JPS6112479Y2 - - Google Patents

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JPS6112479Y2
JPS6112479Y2 JP1979115339U JP11533979U JPS6112479Y2 JP S6112479 Y2 JPS6112479 Y2 JP S6112479Y2 JP 1979115339 U JP1979115339 U JP 1979115339U JP 11533979 U JP11533979 U JP 11533979U JP S6112479 Y2 JPS6112479 Y2 JP S6112479Y2
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oil
valve
lubricating
chamber
conduit
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は動力源としての圧力空気圧源に接続さ
れて構成されていて切換弁、空気圧作動機器を含
む空気圧回路の潤滑装置に関し、本出願人による
昭和54年特許願第32965号(特開昭55−126193号
公報)の改良に関する。
圧力空気中にオイル等の潤滑液を混入させて空
気圧機器の摺動部の摩耗を防止するための方法と
して従来一般的に採用されていた方法は、切換弁
と空気圧作動機器との間に給油装置を設けたにす
ぎなかつたため、圧力空気中に混入されたオイル
のほとんどが排気と共に大気中に放出されてしま
つていた。
このため潤滑液を無駄に消費するとともに環境
汚染の問題も生じていた。
本考案はこのような問題を解決すべく成された
ものであつて、その目的とするところは、排気中
の潤滑液を回収使用することによつて潤滑液の消
費を極めて少なくすることができるとともに大気
汚染も防止できる空気圧回路の潤滑装置を提供す
ることにある。
本考案による空気圧回路の潤滑装置の特徴は、
排気中の潤滑液を回収する回収装置に供給空気圧
で動作可能なポンプを取り付け、回収した潤滑液
を一次空気圧中に供給することにある。
以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図に本考案による潤滑装置を備えた空気圧
回路の第1の実施例が示されている。同図におい
て、1は空気圧源、2は導管3によつて空気圧源
1に接続された切換弁、4は導管5,6によつて
切換弁に接続された空気圧作動装置すなわちエア
シリンダ、10は本考案による潤滑装置である。
潤滑装置10は、導管21を介して切換弁2の
排気ポートJおよびKに接続された潤滑液回収装
置すなわちオイル回収器30と、オイル回収器3
0に取り付けられて回収された潤滑液(以下オイ
ルと呼ぶ)切換弁2の上流側の導管3内に直接供
給する送油ポンプ60とで構成されている。
前記オイル回収器30は第2図に示されるよう
に、カバーリング31、その下部に配置された回
収オイルの容器32、該容器32の内部にその底
部から上部に向つて立設されたアダプタ33、こ
のアダプタ33の上部に配置された支持板34上
に載置されかつカバーリング31とアダプタ33
とにねじ込み結合されたステム35を介してオイ
ル回収器30の中心部に固定された中空筒型のオ
イル捕集用インナフイルタ36、該インナフイル
タ36の外側に嵌合されかつ前記ステム35を介
してカバーリング31と支持板34間に挾持され
たオイル捕集用アウタフイルタ37、前記カバー
リング31の一側部からインナフイルタ36の内
部に連通しうるように形成された排気の入口3
8、アダプタ33の下部に半径方向に形成された
部分と該部分から下方に向つて開設された部分と
が組み合されかつ容器32の底部に出口39′を
有する通孔39とを有している。前記オイル回収
器30の入口38は通路40銭介して切換弁2の
ポートJ,Kに接続されている。したがつてエア
シリンダ4のポートPまたはNから排出されるオ
イルを含んだ排気は切換弁2のポートJまたはK
からオイル回収器30の入口38に導入される。
このオイル回収器30の入口38に導入された排
気中のオイル分はインナフイルタ36およびアウ
タフイルタ37によつて分離、捕集され、凝縮し
て容器32に貯溜される。このオイル回収器30
の容器32に貯溜された回収オイル0′はアダプ
タ33に形成された通孔39を経て出口39′か
ら送出されるようになつており、浄化された空気
はアウタフイルタ37の周囲から外気中に放出さ
れるようになつている。
オイル回収器30の出口39′には、コネクタ
50を介して送油ポンプ60が取り付けられてい
る。
送油ポンプ60は第2図に示されるように、ボ
デイ61、これに取り付けられたカバー62、ボ
デイ61内の一方の端部側に形成されたピストン
室63、ボデイ61内の他方の端部側に形成され
たオイル吐出口64、ピストン室63とオイル吐
出口64間に形成されたオイル計量室65、カバ
ー62に形成されかつ前記ピストン室63に連通
された圧力信号口66、ピストン室63内に嵌挿
されかつピストン棒68を有するピストン67、
前記オイル吐出口64側からオイル計量室65内
にねじ込まれたスクリユ型のオイル吐出弁72、
ボデイ61内に形成されかつオイル計量室65に
連通された弁室76とを有している。圧力信号口
66は導管22を介して切換弁2の出口たるポー
トLに接続されており、切換弁2が第2図の状態
からポートH,Lの組が開通に切換えられたと
き、切換弁2を経てエアシリンダ4に供給される
圧縮空気の一部が圧力信号口66に入力され、ピ
ストン室63内に導入されるようになつている。
ピストン67は圧力信号によりオイルを押し出す
往き側に移動操作され、また圧縮ばね69により
帰り側に移動付勢されている。ピストン棒68の
一方の端部はオイル計量室65に挿入されていて
ピストン67の往き側移動時にオイル計量室65
内のオイルをオイル吐出口64方向に押し出しう
るようになつている。またピストン棒68の他方
の端部はピストン67が帰り側に移動されたと
き、ピストンカバー70内にねじ嵌合されたスト
ローク調整ねじ71に当接しうるようになつてお
り、該ストローク調整ねじ71の位置を変えるこ
とによつてピストン67の帰り側の停止位置が変
更され、オイル計量室65の容積が変えられるよ
うになつている。
オイル吐出弁72は一方の端部から内部中間ま
で形成された部分と、該部分から半径方向に開設
された部分とが組み合された通孔73と、前記半
径方向に開設された部分の周囲に嵌合されていて
通孔73を開閉するOリング74とを有し、オイ
ル計量室65で計量されたオイルがピストン棒6
8で押し出されたときにのみ、Oリング74が開
いてオイル計量室65内にオイルを通過させ、ピ
ストン棒68の帰り側移動時にはOリング74が
収縮して閉じる常閉弁とされている。前記オイル
吐出口64は導管23を介して導管3(切換弁の
直前で)に接続され、その導管3内に回収したオ
イルを直接送給できるようになつている。
逆止弁75は、この実施例では送油ポンプ60
のオイル計量室65とコネクタ50とを接続する
通路内に内蔵されている。すなわち通路には通孔
80を介してオイル計量室65を通じる弁室76
が形成され、逆止弁75はその弁室に装着された
弁座77と、ボール78とを有している。逆止弁
75は、送油ポンプ60のオイル計量室65で計
量されたオイルがピストン棒68で押し出される
ときは、オイル計量室65内の圧力でボール78
が弁座77に密着されて閉じ、オイル計量室65
内のオイルが吐出され、ピストン棒68が帰り側
に移動されたときは、ボール78が自重で落下し
て開き、通孔80の位置が弁室に関して偏心して
いるので通孔80を閉じない、逆止弁75が開か
れるとオイル回収器30の容器32内の回収オイ
ル0′が通孔80、逆止弁75の弁室76を経て
オイル計量室65に流入されるようになつてい
る。
前述構成の第1の実施例の潤滑装置において
は、切換弁2が第1図に示される状態にセツトさ
れているときは送油ポンプ60の圧力信号口66
に圧縮空気からの圧力信号が加わらないため、ピ
ストン67が帰り側に移動されていて逆止弁75
が開かれている、したがつてオイル回収器30の
容器32に貯溜されている回収オイル0′がコネ
クタ50、逆止弁75を経て送油ポンプ60のオ
イル計量室65に流れ、該オイル計量室65内に
一定量貯えられる。
ついで切換弁2が第1図に示される状態からポ
ートH,Lの組が一連通に切り換えられると、潤
滑装置10から切換弁2を通つてエアシリンダ4
に供給される圧縮空気の一部が導管22に分岐さ
れる。該分岐された圧縮空気は送油ポンプ60の
圧力信号口66に圧力信号として入力され、この
圧力信号によつて送油ポンプ60のピストン61
が往き側に押進され、ピストン棒68でオイル計
量室65内のオイルが押し出され、押し出された
オイルはオイル吐出弁72からオイル吐出口64
に送り出され、導管23を通つて切換弁の上流側
の導管3内で供給空気圧内に直接供給される。
第3図および第4図において、本考案による潤
滑装置の他の使用例が示されている。この実施例
においては送油ポンプの圧力信号口66を導管3
の中間に設けられた流量センサ90に接続し、そ
の流量センサにより検出された流体圧によつてポ
ンプを動作させるようにした点で第1の実施例と
異なる。
流量センサ90はボデイ91、その内部に形成
された圧縮空気の入口92、同出口93、これ等
入口92と出口93間の流路94に連通させて形
成された弁室95、弁座96、ボトムプラグ10
0内に縮設された圧縮ばね101により弁座96
に密着された常閉の弁体97、弁室97に臨ませ
て設けられた圧力信号通路102、これに連通形
成された圧力信号取出口103、圧力信号通路1
02から分岐された通路104、この通路104
の端部に設けられたフイルタ105、オリフイス
107を有しかつフイルタ105の止着位置にね
じ込まれたキヤップスクリユ106とを備えてい
る。前記弁体97の端面には弁座96との気密性
を保つべくゴムモールド98が施されている。ま
た弁体97には細孔99が設けられており、圧縮
空気の出口93以降で多少の空気漏れがあつて
も、弁体97が弁座96から離れることなく、細
孔99から弁室95を通つて出口93側に圧縮空
気を補充しうるようになつている。流量センサ9
0の入口92は圧縮空気の供給源1に接続され、
出口93は導管3を介して切換弁2のポートHに
連通され、圧力信号取出口102は導管22′を
介して送油ポンプ60の圧力信号口66に接続さ
れている。
前述構成の第2の実施例の潤滑装置では、エア
シリンダ4で圧縮空気が消費されると、流量セン
サ90の出口93側の圧力が低下し、弁体97が
入口92側に圧力で圧縮ばね101に抗して押し
下げられて弁座96から離れ、圧縮空気が入口9
2、流路94、弁座95を経て出口93に流れ、
ついで該圧縮空気はルブ利ケータ10方向に供給
される。他方流量センサ90の流路94から弁室
95に向う圧縮空気の一部が分岐されて圧力信号
通路102に導入され、この分岐された圧縮空気
は圧力信号取出口103、通路108を経て送油
ポンプ60の圧力信号口66に圧力信号として入
力される。
送油ポンプ60のピストン67が前記流量セン
サ90から入力された圧力信号により往き側に移
動操作されると、送油ポンプ60のオイル計量室
65に流入された回収オイルは押し出されて導管
23から導管3内に直接供給される。
次にエアシリンダが圧縮空気を消費しなくなる
と、流量センサ90の出口93側の圧力が入口9
2側の圧力と同圧に回復する。その結果流量セン
サ90の弁体97が圧縮ばね101により押し上
げられ、弁座96に密着せしめられ、出口93へ
の圧縮空気の供給が停止される。そこで圧力信号
通路102圧力信号取出口103および流量セン
サ90と送油ポンプ60と結ぶ導管22′内の圧
縮空気は、前記圧力信号通路102から分岐され
た通路104、フイルタ105およびオリフイス
107を経て大気に放出され、圧力信号通路10
2以降の圧力が大気圧となり、送油ポンプ60の
ピストン67が帰り側に移動され、同送油ポンプ
60のオイル計量室65内にオイル回収器30の
容器32から回収オイルが供給される。
なお本装置を最初に使用するときは容器内に予
めオイルを所定量充填しておけばよい。
以上の説明からも明らかなごとく、本考案によ
る潤滑装置では、 (イ) 切換弁、シリンダ等の空気圧機器を潤滑する
潤滑液を半永久的に繰り返して使用できるので
潤滑液の消費を少なくでき経済的である、 (ロ) 排気中の潤滑液を回収するので環境汚染がな
くなる、 (ハ) オイル回収器により排気騒音を防止できる、 (ニ) ルブリケータを必要としないため前記特願昭
54−32965号よりコストダウンできる、 等の作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による潤滑装置を設けた空気圧
回路図、第2図は本考案による潤滑装置の断面
図、第3図は本考案による潤滑装置の他の使用例
を示す空気圧回路図、第4図は第3図の空気圧回
路に設けられている流量センサの断面図である。 2:切換弁、3,5,6:導管、4:エアシリ
ンダ、30:潤滑液回収装置(オイル回収器)、
32:容器、36:フイルタ、60:ポンプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 排気中の潤滑液を捕集するフイルタおよび該
    フイルタにより捕集された潤滑液を収容し得る
    容器を有する潤滑液回収装置と、該容器に接続
    されていて供給空気圧により動作されて該容器
    内の潤滑液を送るポンプとから成り、該ポンプ
    により送られる潤滑液を該一次空気圧が流れる
    導管内に直接供給することを特徴とした空気圧
    回路の潤滑装置。 2 該導管に流量センサを取り付け、該流量セン
    サから一次空気圧を導入することを特徴とした
    実用新案登録請求の範囲1に記載の空気圧回路
    の潤滑装置。
JP1979115339U 1979-08-22 1979-08-22 Expired JPS6112479Y2 (ja)

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JP1979115339U JPS6112479Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS5632196U JPS5632196U (ja) 1981-03-28
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58133059U (ja) * 1982-03-03 1983-09-07 シャープ株式会社 電気掃除機
JPH0756359B2 (ja) * 1988-01-12 1995-06-14 株式会社小松製作所 工場エアラインの潤滑装置

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JPS4987960A (ja) * 1972-12-15 1974-08-22
JPS5042469A (ja) * 1973-08-20 1975-04-17
JPS5398569A (en) * 1977-02-09 1978-08-29 Showa Denki Co Ltd Oil and soot separator for vacuum pump

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JPS5632196U (ja) 1981-03-28

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