JPH0435257A - 通話制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要］ 電話装置における通話制御方式に係り、手を使わないで
電話装置の通話開始および通話終了を行うことができる
通話制御方式を提供することを目的とし、 外部からの呼び出し信号およびまたは切断信号を検出す
る信号検出部と、呼び出し信号検出時呼び出し音を発生
する呼び出しスピーカーと、外部との接続状態を切断状
態と通話状態とに相互に切り替える状態設定部と、送信
音声を収集するマイク部と受信情報を音声として出力す
るスピーカー部とを有する音声入出力部と、音声入出力
部において収集した音声のレベルが基準値以上であるこ
とを判断する音声レベル判断部とを備え、呼び出し信号
検出時音声入出力部を動作状態にするとともに、基準値
以上の音声レベルであることを判断したとき、状態設定
部を通話状態に切り替え、信号検出部が切断信号を検出
したとき音声入出力部を動作停止状態にするとともに、
状態設定部を切断状態に切り替えることによって構成す
る。

〔産業上の利用分野］ 本発明は電話装置における通話制御方式に係り、特に、
手を使わずに電話装置の通話開始および通話終了を行う
ことができる、通話制御方式に関するものである。

電話機は一般家庭でも広く使用されているが、例えば電
話がかかってきたとき、家事の最中で両手が塞がってい
て、手を放せない場合がある。

このような場合には、手を放さずに通話を行えれば便利
であるが、そのためには、電話がかかってきたとき手を
使わないで通話を開始することができ、相手が電話を切
ったときも、手を使わないで通話を終了できるようにす
ることが要望される。

〔従来の技術］ 従来の通話制御方式では、電話装置において通話を開始
するとき、および通話を切断する場合には、それぞれス
イッチを操作して行っていた。

この場合のスイッチの操作は、手を使って行わなければ
ならなかった。

〔発明が解決しようとする課題］ 従来の通話制御方式においては、手を使ってスイッチを
操作するため、両手が塞がっている場合には、信号が送
信されてきても、受話器を外す等して通話状態にするこ
とができず、そのため通信を行うことができなかった。

また通話終了して相手が電話を切った場合にも、受話器
をかける等して切断状態にすることができず、そのため
いつまでも通話を終了することができなかった。

本発明はこのような従来技術の課題を解決しようとする
ものであって、電話装置を使用した通信方式において、
手を使わないで通話状態にすることができるとともに、
通信終了時にも、同様に手を使わないで切断状態にする
ことができる、通話制御方式を提供することを目的とし
ている。

［課題を解決するための手段］ 本発明は第１Ａ図にその原理的構成を示すように、電話
装置において、呼び出し信号検出部１Ａによって外部か
らの呼び出し信号を検出し、呼び出し信号を検出したと
き、呼び出しスピーカー２によって呼び出し音を発生す
るとともに、音声入出力部４を動作状態にする。

そして音声入出力部４のマイク部で送信音声を収集し、
音声レベル判断部５によって音声入出力部４において収
集した音声のレベルを判断する。

収集した音声のレベルが基準値以上であることを判断し
たとき、状態設定部３Ａにおいて接続状態を切断状態か
ら通話状態に切り替えるようにしたものである。

また本発明は第１Ｂ図にその原理的構成を示すように、
電話装置において、切断信号検出部１Ｂによって外部か
らの切断信号を検出し、切断信号を検出したとき、音声
入出力部４を動作停止状態にするとともに、状態設定部
３Ｂにおいて接続状態を通話状態から切断状態へ切り替
えるようにしたものである。

また本発明は第１Ｃ図にその原理的構成を示すように、
電話装置において、呼び出し・切断信号検出部ｌによっ
て外部からの呼び出し信号および切断信号を検出する。

呼び出し信号を検出したとき、呼び出しスピーカー２に
よって呼び出し音を発生するとともに、音声入出力部４
を動作状態にする。

そして音声入出力部４のマイク部で送信音声を収集し、
音声レベル判断部５によって音声入出力部４において収
集した音声のレベルを判断する。

収集した音声のレベルが基準値以上であることを判断し
たとき、状態設定部３Ａにおいて接続状態を切断状態か
ら通話状態に切り替える。さらに、呼び出し・切断信号
検出部１によって外部からの切断信号を検出し、切断信
号を検出したとき、音声入出力部４を動作停止状態にす
るとともに、状態設定部３Ｂにおいて接続状態を通話状
態から切断状態へ切り替えるようにしたものである。

〔作用］ 本発明によれば、電話装置において、外部からの呼び出
し信号を検出したとき、呼び出しスピーカーから呼び出
し音を発生するとともに、音声入出力部を動作状態にし
て、音声入出力部のマイク部で音声を収集する。収集し
た音声のレベルが基準値以上であることを判断したとき
、外部との接続状態を切断状態から通話状態に切り替え
るようにしたので、手を使わずに通話を開始することが
できる。

また、本発明によれば、電話装置において、外部からの
切断信号を検出したとき、外部との接続状態を通話状態
から切断状態に切り替えるとともζこ、音声入出力部を
動作停止状態にするようにしたので、手を使わずに通話
を終了させることができる。

さらに、本発明によれば、外部からの呼び出し信号を検
出したとき、呼び出しスピーカー２がら呼び出し音を発
生するとともに、音声入出力部４を動作状態にして、音
声入出力部４のマイク部で音声を収集する。

収集した音声のレベルが基準値以上であることを判断し
たとき、外部との接続状態を切断状態から通話状態に切
り替えるようにしたので、手を使わずに通話を開始する
ことができる。

さらに外部からの切断信号を検出したとき、音声入出力
部を動作停止状態にするとともに、外部との接続状態を
通話状態から切断状態に切り替えるようにしたので、手
を使わずに通話を終了させることができる。

（実施例］ 第２図は、本発明の一実施例の構成を示したものであっ
て、本発明を通用した電話装置を例示している。

第２図において、１１は呼び出し、切断信号検出部であ
って、電話回線側からの呼び出し信号および切断信号を
検出して、それぞれに対応して呼び出し検出信号および
ｌ、Ｉｌｌ断検出信号を発生する。

１２は呼び出しスピーカーであって、呼び出し切断信号
検出部１１で呼び出し信号を検出したとき、呼び出し音
を発生する。

１３はフックスイッチであって、電話装置と外部との接
続状態を通話状態または切断状態にするスイッチである
。１４はマイクおよびスピーカー部であって、受信した
信号を音としてスピーカー部から放出し、送信音声をマ
イク部から収集する作用を行う。

１５は音声レベル判断部であって、マイクおよびスピー
カー部１４において、マイク部から収集した音のレベル
が予め定められている基準値以上であることを判断して
、音声検出信号を発生する。

１６は制御部であって、呼び出し、切断信号検出部１１
からの呼び出し検出信号と切断検出信号、および音声レ
ベル判断部１５からの音声検出信号に基づいて、マイク
およびスピーカー部１４における電源の制御およびフッ
クスイッチ１３における接続または切断の切り替えの制
御を行う。

以下、第２図に基づいて、本発明の通話制御方式の動作
を説明する。

通信開始時には、呼び出し、切断信号検出部１１は通話
相手から電話がかかってきたことを呼び出し信号によっ
て検出し、その呼び出し信号を呼び出しスピーカー１２
に加えることよって、スピーカー１２から可聴音として
放出させる。これと同時に呼び出し検出信号を制御部１
６に出力する。

呼び出し検出信号を受けた制御部１６は、マイクおよび
スピーカー部１４の電源をオンにして動作状態とする。

ここで加入者が通話しようとする場合には、マイクおよ
びスピーカー部１４のマイクに向かって返事をする。こ
の場合の返事の内容は何でもよい。

音声レベル判断部１５はこの音声のレベルが基準レベル
以上であるか否かを判断し、基準レベル以上であったと
きは、音声検出信号を発生して制御部１６へ送る。

制御部１６は音声検出信号を受けたとき、フ・ツクスイ
ッチ１３を制御して、接続（オフフック）の状態にする
。この動作は通常の電話機において、受話器をとる操作
に相当する。

これによって相手との間で通話状態となり、マイクおよ
びスピーカー部１４のマイク部を介して加入者の音声が
送られ、スピーカー部を介して相手の音声を受けること
によって、加入者と相手とが相互に通話を行うことがで
きる。

通話が終了して、相手が受話器をかける（オンフッタ）
操作を行うと、相手電話機から切断信号が送られてくる
。呼び出し、切断信号検出部１１は切断信号を検出して
、制御部１６に対して切断検出信号を送出する。

制御部１６は切断検出信号を受けたとき、マイクおよび
スピーカー部１４の電源を切断するとともに、フックス
イッチ１３を切断（オンフック）の状態にする。この動
作は、通常の電話機における受話器をかける操作に相当
する。

このように本発明では、呼び出し時、電話装置に手を触
れることなしに通話状態にし、通話終了によって手を触
れることなしに切断状態とすることができる。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明の通話制御方式によれば、電
話装置において、手を使わずに通話を開始し、手を使わ
ずに通話を終了させることができるので、電話装置をよ
り便利に使用することができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図、第１Ｂ図および第１Ｃ図は本発明の原理的構
成を示す図、第２図は本発明の一実施例の構成を示す図
である。 １は呼び出し・切断信号検出部、１Ａは呼び出し信号検
出部、１Ｂは切断信号検出部、２は呼び出しスピーカー
、３．３Ａ、３Ｂは状態設定部、４は音声入出力部、５
は音声レベル判断部である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話装置において、 外部からの呼び出し信号を検出する呼び出し信号検出部
   （１Ａ）と、 該呼び出し信号検出時呼び出し音を発生する呼び出しス
   ピーカー（２）と、 外部との接続状態を切断状態から通話状態に切り替える
   状態設定部（３Ａ）と、 送信音声を収集するマイク部と受信情報を音声として出
   力するスピーカー部とを有する音声入出力部（４）と、 該音声入出力部（４）において収集した音声のレベルが
   基準値以上であることを判断する音声レベル判断部（５
   ）とを備え、 前記呼び出し信号検出時音声入出力部（４）を動作状態
   にするとともに、音声レベルが基準値以上であることを
   判断したとき前記状態設定部（３Ａ）における切り替え
   を行わせることを特徴とする通話制御方式。
2. （２）電話装置において、 外部からの切断信号を検出する切断信号検出部（１Ｂ）
   と、 外部との接続状態を通話状態から切断状態に切り替える
   状態設定部（３Ｂ）と、 送信音声を収集するマイク部と受信情報を音声として出
   力するスピーカー部とを有する音声入出力部（４）とを
   備え、 前記切断信号検出時音声入出力部（４）を動作停止状態
   にするとともに、状態設定部（３Ｂ）における切り替え
   を行わせることを特徴とする通話制御方式。
3. （３）電話装置において、 外部からの呼び出し信号および切断信号を検出する呼び
   出し・切断信号検出部（１）と、 該呼び出し信号検出時呼び出し音を発生する呼び出しス
   ピーカー（２）と、 外部との接続状態を通話状態と切断状態とに相互に切り
   替える状態設定部（３）と、 送信音声を収集するマイク部と受信情報を音声として出
   力するスピーカー部とを有する音声入出力部（４）と、 音声入出力部（４）において収集した音声のレベルが基
   準値以上であることを判断する音声レベル判断部（５）
   とを備え、 前記呼び出し信号検出時音声入出力部（４）を動作状態
   にするとともに、音声レベルが基準値以上であることを
   判断したとき前記状態設定部（３）において通話状態に
   切り替え、切断信号検出時音声入出力部（４）を動作停
   止状態にするとともに、前記状態設定部（３）において
   切断状態に切り替えることを特徴とする通話制御方式。