JPH04354683A - 産業用ロボット制御方法およびその装置 - Google Patents

産業用ロボット制御方法およびその装置

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JPH04354683A
JPH04354683A JP15513591A JP15513591A JPH04354683A JP H04354683 A JPH04354683 A JP H04354683A JP 15513591 A JP15513591 A JP 15513591A JP 15513591 A JP15513591 A JP 15513591A JP H04354683 A JPH04354683 A JP H04354683A
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JP
Japan
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industrial robot
movement
amount
speed
vector
Prior art date
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JP15513591A
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English (en)
Inventor
Akira Fukuda
晃 福田
Kenichi Kawada
健一 河田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は産業用ロボット制御方
法およびその装置に関し、さらに詳細にいえば、予め得
られている教示データに基づく産業用ロボットの制御を
行なうのではなく、工作機械等に一般的に装着されてい
る手動パルス発生手段の操作に応答して産業用ロボット
を制御するための方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から工作機械等(以下、産業用ロボ
ットと称する)には手動パルス発生器が装着されており
、この手動パルス発生器を手動操作することにより工作
機械を所望の速度で所望量だけ動作させることができる
ようにしている。図6は手動パルス発生器により産業用
ロボットを制御するための装置の構成を概略的に示す図
であり、回転量に応じた数で、しかも回転速度に応じた
間隔のパルスを出力する手動パルサ71から出力される
パルス列を切換スイッチ72を介してx軸用の動作量算
出部73、y軸用の動作量算出部74、z軸用の動作量
算出部75の何れかに供給し、パルス列が供給された動
作量算出部から出力される動作量に基づいて該当する軸
用の速度指令値算出部76(または77か78)により
該当する軸用の速度指令値を算出し、算出された速度指
令値を該当する軸用のドライバ79(または80か81
)に供給するようにしている。
【0003】したがって、切換スイッチ72を所望の軸
用の動作量算出部に接続しておいて、手動パルサ71を
所望量だけ回転させることにより産業用ロボットの該当
する軸を所望量だけ動作させることができる。そして、
切換スイッチ72を順次異なる軸用の動作量算出部に接
続して上記動作を反復することにより産業用ロボットの
ロボット・ハンドを所望位置まで移動させることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6の産業用ロボット
制御装置においては、x軸、y軸、z軸のそれぞれにつ
いて手動パルサ71を操作することにより動作量を設定
しなければならないのであるから、産業用ロボットのロ
ボット・ハンドの位置を2次元的または3次元的に制御
する場合には、予め各軸方向の動作量成分を算出してお
き、各軸のそれぞれについて算出された動作量成分に対
応して手動パルサ71を操作しなければならず、作業が
著しく繁雑化するという不都合がある。また、産業用ロ
ボットは何れかの軸方向の動作を行なうだけであり、こ
れら各軸方向の移動を行なった結果、はじめてロボット
・ハンドが目標位置に到達するのであるから、実際には
周辺機器等との干渉を考慮しながら切換スイッチ72の
操作および手動パルサ71の操作を反復しなければなら
ず、作業が一層繁雑化するという不都合がある。
【0005】さらに、産業用ロボットの動作速度は手動
パルサ71の回転速度、即ちパルス列の間隔に基づいて
定まるのであるが、産業用ロボットの各軸のアームの慣
性力等の影響を受けて動作速度の上限が制限されるので
あるから、手動パルサ71の動作速度を大きくしすぎる
と産業用ロボットの各軸が追従できず、この結果、ロボ
ット・ハンドが目標位置まで移動できなくなってしまう
という不都合がある。
【0006】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、手動操作に基づいて定まる量だけ任意の
方向に産業用ロボットを動作させることができる新規な
産業用ロボット制御方法およびその装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1の産業用ロボット制御方法は、手動パル
ス発生手段により発生されるパルスに基づいて指示され
た動作量を得、操作者が設定した移動方向のベクトルに
得られた動作量を投影し、投影されたベクトルに基づい
て産業用ロボットの該当する軸に動作指令を供給する方
法である。
【0008】請求項2の産業用ロボット制御方法は、動
作指令に基づく産業用ロボットの動作速度と、指示され
た動作量およびベクトルに基づいて定まる指令位置で停
止し得る速度との大小を直接または間接に判別し、判別
結果に基づいて適正な速度指令を得て産業用ロボットに
供給する方法である。請求項3の産業用ロボット制御装
置は、手動パルス発生手段により発生されるパルス数お
よび1パルス当りの動作量に基づいて指示された動作量
を得る動作量出力手段と、操作者が設定した移動方向を
保持する移動方向保持手段と、移動方向保持手段に保持
されている移動方向のベクトルに得られた動作量を投影
する動作量投影手段と、投影されたベクトルに基づいて
産業用ロボットの該当する軸に動作指令を供給する動作
指令供給手段とを含んでいる。
【0009】請求項4の産業用ロボット制御装置は、動
作指令に基づく産業用ロボットの動作速度と、指示され
た動作量およびベクトルに基づいて定まる指令位置で停
止し得る速度との大小を直接または間接に判別する速度
判別手段と、速度判別手段による判別結果に基づいて適
正な速度指令を得て産業用ロボットに供給する速度指令
供給手段とをさらに含んでいる。
【0010】
【作用】請求項1の産業用ロボット制御方法であれば、
手動パルス発生手段により発生されるパルスに応答して
産業用ロボットを制御する場合に、産業用ロボットの移
動方向を予め設定しておいてから手動パルス発生手段を
操作すればよく、手動パルス発生手段により発生される
パルスに基づいて指示された動作量を得、操作者が設定
した移動方向のベクトルに得られた動作量を投影し、投
影されたベクトルに基づいて産業用ロボットの該当する
軸に動作指令を供給することにより産業用ロボットを所
望の方向に所望量だけ動作させることができる。したが
って、産業用ロボットの動作方向および動作量を適確に
把握でき、各軸方向の動作量成分を算出しなくても正確
な産業用ロボット動作を達成できる。また、周辺機器等
との干渉が生じない動作方向を設定しておくことにより
周辺機器等との干渉を確実に防止できる。
【0011】請求項2の産業用ロボット制御方法であれ
ば、動作指令に基づく産業用ロボットの動作速度と、指
示された動作量およびベクトルに基づいて定まる指令位
置で停止し得る速度との大小を直接または間接に判別し
、判別結果に基づいて適正な速度指令を得て産業用ロボ
ットに供給するのであるから、手動パルス発生手段の操
作速度が早くてそのままでは産業用ロボットが追従し得
ないような場合、そのままでは移動目標点で停止できな
いような場合であっても、判別結果に基づいて適正な速
度指令を得て産業用ロボットに供給することにより上記
のような不都合の発生を防止し、良好な産業用ロボット
の制御を達成できる。
【0012】請求項3の産業用ロボット制御装置であれ
ば、手動パルス発生手段により発生されるパルスに応答
して産業用ロボットを制御する場合に、産業用ロボット
の移動方向を予め設定し移動方向保持手段に保持させて
おいてから手動パルス発生手段を操作すればよく、手動
パルス発生手段により発生されるパルス数および1パル
ス当りの動作量に基づいて動作量出力手段から操作者に
より指示された動作量を得て出力する。そして、動作量
投影手段により、移動方向保持手段に保持されている移
動方向のベクトルに得られた動作量を投影し、投影され
たベクトルに基づいて動作指令供給手段により産業用ロ
ボットの該当する軸に動作指令を供給する。したがって
、産業用ロボットの動作方向および動作量を適確に把握
でき、各軸方向の動作量成分を算出しなくても正確な産
業用ロボット動作を達成できる。また、周辺機器等との
干渉が生じない動作方向を設定しておくことにより周辺
機器等との干渉を確実に防止できる。
【0013】請求項4の産業用ロボット制御装置であれ
ば、動作指令に基づく産業用ロボットの動作速度と、指
示された動作量およびベクトルに基づいて定まる指令位
置で停止し得る速度との大小を速度判別手段により判別
し、速度判別手段による判別結果に基づいて速度指令供
給手段により適正な速度指令を得て産業用ロボットに供
給するのであるから、手動パルス発生手段の操作速度が
早くてそのままでは産業用ロボットが追従し得ないよう
な場合、そのままでは移動目標点で停止できないような
場合であっても、判別結果に基づいて適正な速度指令を
得て産業用ロボットに供給することにより上記のような
不都合の発生を防止し、良好な産業用ロボットの制御を
達成できる。
【0014】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1はこの発明の産業用ロボット制御方法の
一実施例を示すフローチャートであり、ステップSP1
において産業用ロボット動作方向の設定が行なわれるま
で待ち、ステップSP2において手動パルス発生手段が
操作されたか否かを判別する。そして、手動パルス発生
手段が操作されたと判別された場合には、ステップSP
3において、手動パルス発生手段から出力されるパルス
列を所定時間間隔で積算し、ステップSP4において、
予め設定されている1パルス当りの動作量を積算値に乗
算することにより所定時間当りの動作量を算出する。次
いで、ステップSP5において、算出された動作量を設
定された動作方向のベクトルに投影し、ステップSP6
において、投影されたベクトルを現在の目標位置に加算
して新たな目標位置を算出し、ステップSP7において
新たな目標位置から現在の指令位置を減算して動作距離
を算出し、ステップSP8において、算出された動作距
離に基づいて産業用ロボットの各軸を同時に制御して設
定された動作方向に手動パルス発生手段の操作量に基づ
いて定まる量だけ動作させることができる。尚、ステッ
プSP3からステップSP8までの処理はパルス列の積
算時間間隔毎に反復される。
【0015】即ち、従来は各軸を選択的に動作させるべ
く手動パルス発生手段を操作していたのであるが、この
実施例においては、動作方向を設定しておいて、この動
作方向への動作量を手動パルス発生手段の操作により設
定するだけでよく、各軸を同時制御できるのであるから
、要求される操作を著しく簡素化できるのみならず、動
作軌跡を単純化して周辺機器等との干渉の有無、干渉を
防止するための移動経路の決定等の把握を簡単化できる
【0016】
【実施例2】図2はこの発明の産業用ロボット制御方法
の他の実施例を示すフローチャートであり、図1のフロ
ーチャートと異なる点は、ステップSP7とステップS
P8との間において以下の処理を行なうようにした点の
みである。即ち、ステップSP71において、現在の速
度CVELから所定の減速度−ACCで減速した場合に
停止するまでに必要な第1停止距離SD1と、現在の速
度CVELに対して所定の加速度ACCで加速して達成
される速度から所定の減速度−ACCで減速した場合に
停止するまでに必要な第2停止距離SD2とを算出し、
ステップSP72において第1停止距離SD1、第2停
止距離SD2とステップSP7において算出された動作
距離DISTとの大小を判別する。そして、DIST>
SD2であればステップSP73においてCVEL+A
CCの演算を行なって最適な速度を算出し、DIST<
SD1であればステップSP74においてCVEL−A
CCの演算を行なって最適な速度を算出し、SD1<D
IST<SD2であればステップ75においてCVEL
を最適な速度として採用する。その後は、ステップSP
73からステップSP75までの何れかのステップにお
いて得られた速度に基づいてステップSP8の処理を行
なう。
【0017】したがって、この実施例の場合には、手動
パルス発生手段の操作速度が大巾に変動して、そのまま
では産業用ロボットの動作速度が急激に変動することに
なるような場合であっても、所定の加速度、減速度に基
づく動作速度の制御が行なわれるのであるから、スムー
ズな産業用ロボット動作を達成できる。また、手動パル
ス発生手段の操作方向を急激に変化させた場合であって
も、産業用ロボットはスムーズに減速し、停止した後、
逆方向への動作を行なうことになり、スムーズな産業用
ロボット動作を達成できる。
【0018】
【実施例3】図3はこの発明の産業用ロボット制御装置
の一実施例を示すブロック図であり、操作量に応じたパ
ルスを発生する手動パルス発生器1と、手動パルス発生
器1から出力されるパルス列を所定の時間間隔で積算し
、積算値に対して予め設定されている1パルス当りの動
作量を乗算して所定の時間間隔当りの動作量を算出する
動作量算出部2と、操作者が設定した動作方向を保持す
る動作方向保持部3と、動作方向保持部3に保持されて
いる動作方向のベクトルに所定の時間間隔当りの動作量
を投影するベクトル変換部4と、動作量が投影されたベ
クトルと現在の動作目標位置とに基づいて新たな動作目
標位置を算出する動作目標位置算出部5と、新たな動作
目標位置と現在の指令位置とに基づいて動作距離を算出
する動作距離算出部6と、算出された動作距離に基づい
て産業用ロボット8に動作指令を供給する制御部7と、
積算時間間隔毎に動作量算出部2、ベクトル変換部4、
動作目標位置算出部5、および動作距離算出部6を反復
動作させる反復制御部9とを有している。
【0019】上記の構成の産業用ロボット制御装置の作
用は次のとおりである。操作者は動作方向の設定および
該当する方向への動作量に対応する手動パルス発生器1
の操作を行なうだけでよく、以下のようにして産業用ロ
ボットが制御される。即ち、手動パルス発生器1から出
力されるパルス列は動作量算出部2において所定の時間
間隔で積算され、動作量算出部2において積算値に対し
て1パルス当りの動作量を乗算することにより所定の時
間間隔当りの動作量を算出する。この算出された動作量
はベクトル変換部4において、動作方向保持部3に保持
されている動作方向のベクトルに投影される。即ち、各
軸方向の動作量成分を予め算出して手動パルス発生器1
を操作するという必要がなくなり、操作者に要求される
操作を簡素化できる。
【0020】次いで、動作量が投影されたベクトルおよ
び現在の動作目標位置とに基づいて動作目標位置算出部
5において加算処理または積分処理を行なうことにより
新たな動作目標位置を算出し、動作距離算出部6におい
て新たな動作目標位置から現在の指令位置を減算するこ
とにより動作距離を算出し、算出された動作距離に基づ
いて制御部7において各軸方向の動作距離成分を得て各
動作距離成分に基づいて該当する軸に対する動作指令を
算出して産業用ロボット8の各軸に供給する。
【0021】尚、上記一連の処理は、反復制御部9によ
り積算時間間隔毎に反復される。したがって、操作者が
設定した動作方向に、手動パルス発生器1の操作量に基
づいて定まる距離だけ産業用ロボットを動作させること
ができる。以上の説明から明らかなように、この実施例
においては、動作方向を設定しておいて、この動作方向
への動作量を手動パルス発生手段の操作により設定する
だけでよく、各軸を同時制御できるのであるから、要求
される操作を著しく簡素化できるのみならず、動作軌跡
を単純化して周辺機器等との干渉の有無、干渉を防止す
るための移動経路の決定等の把握を簡単化できる。
【0022】
【実施例4】図4はこの発明の産業用ロボットの他の実
施例を示すブロック図であり、図3の実施例と異なる点
は、現在の動作速度CVELを検出する速度検出部10
と、動作距離算出部6において算出された動作距離DI
STと検出された動作速度CVELとに基づいて最適な
速度VELを算出する加減速制御部11と、現在の指令
位置に算出された速度指令を加算して新たな指令位置を
算出して産業用ロボット8の各軸に供給する指令位置算
出部12とをさらに含んでいる点のみである。
【0023】図5は加減速制御部11の構成を詳細に示
すブロック図であり、現在の速度CVELから所定の減
速度−ACCで減速を行なった場合に停止するまでに必
要な第1停止距離SD1を算出する第1停止距離算出部
11aと、現在の速度CVELに対して所定の加速度A
CCを加算して得られる速度から所定の減速度−ACC
で減速を行なった場合に停止するまでに必要な第2停止
距離SD2を算出する第2停止距離算出部11bと、第
1停止距離SD1、第2停止距離SD2と算出された動
作距離DISTとの大小を判別し、DIST>SD2で
ある場合にVEL=CVEL+ACCの演算を行なって
最適な速度VELを算出し、DIST<SD1である場
合にVEL=CVEL−ACCの演算を行なって最適な
速度VELを算出し、SD1<DIST<SD2である
場合にCVELを最適な速度VELとして採用し、該当
する速度VELを出力する最適速度算出部11cとを有
している。
【0024】したがって、この実施例の場合には、手動
パルス発生手段の操作速度が大巾に変動して、そのまま
では産業用ロボットの動作速度が急激に変動することに
なるような場合であっても、所定の加速度、減速度に基
づく動作速度の制御が行なわれるのであるから、スムー
ズな産業用ロボット動作を達成できる。また、手動パル
ス発生手段の操作方向を急激に変化させた場合であって
も、産業用ロボットはスムーズに減速し、停止した後、
逆方向への動作を行なうことになり、スムーズな産業用
ロボット動作を達成できる。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、動作方
向の設定および手動パルス発生手段の操作のみで産業用
ロボットを所望の方向に所望量だけ動作させることがで
き、操作者の操作を著しく簡素化でき、しかも、産業用
ロボットの動作方向および動作量を適確に把握できるの
で、各軸方向の動作量成分を算出しなくても正確な産業
用ロボット動作を達成でき、周辺機器等との干渉が生じ
ない動作方向を設定しておくことにより周辺機器等との
干渉を確実に防止できるという特有の効果を奏する。
【0026】請求項2の発明は、手動パルス発生手段の
操作速度が早くてそのままでは産業用ロボットが追従し
得ないような場合、そのままでは移動目標点で停止でき
ないような場合であっても、判別結果に基づいて適正な
速度指令を得て産業用ロボットに供給することにより上
記のような不都合の発生を防止し、良好な産業用ロボッ
トの制御を達成できるという特有の効果を奏する。
【0027】請求項3の発明は、動作方向の設定および
手動パルス発生手段の操作のみで産業用ロボットを所望
の方向に所望量だけ動作させることができ、操作者の操
作を著しく簡素化でき、しかも、産業用ロボットの動作
方向および動作量を適確に把握できるので、各軸方向の
動作量成分を算出しなくても正確な産業用ロボット動作
を達成でき、周辺機器等との干渉が生じない動作方向を
設定しておくことにより周辺機器等との干渉を確実に防
止できるという特有の効果を奏する。
【0028】請求項4の発明は、手動パルス発生手段の
操作速度が早くてそのままでは産業用ロボットが追従し
得ないような場合、そのままでは移動目標点で停止でき
ないような場合であっても、判別結果に基づいて適正な
速度指令を得て産業用ロボットに供給することにより上
記のような不都合の発生を防止し、良好な産業用ロボッ
トの制御を達成できるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の産業用ロボット制御方法の一実施例
を示すフローチャートである。
【図2】この発明の産業用ロボット制御方法の他の実施
例を示すフローチャートである。
【図3】この発明の産業用ロボット制御装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図4】この発明の産業用ロボット制御装置の他の実施
例を示すブロック図である。
【図5】加減速制御部の構成を詳細に示すブロック図で
ある。
【図6】手動パルス発生器により産業用ロボットを制御
するための装置の構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1  手動パルス発生器    2  動作量算出部 
   3  動作方向保持部 4  ベクトル変換部    5  動作目標位置算出
部    6  動作距離算出部 7  制御部    8  産業用ロボット    1
1  加減速制御部 11c  最適速度算出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  手動パルス発生手段(1)により発生
    されるパルスに応答して産業用ロボット(8)を制御す
    る方法であって、手動パルス発生手段(1)により発生
    されるパルスに基づいて指示された動作量を得、操作者
    が設定した移動方向のベクトルに得られた動作量を投影
    し、投影されたベクトルに基づいて産業用ロボットの該
    当する軸に動作指令を供給することを特徴とする産業用
    ロボット制御方法。
  2. 【請求項2】  動作指令に基づく産業用ロボット(8
    )の動作速度と、指示された動作量およびベクトルに基
    づいて定まる指令位置で停止し得る速度との大小を直接
    または間接に判別し、判別結果に基づいて適正な速度指
    令を得て産業用ロボットに供給する請求項1に記載の産
    業用ロボット制御方法。
  3. 【請求項3】  手動パルス発生手段(1)により発生
    されるパルスに応答して産業用ロボット(8)を制御す
    る装置であって、手動パルス発生手段(1)により発生
    されるパルス数および1パルス当りの動作量に基づいて
    指示された動作量を得る動作量出力手段(2)と、操作
    者が設定した移動方向を保持する移動方向保持手段(3
    )と、移動方向保持手段(3)に保持されている移動方
    向のベクトルに得られた動作量を投影する動作量投影手
    段(4)と、投影されたベクトルに基づいて産業用ロボ
    ット(8)の該当する軸に動作指令を供給する動作指令
    供給手段(5,6,7)とを含むことを特徴とする産業
    用ロボット制御装置。
  4. 【請求項4】  動作指令に基づく産業用ロボット(8
    )の動作速度と、指示された動作量およびベクトルに基
    づいて定まる指令位置で停止し得る速度との大小を直接
    または間接に判別する速度判別手段(11,11c)と
    、速度判別手段による判別結果に基づいて適正な速度指
    令を得て産業用ロボット(8)に供給する速度指令供給
    手段(11,11c)とをさらに含む請求項3に記載の
    産業用ロボット制御装置。
JP15513591A 1991-05-30 1991-05-30 産業用ロボット制御方法およびその装置 Pending JPH04354683A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999040493A1 (fr) * 1998-02-05 1999-08-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede permettant de regler le mouvement d'avance d'une machine a commande numerique et machine a commande numerique
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