JPH04356367A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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Publication number
JPH04356367A
JPH04356367A JP13020491A JP13020491A JPH04356367A JP H04356367 A JPH04356367 A JP H04356367A JP 13020491 A JP13020491 A JP 13020491A JP 13020491 A JP13020491 A JP 13020491A JP H04356367 A JPH04356367 A JP H04356367A
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JP
Japan
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welding
line
weld line
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picture
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Pending
Application number
JP13020491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Oda
和弘 小田
Shinichi Kitano
北野 紳一
Keiichi Nariyama
成山 桂一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH04356367A publication Critical patent/JPH04356367A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像認識手段により溶
接線を識別し、認識された前記溶接線に対して溶接手段
を位置制御することにより溶接をおこなう溶接装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の溶接装置は溶接作業の自
動化を目的として開発されてきている。ここで、画像認
識手段としては、溶接部に対して赤外線カメラを配設し
、このカメラにより溶接線の位置割り出し、溶接手段に
対する位置制御等をおこなって溶接作業を進めるように
構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を採用すると、近来の溶接作業の高速化等に伴
って、以下に示すような問題が生じることとなっていた
。以下にスパイラル鋼管の例をとって説明する。従来の
溶接装置においては、画像認識手段は入熱状態にある溶
接線部位に対して配設され、この部位から放射される赤
外線を検出しながら溶接手段の位置制御が行われる。 このため、赤外線が放射されていない作業開始時等には
溶接線を自動検出することが不可能であり、この状態に
おいては作業者の手作業にたよらざるを得ない。これは
、溶接作業の高速化に対するデメリットとなっていると
ともに、溶接品質も問題となることがあった。さらに、
溶接開始後においても、溶接部に於ける入熱状態が不安
定であったり、実際の溶接部から検出点間までの伝熱状
態が不安定となると、溶接線の正確な位置検出が行えな
い場合等も生じることがあった。そこで本発明の目的は
、溶接開始時等に自動的に溶接線を検出することが可能
である溶接装置を得るとともに、さらには、この検出を
正確におこなうことが可能な溶接装置を得ることである
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のの発明の溶接装置の特徴構成は、画像認識手段が、溶
接線に対して近赤外線を照射する近赤外線照射手段と、
反射してくる前記近赤外線を受波する受信手段と、受信
手段により得られる画像情報より溶接線を識別する画像
処理手段を備えていることである。その作用・効果は次
の通りである。
【0005】
【作用】つまり、発明の構成を採用すると、近赤外線照
射手段により溶接線に対して近赤外線が照射され、反射
してくる近赤外線が受信手段によって受信される。この
場合、受信手段によって認識される画像は、溶接線に沿
って濃淡のバンド帯となり、これを画像処理手段により
処理することによって溶接線を識別することができる。 この識別は、溶接作業の進行状況に依存することはない
【0006】
【発明の効果】従って、溶接開始時等に自動的に溶接線
を検出することが可能な溶接装置を得られるとともに、
溶接線認識のため、近赤外線光を照射することにより、
外乱光(ア−ク光、蛍光灯等)による誤認識なしに、溶
接線を検出できる。
【0007】
【実施例】本願の実施例を図面に基づいて説明する。図
1には、本願の溶接装置1を使用して、スパイラル鋼管
2の溶接作業をおこなっている状態が示されている。こ
の作業に当たっては、ピンチロール(図外)を経て供給
される鋼板としての帯鋼3が、その側壁部を突き合わせ
るように成形されて(突き合わせ部4の管内面が溶接さ
れる。)、本願の溶接作業位置に送られてき、外周側の
外周溶接部5が溶接される。図1は、この成形を完了し
た状態が示されており、突き合わせ部4(この部位が溶
接線6を形成する。)を渡って配設されている図上右側
の帯鋼3aと左側の帯鋼3bが溶接されるのである。同
図には、溶接のビート方向が矢印Aで示されている。
【0008】溶接方法としては、サブマージアーク溶接
法が採用されている。装置構成について以下順次説明す
る。図示するようにビート方向移動テーブル10には、
二本の溶接トーチ11が備えられており、この溶接トー
チ11に溶接ワイヤー12がそれぞれ供給される。さら
にこれらの溶接トーチ11(溶接ワイヤー12)に先行
して、フラックス供給部13が備えられている。この構
成で、フラックス供給部13により供給されたフラック
ス14内において溶接ワイヤー12と母材間でアークが
発生し、溶接作業がおこなわれる。
【0009】次に、前述のビート方向移動テーブル10
と図面右端部に示されている支持コラム15との間に設
けられている位置決め機構100の構成について説明す
る。ビート方向移動テーブル10は手動であるが、これ
が電動の管直角方向移動テーブル16に取り付けられて
いる。この管直角方向移動テーブル16に対するビート
方向移動テーブル10の移動は、第一モータM1によっ
ておこなわれる。さらに、管直角方向移動テーブル16
は、手動の回転装置17を介して、電動の管軸方向移動
テーブル18に取り付けられている。この回転装置17
は、管直角方向移動テーブル18より先端側の機器を図
1に示す方向Bに揺動、引き出すためのものである。さ
らに、回転装置17より管側の機器が第二モータM2に
より図1に示すスパイラル鋼管2の管軸方向Zに移動可
能となっている。
【0010】通常の作業状態においては、スパイラル鋼
管2側が相対回転しながら溶接位置に送られて来るため
、管軸方向移動テーブル18において、回転装置17よ
り先端側の機器の管軸方向Zにおける位置を、第二モー
タM2の回転を制御することにより溶接作業が進められ
る。ここで、溶接をおこなう装置系(溶接トーチ11、
溶接ワイヤー12、フラックス供給部13と位置決め機
構100)をまとめて溶接手段と称する。
【0011】以下に、前述の第二モータM2の制御機構
について図2に基づいて説明する。図2は、第二モータ
M2の制御系のシステム図であり、このシステムは、近
赤外線照射手段としての近赤外線LED20、受信手段
としてのCCDカメラ21及び画像処理手段としての画
像処理装置22を備えた画像認識手段としての画像認識
系と、この画像認識系からの制御信号が入力される第二
モータM2用のシーケンサ23とを備え、このシーケン
サ23により第二モータM2が駆動される。さらに、こ
の画像認識系には、画像の状態を表示するためのモニタ
ー用TV24が備えられている。
【0012】図1に示されているように、前述の近赤外
線LED20、CCDカメラ21は、ビート方向移動テ
ーブル10の基部に設けられている支持スタンド25に
固定取り付けされている。そして、図3にも示されてい
るように、前記近赤外線LED20は、溶接線6の方向
に対してほぼ直角且つ、帯鋼3の肉厚方向に対して斜め
方向に近赤外線を照射するとともに、前記CCDカメラ
21は、帯鋼3の肉厚方向に対して直角な認識面を備え
て配設されている。
【0013】さらに、図2に示すようにCCDカメラ2
1には、可視光カットフィルター26が取り付けられて
いる。前述の画像処理装置22からシーケンサ23への
信号は、50msのパルス信号とされ、この信号入力に
より、第二モータM2の入り、切り駆動が行われる。こ
の構成を採用することにより画像処理不能になった場合
も、移動指令パルスの代わりにペンダント押しボタン入
力信号をシーケンサ23に送出することにより、従来お
こなわれていた作業者による追従作業への移行が容易に
おこなえる。さらに、第二モータM2への移動指令をパ
ルス信号とすることで安価なAC汎用モータで、自動制
御に対応できる。
【0014】以下さらに詳細に、画像認識系に於ける画
像処理の状況、この画像処理から得られた溶接線6の情
報に従う制御指令の状況について図面に基づいて説明す
る。先ず画像処理の状況について説明する。図3には、
前述の近赤外線LED20、CCDカメラ21及び帯鋼
3における溶接線6の位置関係と、関連したその画像状
態が示されている。図3に示すように、CCDカメラ2
1により捉えられる画像は、明30a、暗30b、明3
0aの帯状のバンドが3層に重なった画像となる。ここ
で、本願においては、近赤外線LED20が、帯鋼3の
突き合わせ部4に対して斜め方向に照射されているため
、その暗帯30bの下側端線(ただし、上部側から照射
している。)が、溶接線6の位置となる。そこでこの端
線が画像上で認識ラインL1として識別される。さらに
、画面上で、認識ラインL1の上下方向の位置(座標点
X)が識別される。後述するように、この座標位置が前
述の第二モータM2の管軸方向Zの位置制御をおこなう
判断情報となる。また、三角法を利用したレーザ操作法
や光切断法と本発明を比較すると、一回の操作で前者は
一点の認識をするのに対して、後者はラインとして認識
するため、認識精度が高く認識速度も速い。また認識速
度が速いため振動等による微細な変動を認識しても、安
定した制御を行うことができる。
【0015】以下に、図4、図5に基づいて画像認識系
とこの系により得られた画像の処理状況について説明す
る。最初に作業者は、近赤外線LED20、CCDカメ
ラ21を溶接線6に対して、前述した位置関係に設定す
る(突き合わせ部の断面方向の位置関係は図3(イ)に
示す。)。さらに、ステップ1、2に示すように画像入
力をおこなうとともに、画面上の認識ラインの位置(X
0 とする。)が確定される。次に、ステップ3〜8に
示す画像処理(ステップ3〜ステップ6)、制御信号出
力処理(ステップ7)、画像出力処理(ステップ8)の
各処理の反復ルーチンに入る。以下に夫々の処理につい
て説明する。画像処理(ステップ3〜ステップ6)は、
新たな画像入力処理に引き続いて、適応二値化処理、水
平方向白個数計測処理、エッジ検出処理を含んでいる。 ここで、最適二値化処理においては、スレッシュレベル
を変化させることにより、例えばビート光の侵入等によ
る問題に対しても対応することが可能となっている。さ
らに、エッジ検出処理においては、以前認識したライン
を中心に、照明があたっている方(図3における上方向
)から走査して、黒から白に変わる所を新しい認識ライ
ンL1とするものである。このようにして、画面上にお
いて、新たな認識ラインの位置(Xi とする。)が確
定する(図3(ロ)参照)。上記画像処理過程において
は、リアルタイム処理(30回/秒)を実現するために
、ハードウェア処理を採用している。このハードウェア
は二値化のためのスレッシュホールドレベルを自動的に
最適な値にするためのレジスター類やカウンター類と、
水平同期信号ごとに白の画素数を送出するためのカウン
ター類等を備えている。
【0016】次に、制御信号出力処理(ステップ7)に
ついて、図5に基づいて説明する。この処理は、認識し
たラインが正常位置からどちらの方向にずれているかを
認識して制御信号を出力するルーチンである。前述のよ
うに新たな認識ラインの位置がXi として認識される
と、この値Xi が正常位置である元画像の位置X0 
と比較される。この比較はステップ72に示すように、
互いの座標位置の差の絶対値が一定の基準値に比較して
大きい場合に、制御信号出力側のルーチン(図5に於け
るステップ73に至るルーチン)に入るように構成され
ている。上記以外の場合は、制御信号を出力せずに、ス
テップ8のルーチンへ進むこととなる。さて、ステップ
73においては、XiとX0 の値が直接比較され、そ
の大きさの順に従って、第二モータが左もしくは右へ回
転するパルス信号が出力される。以後画像出力処理であ
る図4に示すステップ8に進み、認識したラインがモニ
タ上で重ねられて、出力される。このようにして、ステ
ップ3〜ステップ8に至るルーチン内において、一度の
制御信号出力により一回の第二モータM2による移動が
起こり、この制御が繰替えされる。
【0017】以下に実施例の実際的な数値を示しておく
【0018】〔別実施例〕上記の実施例においては、バ
ンド層の暗帯30bの下側端線を検出するものとしたが
、これは上側端線を検出するものとすることも可能であ
る。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】スパイラル鋼管の外周部の溶接作業の状況を示
す図
【図2】第二モータの制御系のシステム図
【図3】画像
認識系の溶接面に対する配置構成と対応する画像の状態
を示す図
【図4】溶接装置に於ける処理アルゴリズムを示す図

図5】制御信号出力処理のアルゴリズムを示す図
【符号の説明】
6    溶接線 20  近赤外線照射手段 21  受信手段 22  画像処理手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像認識手段により溶接線(6)を識
    別し、認識された前記溶接線(6)に対して溶接手段を
    位置制御することにより溶接をおこなう溶接装置であっ
    て、前記画像認識手段が、前記溶接線(6)に対して近
    赤外線を照射する近赤外線照射手段(20)と、反射し
    てくる前記近赤外線を受波する受信手段(21)と、前
    記受信手段(21)により得られる画像情報より前記溶
    接線(6)を識別する画像処理手段(22)を備えてい
    る溶接装置。
JP13020491A 1991-06-03 1991-06-03 溶接装置 Pending JPH04356367A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110548988A (zh) * 2019-09-23 2019-12-10 航天工程装备(苏州)有限公司 一种基于视觉技术的焊缝轨迹自动识别装置和方法
WO2020037802A1 (zh) * 2018-08-20 2020-02-27 南京理工大学 一种超高强钢弧焊接缝角度感知方法与装置

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