JPH04353581A - 感圧性接着剤とその接着シ―ト - Google Patents

感圧性接着剤とその接着シ―ト

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JPH04353581A
JPH04353581A JP15767091A JP15767091A JPH04353581A JP H04353581 A JPH04353581 A JP H04353581A JP 15767091 A JP15767091 A JP 15767091A JP 15767091 A JP15767091 A JP 15767091A JP H04353581 A JPH04353581 A JP H04353581A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光重合型のアクリル系
の感圧性接着剤と、この接着剤を基材の片面または両面
に設けてシ―ト状やテ―プ状などの形態とした接着シ―
ト類に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(メタ)アクリル酸アルキルエステルを
主成分とし、これにアクリル酸などの極性基含有単量体
を加えた単量体混合物を共重合させて得られるアクリル
系ポリマ―を基剤とした感圧性接着剤は、既に公知であ
る。
【0003】このようなアクリル系の感圧性接着剤の製
造に際しては、アクリル系ポリマ―の重合に効果のある
多量の溶剤を用いることが多いが、この多量の溶剤の安
全性と環境上の制約から、最近では、エマルジヨン重合
や、紫外線照射による光重合が多く用いられつつある。 特に、光重合した感圧性接着剤は、その製造工程で溶剤
を使用しないために、安全性と環境改善の効果がある。
【0004】また、この安全性と環境改善の観点とは別
に、近年、感圧性接着剤の使用範囲が広がり、これに伴
つて要求される特性も高度化する傾向にある。特に、使
用される温度範囲が広がり、今まで以上に高温での接着
特性の向上が必要になるとともに、−10〜30℃の通
常の温度での接着特性も当然要求される。さらに、使用
される被着体が多様化し、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンなどの非極性被着体への接着性も重要となつてきてい
る。
【0005】これに対して、非極性被着体用の感圧性接
着剤として、アクリル系の感圧性接着剤にロジン系樹脂
、テルペンフエノ―ル樹脂などの粘着付与剤を添加する
ことにより、接着特性が向上することが知られている。 ところが、粘着付与剤は通常低分子量の樹脂であるので
、粘着付与剤の添加に伴つて高温での接着特性は低下す
る傾向にある。
【0006】これを改善する方法として、特開平1−3
06483号公報に記載のように、ベ―スポリマ―との
相溶性に劣る粘着付与剤を用い、ポリマ―の可塑化を制
御することによつて、高温での接着特性を向上させる技
術が提案されている。しかしながら、この技術は、高温
での接着特性を重視する余り、通常の温度での接着剤の
可塑化率が低くなり、粗面への接着特性が損なわれるこ
とになる。
【0007】また、このような相溶性に劣る粘着付与剤
を用いることは、光重合系においても同じ問題を招き、
ベ―スポリマ―と粘着付与剤との相分離により、通常の
温度での接着性が損なわれることが知られている。そこ
で、光重合型の接着剤に適した粘着付与剤として、特開
昭64−66280号公報では、数平均分子量、多分散
指数、ガラス転移温度、溶解パラメ―タ―などを特定範
囲に規定したものを選択使用することを提案している。 しかるに、このような限定された粘着付与剤を用いると
、通常の温度での接着特性に好結果が得られても、高温
度での接着特性が低下する傾向にある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来公知
のアクリル系の感圧性接着剤は、光重合型とすることに
より安全性と環境改善の面で好結果が得られても、広い
温度範囲での接着特性や非極性被着体への接着性などを
、十分に満足できるものとは言えなかつた。
【0009】本発明は、上記従来の事情に鑑み、光重合
型のアクリル系の感圧性接着剤における接着特性を改良
し、特に、幅広い温度領域においてすぐれた接着特性を
発揮する、また非極性被着体への接着性も良好である感
圧性接着剤を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意検討した結果、光重合させるべ
き単量体の一種としてロジンの(メタ)アクリル酸エス
テルを加えるとともに、粘着付与剤として特定のものを
選択使用することにより、光重合後の接着特性が幅広い
温度領域において非常に良好なものとなり、また非極性
被着体への接着性にもすぐれたものとなることを知り、
本発明を完成するに至つた。
【0011】すなわち、本発明は、つぎのa〜c三成分
; a)(メタ)アクリル酸アルキルエステル100重量部
にロジンの(メタ)アクリル酸エステル2〜40重量部
および極性基含有単量体30重量部以下を加えてなる単
量体混合物100重量部 b)軟化点が105℃以上のロジン系粘着付与剤および
/または軟化点が105℃以上のテルペン系粘着付与剤
5〜50重量部 c)光重合開始剤0.01〜5重量部 を含む組成物を光重合させてなる感圧性接着剤に係るも
のである。また、本発明は、この感圧性接着剤を基材の
片面または両面に設けてシ―ト状やテ―プ状の形態とし
た接着シ―ト類に係るものである。
【0012】
【発明の構成・作用】本発明におけるa成分としての単
量体混合物は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを
主成分とし、これにロジンの(メタ)アクリル酸エステ
ルおよび極性基含有単量体を加えてなるものであり、必
要によりこれらと共重合可能なビニル系単量体、たとえ
ば、酢酸ビニル、ビニルピロリドン、プロピオン酸ビニ
ル、スチレンおよびその誘導体、塩化ビニルなどを、主
成分である(メタ)アクリル酸アルキルエステル100
重量部に対し、通常30重量部以下、好ましくは20重
量部以下の割合で使用することができる。
【0013】主成分の(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルとしては、脂肪族アルコ―ルのアルキル基がエチル
基、ブチル基、sec−ブチル基、イソブチル基、ヘキ
シル基、ヘプチル基、オクチル基、イソオクチル基、2
−エチルヘキシル基などであるアクリル酸またはメタク
リル酸のエステルが挙げられ、これらの一種または二種
以上が用いられる。また、上記アルキル基の炭素数は2
〜15のものが、得られる感圧性接着剤の接着特性の点
から好ましい。
【0014】ロジンの(メタ)アクリル酸エステルとし
ては、ロジン、重合ロジン、水添ロジンなどのカルボキ
シル基と、グリシジル(メタ)アクリレ―トなどのエポ
キシ基との開環反応物が挙げられる。このようなロジン
の(メタ)アクリル酸エステルは、たとえば、特開昭6
3−186783号公報に記載の方法により、得ること
ができる。このロジンの(メタ)アクリル酸エステルは
、主成分の(メタ)アクリル酸アルキルエステル100
重量部に対して、2〜40重量部、好ましくは2〜20
重量部の範囲で用いられる。
【0015】極性基含有単量体としては、たとえば、(
メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸などのカル
ボキシル基含有単量体、2−(メタ)アクリルアシドプ
ロパンスルホン酸などのスルホン基含有単量体、(メタ
)アクリドキシエチルホスフエ―トなどのリン酸基含有
単量体、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ―ト、
2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ―トなどの水
酸基含有単量体、N・N−ジメチル(エチル)アクリレ
―ト、ビス−N・N−ジメチルアミノエチルマレエ―ト
などのアミノ基含有単量体、(メタ)アクリルアミド、
N−メチロ―ルアクリルアミドなどのアミド基含有単量
体、グリシジル(メタ)アクリレ―トなどのエポキシ基
含有単量体、アクリロニトリルなどのニトリル基含有単
量体などが挙げられる。
【0016】これらの極性基含有単量体は、得られる感
圧性接着剤の接着力の増大に寄与するものであり、その
一種または二種以上を用いることができる。使用量は、
主成分の(メタ)アクリル酸アルキルエステル100重
量部に対して、30重量部以下、好ましくは2〜20重
量部の範囲とされる。
【0017】本発明におけるb成分の粘着付与剤として
は、軟化点が105℃以上のロジン系粘着付与剤か、軟
化点が105℃以上のテルペン系粘着付与剤かのいずれ
か一方または両方が用いられる。
【0018】上記の軟化点が105℃以上のロジン系粘
着付与剤は、ロジンまたはその誘導体であり、軟化点が
105℃以上、好ましくは110〜190℃のものが用
いられる。ロジンの誘導体としては、部分不均化または
不均化ロジン、水添加ロジン、マレイン酸変成ロジン、
重合ロジン、ホルムアルデヒド変成ロジンなどのほか、
これらの金属塩やジエチレングリコ―ル、グリセリン、
ペンタエリスリト―ルなどとのエステル結合物などを挙
げることができる。
【0019】また、上記の軟化点が105℃以上のテル
ペン系粘着付与剤は、テルペンまたはその誘導体であり
、軟化点が105℃以上、好ましくは110〜190℃
のものが用いられる。
【0020】このようなロジン系粘着付与剤および/ま
たはテルペン系粘着付与剤は、前記a成分の単量体混合
物100重量部に対して、5〜50重量部、好ましくは
10〜35重量部の割合で用いられる。
【0021】本発明におけるc成分としての光重合開始
剤には、ベンゾインメチルエ―テルやベンゾインイソプ
ロピルエ―テルなどのベンゾインエ―テル、アニソ―ル
メチルエ―テルなどの置換ベンゾインエ―テル、2・2
−ジエトキシアセトフエノン、2・2−ジメトキシ−2
−フエニルアセトフエノンなどの置換アセトフエノン、
2−メチル−2−ヒドロキシプロピオフエノンなどの置
換アルフア―ケト―ル、2−ナフタレンスルフオニルク
ロライドなどの芳香族スルフオニルクロライド、1−フ
エニル−1・1−プロパンジオン−2−(o−エトキシ
カルボニル)−オキシムなどの光活性オキシムがある。 これらの光重合開始剤は、前記a成分の単量体混合物1
00重量部に対して、0.01〜5重量部、好ましくは
0.1〜3重量部の割合で用いられる。
【0022】本発明の組成物には、以上のa〜c三成分
のほか、低温での接着特性向上のために、軟化点が10
5℃未満となる低軟化点のロジン系粘着付与剤を、前記
b成分の高軟化点のロジン系ないしテルペン系粘着付与
剤100重量部に対し、120重量部以下、好ましくは
50重量部以下の割合で配合してもよい。
【0023】また、凝集力向上のために、多官能アクリ
レ―ト、たとえば、トリメチロ―ルプロパントリアクリ
レ―ト、ペンタエリスリト―ルテトラアクリレ―ト、1
・2−エチレングリコ―ルジアクリレ―ト、1・6−ヘ
キサンジオ―ルジアクリレ―ト、1・12−ドデカンジ
オ―ルジアクリレ―トなどを配合することもできる。さ
らに、必要に応じて従来公知の可塑剤、軟化剤、充てん
剤、顔料、染料などの各種添加剤を配合してもよい。こ
れら任意成分の配合量は、通常用いられている使用量で
よい。
【0024】本発明においては、上記の組成物を、被着
体上に直接塗工するか、または一旦剥離紙上に塗工した
うえで、400〜1500mj/cm2 程度の紫外線
を照射して、光重合させることにより、それ自体感圧接
着性を有する、粘着化されたアクリル系の感圧性接着剤
とすることができる。
【0025】また、被着体や剥離紙上に塗工する代わり
に、ポリエステルフイルムなどの合成樹脂フイルムや繊
維基材などの各種基材を使用し、この基材の片面または
両面に塗設して、これを上記同様に光重合させることに
より、シ―ト状やテ―プ状などの形態とした接着シ―ト
類とすることができる。このときの接着剤層の厚さは任
意である。
【0026】このようにして得られる光重合した感圧性
接着剤は、幅広い温度領域において良好な接着特性を発
揮し、また極性はもちろん非極性の被着体に対して高い
接着力を発揮する。この理由は明らかではないが、ロジ
ンの(メタ)アクリル酸エステルを他の単量体と共重合
させることにより、共重合されたアクリル系ポリマ―と
添加されるロジン系粘着付与剤またはテルペン系粘着付
与剤との相溶性が変化し、アクリル系ポリマ―の骨格の
柔軟性が向上して、粗面接着性や極性または非極性被着
体への接着性が良好になり、またロジン系またはテルペ
ン系粘着付与剤の軟化点が高いために、感圧性接着剤全
体の高温での凝集力の低下が少ないことなどに起因して
いるのではないかと思われる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、光重
合させるべき単量体の一種としてロジンの(メタ)アク
リル酸エステルを用いるとともに、粘着付与剤として高
軟化点のロジン系ないしテルペン系粘着付与剤を選択使
用したことにより、幅広い温度での接着特性にすぐれ、
また非極性被着体への接着性も良好であるアクリル系の
感圧性接着剤を得ることができる。
【0028】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載してより具体
的に説明する。なお、以下において部とあるのは重量部
を意味する。
【0029】実施例1 ブチルアクリレ―ト100部、ロジンのアクリル酸エス
テル5部、アクリル酸2部、2・2−ジメトキシ−2−
フエニルアセトフエノン(光重合開始剤)0.05部を
4つ口フラスコに投入し、窒素雰囲気下で紫外線に暴露
することによつて部分的に光重合したシロツプを得た。
【0030】この部分重合したシロツプ100部に、軟
化点が120℃の重合ロジンのペンタエリスリト―ルエ
ステル10部、追加の光重合開始剤0.3部、トリメチ
ロ―ルプロパントリアクリレ―ト0.5部を、均一に混
合し、組成物を調製した。
【0031】この組成物を、コ―テイング面が低接着性
剥離処理された厚さが25μmのポリエチレンテレフタ
レ―トフイルム上に、コ―テイングし、別の厚さが25
μmのポリエチレンテレフタレ―トフイルムを上から被
覆したのち、紫外線を900mj/cm2 照射して、
光重合させることにより、接着剤層の厚さが50μmで
ある光重合型のシ―ト状の感圧性接着剤を得た。
【0032】実施例2 重合ロジンのペンタエリスリト―ルエステルに代えて、
軟化点が125℃のマレイン酸変成不均化ロジンを20
部使用した以外は、実施例1と同様にして、光重合型の
シ―ト状の感圧性接着剤を得た。
【0033】実施例3 重合ロジンのペンタエリスリト―ルエステルに代えて、
軟化点が145℃のテルペンフエノ―ルを10部使用し
た以外は、実施例1と同様にして、光重合型のシ―ト状
の感圧性接着剤を得た。
【0034】実施例4 ブチルアクリレ―ト20部、2−エチルヘキシルアクリ
レ―ト80部、ロジンのアクリル酸エステル10部、ア
クリル酸5部、2・2−ジメトキシ−2−フエニルアセ
トフエノン(光重合開始剤)0.05部を用いて、実施
例1と同様に部分重合したシロツプを得、このシロツプ
を用いて、以下実施例1と同様にして、光重合型のシ―
ト状の感圧性接着剤を得た。
【0035】比較例1 部分重合したシロツプに、ロジンのアクリル酸エステル
を加えなかつた以外は、実施例1と全く同様にして、光
重合型のシ―ト状の感圧性接着剤を得た。
【0036】比較例2 ブチルアクリレ―ト20部、2−エチルヘキシルアクリ
レ―ト80部、アクリル酸5部、2・2−ジメトキシ−
2−フエニルアセトフエノン(光重合開始剤)0.05
部を用いて、実施例1と同様に部分重合したシロツプを
得、このシロツプを用いて、以下実施例1と同様にして
、光重合型のシ―ト状の感圧性接着剤を得た。
【0037】以上の実施例1〜4および比較例1,2の
各感圧性接着剤につき、接着力、耐反発特性、接着面積
、対クリ―プ性ズレ距離を、下記の要領で調べた。その
結果は、後記の表1に示されるとおりであつた。
【0038】<接着力>JIS  Z−1522に準じ
、被着体として、ステンレス板およびポリプロピレン板
を用いて、測定した。単位はg/20mm幅である。
【0039】<耐反発特性>剥離紙上に接着剤層を形成
した試料を100mm×10mmの大きさに切断し、厚
さが0.5mmの同じ大きさのアルミニウム板に貼り合
わせる。ついで、剥離紙を剥離し、直径200mmのA
BS樹脂製の円筒に試料の長さ方向を円周方向にして2
3℃で貼り合わせる。その後、1時間放置したのち、5
0℃で24時間保持して、アルミニウム板が浮き上がつ
た長さを測定した。
【0040】<接着面積>中心線平均粗さRa=3.2
μmのガラス板に、23℃の条件下、2kgのロ―ルを
1往復させて評価用サンプルを貼り合わせた。接着部が
透明になることを利用して、ガラス板裏面より観察して
、接着面積を測定した。
【0041】<対クリ―プ性ズレ距離>表面が鏡面状の
ステンレス板(30mm×120mm×3.0mm)の
長尺方向の一端に、接着面積が20mm×10mmとな
るように評価用サンプル(幅10mm)を貼り合わせ、
30分間放置したのち、80℃で20分間加熱処理した
。つぎに、サンプルが貼つてある方が下になるようにス
テンレス板を垂直に設定し、サンプルの他端に500g
の荷重をかけた。この状態で1時間当たりのステンレス
板からのサンプルのズレ距離をクリ―プ試験機で測定し
た。
【0042】
【表1】
【0043】上記の表1より明らかなように、本発明の
感圧性接着剤は、比較例の感圧性接着剤に比べ、極性お
よび非極性被着体への接着性が良好で、また幅広い温度
での接着特性、特に曲面および粗面への接着特性にすぐ
れていることがわかる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  つぎのa〜c三成分;a)(メタ)ア
    クリル酸アルキルエステル100重量部にロジンの(メ
    タ)アクリル酸エステル2〜40重量部および極性基含
    有単量体30重量部以下を加えてなる単量体混合物10
    0重量部 b)軟化点が105℃以上のロジン系粘着付与剤および
    /または軟化点が105℃以上のテルペン系粘着付与剤
    5〜50重量部 c)光重合開始剤0.01〜5重量部 を含む組成物を光重合させてなる感圧性接着剤。
  2. 【請求項2】  基材の片面または両面に請求項1に記
    載の感圧性接着剤が設けられてなる接着シ―ト類。
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