JPH043510Y2 - - Google Patents

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JPH043510Y2
JPH043510Y2 JP1985151683U JP15168385U JPH043510Y2 JP H043510 Y2 JPH043510 Y2 JP H043510Y2 JP 1985151683 U JP1985151683 U JP 1985151683U JP 15168385 U JP15168385 U JP 15168385U JP H043510 Y2 JPH043510 Y2 JP H043510Y2
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JP
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sheet
light
emitting diode
reflective frame
adhesive
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型で、廉価でかつ堅牢な発光ダイオ
ード表示器に係り、本願出願人が先に出願した昭
和53年実用新案登録願第31231号の改良に関する
ものである。
近年、反射枠を用いて文字、数字等を表示する
発光ダイオード表示器に於ては、第1図に示す如
く、廉価にしかつ小型にする為、外被ケースを省
き、着色された光拡散シート18を反射枠16の
表面に直接貼付してきた。この光拡散シート18
は光拡散剤が混入された100μm程度のものであつ
たため、反射枠16の透孔17や熱処理によつて
反射枠16の表面に出来る凹凸(図示せず)によ
つて表示器表面にも凹凸が生じ表示器の品位をお
とすばかりか品質も耐衝撃性が弱く、これを防が
んとして光拡散シート18を厚くすると表示がに
じんで不明瞭となつた。
次にこれらの問題を解決すべく本願出願人が出
願した昭和53年実用新案登録願第31231号では、
この拡散シートに保護シートを積層する構造のシ
ートを提案し、それなりの効果はあつた。ところ
がこの場合も拡散シートは薄い方が光のにじみが
少ないのに、通常ポリエステル等の樹脂に顔料等
の光拡散剤を混入するため、均一に薄くするには
限界がある。又拡散シートとして利用するより接
着剤に光拡散剤を練入する方が光拡散剤の量の制
御等容易で、かつより廉価であることがわかつ
た。しかし略透明のシートを光拡散剤や接着剤を
練入した接着剤で反射枠表面に直接、貼付する
と、光拡散剤等によつて接着剤の接着力が極めて
低下し、熱サイクル試験等で50〜80℃の高温に表
示器をさらすとシートの周辺が反射枠表面から剥
離を起こし表示器として不都合である。さらに貼
付作業で少しでもシートがずれると、反射枠の透
孔の装部や反射枠成形時にできるバリと呼ばれる
突起によつて接着剤が偏より、そこだけ反射枠の
色(概ね白色)がみえて表示器の品位を低下させ
てしまう。
本考案は上記の欠点をなくするためになされた
もので、以下本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の実施例を示す発光ダイオード
表示器の要部断面図であり、1はたとえばエポキ
シ等の基板で、表面にプリント配線2,3が施さ
れている。4はGaP等の発光ダイオードで前記プ
リント配線2の上に取り付けられ、金属細線5等
で他のプリント配線3へ接続されている。6は樹
脂成型品等の反射枠で、発光ダイオード4を包囲
する反射窓(透孔)7を有し、基板1の上に固定
されている。尚、基板1がリードフレーム等の場
合には基板を反射枠の底部や内部に固定してもよ
い。反射窓7の表面開口部は、たとえば日字状の
1セグメントをなす短冊状をしている。8はシー
トで、反射枠6の表面に貼付してある。このシー
ト8は、最上層が厚さ100乃至500μmの透明又は
淡色で着色された半透明の保護シート9で、その
裏面には、酸化カルシウムとか酸化チタンなどの
顔料等からなる光拡散剤と染料とが練入された接
着剤からなる、厚みが約40μmの拡散層10が設
けてあり、さらにその下には厚さ10乃至50μmの
透明な分離シート11が設けてある。シート8の
最下層には接着層12が設けられ、この接着層1
2でシート8を反射枠6の表面に貼付固着してい
る。
この分離シート11は拡散層10と接着層12
とを分離するために設けられたもので、たとえば
拡散層10の接着剤と接着層12の接着剤が共に
同じ材質の場合にこの分離シート11が無いと、
高温で接着剤が軟化した場合に拡散層10の中の
練入物が接着層12の中に拡散して接着層12の
働きを低下させる恐れがあるため、これを防止す
るために設けられたものである。尚、分離シート
は上述のような役目のため厚みがうすい方がよい
が、ポリエステル系の約50μm以下の薄膜であれ
ば光透過率が85%を上廻り実用上問題としなくて
よい。又拡散層10や接着層12に利用する接着
剤としてはたとえばフエノール樹脂系接着剤、エ
ポキシ樹脂系接着剤、イソシアン酸エステル系接
着剤などがある。さらに接着層はあらかじめ反射
枠表面に設けてあつてもよい。
本考案は上述の様な構造となつているので、外
被ケースのない分だけ小型であり、外から圧力等
が加わつても保護シートが厚いのでこれらの圧力
等は吸収され、圧力等を取りさつた後迄残るよう
な表面の凹凸は出来にくく又反射枠表面の凹凸や
突起によつて影響を受けるのは接着層のみである
から表示面の品位が低下することもなく、さらに
シートは接着層の接着剤で強固に貼付されている
ので剥離しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は発光ダイオード表示器の斜視図、第2
図は本考案実施例の表示器の要部断面図である。 1……基板、4……発光ダイオード、6……反
射枠、8……シート、9……保護シート、10…
…拡散層、12……接着層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板と、該基板上に載置された発光ダイオード
    と、該発光ダイオードを囲繞する反射枠と、該反
    射枠の表面に貼付されたシートとからなる発光ダ
    イオード表示器において、前記シートは略透明な
    保護シートと、少なくとも光拡散剤を含有し保護
    シートの裏面に設けられた拡散層と、拡散層の裏
    面に設けられた分離シートと、分離シートと反射
    枠表面の間に介在する接着層とからなる事を特徴
    とする発光ダイオード表示器。
JP1985151683U 1985-10-03 1985-10-03 Expired JPH043510Y2 (ja)

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JPS6166965U JPS6166965U (ja) 1986-05-08
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JP4109756B2 (ja) * 1998-07-07 2008-07-02 スタンレー電気株式会社 発光ダイオード
JP5311522B2 (ja) * 2012-08-13 2013-10-09 日本電気株式会社 発光表示ユニット及びそれを備えた電子機器

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