JPH0435634A - 食器洗い機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は制御手段により洗浄、すすぎ、乾燥の一連の逐
次動作を行う食器洗い機に関する。

従来の技術 近年、食器洗い機はマイクロコンピユータラ使用した制
御装置により洗浄、すすぎ、乾燥の一連の逐次動作を行
うようになっている。

従来この種の食器洗い機は、タンク内に給水する水の水
位を検出する水位検出手段として圧力２イツチやフロー
トスイッチなどを用いている。圧力スイッチはタンクの
底部と連通したエアトラップからの圧力をダイヤフラム
で受けて圧力スイッチの接点の開閉を行うものであり、
また、フロートスイッチはタンクの底部と連通した別の
檜に磁気をおびたフロートを設け、タンクの槽内部の水
位に合わせてフロートを動かし、リードヌイッチの開閉
を行うものである。

発明が解決しようとする課題 このような従来の食器洗い機では、必要とする水位を得
るためには、１個の水位検出手段に対して１つの水位し
か検出できないため、必要とする水位の数と同じ数だけ
の水位検出手段を必要とし、通常メーカー側はコヌトと
の関係もあって最低限必要とする洗浄水位と、溢水水位
の２個の水位検出手段を使用していた。この洗浄水位と
いうのはタンク内にセットした食器を洗浄したシ、すす
ぐときに必要とする基本水位である。また、溢水水位と
いうのはタンク内の水位が洗浄水位を越え、これ以上水
位が上昇するとタンクから水があふれ、台所などの床面
を濡らす恐れがあるといういわゆる危険水位のことをい
う。この危険水位状態というのは給水弁の故障などによ
り、本来止まっているはずの水が８つ放しの状態のとき
に起こシ、誤検知を防止するために洗浄水位との幅を取
っている。よって、この危険水位状態というのは通常、
タンク溢水面ぎシぎりの水位に設けである。しかし、洗
浄中というのはタンク内の水を循環させているため、給
水により得た洗浄水位は実際のところ低くなっており、
この状態で給水弁の故障が起こったとき、危険水位を検
出するのに水位低下分余計に給水してしまう。すなわち
、危険水位を検出してから溢水異常報知をし、その後溢
水対策として洗浄を停止し、排水動作に切換えるが、洗
浄停止直後には水位低下分だけ危険水位を上回る水位と
なシ、実際には少しだけ溢水をするという問題があった
。

本発明は上記課題を解決するもので、洗浄手段停止時に
はあらかじめ設定されている洗浄水位に対してある一定
水位を越えたときから異常水位とし、洗浄手段動作時に
は洗浄動作時板外よりも低い水位で異常水位となるよう
にし、確実にタンクからは溢水をさせないようにするこ
とを目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、タンク内に給水す
る給水手段と、前記給水手段からの給水によるタンク内
の水位を検出する水位検出手段と、前記給水手段により
給水された水を循環させてタンク内にセットした食器を
洗浄する洗浄手段と、タンク内の水を排水する排水手段
と、異常時に報知を行う異常報知手段と、設定された順
序にしたがい前記給水手段、洗浄手段、排水手段を制御
して洗浄、すすぎ、乾燥の一連の逐次動作を行う制御手
段とを備え、前記制御手段は前記水位検出手段の出力信
号を入力し、前記洗浄手段停止時にあらかじめ設定され
ている洗浄水位に対してある一定水位を越えたときから
前記異常報知手段にて異常報知を行い前記排水手段にて
タンク内の水を排水し、前記洗浄手段動作時には、前記
洗浄手段停止時よりも低い水位で前記異常報知手段にて
異常報知を行い排水手段にてタンク内の水を排水するよ
うにしたことを課題解決手段としている。

作　　用 本発明は上記した課題解決手段により、洗浄手段動作時
に給水手段が故障した場合であっても、洗浄手段停止時
の給水手段故障時と同様にあらかじめ設定されている洗
浄水位に対してほぼ同水位の増加量で異常水位を検出で
き、溢水対策とじて排水動作に移る瞬間にあっても、水
位上昇はどちらの場合でも溢水水位を越えることはなく
なる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図を参照し
ながら説明する。

図に示すように、制−手段１は通常マイクロコンピュー
タ（以下、マイコンという）を使用する。

この制御手段１はタンク２への給水を行う給水手段（以
下、給水弁という）３の開閉を制御する。

エアートラップ４はタンク２の側面下部に形成し、エア
ーホー７５を介して水位検出手段６に接続され、水位に
応じて変化するエアートラップ４内の空気圧力を受けて
水位を検出する構成としている。

ドア７は食器の出し入れを行うだめのものである。

このドア７とタンク２とは密閉されており、洗浄中の水
の噴出程度では水漏れを起こさぬように構成されている
。しかし、タンク２内部からの水位上昇については水漏
れ防止は保証されておらず、タンク２の溢水水位面ｈ３
レベル以上になれば、異常報知手段８を報知させる。ま
た、タンク２の底部に食器類を洗浄するノズル９があシ
、タンク２内の水を洗浄手段（以下、洗浄ポンプという
）１０により循環させ、このノズル９から噴出させる。

排水手段（以下、排水ポンプという）１１は洗浄後や溢
水対策時に水の排水を行う。

つぎに水位検出手段６の実施例を第３図から第６図を用
いて説明する。

第３図において、ダイヤフラム１２はゴムなどの薄膜体
で形成し、タンク２内の水位に比例した圧力１３が加わ
っている。ダイヤフラム１２に磁性体１４を固定し、コ
イル１６の中を上下方向に移動できるようにしている。

ばね１６は磁性体１４の変位を抑制するものであシ、外
枠１７はダイヤフラム１２の円周部分およびコイル１６
を固定している。また、コイル１６は第４図に示すよう
に、インバータ１８ｔ！）還抵抗１９．コンデンサ２０
゜２１とともに発振回路を形成している。

上記構成の水位検出手段６は、ダイヤフラム１２に加わ
る水位に比例した圧力１３が変化すると、磁性体１４は
ばね１６の作用を受けて上下方向に変位する。このとき
、コイル１６の中を磁性体１４が変位するので、コイル
１６のインダクタンスが変化する。第４図に示す発振回
路の周波数はコイル１５のインダクタンスとコンデンサ
２０．２１の容量によって決まるので、コイル１６のイ
ンダクタンスが変化すると周波数が変化することになる
。そして水位と周波数の関係をグラフに示すと第５図の
ようになる。すなわち、水位と周波数との関係は１対１
となシ、ある水位を検出しようとすれば、そのときの周
波数を検出すればよい。ここで、第６図において水位ｈ
１．ｈ２．ｈ３を設定したとすると、それぞれに対応し
た周波数量１゜ｆ２．ｆ３が決定する。この値を制御手
段（マイコン）１が読み込み、水位を検出できる３上記
構成において、第６図を参照しながら洗浄中の水位変動
について説明する。まず給水弁３によりタンク２内に給
水を行う。あらかじめ設定されている洗浄水位をｈｌと
し、まずこのｈｌの水位まで給水を行う。洗浄動作に入
ると、洗浄ポンプ１０がタンク２内の水を循環させ、ノ
ズル９から水を噴出させるため、洗浄ポンプ１０が動作
する前にｈルベルにあった水位がｈＯレベルまで低下す
る。

また、このｈＯレベルに低下した水位も実際は第６図に
示すように洗浄ポンプ１ｏの動きに合わせ微小ながら変
動している。

つぎに、洗浄動作中に異常が発生した場合で、従来のよ
うに一定の水位を検出する水位検出手段を用いた場合に
ついて第７図を参照しながら説明する。

タンク２内の危険水位のレベルをｈｓとし、時間ｔａで
所定の洗浄水位ｈ１になったとし、その後、時間ｔｃで
給水弁３が故障し、タンク２内に水がどんどん流れ込み
、時間ｔｄに危険水位であるｈ３レベルになったとする
。そのとき、制御手段１は洗浄をやめ、直ちに異常報知
をするとともに排水ポンプ１１を動作させるが、洗浄ポ
ンプ１゜が止まってしまうために、今まで水位の下がっ
ていたｈｌ−ｈｏ分がその瞬間ｈ４（ｈｌ−ｈｏ＝ｈ４
−ｈｓ）２で上昇する。このｈ４の水位レベルはすでに
タンク２の溢水水位を越えておシ、タンク２からの溢水
をすでに保証できない水位となっている。

本発明では、第８図に示すように洗浄ポンプ１０の動作
中における異常水位は水位低下分を考慮し、例えばｈ２
レベル迄に下げておく。したがって、時間ｔｃに給水弁
３が故障したとしても、時間ｔｄにｈ２レベルで検出で
き、溢水対策状態に入っても水位の上昇はｈ３レベルの
タンク２の溢水面に押さえることができる。洗浄ポンプ
１０の停止時については従来と同様ｈ３レベルとし、破
線のように検出させる。もちろん、機構設計上、洗浄水
位に対し十分溢水面がとれれば（洗浄ポンプ動作による
水位低下分をふくむ）このような制御は必要としないが
、実際は不可能なことが多く、今までは洗浄ポンプ１ｏ
動作時の溢水については対応がとれていなかったのであ
る。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、洗浄
手段停止時にはあらかじめ設定されている洗浄水位に対
してある一定水位を越えたときから異常報知手段にて異
常報知を行い排水手段にてタンク内の水を排水し、洗浄
手段動作時には洗浄手段停止時よりも低い水位で異常報
知手段にて異常報知を行い排水手段にてタンク内の水を
排水するようにしたから、洗浄ポンプ動作時に給水弁が
故障した場合であっても洗浄ポンプ停止時の給水弁故障
時と同様にあらかじめ設定されている洗浄水位に対して
ほぼ同水位の増加量で異常水位も検出でき、溢水対策と
して排水動作に移る瞬間にあっても、水位上昇は溢水水
位を越えることはなくなり、タンクから溢水することが
完全になくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の食器洗い機のブロック図、
第２図は同食器洗い機の断面図、第３図は同食器洗い機
の水位検知手段の一部切欠した断面図、第４図は同水位
検出手段の回路図、第６図常時のタンク内水位変動特性
図である。 １・・・・・・制御手段、２・・・・・・タンク、３・
・・・・・給水手段、６・・・・・・水位検出手段、８
・・・・・・異常報知手段、１ｏ・・・・・・洗浄手段
、１１・・・・・・排水手段。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１各位変
動特性図、第８図は本発明の食器洗い機の真束 図 第３図 Ａ 第 図 第４図 １σ ｌδ 第 図 第 図 第 図 第 図 ｔａｔシ 晴間ＩＳ＋ １？ｃ ｅｔ 時間（Ｓ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タンク内に給水する給水手段と、前記給水手段からの給
   水によるタンク内の水位を検出する水位検出手段と、前
   記給水手段により給水された水を循環させてタンク内に
   セットした食器を洗浄する洗浄手段と、前記タンク内の
   水を排水する排水手段と、異常時に報知を行う異常報知
   手段と、設定された順序にしたがい前記給水手段、洗浄
   手段、排水手段などを制御して洗浄、すすぎ、乾燥の一
   連の逐次動作を行う制御手段とを備え、前記制御手段は
   前記水位検出手段の出力信号を入力し、前記洗浄手段停
   止時にはあらかじめ設定されている洗浄水位に対してあ
   る一定水位を越えたときから前記異常報知手段にて異常
   報知を行い前記排水手段にてタンク内の水を排水し、前
   記洗浄手段動作時には前記洗浄手段停止時よりも低い水
   位で前記異常報知手段にて異常報知を行い排水手段にて
   タンク内の水を排水するようにしてなる食器洗い機。