JPH0422359Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0422359Y2 JPH0422359Y2 JP3247987U JP3247987U JPH0422359Y2 JP H0422359 Y2 JPH0422359 Y2 JP H0422359Y2 JP 3247987 U JP3247987 U JP 3247987U JP 3247987 U JP3247987 U JP 3247987U JP H0422359 Y2 JPH0422359 Y2 JP H0422359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphor layer
- color
- display
- base sheet
- fluorescent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 34
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 34
- 239000000049 pigment Substances 0.000 claims description 13
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 claims description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 4
- 238000004898 kneading Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 3
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は各種の表示体に貼着して使用する螢
光シールに関する。
光シールに関する。
「従来の技術」
街頭などに設置する大型時計の表示方式には大
別して光源を利用する方式と、表示素子の反射を
利用する方式とがある。
別して光源を利用する方式と、表示素子の反射を
利用する方式とがある。
屋外では陽光の光を利用した反射型が見易いこ
とから広く用いられている。
とから広く用いられている。
反射型の時計には一方の面に例えば黄色、橙色
のように反射率が高い表示色を塗布した表示板を
日型に配置し、この表示板の表と裏を反転駆動し
て数字或いは文字等を表示する方式と、一方の面
に表示色を塗布したドツト状の表示板をマトリツ
クス状に配置し、このドツト状に配置した表示板
の表と裏を反転駆動して数字、文字、記号等を表
示する方式とがある。
のように反射率が高い表示色を塗布した表示板を
日型に配置し、この表示板の表と裏を反転駆動し
て数字或いは文字等を表示する方式と、一方の面
に表示色を塗布したドツト状の表示板をマトリツ
クス状に配置し、このドツト状に配置した表示板
の表と裏を反転駆動して数字、文字、記号等を表
示する方式とがある。
何れの方式にしても従来は陽光、乃至夜間は光
源の光を効率良く反射させるために表示素子の表
示面には螢光シールを貼着し、螢光シールの色で
数字或いは各種の文字、記号等を表示している。
源の光を効率良く反射させるために表示素子の表
示面には螢光シールを貼着し、螢光シールの色で
数字或いは各種の文字、記号等を表示している。
従来の螢光シールは第2図に示すように螢光体
層1の表面に透明な保護層2が例えば塗布によつ
て形成され、螢光体層1の裏面に下地シート4が
透明接着材層3によつてラミネート加工されて構
成され、下地シート4の裏側に表示板5に貼着さ
れて使用される。
層1の表面に透明な保護層2が例えば塗布によつ
て形成され、螢光体層1の裏面に下地シート4が
透明接着材層3によつてラミネート加工されて構
成され、下地シート4の裏側に表示板5に貼着さ
れて使用される。
螢光体層1は透明樹脂系のバインダ(つなぎ)
に所望の色の螢光顔料を混練して得たペースト状
体をシート状に成形して構成される。このシート
状体は半透明な螢光体であるので被着面の色によ
り螢光効果が混濁するため、例えば白色の塩化ビ
ニール等のシート状体を下地シート4として貼着
している。
に所望の色の螢光顔料を混練して得たペースト状
体をシート状に成形して構成される。このシート
状体は半透明な螢光体であるので被着面の色によ
り螢光効果が混濁するため、例えば白色の塩化ビ
ニール等のシート状体を下地シート4として貼着
している。
「考案が解決しようとする問題点」
螢光体層1には螢光顔料を混入しているため、
顔料の定着性が悪い。特に直射日光にさらされる
と退色が激しく、例えば直射日光に長時間さらし
た場合は色が消えてしまう特質を有する。このた
め時刻表示に於いて螢光シートの貼着面が外部に
出る機械が多い表示素子と、殆どの時間裏になつ
ている表示素子との間で色の濃度差が生じてしま
うため長期間使用している間に体裁が悪くなる欠
点がある。
顔料の定着性が悪い。特に直射日光にさらされる
と退色が激しく、例えば直射日光に長時間さらし
た場合は色が消えてしまう特質を有する。このた
め時刻表示に於いて螢光シートの貼着面が外部に
出る機械が多い表示素子と、殆どの時間裏になつ
ている表示素子との間で色の濃度差が生じてしま
うため長期間使用している間に体裁が悪くなる欠
点がある。
従つて保護層2の膜厚を厚くしたり、更に保護
層2の材質として紫外線の透過を抑える材料を使
つたりする試みがなされているが、充分な結果は
得られていない。
層2の材質として紫外線の透過を抑える材料を使
つたりする試みがなされているが、充分な結果は
得られていない。
また螢光体層1の厚みを厚くする方法も試みら
れたが、このようにした場合は螢光体層1のもろ
さが顕著に現れ、少し湾曲させただけでもヒビが
生じてしまう欠点がある。
れたが、このようにした場合は螢光体層1のもろ
さが顕著に現れ、少し湾曲させただけでもヒビが
生じてしまう欠点がある。
また螢光体層1と下地シート4の熱収縮率に差
があるから、螢光体層1の厚みを過度に大きく採
ると螢光体層1の収縮力が強くなるため、螢光体
層1が下地シート4から第3図に示すように剥離
してしまう欠点も生じる。
があるから、螢光体層1の厚みを過度に大きく採
ると螢光体層1の収縮力が強くなるため、螢光体
層1が下地シート4から第3図に示すように剥離
してしまう欠点も生じる。
「問題点を解決するための手段」
この考案に於いては、
透明樹脂材から成るバインダに所望の色の螢光顔
料を混練し、これで得られたペースト状体をシー
ト状に成形した螢光体層と、 この螢光体層の上面に塗布形成した透明な保護
層と、 螢光体層の裏面に接着剤によつて被着され、螢
光体層に混入した顔料の色に近似した色に着色し
た下地シートと、 によつて螢光体シールを構成したものである。
料を混練し、これで得られたペースト状体をシー
ト状に成形した螢光体層と、 この螢光体層の上面に塗布形成した透明な保護
層と、 螢光体層の裏面に接着剤によつて被着され、螢
光体層に混入した顔料の色に近似した色に着色し
た下地シートと、 によつて螢光体シールを構成したものである。
この考案の構成によれば螢光体層の顔料が退色
したとしても、螢光体層の退色の進行と共に、螢
光体層の下面に配置した下地シートが螢光体層を
通じて見えるようになる。
したとしても、螢光体層の退色の進行と共に、螢
光体層の下面に配置した下地シートが螢光体層を
通じて見えるようになる。
よつて仮に螢光体層の顔料の色が退色したとし
ても、下地シートの色が見えるようになり、表示
色の減退を低減することが出来る。この結果螢光
体層の色が完全に退色しても下地シートの色で補
うから表示色が完全に消えてしまう事はない。
ても、下地シートの色が見えるようになり、表示
色の減退を低減することが出来る。この結果螢光
体層の色が完全に退色しても下地シートの色で補
うから表示色が完全に消えてしまう事はない。
よつて直射日光に当たる率が低い表示素子と、
そうでない表示素子との間で色の濃度差が生じる
ことがなく長期に渡つて色の減退がない螢光シー
ルを提供することができる。
そうでない表示素子との間で色の濃度差が生じる
ことがなく長期に渡つて色の減退がない螢光シー
ルを提供することができる。
「実施例」
第1図にこの考案の実施例を示す。この考案に
おいては螢光体層1の裏面に螢光体層1に混入し
た螢光顔料の色に近似した色に着色した下地シー
ト44をラミネート加工した構造としたものであ
る。
おいては螢光体層1の裏面に螢光体層1に混入し
た螢光顔料の色に近似した色に着色した下地シー
ト44をラミネート加工した構造としたものであ
る。
このための下地シート44としては例えば塩化
ビニールを耐光性の高い顔料で着色した樹脂シー
トを用いる事が出来る。
ビニールを耐光性の高い顔料で着色した樹脂シー
トを用いる事が出来る。
着色された下地シート44の上面に透明接着材
層3を介して螢光体層1をラミネート加工する。
螢光体層1は従来のものと同じ組成及び厚みのも
のを用いる事が出来る。
層3を介して螢光体層1をラミネート加工する。
螢光体層1は従来のものと同じ組成及び厚みのも
のを用いる事が出来る。
螢光体層1の上面には透明な保護層2を例えば
塗布によつて形成する。
塗布によつて形成する。
なお、下地シート44の裏面には必要に応じて
両面接着テープ6を被着しておくと良い。このよ
うにしておく事によつて、両面接着テープ6の剥
離紙7を除去すれば螢光シールを表示板5等に簡
単に接着する事が出来る。
両面接着テープ6を被着しておくと良い。このよ
うにしておく事によつて、両面接着テープ6の剥
離紙7を除去すれば螢光シールを表示板5等に簡
単に接着する事が出来る。
「考案の効果」
以上説明したようにこの考案によれば螢光体層
1の螢光顔料が退色しても、その退色の進行と共
に下地シート44の色が見えだす。よつて螢光体
層1の螢光顔料が完全に退色したとしても、螢光
体層1の組成が主に透明樹脂系のバインダである
ため螢光体層1を通じて下地シート44が見え、
あたかも螢光体層1の色として見える。
1の螢光顔料が退色しても、その退色の進行と共
に下地シート44の色が見えだす。よつて螢光体
層1の螢光顔料が完全に退色したとしても、螢光
体層1の組成が主に透明樹脂系のバインダである
ため螢光体層1を通じて下地シート44が見え、
あたかも螢光体層1の色として見える。
この結果螢光効果は低下するものの長期に渡つ
て色の減退がない表示素子を得る事ができる。又
直射日光に当たる表示素子と、直射日光に当たら
ない表示素子との間で色の濃淡差が生じる事もな
い。よつて長期にわたつて体裁の良い表示を行う
事が出来その効果は実用に供して頗る大である。
て色の減退がない表示素子を得る事ができる。又
直射日光に当たる表示素子と、直射日光に当たら
ない表示素子との間で色の濃淡差が生じる事もな
い。よつて長期にわたつて体裁の良い表示を行う
事が出来その効果は実用に供して頗る大である。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は従来の技術を説明するための断面図、第3
図は従来の技術の欠点を説明するための断面図で
ある。 1……螢光体層、2……透明保護層、3……透
明接着材層、5……表示板、6……両面接着テー
プ、7……剥離紙、44……着色された下地シー
ト。
2図は従来の技術を説明するための断面図、第3
図は従来の技術の欠点を説明するための断面図で
ある。 1……螢光体層、2……透明保護層、3……透
明接着材層、5……表示板、6……両面接着テー
プ、7……剥離紙、44……着色された下地シー
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 A 透明樹脂系バインダに所望の色の螢光顔料を
混練してシート状に成た螢光体層と、 B この螢光体層の上面を覆う透明な保護層と、 C 上記螢光体層の裏面に被着され、上記螢光体
層に混入した顔料の色に近似する色に着色した
下地シートと、 とから成る螢光シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247987U JPH0422359Y2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247987U JPH0422359Y2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63138583U JPS63138583U (ja) | 1988-09-12 |
JPH0422359Y2 true JPH0422359Y2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=30839192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3247987U Expired JPH0422359Y2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422359Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4658367B2 (ja) * | 2001-04-05 | 2011-03-23 | ダイヤテックス株式会社 | 人工芝状体 |
JP6119037B2 (ja) * | 2012-08-20 | 2017-04-26 | 株式会社フジシール | プラスチックラベル |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP3247987U patent/JPH0422359Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63138583U (ja) | 1988-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0449988B1 (en) | Sign plate for illuminated sign | |
JPH08505705A (ja) | 照明看板装置のための看板 | |
EP0195234B1 (en) | An ornamental body | |
GB1327054A (en) | Decorative boards | |
JPH0422359Y2 (ja) | ||
JPS6186300A (ja) | ポスタ− | |
US6375332B1 (en) | Decorative mirror unit | |
JP2002046206A (ja) | 蓄光反射材 | |
PT920357E (pt) | Metodo decorativo | |
WO1991020070A1 (en) | Adhesive, fluorescent foil | |
CN2308136Y (zh) | 照明装饰板 | |
MX9701061A (es) | Laminado para la aplicacion precisa de graficos a un sustrato. | |
JPH11301107A (ja) | 印刷用シート及び装飾用シート | |
JPS6130849Y2 (ja) | ||
GB463586A (en) | An improved decorative panel and method of producing the same | |
CN2250554Y (zh) | 标牌 | |
JPS5938271Y2 (ja) | 積層樹脂板 | |
JPH11222578A (ja) | 蓄光性粘着テープを用いた発光器具 | |
JP2003295795A (ja) | 後部照明による看板装置 | |
JP2772482B2 (ja) | 透視材及び透視材製ドア又は窓等の装飾方法 | |
JPH085800Y2 (ja) | 装飾合成樹脂板 | |
JPH0410031Y2 (ja) | ||
CN2149307Y (zh) | 一种装饰字画 | |
JPH0579534U (ja) | 調光液晶装飾シート | |
JPH0623074U (ja) | 表示板 |