JPH0435184Y2 - - Google Patents

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JPH0435184Y2
JPH0435184Y2 JP20130385U JP20130385U JPH0435184Y2 JP H0435184 Y2 JPH0435184 Y2 JP H0435184Y2 JP 20130385 U JP20130385 U JP 20130385U JP 20130385 U JP20130385 U JP 20130385U JP H0435184 Y2 JPH0435184 Y2 JP H0435184Y2
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printing plate
oscillating bearing
printing
plate
vertical movement
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トランジスター又はIC等の電子部
品に当該電子部品の品種及び仕様等の標印を捺印
するための印刷機において、その標印を刻設した
印刷版を印刷機に対して装着するための装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
トランジスター又はIC等の電子部品に標印を
捺印するためには、電子部品に対して上下動する
上下動台の下面に、下面ゴム印等の印刷版を取付
けた捺印板を装着し、前記上下動台の上昇位置に
おいて前記印刷版にインクを付着すると上下動台
が電子部品に向つて下降し、その捺印板の下面に
おける印刷版を電子部品に押圧することにより、
電子部品に標印を捺印するものであるが、前記上
下動に対して、下面ゴム印等の印刷版を備えた捺
印板を装着するに際しては、前記印刷版の印刷面
が、電子部品の表面に対して正しく平行となるよ
うに印刷版の平行度を調整することが必要であ
る。
そこで、従来は、第4図及び第5図に示すよう
な装着装置を使用することによつて、印刷版にお
ける印刷面と電子部品の表面との平行度を調節す
るようにしている。
すなわち、第4図及び第5図において符号1
は、テーブル2の上面に並べた複数個の電子部品
3の上部において上下動する上下動台を示し、該
上下動台1の下面に、下面に前記各電子部品3の
各々に対応する複数個のゴム印等の印刷版4を設
けた捺印板5を取付けるにおいて、前記上下動台
1に対して捺印板5を締め付けるための3本のボ
ルト6a,6b,6cを、平面視において三角形
の頂点の箇所に配設し、各ボルト6a,6b,6
cには、上下動台1と捺印板5との間にばね7等
の弾性体を各々設け、前記各ボルト6a,6b,
6cを緩めたり締めたりすることによつて、前記
各印刷版4における印刷面が、前記各電子部品3
の表面に対する平行となるように平行度を調節す
るようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような3本のボルト6a,6b,
6cによる平行度の調節に際して、上下動台1と
捺印板5との間隔は、各ボルト6a,6b,6c
の箇所に各々について調節可能であり、換言すれ
ば、上下動台1と捺印板5の間隔には、基準とな
る部分がないから、3本のボルト6a,6b,6
cによる平行度の調節操作は、きわめて困難であ
つて多大の手数と高度な熟練を必要とするばかり
か、平行度の精度が低いのであり、しかも、前記
各ボルト6a,6b,6cが上下動台1を貫通す
るボルト孔8の内径は、前記平行度の調節を許容
するために、各ボルト6a,6b,6cの直径よ
りも可成り大きくしなければならないから、捺印
板5が印刷作業中において上下動台1に対して水
平方向にずれ動くことになり、この水平方向のず
れ動きのために前記のように調節した平行度に狂
いが発生するのである。
本考案は、このように印刷機における上下動台
に対して、下面に印刷版を備えた捺印板を、前記
印刷版の電子部品に対する平行度を調節可能に装
着する場合において、前記の問題を解消すること
を目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
このため本考案は、電子部品に向つて上下動す
る上下動台の下面に、下面にゴム印等の印刷版を
設けた捺印板を、平面視において略三角形の頂点
部に配設した3本のボルトによる締結にて装着し
て成る電子部品用印刷機において、前記捺印板の
上面には、上向きに突出する2本のピン軸を、前
記三角形の頂点から対辺に向つて引いた中線上に
適宜間隔を隔てて設け、該両ピン軸のうち中線を
引いた頂点側に位置する一方のピン軸の上端を、
前記上下動台に固着した首振り自在軸受に摺動不
能に嵌挿する一方、前記両ピン軸のうち他方のピ
ン軸の上端に、首振り自在軸受を摺動自在に嵌挿
し、該首振り自在軸受を、前記上下動台に、前記
中線の方向に沿つて延びるように設けたスライド
溝に摺動自在に嵌挿し、且つ、前記他方のピン軸
における首振り自在軸受と捺印板との間に、これ
らを互いに離れる方向に付勢するためのばねを設
けた構成にしたものである。
〔考案の作用・効果〕
このように捺印板の上面から突出した2本のピ
ン軸のうち一方のピン軸の上端を、上下動台に固
着した首振り自在軸受に摺動不能に嵌挿する一
方、他方のピン軸の上端を、上下動台に横方向に
摺動自在に設けた首振り自在軸受に摺動自在に嵌
挿し、且つ、他方のピン軸における首振り自在軸
受と捺印板との間にばねを介挿した構成にする
と、捺印板は、他方のピン軸の部分と上下動台と
の間の間隔がばねにて保持された状態のもとで、
上下動台に対して一方のピン軸上端の首振り自在
軸受を中心にしていずれの方向にも自在に傾斜回
動することができ、換言すると、前記3本のボル
トを緩めたり締めたりすることによつて行う平行
度の調節が、前記一方のピン軸が嵌まる首振り自
在軸受を回動の中心点とした基準点として行なわ
れるから、前記3本のボルトによる平行度の調節
操作が、前記のような基準点を有しない従来技術
の場合のよりも遥かに簡単にできると共に、平行
度の精度を向上できるのである。
しかも、捺印板の上面から突出した2本のピン
軸の上端を、上下動台における首振り軸受に嵌挿
したことにより、捺印板は、上下動台に対して水
平方向にずれ動くことはないから、捺印板の電子
部品に対する平行度に、水平方向へのずれ動きに
よる狂いが発生することもないのである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図において符号1は、テーブル2の上面に並
べた複数個の電子部品3の上部において上下動す
る上下動台、5は、該上下動台1の下面に配設し
た捺印板を各々示し、該捺印板5は、前記上下動
台1に対して平面視において略三角形の頂点部に
設けた3本のボルト6a,6b,6cにて締め付
けられると共に、該捺印板5の下面には、前記各
電子部品3の各々に対して標印を捺印するための
ゴム印等の印刷版4が設けられている。
前記捺印板5の上面には、上向きに突出する2
本のピン軸9,10を、前記三角形の頂点から対
辺11に向つて引いた中線12上において適宜間
隔Lを隔てて設け、該両ピン軸9,10のうち前
記中線12を引いた頂点のボルト6a側に位置す
る一方のピン軸9の上端には、細径部9aを設
け、該細径部9aを、前記上下動台1の下面に嵌
着した首振り自在軸受13内に摺動不能に嵌挿す
る。
一方、前記両ピン軸9,10のうち他方のピン
軸10には、その上端に首振り自在軸受14を摺
動自在に嵌挿し、該首振り自在軸受14を、前記
上下動台1の下面に、前記中線12の方向に沿つ
て延びるように設けたスライド溝15内に摺動自
在に嵌挿する。
そして、前記他方のピン軸10における首振り
自在軸受14と捺印板5との間には、これらを互
いに離れる方向に付勢するようにしたばね16を
設けた構成にする。
このように捺印板5の上面から突出した2本の
ピン軸9、10のうち一方のピン軸9の上端を、
上下動台1に固着した首振り自在軸受13に摺動
不能に嵌挿する一方、他方のピン軸10の上端
を、上下動台1に横方向に摺動自在に設けた首振
り自在軸受14に摺動自在に嵌挿し、且つ、他方
のピン軸10における首振り自在軸受14と捺印
板5との間にばね16を介挿した構成にすると、
捺印板5は、他方のピン軸10の部分と上下動台
1との間の間隔がばね16にて保持された状態の
もとで、上下動台1に対して一方のピン軸9上端
の首振り自在軸受13を中心にしていずれの方向
にも自在に傾斜回動することができるから、前記
3本のボルト6a,6b,6cを緩めたり締めた
りすることによつて、当該捺印板5の下面におけ
る印刷版4を、電子部品3に対して平行になるよ
うに平行度を調節できるのである。
この調節に際して捺印板5は、他方のピン軸1
0の部分と上下動台1との間の間隔がばね16に
て保持された状態のもとで、上下動台1に対して
一方のピン軸9上端の首振り自在軸受13を中心
にして傾斜回動するもので、一方のピン軸9上端
の首振り自在軸受13と言う基準点を有するか
ら、3本のボルト6a,6b,6cによる平行度
の調節操作は、このような基準点を有してない従
来の場合よりも!?かに簡単に、且つ、迅速にでき
ると共に平行度の精度を向上できるのである。
しかも、捺印板5の上面から突出した2本のピ
ン軸9,10の上端を、上下動台1における首振
り軸受13,14に嵌挿したことにより、捺印板
5は、上下動台1に対して水平方向にずれ動くこ
とはないから、捺印板5の電子部品3に対する平
行度は、水平方向へのずれ動きによる狂いが発生
することはないのである。
なお、前記実施例は、3本のボルト6a,6
b,6cを、上下動台1に穿設したボルト孔8に
上から下向きに挿入し、この各ボルト6a,6
b,6cの下端を捺印板5に穿設した雌ねじ孔1
7に螺合することによつて、捺印板5を上下動台
1に対して締結する場合であつたが、この各ボル
ト6a,6b,6cに対するボルト孔8を捺印板
5側に、各ボルト6a,6b,6cに対する雌ね
じ孔17を上下動台1側に各々穿設し、各ボルト
6a,6b,6cを下から上向きに挿入するよう
にしても良いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1
図は縦断正面図で第2図の−視断面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図の−視
断面図、、第4図は従来の装置の縦断正面図で第
5図の−視断面図、第5図は第4図の平面図
である。 1……上下動台、2……テーブル、3……電子
部品、4……印刷版、5……捺印板、6a,6
b,6c……ボルト、9……一方のピン軸、10
……他方のピン軸、11……三角形の対辺、12
……三角形の中線、13,14……首振り軸受、
15……スライド溝、16……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子部品に向つて上下動する上下動台の下面
    に、下面にゴム印等の印刷版を設けた捺印板を、
    平面視において略三角形の頂点部に配設した3本
    のボルトによる締結にて装着して成る電子部品用
    印刷機において、前記捺印板の上面には、上向き
    に突出する2本のピン軸を、前記三角形の頂点か
    ら対辺に向つて引いた中線上に適宜間隔を隔てて
    設け、該両ピン軸のうち中線を引いた頂点側に位
    置する一方のピン軸の上端を、前記上下動台に固
    着した首振り自在軸受に摺動不能に嵌挿する一
    方、前記両ピン軸のうち他方のピン軸の上端に、
    首振り自在軸受を摺動自在に嵌挿し、該首振り自
    在軸受を、前記上下動台に、前記中線の方向に沿
    つて延びるように設けたスライド溝に摺動自在に
    嵌挿し、且つ、前記他方のピン軸における首振り
    自在軸受と捺印板との間に、これらを互いに離れ
    る方向に付勢するためのばねを設けた電子部品用
    印刷機における印刷版の装着装置。
JP20130385U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0435184Y2 (ja)

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JPS62107941U (ja) 1987-07-10

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