JPH04355161A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH04355161A
JPH04355161A JP15533491A JP15533491A JPH04355161A JP H04355161 A JPH04355161 A JP H04355161A JP 15533491 A JP15533491 A JP 15533491A JP 15533491 A JP15533491 A JP 15533491A JP H04355161 A JPH04355161 A JP H04355161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
heat
resistant film
sub
transfer recording
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15533491A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tanaka
浩一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP15533491A priority Critical patent/JPH04355161A/ja
Publication of JPH04355161A publication Critical patent/JPH04355161A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドとイン
クフィルムを用いた熱転写記録装置に係り、特にリイン
キング機構を有する熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、表面を粗したインク
補充部材により耐熱性フィルムの一方の面にインク層を
付されていた。また、ステンレスの丸棒からなり、有効
印字範囲の長さのサブインキング部材により、前述した
インク層表面が擦られ、これにより、平滑なインク層が
形成されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
施例にあっては、まず第一にサブインキング部材がステ
ンレス材であることから熱伝導率が低くインクの融点上
になるまでにかなりの時間を必要とし、ウォーミングア
ップ時間に問題がある。第二に、サブインキング部材が
丸棒であるため表面の形状(凹凸)がそのままインク面
の形状に反映されるので均一にインクを塗布するのに高
度な表面精度を必要とし、またインク厚の制御が困難で
ある。第三に、サブインキング部材の長さを有効印字範
囲の長さにした場合、サブインキング部材の両端の所で
フィルムが折れてしわが発生するという欠点がある。
【0004】またサブインキング部材の両端にインクが
溜り次第に厚くなり走行中に剥がれ落ちたり、徐々に耐
熱性フィルムの端部へと流れていき耐熱性フィルムの背
面へ回りサーマルヘッドを汚し、インク面への熱供給不
足によるインクの転写不良を生じるという欠点がある、
更に耐熱性フィルムが走行方向に対して左右にスキュー
をした場合、耐熱性フィルムの端部へ容易にインクが流
れていき、耐熱性フィルムの背面へ回り上述した様にイ
ンクの転写不良を生じるという欠点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、耐熱性フィルムの有効印字領域の両端
部から背面側へ回り込む溶融インクを有効に排除すると
ともに、これによって印字品質の向上を図った熱転写記
録装置を提供することを、その目的とする。
【0006】
【発明が解決するための手段】本発明では、一方の面に
常温では固体のインク層が付され印字用として走行可能
に装備された耐熱性フィルムと、この耐熱性フィルムの
インク層を局部的に加熱し溶融インクを記録紙に転写せ
しめるサーマルヘッドと、このサーマルヘッドの下流側
に装備され耐熱性フィルムにインクを補充するインク補
充手段とを有している。そして、このインク補充手段が
、耐熱性フィルムにインクを塗布するインク補充部材と
,このインク補充部材に塗布されたインクの塗布量を常
時一定量に設定するサブインキング部材とを備えてなる
熱転写記録装置において、サブインキング部材が、その
中央部に設定された有効印字範囲の両端部外側に、イン
クア除去手段を備えている、という構成を採っている。 これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
【0007】
【発明の実施例】次に、本発明の一実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。ここで図1は、本発明の一実
施例によるリインキング機構部の斜視図である。また図
2は、図1中におけるサブインキング部材を示す斜視図
である。更に図3は、図1に示すリインキング機構部を
有するライン型の熱転写記録装置の一例を示す全体的構
成図である。
【0008】図3に示す熱転写記録装置は、サーマルヘ
ッド2とプラテンローラ3と耐熱性フィルム1のフィー
ルド系おとびインク収容部8と熱溶融性インク9とヒー
タ10とインク補充部材11とサブインキング部材12
とドクターブレード16とから成るインク補充手段とし
てのリインキング機構部とにより、主要部が構成されて
いる。耐熱性フィルム1はフィールドローラ5とピンチ
ローラ6により搬送され、サーマルヘッド2とプラテン
ローラ3により記録紙4に密着、押圧される。また、7
−a〜7−cは耐熱性フィルム1の走行を案内するガイ
ドローラである。
【0009】リインキング機構部をより詳細(第一図を
参照)に説明すると、インク収容部8は熱伝導性のよい
アルミ等の金属より成り、内部に熱溶融性インク9を収
容する。インク収容部8の底面には熱溶融性インク9の
融点よりも若干高いある一定の温度を維持するヒータ1
0が固定されており、インク収容部8の中の熱溶融性イ
ンク9を液体状に溶かしている。また、インク補充部材
11はステンレスまたはアルミのローラの表面をサンド
ブラト等の加工にて粗面状にしている。そしてインク補
充部材11の表面に接触するようにドクターブレード1
6が設けられている。また、近傍にはアルミの丸棒(φ
5〜10)からなるサブインキング部材12がインク収
容部8に固定されている。
【0010】このサブインキング部材12には線径0.
1〜0.3mmのワイヤー14が隙間なく有効印字幅分
だけ巻かれている。更に、サブインキング部材12に巻
いたワイヤー14の両端には走行する耐熱性フィルム1
と30〜90°の角度で接するように斜面部が設けられ
ている。
【0011】次に上述した構成の動作を説明する。サー
マルヘッド2に、図示されていない制御回路から駆動信
号が与えられる。サーマルヘッド2の耐熱性フィルム1
の一部は加熱され、溶融した熱溶融性インク9は記録紙
4に転写される。
【0012】一方、耐熱性フィルム1はフィート゛ロー
ラ5よりガイドローラ7−aを通りリインキング機構部
に搬送される。このリインキング機構部の中でインク補
充部材11により耐熱性フィルム1の一方の表面に熱溶
融性インク9が供給される、また耐熱性フィルム1上の
残存インクは再溶融される。この際、ドクターブレード
16(高分子フィルムからなる)により、インク補充部
材11の表面上の熱溶融性インク9の量は規定される。
【0013】インク補充部材11により供給された耐熱
性フィルム1の表面のインク層は、インク補充部材11
の表面が砂目状のため、転写されたインク層にむらが生
じている。そのために熱溶融性インク9が凝固しないう
ちに前記ワイヤー14を巻いた丸棒から成るサブインキ
ング部材12(これも熱溶融性インク9の融点上の温度
になるように制御されている)によりインク層表面を擦
ることによって平滑な、そして所定の厚さ(ワイヤー1
4の線径で制御される)のインク層を形成する。その際
、有効印字幅よりも外側に塗られた熱溶融性インク9は
サブインキング部材12の両端部に設けた斜面13の所
でかきとられる。
【0014】以上の構成において耐熱性フィルム1とし
て、芳香族ポリアミドに熱伝導性物質としてカーボンを
添加したものから成形した、周長が500mmで幅が2
60mmで膜厚が15umのエンドレスフィルムを用い
、また熱溶融性インク9として融点が70℃、粘度が1
00cp(90℃)の黒色インクを用いて、印字を行っ
たところ転写不良のない高印字品質を長期間得ることが
できた。
【0015】
【実施例2】図2に示すサブインキング部材12の両端
部に設けた斜面部13に、ウレタンゴム(Hs硬度:6
0〜100゜)からなる厚さ1.0〜3.0mmのカキ
トリブレードをワイヤーの高さと同じくなるようにして
用いた所、耐熱性フィルム1の背面への熱溶融性インク
9の回りによるサーマルヘッド2の汚れはなく、転写不
良のない高印字品質を長期間得ることができた。
【0016】また、ウレタンゴムの他にシリコーンゴム
(Hs硬度:40〜80℃)からなる厚さ1.0〜3.
0mmのカキトリブレードをワイヤーの高さと同じくな
るようにして用いた所、耐熱性フィルム1の背面への熱
溶融性インク9の回りによるサーマルヘッド2の汚れは
なく、転写不良のない高印字品質を長期間得ることがで
きた。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
サブインキング部材の両端部にインク除去手段を設けた
ことから、耐熱性フィルムの背面への熱溶融性インクの
回りによるサーマルヘッドの汚れを有効に排除すること
ができ、転写不良少ない高印字品質で且つ信頼性の高い
、そして、ランニングコストの低く抑えた熱転写記録装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインク補充手段の一
例を示す一部切り欠いた斜視図
【図2】図1中に使用されているサブインキング部材の
一例を示す斜視図
【図3】図1のものを組み込んだ熱転写記録装置の一例
を示す構成図である。
【符号の説明】
1  耐熱性フィルム 2  サーマルヘッド 4  記録紙 11  インク補充部材 12  サブインキング部材 13  斜面部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一方の面に常温では固体のインク層が
    付され印字用として走行可能に装備された耐熱性フィル
    ムと、この耐熱性フィルムの前記インク層を局部的に加
    熱し溶融インクを記録紙に転写せしめるサーマルヘッド
    と、このサーマルヘッドの下流側に装備され前記耐熱性
    フィルムにインクを補充するインク補充手段とを有し、
    このインク補充手段が、前記耐熱性フィルムにインクを
    塗布するインク補充部材と,このインク補充部材に塗布
    されたインクの塗布量を常時一定量に設定するサブイン
    キング部材とを備えてなる熱転写記録装置において、前
    記サブインキング部材が、その中央部に設定された有効
    印字範囲の両端部外側に、インク除去手段を備えている
    ことを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】  前記インク除去手段が、カキトリブレ
    ードにより形成されていることを特徴とした請求項1記
    載の熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】  前記カキトリブレードが、高分子材料
    により形成されていることを特徴とした請求項2記載の
    熱転写記録装置。
JP15533491A 1991-05-31 1991-05-31 熱転写記録装置 Withdrawn JPH04355161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15533491A JPH04355161A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 熱転写記録装置

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JP15533491A JPH04355161A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 熱転写記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH04355161A true JPH04355161A (ja) 1992-12-09

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ID=15603623

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15533491A Withdrawn JPH04355161A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 熱転写記録装置

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Effective date: 19980806