JPH04352818A - コーミング機のコーミングヘッドでラップロールを交換するための方法及び装置 - Google Patents
コーミング機のコーミングヘッドでラップロールを交換するための方法及び装置Info
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- JPH04352818A JPH04352818A JP3002599A JP259991A JPH04352818A JP H04352818 A JPH04352818 A JP H04352818A JP 3002599 A JP3002599 A JP 3002599A JP 259991 A JP259991 A JP 259991A JP H04352818 A JPH04352818 A JP H04352818A
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- combing
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 43
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 20
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G19/00—Combing machines
- D01G19/06—Details
- D01G19/08—Feeding apparatus
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーミングヘッドでラ
ップロールからラップ材料をニッパに供給し、ニッパの
閉じた状態で該コーミングヘッドによって、ニッパのニ
ップラインを越えて突き出る房状繊維をコーミングし、
次いでニッパを開いた状態でこの房状繊維を引き抜き装
置によってラップから引き抜いて、あらかじめコーミン
グされたコーミングスライバに供給する、コーミング機
の少なくとも1つのコーミングヘッドで、ラップを交換
するための方法及びこの方法を実施するための装置に関
する。
ップロールからラップ材料をニッパに供給し、ニッパの
閉じた状態で該コーミングヘッドによって、ニッパのニ
ップラインを越えて突き出る房状繊維をコーミングし、
次いでニッパを開いた状態でこの房状繊維を引き抜き装
置によってラップから引き抜いて、あらかじめコーミン
グされたコーミングスライバに供給する、コーミング機
の少なくとも1つのコーミングヘッドで、ラップを交換
するための方法及びこの方法を実施するための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】このような従来の方法においては、コー
ミング機は、ラップ材料がラップロールから完全に又は
ほぼ完全にコーミングヘッドを通過した時に遮断される
ようになっている。遮断は、ラップ材料の端部がラップ
ロールから出たことを確認する検波器、例えばフォトセ
ル又はライトバリヤによって自動制御されて行われる。 次いで空の巻上げスリーブが取り除かれ、新たなラップ
ロールが手又は搬送装置によって載せられる。次いでラ
ップ材料の始端部が新たなラップロールから手動で(場
合によっては適当な長さだけ引き抜いて)、前のラップ
ロールのラップ材料の端部に載せて押し付けることによ
ってつなぎ、次いで機械を再始動させるようになってい
る。
ミング機は、ラップ材料がラップロールから完全に又は
ほぼ完全にコーミングヘッドを通過した時に遮断される
ようになっている。遮断は、ラップ材料の端部がラップ
ロールから出たことを確認する検波器、例えばフォトセ
ル又はライトバリヤによって自動制御されて行われる。 次いで空の巻上げスリーブが取り除かれ、新たなラップ
ロールが手又は搬送装置によって載せられる。次いでラ
ップ材料の始端部が新たなラップロールから手動で(場
合によっては適当な長さだけ引き抜いて)、前のラップ
ロールのラップ材料の端部に載せて押し付けることによ
ってつなぎ、次いで機械を再始動させるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題は
、冒頭に述べた方法及び装置を改良して、ラップロール
の交換がより簡単で機械の停止時間を短縮することがで
き、またこれを必要な場合は完全に或はほぼ完全に自動
的に行うことができるような方法及び、この方法を実施
するための装置を提供することである。
、冒頭に述べた方法及び装置を改良して、ラップロール
の交換がより簡単で機械の停止時間を短縮することがで
き、またこれを必要な場合は完全に或はほぼ完全に自動
的に行うことができるような方法及び、この方法を実施
するための装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の方法の手段によれば、コーミングヘッドが、ラップ
ロールからラップ材料が完全に又はほぼ完全に巻戻され
たことを確認してから、引き抜き装置が房状繊維を、ニ
ッパ内に存在するラップから引き抜いてこの房状繊維が
ラップから分離された時点でコーミング機を停止させ、
次いで、ラップの終端区分及び空の巻上げスリーブを取
り除いて、新たなラップロールを載せて、この新たなラ
ップロールから取り出したラップ材料の始端部を、この
始端部がニッパのニップラインを通過するまでニッパに
供給し、次いでコーミング機を再始動させるようになっ
ている。
明の方法の手段によれば、コーミングヘッドが、ラップ
ロールからラップ材料が完全に又はほぼ完全に巻戻され
たことを確認してから、引き抜き装置が房状繊維を、ニ
ッパ内に存在するラップから引き抜いてこの房状繊維が
ラップから分離された時点でコーミング機を停止させ、
次いで、ラップの終端区分及び空の巻上げスリーブを取
り除いて、新たなラップロールを載せて、この新たなラ
ップロールから取り出したラップ材料の始端部を、この
始端部がニッパのニップラインを通過するまでニッパに
供給し、次いでコーミング機を再始動させるようになっ
ている。
【0005】
【作用】本発明の方法は基本的に、コーミング機の通常
運転中に各コーミングサイクルで、引き抜き装置によっ
てコームスライバにつないでラップから引き抜かれる繊
維から、ラップを分離させることである。従って、コー
ミング機は、引き抜き装置が房状繊維をラップから引き
抜いた時点で停止せしめられる。まだニッパ内に存在す
る、ラップの終端区分を例えば吸込み装置によって取り
除き、また空の巻上げスリーブを取り除いて、新たなラ
ップロールを載せてから、この新たなラップロールから
ラップ材料を、このラップ材料がニッパのニプラインを
通過するまで巻戻し、次いで、コーミング機を再始動さ
せて、ニッパを閉鎖して引き戻し位置に戻し、コーミン
グシリンダがラップ材料の始端部をコーミングする。次
いで引き抜き装置によって、あらかじめ形成されたコー
マスライバにつなぐ。このつなぎ又は継ぎ合わせ作業は
、コーミング機の通常運転中におけるのと同様に行われ
るので、前のラップ材料の終端部と新たなラップ材料の
始端部との間の接続箇所では、コーマスライバの寸法の
変動又は非均一性が生じることは事実上ない。公知の方
法ではこのような寸法の変動及び非均一性が生じるのを
さけることはできなかった。
運転中に各コーミングサイクルで、引き抜き装置によっ
てコームスライバにつないでラップから引き抜かれる繊
維から、ラップを分離させることである。従って、コー
ミング機は、引き抜き装置が房状繊維をラップから引き
抜いた時点で停止せしめられる。まだニッパ内に存在す
る、ラップの終端区分を例えば吸込み装置によって取り
除き、また空の巻上げスリーブを取り除いて、新たなラ
ップロールを載せてから、この新たなラップロールから
ラップ材料を、このラップ材料がニッパのニプラインを
通過するまで巻戻し、次いで、コーミング機を再始動さ
せて、ニッパを閉鎖して引き戻し位置に戻し、コーミン
グシリンダがラップ材料の始端部をコーミングする。次
いで引き抜き装置によって、あらかじめ形成されたコー
マスライバにつなぐ。このつなぎ又は継ぎ合わせ作業は
、コーミング機の通常運転中におけるのと同様に行われ
るので、前のラップ材料の終端部と新たなラップ材料の
始端部との間の接続箇所では、コーマスライバの寸法の
変動又は非均一性が生じることは事実上ない。公知の方
法ではこのような寸法の変動及び非均一性が生じるのを
さけることはできなかった。
【0006】本発明の方法によれば、多数のコーミング
ヘッドを備えたコーミング機でラップロールを同時に自
動的に交換するためには、新たなラップロールとして、
ラップ材料の始端部が少なくともほぼ所定の配向を有す
る準備されたラップロールを使用するとよい。また、コ
ーミングヘッドの支持及び駆動装置に載せられたすべて
の新たなラップロールを同一の角度で回転させれば、巻
戻されたラップ材料の始端部はニッパのニプラインをほ
ぼ同時に通過する。
ヘッドを備えたコーミング機でラップロールを同時に自
動的に交換するためには、新たなラップロールとして、
ラップ材料の始端部が少なくともほぼ所定の配向を有す
る準備されたラップロールを使用するとよい。また、コ
ーミングヘッドの支持及び駆動装置に載せられたすべて
の新たなラップロールを同一の角度で回転させれば、巻
戻されたラップ材料の始端部はニッパのニプラインをほ
ぼ同時に通過する。
【0007】前記課題を解決するための本発明の装置の
手段によれば、ラップロールための支持及び駆動ユニッ
トと、コーミングシリンダと、引き抜きローラと、ニッ
パとを備えた少なくとも1つのコーミングヘッドを有し
ており、前記ニッパ内にラップガイド部材と協働する、
間欠的に回転可能なフィードローラが配置されており、
コーミング機を遮断させるための装置が設けられており
、該装置は、前記引き抜き装置がニッパ内に存在するラ
ップから房状繊維を引き抜いて、この房状繊維をラップ
から取り除いてから停止されるようになっており、前記
引き抜き装置及びニッパが停止している間に、ラップロ
ールからラップ材料を繰り出すための支持及び駆動装置
を操作する装置が設けられている。
手段によれば、ラップロールための支持及び駆動ユニッ
トと、コーミングシリンダと、引き抜きローラと、ニッ
パとを備えた少なくとも1つのコーミングヘッドを有し
ており、前記ニッパ内にラップガイド部材と協働する、
間欠的に回転可能なフィードローラが配置されており、
コーミング機を遮断させるための装置が設けられており
、該装置は、前記引き抜き装置がニッパ内に存在するラ
ップから房状繊維を引き抜いて、この房状繊維をラップ
から取り除いてから停止されるようになっており、前記
引き抜き装置及びニッパが停止している間に、ラップロ
ールからラップ材料を繰り出すための支持及び駆動装置
を操作する装置が設けられている。
【0008】
【効果】以上のように本発明の方法及び装置によれば、
ラップロールの交換がより簡単で機械の停止時間を短縮
することができ、またこれを必要な場合は完全に或はほ
ぼ完全に自動的に行うことができる。
ラップロールの交換がより簡単で機械の停止時間を短縮
することができ、またこれを必要な場合は完全に或はほ
ぼ完全に自動的に行うことができる。
【0009】
【実施例】第1図〜第4図に概略的に示したコーミング
ヘッドは、互いに平行に配置された回転可能な2つのテ
イクアップローラ1,2として構成された支持及び駆動
装置を有している。これら2つのテイクアップローラ1
,2は、コーミング機の駆動中にラップロール3を支持
する。コーミングヘッドはさらに、連続的に回転可能な
コーミングシリンダ5,6と、よろめき運動しながら回
転する引き抜きローラ5,6と、往復運動可能なニッパ
とを備えている。このニッパは、下側のニッパフレーム
7と、このニッパフレーム7に軸8を中心にして回転可
能に接続された上側のニッパアーム9とを有している。 下側のニッパフレーム7は下側のニッパプレート10を
有しており、この下側のニッパプレート10は、上側の
ニッパアーム9によって支持された上側のニッパプレー
ト11と協働する。下側のニッパフレーム7にはさらに
、間欠的に回転可能なフィードローラ12が配置されて
おり、このフィードローラ12は、ガイドプレート13
として構成されたラップフィード部材と協働する。 下側のニッパフレーム7は、その前端部で、コーミング
シリンダ4の軸線を中心にして回転可能なフロントサポ
ート14にヒンジ接続していて、その後端部で、ニッパ
シャフト16に取り付けられたピボットアーム15にヒ
ンジ接続されている。ニッパフレーム7,9は、ニッパ
シャフト16が往復運動することによって、第1図に示
された、ニッパが開放されている前方押し出し位置(こ
の位置においてニップラインKは引き抜きローラ5,6
のすぐ後ろで下側のニッパプレート10上にある)と、
第4図に示された、ニッパが閉鎖されている引き戻し位
置との間で往復運動可能である。
ヘッドは、互いに平行に配置された回転可能な2つのテ
イクアップローラ1,2として構成された支持及び駆動
装置を有している。これら2つのテイクアップローラ1
,2は、コーミング機の駆動中にラップロール3を支持
する。コーミングヘッドはさらに、連続的に回転可能な
コーミングシリンダ5,6と、よろめき運動しながら回
転する引き抜きローラ5,6と、往復運動可能なニッパ
とを備えている。このニッパは、下側のニッパフレーム
7と、このニッパフレーム7に軸8を中心にして回転可
能に接続された上側のニッパアーム9とを有している。 下側のニッパフレーム7は下側のニッパプレート10を
有しており、この下側のニッパプレート10は、上側の
ニッパアーム9によって支持された上側のニッパプレー
ト11と協働する。下側のニッパフレーム7にはさらに
、間欠的に回転可能なフィードローラ12が配置されて
おり、このフィードローラ12は、ガイドプレート13
として構成されたラップフィード部材と協働する。 下側のニッパフレーム7は、その前端部で、コーミング
シリンダ4の軸線を中心にして回転可能なフロントサポ
ート14にヒンジ接続していて、その後端部で、ニッパ
シャフト16に取り付けられたピボットアーム15にヒ
ンジ接続されている。ニッパフレーム7,9は、ニッパ
シャフト16が往復運動することによって、第1図に示
された、ニッパが開放されている前方押し出し位置(こ
の位置においてニップラインKは引き抜きローラ5,6
のすぐ後ろで下側のニッパプレート10上にある)と、
第4図に示された、ニッパが閉鎖されている引き戻し位
置との間で往復運動可能である。
【0010】コーミングシリンダ4、引き抜きローラ5
,6及びニッパシャフト16の運動は、第1図でブロッ
ク図によって概略的に示された駆動ユニット17によっ
て行われる。
,6及びニッパシャフト16の運動は、第1図でブロッ
ク図によって概略的に示された駆動ユニット17によっ
て行われる。
【0011】運転中に、テイクアップローラ1,2の回
転によってラップロール3から巻戻されたラップは、下
側のニッパフレーム7にヒンジ接続された侵入プレート
18を介してフィードローラ12とガイドプレート13
との間に供給され、フィードローラ12によって間欠的
にニップラインKに送られる。第4図に示された、ニッ
パ7,9の引き戻された位置において、ラップの前方の
終端区分はニッパプレート10と11との間で締め付け
られて、ニッパから飛び出している房状繊維が回転する
コーミングシリンダ4によってコーミングされる。次い
でニッパ7,9は、第1図に示された前方押し出し位置
に移動せしめられ、開放され、引き抜きローラ5,6は
所定の角度だけ戻り先回せしめられるので、あらかじめ
形成されたコーマスライバの後端部が引き抜きローラ5
,6の締め付け箇所から出て、下側のニッパプレート1
0上にある房状繊維の前端部が前記スライバの後端部と
接触する。次いで、引き抜きローラ5,6は、房状繊維
を掴んでニッパ7,9内に存在するラップから引き離す
ために、回転しながら前方に送られて、ニッパは再びそ
の前記引き戻された位置に移動せしめられる。
転によってラップロール3から巻戻されたラップは、下
側のニッパフレーム7にヒンジ接続された侵入プレート
18を介してフィードローラ12とガイドプレート13
との間に供給され、フィードローラ12によって間欠的
にニップラインKに送られる。第4図に示された、ニッ
パ7,9の引き戻された位置において、ラップの前方の
終端区分はニッパプレート10と11との間で締め付け
られて、ニッパから飛び出している房状繊維が回転する
コーミングシリンダ4によってコーミングされる。次い
でニッパ7,9は、第1図に示された前方押し出し位置
に移動せしめられ、開放され、引き抜きローラ5,6は
所定の角度だけ戻り先回せしめられるので、あらかじめ
形成されたコーマスライバの後端部が引き抜きローラ5
,6の締め付け箇所から出て、下側のニッパプレート1
0上にある房状繊維の前端部が前記スライバの後端部と
接触する。次いで、引き抜きローラ5,6は、房状繊維
を掴んでニッパ7,9内に存在するラップから引き離す
ために、回転しながら前方に送られて、ニッパは再びそ
の前記引き戻された位置に移動せしめられる。
【0012】ラップ材料がラップロール3から完全に又
はほぼ完全に巻戻されると(第1図に示した状態で、空
の巻上げスリーブ19がまだテイクアップローラ1,2
上にある)、巻かれたラップの交換を行うべきことを知
らせる信号がライン20に生ぜしめられる。多数のコー
ミングヘッドを有するコーミング機においては、ラップ
交換は有利には幾つかの又はすべてのコーミングヘッド
で同時に行われる。例えば、巻上げスリーブ19でラッ
プ材料の終端部が巻戻されたことを確認するフォトセル
21によって、ライン20に生ぜしめられた信号は、制
御装置22に供給される。制御装置22には、例えば回
転するコーミングシリンダ4に対応配置されたポジショ
ンンデテクタ24によって、ライン21を介して、コー
ミングヘッドの可動な部分の位置を表示する信号も送ら
れる。この制御装置22は、遮断装置(制御装置22内
に設けられていて図示されていない)を操作する。この
遮断装置は、引き抜きローラ5,6が房状繊維を、ニッ
パ7,9に存在するラップから引き抜いてニッパ7,9
がその前方押し出し位置から戻された時点で、駆動ユニ
ット17を制御してコーミング機を停止させる。次いで
コーミングヘッドの部分は第2図に示された位置を占め
、ニッパ7,9はまだやや開放している。(必要であれ
ば、制御装置22は、ニッパ7,9をさらにやや開放す
るニッパオープナー〔図示せず〕を操作することができ
る。)次いで、まだニッパ7,9内に存在する、ラップ
ロール3若しくは巻上げスリーブ19に向かって延びる
ラップの終端区分が取り除かれる。これは次のような形
式で自動的に行われる。つまり、制御装置22によって
ライン25を介して制御される駆動装置26が、吸込み
装置27の開口部をニッパ7,9のニップラインKの手
前若しくはニッパと引き抜きローラ5,6との間にもた
らす(第2図参照)形式で自動的に行われる。次いでテ
イクアップローラ1,2が単独で、コーミング機の停止
状態において、巻戻し方向で回転せしめられ、ラップの
終端区分のまだ巻上げスリーブ19に存在する部分を完
全に送りだす。テイクアップローラ1,2をこのように
回転させるために、駆動ユニット17からテイクアップ
ローラ1,2に通じる駆動接続ラインに、制御装置22
によって制御される補助駆動装置28が配置されている
。この補助駆動装置28は、テイクアップローラ1,2
を駆動ユニット17から解除する。ラップの終端区分が
吸込み装置27内に妨げられることなく吸い込まれ得る
ようにするために、制御装置22はライン29を介して
、ガイドプレート13として構成されたラップガイド部
材とフィードローラ12との間の間隔を大きくする装置
(図示せず)の制御も行う。この間隔の増大は、例えば
この装置がフィードローラ12を第3図に示した位置に
持ち上げることによって行われる。またその代わりに、
ライン29を介して制御される装置を、これがフィード
ローラ12を回転させるように構成し、これによってこ
のフィードローラ12がラップの終端区分を吸込み装置
27へ送るようにしてもよい。
はほぼ完全に巻戻されると(第1図に示した状態で、空
の巻上げスリーブ19がまだテイクアップローラ1,2
上にある)、巻かれたラップの交換を行うべきことを知
らせる信号がライン20に生ぜしめられる。多数のコー
ミングヘッドを有するコーミング機においては、ラップ
交換は有利には幾つかの又はすべてのコーミングヘッド
で同時に行われる。例えば、巻上げスリーブ19でラッ
プ材料の終端部が巻戻されたことを確認するフォトセル
21によって、ライン20に生ぜしめられた信号は、制
御装置22に供給される。制御装置22には、例えば回
転するコーミングシリンダ4に対応配置されたポジショ
ンンデテクタ24によって、ライン21を介して、コー
ミングヘッドの可動な部分の位置を表示する信号も送ら
れる。この制御装置22は、遮断装置(制御装置22内
に設けられていて図示されていない)を操作する。この
遮断装置は、引き抜きローラ5,6が房状繊維を、ニッ
パ7,9に存在するラップから引き抜いてニッパ7,9
がその前方押し出し位置から戻された時点で、駆動ユニ
ット17を制御してコーミング機を停止させる。次いで
コーミングヘッドの部分は第2図に示された位置を占め
、ニッパ7,9はまだやや開放している。(必要であれ
ば、制御装置22は、ニッパ7,9をさらにやや開放す
るニッパオープナー〔図示せず〕を操作することができ
る。)次いで、まだニッパ7,9内に存在する、ラップ
ロール3若しくは巻上げスリーブ19に向かって延びる
ラップの終端区分が取り除かれる。これは次のような形
式で自動的に行われる。つまり、制御装置22によって
ライン25を介して制御される駆動装置26が、吸込み
装置27の開口部をニッパ7,9のニップラインKの手
前若しくはニッパと引き抜きローラ5,6との間にもた
らす(第2図参照)形式で自動的に行われる。次いでテ
イクアップローラ1,2が単独で、コーミング機の停止
状態において、巻戻し方向で回転せしめられ、ラップの
終端区分のまだ巻上げスリーブ19に存在する部分を完
全に送りだす。テイクアップローラ1,2をこのように
回転させるために、駆動ユニット17からテイクアップ
ローラ1,2に通じる駆動接続ラインに、制御装置22
によって制御される補助駆動装置28が配置されている
。この補助駆動装置28は、テイクアップローラ1,2
を駆動ユニット17から解除する。ラップの終端区分が
吸込み装置27内に妨げられることなく吸い込まれ得る
ようにするために、制御装置22はライン29を介して
、ガイドプレート13として構成されたラップガイド部
材とフィードローラ12との間の間隔を大きくする装置
(図示せず)の制御も行う。この間隔の増大は、例えば
この装置がフィードローラ12を第3図に示した位置に
持ち上げることによって行われる。またその代わりに、
ライン29を介して制御される装置を、これがフィード
ローラ12を回転させるように構成し、これによってこ
のフィードローラ12がラップの終端区分を吸込み装置
27へ送るようにしてもよい。
【0013】吸込み装置の変化実施例は一点鎖線で示さ
れている。この変化実施例による吸込み装置30は吸込
み開口31を有しており、この吸込み開口31は、第2
図に示された吸込み装置の位置で巻上げスリーブ19と
ニッパ7,9との間のラップ材料の範囲に位置していて
、この位置でラップの終端区分を吸い込む。
れている。この変化実施例による吸込み装置30は吸込
み開口31を有しており、この吸込み開口31は、第2
図に示された吸込み装置の位置で巻上げスリーブ19と
ニッパ7,9との間のラップ材料の範囲に位置していて
、この位置でラップの終端区分を吸い込む。
【0014】ラップの終端区分が取り除かれてから、空
の巻上げスリーブ19も取り除かれる。これは、水平な
支持ロッド33,34,35を備えたU字形部材として
構成された搬送装置32によって行われる。この搬送装
置32は、制御装置22からライン36を介して制御さ
れる、ブロック図で示された駆動装置37によって移動
せしめられる。
の巻上げスリーブ19も取り除かれる。これは、水平な
支持ロッド33,34,35を備えたU字形部材として
構成された搬送装置32によって行われる。この搬送装
置32は、制御装置22からライン36を介して制御さ
れる、ブロック図で示された駆動装置37によって移動
せしめられる。
【0015】次いで搬送装置32は、新たなラップロー
ル3を運んで来て、第3図に示されているようにテイク
アップローラ1,2上に載せる。新たなラップロール3
は、有利には、ラップ材料の始端部Aが所定の配向を有
しているものである。搬送中にもこの配向は固定されて
いる。何故ならば、ラップロール3の外周面は支持ロッ
ド33,34上に載せられているので、ラップ材料の最
も外側の巻き条は緩まないようになっているからである
。ラップ材料の始端部Aは有利にはあらかじめラップロ
ール3から解きほぐされていて、図示のように支持ロッ
ド33に固定されたランオフプレート38上で保護され
ている。あるいはまた、ラップ材料の始端部Aを、例え
ば制御装置22で自動的に制御しながら吸込みローラ又
はブローノズル又はナイフ(図示せず)によって、コー
ミング機にもたらされてからラップロール3から解きほ
ぐすようにしてもよい。
ル3を運んで来て、第3図に示されているようにテイク
アップローラ1,2上に載せる。新たなラップロール3
は、有利には、ラップ材料の始端部Aが所定の配向を有
しているものである。搬送中にもこの配向は固定されて
いる。何故ならば、ラップロール3の外周面は支持ロッ
ド33,34上に載せられているので、ラップ材料の最
も外側の巻き条は緩まないようになっているからである
。ラップ材料の始端部Aは有利にはあらかじめラップロ
ール3から解きほぐされていて、図示のように支持ロッ
ド33に固定されたランオフプレート38上で保護され
ている。あるいはまた、ラップ材料の始端部Aを、例え
ば制御装置22で自動的に制御しながら吸込みローラ又
はブローノズル又はナイフ(図示せず)によって、コー
ミング機にもたらされてからラップロール3から解きほ
ぐすようにしてもよい。
【0016】次いで、制御装置22によって制御された
移動部材(図示せず)が、ガイドプレート39を第1図
に示された静止位置から第3図に示された、侵入プレー
ト18の隣の位置へもたらす。次いで、ガイドプレート
39と侵入プレート18との間にもたらされて吸込み装
置27によって吸い込まれるラップ材料の始端部Aがニ
ッパ7,9のニップラインKを通過するまで、制御装置
22によって制御された補助駆動装置28がテイクアッ
プローラ1,2を回転させてラップロール3からラップ
材料を繰り出す。この時に、図示していないノズルによ
って上から2つのプレート39,18の間に吹き込まれ
る圧縮空気によって又は機械的な搬送手段(図示せず)
によって、ラップ材料の搬送が付加的に補助される。ラ
ップ材料の始端部Aが前述のように初めから所定の配向
を有していれば、テイクアップローラ1,2は、始端部
AがニップラインKを通過するまで、所定の角度で簡単
に回転せしめられる。これは、巻き上げられたラップの
交換が多数のコーミングヘッドにおいて同時に行われる
と有利である。
移動部材(図示せず)が、ガイドプレート39を第1図
に示された静止位置から第3図に示された、侵入プレー
ト18の隣の位置へもたらす。次いで、ガイドプレート
39と侵入プレート18との間にもたらされて吸込み装
置27によって吸い込まれるラップ材料の始端部Aがニ
ッパ7,9のニップラインKを通過するまで、制御装置
22によって制御された補助駆動装置28がテイクアッ
プローラ1,2を回転させてラップロール3からラップ
材料を繰り出す。この時に、図示していないノズルによ
って上から2つのプレート39,18の間に吹き込まれ
る圧縮空気によって又は機械的な搬送手段(図示せず)
によって、ラップ材料の搬送が付加的に補助される。ラ
ップ材料の始端部Aが前述のように初めから所定の配向
を有していれば、テイクアップローラ1,2は、始端部
AがニップラインKを通過するまで、所定の角度で簡単
に回転せしめられる。これは、巻き上げられたラップの
交換が多数のコーミングヘッドにおいて同時に行われる
と有利である。
【0017】ラップ材料の始端部AをニップラインKに
向かって吸い込むために吸い込み装置27が使用される
が、その代わりに、吸い込み装置30がその下側部分で
、第3図に示されているようにニッパ7,9のニップラ
インKの手前の位置にもたらされ得る第2の吸込み開口
40を備えていれば、この吸込み装置30を使用しても
よい。この場合、上側の吸込み開口31は省かれる。 次いで、吸込み装置27(若しくは吸込み装置30)は
再び、第1図に示された静止位置に戻されて遮断される
。ニッパ7,9のニップラインKを通過するラップ材料
の余剰部分を切断するために、吸込み装置の吸込み開口
内にナイフ又はコーム(櫛歯)を設けてもよい。切断さ
れた余剰部分は吸込み装置によって吸込まれる。ガイド
プレート39は同様に侵入プレート18から取り除かれ
て、フィードローラ12とガイドプレート13との間の
間隔は再び通常の寸法に小さくされる。次いで制御装置
22が駆動ユニット17をスイッチオンして、コーミン
グ機が再始動される。ニッパ7,9は、まずその引き戻
された位置にもたらされて、第4図に示されているよう
に閉じられている。新たなラップロール3から巻戻され
て、ニッパプレート10,11の間で締め付け固定され
、ニップラインKを越えて突き出るラップ材料の始端部
は、コーミングシリンダ4によってコーミングされ、こ
の時の、この始端部の余剰部分はくしけずって取り除か
れる。制御装置22はコーミング機を第4図に示された
位置で短時間停止させ、コーミングシリンダ4を単独で
一回転又は数回転させる。次いでニッパ7,9は第1図
に示したその前方押し出し位置へ移動し、コーミングヘ
ッドは通常運転で再び作業する。
向かって吸い込むために吸い込み装置27が使用される
が、その代わりに、吸い込み装置30がその下側部分で
、第3図に示されているようにニッパ7,9のニップラ
インKの手前の位置にもたらされ得る第2の吸込み開口
40を備えていれば、この吸込み装置30を使用しても
よい。この場合、上側の吸込み開口31は省かれる。 次いで、吸込み装置27(若しくは吸込み装置30)は
再び、第1図に示された静止位置に戻されて遮断される
。ニッパ7,9のニップラインKを通過するラップ材料
の余剰部分を切断するために、吸込み装置の吸込み開口
内にナイフ又はコーム(櫛歯)を設けてもよい。切断さ
れた余剰部分は吸込み装置によって吸込まれる。ガイド
プレート39は同様に侵入プレート18から取り除かれ
て、フィードローラ12とガイドプレート13との間の
間隔は再び通常の寸法に小さくされる。次いで制御装置
22が駆動ユニット17をスイッチオンして、コーミン
グ機が再始動される。ニッパ7,9は、まずその引き戻
された位置にもたらされて、第4図に示されているよう
に閉じられている。新たなラップロール3から巻戻され
て、ニッパプレート10,11の間で締め付け固定され
、ニップラインKを越えて突き出るラップ材料の始端部
は、コーミングシリンダ4によってコーミングされ、こ
の時の、この始端部の余剰部分はくしけずって取り除か
れる。制御装置22はコーミング機を第4図に示された
位置で短時間停止させ、コーミングシリンダ4を単独で
一回転又は数回転させる。次いでニッパ7,9は第1図
に示したその前方押し出し位置へ移動し、コーミングヘ
ッドは通常運転で再び作業する。
【0018】第5図に示された変化実施例においては、
搬送装置32.1の支持ロッド33.1及び34.1に
回転可能なローラ41若しくは42が配置されており、
これらのローラ41若しくは42上に巻き上げられたラ
ップが載っている。コーミングヘッドの支持及び駆動装
置は、フレームに固定支持されたシャフト43及び44
より成っており、これらのシャフト43及び44上に歯
車45若しくは46が載っていて、これらの歯車45及
び46は、搬送装置32.1が支持及び駆動装置上に降
ろされた時に、シャフト41及び42の歯車47若しく
は48にかみ合う。
搬送装置32.1の支持ロッド33.1及び34.1に
回転可能なローラ41若しくは42が配置されており、
これらのローラ41若しくは42上に巻き上げられたラ
ップが載っている。コーミングヘッドの支持及び駆動装
置は、フレームに固定支持されたシャフト43及び44
より成っており、これらのシャフト43及び44上に歯
車45若しくは46が載っていて、これらの歯車45及
び46は、搬送装置32.1が支持及び駆動装置上に降
ろされた時に、シャフト41及び42の歯車47若しく
は48にかみ合う。
【図1】制御ユニットの制御回路ブロック図を備えた、
コーミング機のコーミングヘッドの一部の概略的な鉛直
方向断面図である。
コーミング機のコーミングヘッドの一部の概略的な鉛直
方向断面図である。
【図2】図1に示したコーミング機のコーミングヘッド
で、図1とは異なる位置を示した概略的な鉛直方向断面
図である。
で、図1とは異なる位置を示した概略的な鉛直方向断面
図である。
【図3】図1に示したコーミング機のコーミングヘッド
で、図1とはさらに異なる位置を示した概略的な鉛直方
向断面図である。
で、図1とはさらに異なる位置を示した概略的な鉛直方
向断面図である。
【図4】図1に示したコーミング機のコーミングヘッド
で、図1とはさらに異なる位置を示した概略的な鉛直方
向断面図である。
で、図1とはさらに異なる位置を示した概略的な鉛直方
向断面図である。
【図5】図1に示したコーミング機のコーミングヘッド
とは別の実施例によるコーミングヘッドの概略的な鉛直
方向断面図である。
とは別の実施例によるコーミングヘッドの概略的な鉛直
方向断面図である。
1,2 テイクアップローラ、 3 ラップロー
ル、 4 コーミングシリンダ、5,6 引き離
しローラ、 7 下側のニッパフレーム 8
軸、 9 上側のニッパアーム、 10,11
ニッパプレート、 12 フィードローラ、13
ガイドプレート、 14 フロントサポート、
15 ピボットアーム、 16 ニッパシャ
フト、 17 駆動ユニット、 18 侵入プ
レート、19 巻上げスリーブ、 20 ライン
、 21 フォトセル、 22 制御ユニット
、23 ライン、24 ポジションディテクタ、
25 ライン、 26駆動装置、 27 吸
込み装置、 28 補助駆動装置、 29 ラ
イン、30 吸込み装置、 31 吸込み開口、
32 搬送装置、 33,34,35 支持
ロッド、 36 ライン、 37 駆動装置、
38 ランオフプレート、 39ガイドプレー
ト、 40 吸込み開口、 41,42 ロー
ラ、43,44 シャフト、 45,46,47,
48 歯車、 A 始端部、 Kニップライン
ル、 4 コーミングシリンダ、5,6 引き離
しローラ、 7 下側のニッパフレーム 8
軸、 9 上側のニッパアーム、 10,11
ニッパプレート、 12 フィードローラ、13
ガイドプレート、 14 フロントサポート、
15 ピボットアーム、 16 ニッパシャ
フト、 17 駆動ユニット、 18 侵入プ
レート、19 巻上げスリーブ、 20 ライン
、 21 フォトセル、 22 制御ユニット
、23 ライン、24 ポジションディテクタ、
25 ライン、 26駆動装置、 27 吸
込み装置、 28 補助駆動装置、 29 ラ
イン、30 吸込み装置、 31 吸込み開口、
32 搬送装置、 33,34,35 支持
ロッド、 36 ライン、 37 駆動装置、
38 ランオフプレート、 39ガイドプレー
ト、 40 吸込み開口、 41,42 ロー
ラ、43,44 シャフト、 45,46,47,
48 歯車、 A 始端部、 Kニップライン
Claims (15)
- 【請求項1】 コーミングヘッドでラップロールから
ラップ材料をニッパ(7,9)に供給し、ニッパの閉じ
た状態で該コーミングヘッドによって、ニッパのニップ
ライン(K)を越えて突き出る房状繊維をコーミングし
、次いでニッパを開いた状態でこの房状繊維を引き抜き
装置(5,6)によってラップから引き抜いて、あらか
じめコーミングされたコーミングスライバに供給する、
コーミング機の少なくとも1つのコーミングヘッドで、
ラップを交換するための方法において、コーミングヘッ
ドが、ラップロールからラップ材料が完全に又はほぼ完
全に巻戻されたことを確認してから、引き抜き装置(5
,6)が房状繊維を、ニッパ(7,9)内に存在するラ
ップから引き抜いてこの房状繊維がラップから分離され
た時点でコーミング機を停止させ、次いで、ラップの終
端区分及び空の巻上げスリーブ(19)を取り除いて、
新たなラップロール(3)を載せて、この新たなラップ
ロール(3)から取り出したラップ材料の始端部(A)
を、この始端部(A)がニッパ(7,9)のニップライ
ン(K)を通過するまでニッパ(7,9)に供給し、次
いでコーミング機を再始動させることを特徴とする、コ
ーミング機のコーミングヘッドでラップロールを交換す
るための方法。 - 【請求項2】 新たなラップロール(3)として、ラ
ップ材料の始端部(A)が少なくともほぼ所定の配向を
有する準備されたラップロールを使用する、請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】 ラップ材料の始端部(A)を、コーミ
ングヘッドの支持及び駆動装置(1,2;43,44,
45,46)上に載せられた、準備されたラップロール
(3)からすでに、あらかじめ解きほぐしておく、請求
項2記載の方法。 - 【請求項4】 ラップ材料の始端部を新たなラップロ
ール(3)からニッパ(7,9)に供給するために新た
なラップロール(3)を回転させて、所定のラップ材料
長さをこのラップロール(3)から繰り出す、請求項2
又は3記載の方法。 - 【請求項5】 新たなラップロール(3)の外周面を
搬送装置(32;32.1)の支持部材(33,34;
41,42)上に載せてコーミングヘッドの支持及び駆
動装置(1,2;43,44,45,46)上に搬送す
る、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 ラップ材料の終端部を取り除くために
、及びラップ材料の始端部(A)を新たなラップロール
(3)からニッパ(7,9)のニップライン(K)を越
えるまで移動させるために、ニッパ内に配置された、間
欠的に回転可能なフィードローラ(12)と、このフィ
ードローラ(12)と協働するガイドプレート(13)
との間の間隔を大きくする、請求項1から5までのいず
れか1項記載の方法。 - 【請求項7】 吸込み装置(27;31)をニッパ(
7,9)と引き抜き装置(5,6)の間、及び/又はラ
ップロールとニッパ(7,9)との間にもたらし、ラッ
プロールを回転させて終端区分を完全に巻戻させ、次い
でこの終端区分を吸込み装置に引き込ませることによっ
て、ラップ材料の終端区分を取り除く、請求項1から6
までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 ラップ材料の始端部を新たなラップロ
ール(3)からニッパ(7,9)に供給するために、ラ
ップ材料の始端部(A)を、ニッパ(7,9)と引き抜
き装置(5,6)との間にもたらした吸込み装置(27
;40)によってニッパ(7,9)のニップライン(K
)にまで吸い込ませる、請求項1から7までのいずれか
1項記載の方法。 - 【請求項9】 コーミング機を再始動させる前に、コ
ーミングヘッドのコーミングシリンダ(4)を単独で、
閉じたニッパ(7,9)を引き戻した状態で1回転又は
数回転させる、請求項1から8までのいずれか1項記載
の方法。 - 【請求項10】 前記方法段階のうちの少なくとも幾
つかを、制御装置(22)によって自動的に行う、請求
項1から9までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項11】 請求項1から10までに記載の方法
を実施するための装置を備えたコーミング機であって、
ラップロール(3)のための支持及び駆動ユニット(1
,2;43,44,45,46)と、コーミングシリン
ダ(4)と、引き抜きローラ(5,6)と、ニッパ(7
,9)とを備えた少なくとも1つのコーミングヘッドを
有しており、前記ニッパ(7,9)内にラップガイド部
材(13)と協働する、間欠的に回転可能なフィードロ
ーラ(12)が配置されている形式のものにおいて、コ
ーミング機を遮断させるための装置(24,22,17
)が設けられており、該装置(24,22,17)は、
前記引き抜き装置(5,6)がニッパ(7,9)内に存
在するラップから房状繊維を引き抜いて、この房状繊維
をラップから取り除いてから停止されるようになってお
り、前記引き抜き装置(5,6)及びニッパ(7,9)
が停止している間に、ラップロール(3)からラップ材
料を繰り出すための支持及び駆動装置(1,2;43,
44,45,46)を操作する装置(22,28)が設
けられていることを特徴とする、コーミング機のコーミ
ングヘッドでラップロールを交換するための装置。 - 【請求項12】 フィードローラ(12)とラップガ
イド部材(13)との間の間隔を大きくするための装置
が設けられている、請求項11記載の装置。 - 【請求項13】 ニッパ(7,9)と引き抜き装置(
5,6)との間、及び/又は支持及び駆動装置(1,2
)とニッパ(7,9)との間にもたらされる吸込み装置
(27;30)が設けられている、請求項11又は12
記載の装置。 - 【請求項14】 ラップロール(3)を支持及び駆動
装置(1,2;43,44,45,46)上に載せるた
めの搬送装置(32;32.1)が設けられており、該
搬送装置(32;32.1)が、ラップロール(3)の
外周に載せられる支持部材(33,34;41,42)
を有している、請求項11から13までのいずれか1項
記載の装置。 - 【請求項15】 ラップロールから巻戻されたラップ
材料が完全に又はほぼ完全にコーミングヘッドを通過し
た時に信号を発する検波器(21)が設けられており、
装置を遮断させるための前記装置(24,22,17)
が制御装置を有しており、該制御装置は、前記検波器(
21)から発せられた信号によって操作されて、コーミ
ング機を遮断し、さらに、ラップの終端区分及び空の巻
上げスリーブ(19)を取り除いて、新たなラップロー
ル(3)を支持及び駆動装置(1,2;43,44,4
5,46)上に載せようとする時に、支持及び駆動装置
(1,2;43,44,45,46)を操作するための
装置を作動させて所定長さのラップ材料を巻戻させ、コ
ーミング機を再始動させるようになっている、請求項1
1から14までのいずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH140/90A CH680670A5 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | |
CH140/90-1 | 1990-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352818A true JPH04352818A (ja) | 1992-12-07 |
JP2730601B2 JP2730601B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=4180164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3002599A Expired - Lifetime JP2730601B2 (ja) | 1990-01-17 | 1991-01-14 | コーミング機のコーミングヘッドでラップロールを交換するための方法及び装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5095586A (ja) |
EP (1) | EP0437807B1 (ja) |
JP (1) | JP2730601B2 (ja) |
CH (1) | CH680670A5 (ja) |
DE (1) | DE59010219D1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH681894A5 (ja) * | 1990-10-22 | 1993-06-15 | Rieter Ag Maschf | |
CH683191A5 (de) * | 1991-05-22 | 1994-01-31 | Rieter Ag Maschf | Einrichtung zum Sammeln von Wattestücken, die in Kämmaschinen von Wattebändern abgetrennt werden. |
EP0533618A1 (de) * | 1991-09-17 | 1993-03-24 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Automatischer Wickeltransport |
CH683847A5 (de) * | 1991-09-20 | 1994-05-31 | Rieter Ag Maschf | Gesteuerter Wickelwalzenantrieb einer Kämmaschine. |
IT1260518B (it) * | 1992-06-03 | 1996-04-09 | Claudio Locatelli | Procedimento e dispositivo per il controllo di una macchina pettinatrice |
CH685945A5 (de) * | 1992-10-16 | 1995-11-15 | Rieter Ag Maschf | Vorrichtung zum Wickelwechsel. |
IT1283695B1 (it) * | 1995-09-04 | 1998-04-23 | Rieter Ag Maschf | Macchina per avvolgere nastri a rotoli di tela |
IT1290827B1 (it) * | 1997-03-25 | 1998-12-11 | Vouk Macchine Tessili Spa | Piastra guida-teletta per pettinatrici |
IT1317208B1 (it) * | 2000-04-11 | 2003-05-27 | Vouk S P A Officine Meccanotes | Gruppo di comando per l'azionamento a passo del pellegrino deicilindri strappatori in una macchina pettinatrice |
CN102586959A (zh) * | 2012-01-22 | 2012-07-18 | 经纬纺织机械股份有限公司 | 一种生产棉断条的精梳装置 |
AU2013382947B2 (en) * | 2013-03-22 | 2016-09-08 | Essity Operations France | A dispenser assembly |
CN105173826B (zh) * | 2015-07-14 | 2017-05-03 | 清远千百丽纺织印染有限公司 | 全自动纺织布卷布转移装置 |
CH717160A1 (de) * | 2020-02-21 | 2021-08-31 | Rieter Ag Maschf | Kämmmaschine mit einer Watteführungsvorrichtung für einen automatischen Wickelansetzer. |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB191510394A (en) * | 1915-07-17 | 1916-10-17 | John William Nasmith | Improvements in or relating to Combing Machines. |
DE853571C (de) * | 1942-02-14 | 1952-10-27 | Alsacienne Constr Meca | Vorrichtung zum Auflegen von Speisewickeln auf Flachkaemmaschinen |
US2559074A (en) * | 1945-05-17 | 1951-07-03 | Terrell Mach Co | Lap changer for combing machines |
US2895177A (en) * | 1953-10-12 | 1959-07-21 | Tmm Research Ltd | Textile combing machines |
CH625564A5 (ja) * | 1977-08-24 | 1981-09-30 | Rieter Ag Maschf | |
JPH081010B2 (ja) * | 1986-08-08 | 1996-01-10 | 豊和工業株式会社 | コ−マの運転制御方法 |
CH676249A5 (ja) * | 1988-11-03 | 1990-12-28 | Rieter Ag Maschf | |
US5027475A (en) * | 1989-11-03 | 1991-07-02 | Rieter Machine Works, Ltd. | Method and apparatus for automatic piecing of comber laps |
CH679488A5 (ja) * | 1989-06-01 | 1992-02-28 | Rieter Ag Maschf |
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1990
- 1990-01-17 CH CH140/90A patent/CH680670A5/de not_active IP Right Cessation
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- 1990-12-21 EP EP90125159A patent/EP0437807B1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-14 US US07/640,650 patent/US5095586A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-14 JP JP3002599A patent/JP2730601B2/ja not_active Expired - Lifetime
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---|---|
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DE59010219D1 (de) | 1996-04-25 |
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US5095586A (en) | 1992-03-17 |
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