JPH04352980A - サイコロ振り器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、スゴロクなどの遊戯等
において使用するサイコロを振るための器具に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、サイコロは、手で投げられるか、
容器に入れてその容器を手で振るか、いずれにしろ主に
手を振るという操作を必要としていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記のように、手を振
るという操作は、まず手が疲れるという問題があり、ま
た、熟練者になると手加減によって容易に任意の目を出
すことも可能なので公正が保てない虞もあった。

【０００４】そこで本発明は、手が疲れることがなく、
且つ手加減による作為が困難で公正を保つことができる
サイコロ振り器の提供を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサイコロ振り器は、軽量なサイコロを収納
する中空容器１と、その中空容器１内への風送り部２と
を併設してなるものである。

【０００６】

【作用】中空容器１内に収納される軽量なサイコロを、
風送り部２から吹き出す風によって飛散させ、手を振る
という従来の操作の代りとすることができる。

【０００７】

【実施例】以下、図面に基づき実施例について詳説する
。まず中空容器１はプラスチック製の透明な円筒形で、
その天面に細長い複数の通気孔３と円形のサイコロ投入
孔４を穿設し、また曲面状に窪んだ底面中央部に風吹出
口５を設けている。この中空容器１の内部には、その天
面のサイコロ投入孔４からサイコロ６が投入されること
になる。なお、サイコロ投入孔４は、サイコロ６が同所
から飛び出さないように、天面の中央部よりも、端寄り
の位置に設けた方がよい。サイコロ６は、風によって吹
き上げられる程度に軽量であることを要し、例えば、発
泡スチロール等の材料によって形成すればよい。 なお、サイコロ６は、予め中空容器１の内部に入れてお
くことも可能で、その場合は、サイコロ投入孔４は不要
である。中空容器１の下方には、風送り部２を内部に装
備した円筒状の基台７が接続されている。風送り部２は
、ファン８と、ファン８を回転させるモータ９と、モー
タ９を作動させる電池を装填する電源部１０と、スイッ
チ１１とから構成されている。ファン８の風吐出口は上
記の風吹出口５に連通し、基台７の底面には空気吸入口
１２が穿設されている。スイッチ１１を押して回路をＯ
Ｎにすると、モータ９によりファン８が回転して、風吹
出口５から風が吹き上げ、その風によってサイコロ６が
吹き飛ばされる。そして、再度スイッチ１１を押して回
路をＯＦＦにすると、ファン８の回転が止まり、風吹出
口５からの風の吹き上げが止まり、サイコロ６は、中空
容器１の底面上に落下して、無作為にサイコロの目が出
ることになる。

【０００８】なお、上記の実施例では、風送り部２を構
成するために、ファン８等を用いていたが、風送り部２
として吹子等を用いる実施例も可能である。また、直接
に口でパイプ等を吹くことによりサイコロ６を吹き上げ
るようにしてもよい。

【０００９】

【発明の効果】本発明は以上の通りであり、手を振る操
作が不要となって手が疲れるという問題が解消し、また
、サイコロが風に吹き上げられてから落下する過程を経
て無作為にサイコロの目が出るので、人が手加減によっ
て作為的に任意の目を出すことが極めて困難となって公
正が保ちやすいという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】外観斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線における断面図である。

【図３】図１のＢ−Ｂ線における断面図である。

【図４】風送り部の斜視図である。

【図５】風送り部の平面図である。

【符号の説明】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　軽量なサイコロを収納する中空容器１
   と、その中空容器１内への風送り部２とを併設してなる
   サイコロ振り器。