すことによって、ロープ5をレール10に沿って懸架し
てある。引き戸6はこのロープ5に連結固定してあり、
ロープ5が走行されることによって引き戸6をガイドレ
ール部11に沿ってスライドさせることができるもので
ある。またロープ5には検知体23が固定して取り付け
てあり、検知体23はレール10に取り付けたガイド棒
24に沿って左右にスライド移動されるようにしてある
。このガイド棒24の端部位置においてレール10にリ
ミットスイッチなどで形成されるスイッチ25が図6(
b)に示すように設けてある。
【0012】図1はモーター1の駆動を制御する制御回
路を示すものであり、リレーRy1 、リレーRy2 
及びリレーRy3 を設けて形成してある。しかしてま
ず引き戸6を電動で開動作させる場合には、図1(a)
のようにリレーRy1 及びリレーRy3 をONにす
ると共にリレーRy2 をOFFにすることによって、
電源Vからの給電によってモーター1を正回転させ、こ
の正回転を駆動歯車2から被動歯車3に減速させて伝達
すると共にさらに被動歯車3の歯車部16から出力歯車
17に減速させて伝達し、回転伝達軸18によって原動
プーリー4を正回転駆動させる。このように原動プーリ
ー4を正回転させることによってロープ5を走行させ、
このロープ5の走行に従って引き戸6を開方向にスライ
ド移動させることができるのである。引き戸6が全開の
直前にまで達すると、図1(b)のようにリレーRy1
 及びリレーRy2 がOFFになると共にリレーRy
3 がONになる。 このように電源Vからモーター1への給電が停止される
が、慣性力でモーター1は回転を続けるために引き戸6
が大きな衝撃で戸当たり等に衝突するおそれがある。こ
のために図1(b)のようにリレーRy3 をONにし
てモーター回路を閉じた状態にするものであり、モータ
ー1の空転によって逆起電力を発生させ、この逆起電力
の発生を負荷としてモーター1の回転に制動力を与え、
引き戸6の移動にブレーキをかけることができるように
してある。
【0013】次に、引き戸6を電動で閉動作させる場合
には、図1(c)のようにリレーRy1 をOFFにす
ると共にリレーRy2 及びリレーRy3 をONにす
ることによって、電源Vからの給電によってモーター1
を逆回転させ、この逆回転を駆動歯車2から被動歯車3
に減速させて伝達すると共にさらに被動歯車3の歯車部
16から出力歯車17に減速させて伝達し、回転伝達軸
18によって原動プーリー4を逆回転駆動させる。この
ように原動プーリー4を逆回転させることによってロー
プ5を逆向きに走行させて引き戸6を閉方向にスライド
移動させることができるのである。引き戸6が全閉の直
前にまで達すると、図1(d)のようにリレーRy1 
及びリレーRy2 がOFFになると共にリレーRy3
 がONになり、前記と同様にしてモーター1の空転に
よって逆起電力を発生させて引き戸6の移動にブレーキ
をかけることができるようにしてある。これらのリレー
Ry1 、リレーRy2 、リレーRy3 のON・O
FFの切替えは、ロープ5の走行に伴って移動される検
知体23がスイッチ25に当たることによって自動的に
おこなわれるようにしてある。
【0014】次に、手動で引き戸6を開閉させるにあた
って引き戸6を手で押したり引いたりして移動させると
、引き戸6の移動に伴ってロープ5が走行され、ロープ
5の走行に伴って原動プーリー4が回転される。そして
この原動プーリー4の回転による動力は出力歯車17か
ら被動歯車3へと伝達される。ここで、既述のように駆
動歯車2の歯2aの歯スジや被動歯車3の歯3aの歯ス
ジを傾斜させてハスバ歯車の形態で形成してあるために
、駆動歯車2から被動歯車3へと動力が伝達されるよう
に回転させることができるのは勿論、被動歯車3から駆
動歯車2へと動力が伝達されるように回転させることも
できるものであり、この駆動歯車2や被動歯車3等で形
成される歯車機構7はモーター1の回転動力を原動プー
リー4に伝達することができると共に逆に原動プーリー
4の回転をモーター1に伝達することができる。従って
原動プーリー4の回転による動力は被動歯車3から駆動
歯車2に伝達されてモーター1を空転させることができ
るものであって、このようにモーター1を空転させるよ
うにして引き戸6を手動でスライドさせて開閉すること
ができ、従来のようにクラッチ装置を設けるような必要
がなくなるものである。またこのように出力歯車17か
ら被動歯車3、駆動歯車2へと逆の経路で回転動力を伝
達させるようにして引き戸6を手動で開閉するにあたっ
て、引き戸6の手動によるスライドがスムーズになるよ
うに、モーター1から原動プーリー4に至る減速歯車機
構の減速比はなるべく小さくするのが好ましく、また歯
車の数を少なくして輪列の伝達ロスを小さくするのがよ
い。図の実施例では駆動歯車2と被動歯車3の間、歯車
部16と出力歯車17の間の2か所のみで噛合している
でだけであるために、伝達ロスを最大限に小さくするこ
とができるものである。
【0015】ここで、上記のようにモーター回路が閉じ
られた状態にあるとモーター1が空転されるときに逆起
電力が生じて回転に制動が加わるために、手動で引き戸
6を開閉するときにはこれが抵抗となって大きな力を要
することになる。このために引き戸6を自動開閉しない
ときには、電源が絶たれると図1(e)のように、リレ
ーRy1 及びリレーRy2 がOFFになると共にリ
レーRy3 もOFFになるようにしてあり、リレーR
y3のOFFでモーター1の端子間が開放されるように
し、モーター回路を開放状態にしてモーター1の空転に
よって逆起電力が発生しないようにしてある。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明は、モーターを原動
機とし歯車機構を介して動力を伝達して引き戸をスライ
ド移動させると共に、引き戸を手動で移動させるときに
は歯車機構を介してモーターに回転力が伝達されてモー
ターが空転されるようにした自動引き戸装置において、
引き戸の手動移動時にモーターの端子間が開放状態にな
るようにしたので、引き戸を手動で動かして手動開閉す
る際にモーターが空転されても、モータ回路は開放状態
になっていて逆起電力が発生することを防止できるもの
であり、逆起電力の発生による抵抗なく引き戸を手動で
容易に開閉することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるモーターの制御回路
を示すものであり、(a)乃至(e)はリレーのON・
OFFの状態をそれぞれ示すものである。
【図2】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
一部省略した正面図、(b)は一部省略した平断面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例を示す縮小した正面図である
【図4】本発明に用いるウォームとウォームホーイルの
噛合状態の斜視図である。
【図5】本発明に用いるウォームとウォームホーイルを
示すものであり、(a)はウォームの平面図、(b)ウ
ォームホーイルの平面図である。
【図6】本発明の一実施例を示すものであり、(a)は
図2(a)のイ−イ線拡大断面図、(b)は図2(a)
のロ−ロ線拡大断面図、(c)は図2(a)のハ−ハ線
拡大断面図である。
【符号の説明】
1  モーター 6  引き戸 7  歯車機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モーターを原動機とし歯車機構を介し
    て動力を伝達して引き戸をスライド移動させると共に、
    引き戸を手動で移動させるときには歯車機構を介してモ
    ーターに回転力が伝達されてモーターが空転されるよう
    にした自動引き戸装置において、引き戸の手動移動時に
    モーターの端子間が開放状態になるようにすることを特
    徴とする自動引き戸装置。
JP3233593A 1991-09-13 1991-09-13 自動引き戸装置 Expired - Lifetime JP2559928B2 (ja)

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JP3233593A JP2559928B2 (ja) 1991-09-13 1991-09-13 自動引き戸装置

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JP3121642A Division JPH04350282A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 自動引き戸装置

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JPH04357289A true JPH04357289A (ja) 1992-12-10
JP2559928B2 JP2559928B2 (ja) 1996-12-04

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58111780U (ja) * 1982-01-25 1983-07-30 株式会社ナブコ 自動扉開閉装置
JPS58126379U (ja) * 1982-02-19 1983-08-27 トヨタ車体株式会社 車両用ドアの開閉制御装置
JP3075284U (ja) * 2000-07-31 2001-02-16 不二サッシ株式会社 出窓の地板固定アングル板

Patent Citations (3)

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JP3075284U (ja) * 2000-07-31 2001-02-16 不二サッシ株式会社 出窓の地板固定アングル板

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JP2559928B2 (ja) 1996-12-04

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Effective date: 19960723