JPH04354230A - コードレス電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、親機と複数の子機から
構成されるコードレス電話装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のコードレス電話装置は、
子機に電池残量検出手段と、その残量表示を表示するた
めの２色ＬＥＤを備えている。

【０００３】この２色ＬＥＤでは、充電完了状態あるい
は要充電状態か、また、電池容量切れ状態であるかを点
灯色によって表示しており、このように、子機の２色Ｌ
ＥＤの点灯色から電池残量の状態を識別することができ
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話装置では、親機で子機の電池残量を
確認できないため、親機から子機を呼び出し、通信不能
であるときに初めて子機の電池容量がないか、あるいは
子機の電源がオフしているかを知ることができる。した
がって、複数の子機がある場合に、仮に子機１台が電池
容量切れであっても、その１台には、外線着信情報や、
親機からの内線一斉呼び情報が伝わらないことが親機か
らは認識することができず、そのため、親機から保留転
送しようとしても保留転送できないため、その旨を通知
するために子機の所有者を呼びに行かなければならない
等の問題があった。

【０００５】本発明は上記課題を解決するものであり、
子機の電池残量を親機で容易に確認できる優れたコード
レス電話装置を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、親機と複数の子機を有し、複数の子機には
、電源である充電用電池の残量を識別する電池容量識別
手段と、残量の識別情報を親機に無線伝送する無線伝送
手段とを備え、親機には、子機から無線伝送される充電
用電池の残量を識別情報を受信する受信手段と、受信手
段からの充電用電池の残量の識別情報を表示する表示手
段とを備えるものである。

【０００７】さらに子機で検出する電池容量の残量の識
別情報を比較器により判定し、所定のレベル以下である
と判定した場合に、親機に設けた警報手段を作動させる
ものである。

【０００８】

【作用】したがって、本発明によれば、子機から充電用
電池の残量を識別して無線伝送し、親機では、この充電
用電池の残量を識別情報を受信して表示するため、子機
の電池残量を親機で確認することができる。

【０００９】さらに、子機で検出する電池容量の残量の
識別情報を親機で判定し、所定のレベル以下であると判
定した場合に、警報を発するようにしたので、子機の電
池残量が親機で容易に確認でき、電池切れを未然に防止
できることになる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の一実施例の構成について図面
をもとに説明する。

【００１１】図１において、充電器内には、子機の電池
を充電するための充電回路２１と、充電中であることを
表示する充電表示回路２２が設けられている。

【００１２】子機内部内には、電源用電池２３と、その
電池容量を検出する電池容量検出手段２４と、電池容量
表示手段２６と、親機と送受信するためのモデム２７と
、無線部２８が設けられ、さらに、それらを制御する制
御部２５が設けられている。親機は、電源部２９と、子
機と送受信するためのモデム３２と無線部３３を有し、
さらに子機の電池容量表示手段３０と、それらを制御す
る制御部３１で構成されている。

【００１３】次に、上記構成の動作について説明する。 図２は制御シーケンスを示している。

【００１４】図２において、子機の電池容量検出手段２
４により、電池容量の情報が制御部２５へ入力されてか
ら、親機の電池容量表示手段３０に伝達するまでの無線
部２８の制御シーケンス例を示すものである。

【００１５】すなわち、子機、親機とも待受状態では、
親機はＣチャネル（制御チャネル）とＳチャネル（通話
チャネル）を交互にスキャン中であり、子機側では間欠
受信中である。

【００１６】この時に電池容量検出手段２４により、電
池容量の状態が変化したという情報が入力されると、子
機側はＣチャネルのキャリアセンスを開始する。仮にＣ
チャネルがビジーの時は一定時間後にリトライするよう
にし、必ず親機へその情報を伝達できるようにする。

【００１７】Ｃチャネルがビジーでない時は、親機へＰ
ＳーＣＡＬＬコマンドを送信する。親機ではＰＳーＣＡ
ＬＬコマンドを受信するとともにＩＤコードをチェック
する。ＩＤコードが一致していれば子機へＳチャネル指
定コマンドを送信する。子機はそれを受信し、ＩＤコー
ドをチェックをする。

【００１８】次に、Ｓチャネルをキャリアセンスして、
この際ビジーでない場合、電池容量の情報を含む電池容
量コマンドを送信する。親機では電池容量コマンドを受
信し、そのＡｃｋコマンドを送信すると同時に電池容量
表示手段３０に、その情報内容を表示する。子機側では
電池容量Ａｃｋコマンドを受信し、電池容量検出手段２
４へ送出する。

【００１９】このように上記の実施例によれば、子機の
電池容量を検出し、その情報を親機へ送信し表示できる
ので、コードレス電話機の致命的欠点である子機の電池
容量切れを親機でも、容易に確認できる。これによって
、子機の電池容量切れを予防できるものとなる。

【００２０】次に、他の実施例を説明する。図３、他の
実施例の構成を示している。

【００２１】図３では、図１に示す構成の電池容量検出
手段２４と制御部２５の間に比較器３４を設けている。

【００２２】また、親機には制御部３１にスピーカ３５
を接続している。この他の構成は図１と同じである。

【００２３】この構成では電池容量検出手段２４の出力
を比較器３４で判定し、予め定めた容量、例えば全容量
の５％程度になったときに警報信号を子機の制御部２５
へ送出し、上記のコマンドの送受信と同様に親機の制御
部３１に伝送して、スピーカ３５で警報音を吹鳴する。

【００２４】このため、子機の電池残量が容易に確認で
き、電池切れを有効に阻止できるようになる。

【００２５】

【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなように
、子機から充電用電池の残量を識別して無線伝送し、親
機にはこの充電用電池の残量を識別情報を受信して表示
するようにしたので、子機の電池容量切れを親機でも確
認できるという効果を有する。さらに、子機で検出する
電池容量の残量の識別情報を親機で判定し、所定のレベ
ル以下であると判定した場合に、警報を発するようにし
たので、子機の電池残量が親機で容易に確認でき、電池
切れを未然に防止できるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のコードレス電話装置の一実施例の構成
を示すブロック図

【図２】実施例の制御シーケンスを示す説明図

【図３】
他の実施例の構成を示すブロック図

【符号の説明】

２１　　充電回路 ２２　　充電表示回路 ２３　　電源用電池 ２４　　電池容量検出手段 ２５　　制御部 ２６　　電池容量表示手段 ２７　　モデム ２８　　無線部 ２９　　電源部 ３０　　電池容量表示手段 ３１　　制御部 ３２　　モデム ３３　　無線部 ３４　　比較器 ３５　　スピーカ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　親機と複数の子機を有し、上記複数の
   子機には、電源である充電用電池の残量を識別する電池
   容量識別手段と、上記残量の識別情報を上記親機に無線
   伝送する無線伝送手段とを備え、上記親機には、子機か
   ら無線伝送される充電用電池の残量を識別情報を受信す
   る受信手段と、上記受信手段からの上記充電用電池の残
   量の識別情報を表示する表示手段とを備えるコードレス
   電話装置。
2. 【請求項２】　　子機で検出する電池容量の残量の識別
   情報を比較器により判定し、所定のレベル以下であると
   判定した場合に、親機に設けた警報手段を作動させる請
   求項１記載のコードレス電話装置。