JPH0435674Y2 - - Google Patents

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JPH0435674Y2
JPH0435674Y2 JP1987198076U JP19807687U JPH0435674Y2 JP H0435674 Y2 JPH0435674 Y2 JP H0435674Y2 JP 1987198076 U JP1987198076 U JP 1987198076U JP 19807687 U JP19807687 U JP 19807687U JP H0435674 Y2 JPH0435674 Y2 JP H0435674Y2
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lubricating oil
oil
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tank
throttle
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は流路を流れる圧縮空気への潤滑油の噴
霧混合を断続可能にした噴霧給油器に関する。
〔従来の技術〕
従来の、この種の噴霧給油器は、実公昭62−
15593号公報に示される如き構成から成り、圧縮
空気の流路中に絞り部を設け、絞り部後の流路圧
力を導いている潤滑油貯蔵のタンクと絞り部によ
る圧力低下部との差圧を用いてタンク内の潤滑油
を絞り弁を設置した送出路をへて油滴下室に送
り、さらに油滴下室から、圧縮空気中への噴霧混
合のため絞り部へ送るよう設けると共に、絞り部
前の流路と送出路の絞り弁前個所とを連通路で連
通し、この連通路に電磁開閉弁を設けて該弁の開
作動で送出路に絞り部前の流路から圧縮空気を導
くことで流路を流れる圧縮空気への潤滑油の噴霧
混合を停止するよう設けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、かかる構成では、圧縮空気に潤滑油
を噴霧混合の作動状態から電磁開閉弁を開操作す
ると、絞り部前の流路からタンク内より高圧の圧
縮空気が送出路に導入される結果、タンクからの
送出路への潤滑油の送出は即座に停止するが、連
通路の連通個所から油滴下室にかけての送出路を
満たしていた多量の潤滑油は、流出されつくすま
で、導入される高圧の圧縮空気で押圧されて電磁
開閉弁の開操作以前より大きい流量で絞り弁をへ
て油滴下室へと流出、滴下されて絞り部へ送られ
るため、圧縮空気への潤滑油の噴霧混合の停止が
速やかに行なわれず、また圧縮空気へ混合される
潤滑油の濃度が一時的に大きくなる問題点があ
る。
本考案はかかる問題点を解消するもので、圧縮
空気へ混合する潤滑油の濃度を格別に変化させな
いと共に、圧縮空気への潤滑油の噴霧混合の停止
が速やかに得られる噴霧給油器を提供するもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕 このため本考案は圧縮空気の流入口と流出口を
有する給油器本体内に流入流出口間を連通してそ
の途中に圧縮空気の流れを増速作用する絞り部を
設けた流路を形成し、流路の絞り部位置より下方
の位置へ潤滑油を貯蔵するタンクを設けてタンク
内を絞り部後の流路に連通し、絞り部位置より上
方の位置へ設けた油滴下室へタンク内の潤滑油を
送出して滴下させる送出路を設け、油滴下室へ滴
下した潤滑油を流路の圧縮空気へ噴霧可能に滴下
路を絞り部に開口して設け、送出路に潤滑油の滴
下油量を調整する絞り弁とタンクからの潤滑油の
流れのみを許容して逆止め弁とを設け、油滴下室
と絞り部前の流路間を連通してその連通路には連
通路を開閉可能に開閉弁を設けるように構成し
た。
〔作用〕
かかる本考案の構成において、連通路を閉じて
流入口から流出口へ流れる圧縮空気に潤滑油を噴
霧混合の作動状態で、開閉弁を操作して絞り部前
の流路の圧縮空気を連通路を介し油滴下室へ導入
すると、この導入空気圧力は、絞り部後の流路圧
力が作用するタンク内圧力より高圧のため送出路
から油滴下室への潤滑油の滴下は即座に停止す
る。そして、油滴下室から滴下路には、たとえ潤
滑油が存在していたとしても、せいぜい、連通路
から圧縮空気を導入する直前に滴下された潤滑油
が残留している程度の少量にすぎず、この残留潤
滑油は油滴下室へ導入の圧縮空気により迅速に絞
り部から圧縮空気中へ噴霧されつくして、潤滑油
の噴霧混合の停止が速やかに得られ、またこの残
留潤滑油は少量なので格別に圧縮空気への潤滑油
の混合濃度を変えるものではない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図ないし第3図において、1は給油器本体を
示し、圧縮空気の圧力源側へ接続する流入口2と
空気アクチユエータ側へ接続する流出口3を有
し、内部には流入口2と流出口3に連設の流路
4,5を夫々下面に開口して設けている。6は給
油器本体1の下面へ一体的に固着したタンク部材
で、流路4,5が開口位置される部分の側面を凹
上に窪ませて給油器本体1とで空間7を形成し、
この空間7を介し流路4,5間が連通されて圧縮
空気の流路を形成していると共に、空間7の底部
すなわちタンク部材6には潤滑油を貯蔵する小容
量の二次タンク8を形成している。9は給油器本
体1の流路4中に配置した絞り部材で、内部に流
路4と連通し圧縮空気の流れを増速作用させるた
めの絞り部としての絞り孔11を有する絞り流路
10を貫設形成している。12は絞り部材9の上
方位置に配置した潤滑油吐出部材で、内部に絞り
孔11に開口して潤滑油を圧縮空気に吐出噴霧可
能に滴下路13を設けている。14は給油器本体
1の流路4の下面開口部に螺合固着した棒状のプ
ラグ部材で、内部に絞り部材9の絞り通路10と
空間7間を連通して流入流出口間の連通流路と成
す流通孔15を設けている。16は一端を滴下路
13が開口する油滴下室17に連通し他端を二次
タンク8に連通する送出路で、送出路16には二
次タンク8からの潤滑油の流れのみを許容する逆
止め弁18を設けている。19は送出路16を流
れる潤滑油量を調整する絞り弁である。20は大
容量の潤滑油を貯蔵する一次タンクで、タンク部
材6の下面に中空状の筒部材21を介在して筒部
材21の下方開口部を閉塞するよう蓋部材22を
締結部材23により固着させて形成している。2
4は一次タンク20内に区画形成して二次タンク
8へ送出する潤滑油を貯蔵する中間タンクで、中
空状の小形筒部材25をタンク部材6と蓋部材2
2間に密封狭着させて形成しており、中間タンク
24はタンク部材6の窪み底部に有した流通孔1
5に空間7と連通するよう設けている。26は蓋
部材22に設けた流路27に配設の逆止め弁で、
一次タンク20から中間タンク側への潤滑油の流
れを許容するよう設けている。28は一端を絞り
孔11前流路に連通し他端を中間タンク24の貯
蔵潤滑油内へ開口した送気路。29は送気路28
の他端に隙間を有するように外嵌して設けた送油
路である。30は一次タンク20の上部に設けた
注油口31へ着脱可能に螺合した栓部材で、潤滑
油の注油手段を構成している。32は一次タンク
20と絞り孔11後流路すなわち空間7間を連通
遮断する逆止め弁で、栓部材30を注油口31へ
固着すると栓部材30の外周面により軸方向押圧
されて開作動すると共に、栓部材30を注油口3
1から離脱するとばね33によつて閉作動するよ
う設けている。35は絞り孔11前の流路4と油
滴下室17とを連通する連通路34を開閉可能に
する開閉弁で、開閉弁35を励磁することにより
連通路34を開く開位置35Aにさせ、開閉弁3
5を消磁することによりばねの付勢力で連通路3
4を閉じる閉位置35Bにさせている。
次にかかる構成の作動を説明する。流出口3か
ら流出される圧縮空気に潤滑油を供給させる場合
には、開閉弁35を消磁して閉位置35Bにする
ことにより連通路34が閉操作させる。これによ
り流入口2に供給の圧縮空気が流路4、絞り部材
9の絞り流路10、プラグ部材14の流通孔1
5、空間7と流れ、流路5を経て流出口3に流出
する。この圧縮空気は絞り部材9の絞り流路10
を流れる際、絞り孔11で流れが増速作用されて
滴下路13の開口付近を負圧状態にすると共に、
絞り孔11前流路の一部が送気路28に流れ、ま
た、絞り孔11後流路の一部が二次タンク8の貯
蔵潤滑油を加圧作用しかつ空間7、逆止め弁32
を流れて一次タンク20の貯蔵潤滑油を加圧作用
する。このため、一次タンク20の貯蔵潤滑油
は、逆止め弁26を介して流路27を流れて中間
タンク24に貯蔵する。中間タンク24の貯蔵潤
滑油は送気路28を流れる圧縮空気の作用により
送油路29を上昇送出され二次タンク8に貯蔵さ
れる。二次タンク8の貯蔵潤滑油は圧縮空気の加
圧作用と圧縮空気が絞り流路10に流れる際に生
ずる負圧による吸引作用とにより逆止め弁18、
絞り弁19を介した送出路16を流れ、油滴下室
17へ滴下され滴下路13より吐出噴霧されて圧
縮空気に噴霧混合される。噴霧混合された潤滑油
で粒径の大きな油滴は圧縮空気が絞り孔11、流
通孔15を流れて空間7に流出した際、圧縮空気
の流速低下に伴ない二次タンク8内へ落下し細粒
のみが流路5を流れて流出口3より流出する。こ
の作動中で一次タンク20の貯蔵潤滑油が最低許
容量以下になつた場合、潤滑油を補給するために
栓部材30を注油口31から離脱すると、逆止め
弁32がばね33の付勢力で閉作動して一次タン
ク20は内圧が低圧し、この内圧低下により逆止
め弁26が閉作動し、中間タンク24から一次タ
ンク20への潤滑油流通を阻止する。そして、中
間タンク24及び二次タンク8の貯蔵潤滑油は前
述した如く圧縮空気に噴霧混合し続ける。一次タ
ンク20への潤滑油の注油が完了し注油口31に
栓部材30を固着すると、逆止め弁32が開作動
されて一次タンク20は空間7と連通し、一次タ
ンク20の貯蔵潤滑油は圧縮空気に加圧作用され
て逆止め弁26を開作動し中間タンク24に流出
する。
この作動において、流出口3から流出される圧
縮空気に潤滑油を噴霧混合させる必要がない場合
は、開閉弁35を励磁して開位置35Aにするこ
とにより連通路34を開く。
これにより、絞り部前の流路4の圧縮空気が連通
路34を介し油滴下室17へ作用されるため、送
出路16に二次タンク8内の潤滑油を油滴下室1
7へ送出滴下させる差圧力がなくなり、送出路1
6から油滴下室17への潤滑油の滴下は即座に停
止する。このとき、油滴下室17から滴下路13
にたとえ潤滑油が存在していたとしても、せいぜ
い連通路34が開かれる直前に滴下された潤滑油
が残留している程度の少量にすぎず、この残留潤
滑油は油滴下室17に導入される圧縮空気により
迅速に絞り孔11中に噴霧されてしまい圧縮空気
への潤滑油の噴霧混合は速やかに停止する。そし
てまた、この残留潤滑油は少量にすぎないため、
これが油滴下室17へ導入する圧縮空気で迅速に
絞り孔11中へ噴霧されても格別に圧縮空気へ混
合する潤滑油の濃度を変化させないのである。
〔考案の効果〕
このように本考案によれば、油滴下室へ開閉弁
により絞り部前の流路から圧縮空気を導いて圧縮
空気への潤滑油の噴霧混合を停止するから、噴霧
混合の停止に際し圧縮空気に混合する潤滑油の濃
度が格別変化せず、安定した潤滑油濃度を得るこ
とができる。また、この潤滑油の噴霧混合の停止
を行うとき、油滴下室から滴下路には、潤滑油が
存在していたとしても直前に滴下した潤滑油が残
留している程度の少量にすぎないので、この少量
の潤滑油を速やかに絞り部へ噴霧させて開閉弁操
作に即応した迅速な噴霧混合の停止が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案にかかる噴霧給油
器の一実施例を示し、第1図は第2図の線−
に沿つた断面図、第2図は平面図、第3図は第2
図の線−に沿つた断面図である。 2……流入口、3……流出口、11……絞り孔
(絞り部)、13……滴下路、8,20,24……
タンク、16……送出路、17……油滴下室、1
8……逆止め弁、19……絞り弁、34……連通
路、35……開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮空気の流入口と流出口を有する給油器本体
    内に流入流出口間を連通してその途中に圧縮空気
    の流れを増速作用する絞り部を設けた流路を形成
    し、流路の絞り部位置より下方の位置へ潤滑油を
    貯蔵するタンクを設けてタンク内を絞り部後の流
    路に連通し、絞り部位置より上方の位置へ設けた
    油滴下室へタンク内の潤滑油を送出して滴下させ
    る送出路を設け、油滴下室へ滴下した潤滑油を流
    路の圧縮空気へ噴霧可能に滴下路を絞る部に開口
    して設け、送出路に潤滑油の滴下油量を調整する
    絞り弁とタンクからの潤滑油の流れのみを許容し
    て逆止め弁とを設け、油滴下室と絞り部前の流路
    間を連通してその連通路には連通路を開閉可能に
    開閉弁を設けて成る噴霧給油器。
JP1987198076U 1987-12-26 1987-12-26 Expired JPH0435674Y2 (ja)

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JPH01100995U JPH01100995U (ja) 1989-07-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6061590U (ja) * 1983-10-04 1985-04-30 タコ株式会社 潤滑油霧化供給装置

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JPH01100995U (ja) 1989-07-06

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