JPH04351099A - 超音波パラメトリックスピーカ - Google Patents

超音波パラメトリックスピーカ

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Publication number
JPH04351099A
JPH04351099A JP15236891A JP15236891A JPH04351099A JP H04351099 A JPH04351099 A JP H04351099A JP 15236891 A JP15236891 A JP 15236891A JP 15236891 A JP15236891 A JP 15236891A JP H04351099 A JPH04351099 A JP H04351099A
Authority
JP
Japan
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sound
ultrasonic
parametric
wave
primary
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15236891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Arikawa
泰史 有川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH04351099A publication Critical patent/JPH04351099A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波パラトメリック
スピ−カの改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、互いに異なる2つの周波数で超
音波発生部を駆動すると、超音波発生部より出力された
一次音波が空気により干渉し、一次音波の周波数の差成
分と和成分とが二次音波として発生することが非線形パ
ラメトリック作用として知られている。このような作用
によって発生される二次音波の音圧は、一次音波として
指向特性の鋭い超音波を用いて非常に強い音場を形成す
れば、実用出来るレベルになり、このとき、一次音波の
周波数差が可聴周波数になるようにすれば、差成分とし
て可聴二次音波が生じることになる。そして、このとき
に発生した二次音波は、一次音波よりも指向特性が鈍く
なるが、一次音波に比較的近いパタ−ンを示す。したが
って、一次音波として指向特性の鋭い超音波を用いれば
、発生する二次可聴音波も指向特性を鋭くすることがで
きる。このような原理を用いた音波発生手段は従来より
パラメトリックスピ−カとして実用化されているが、そ
の基本的な構造は、図5および図6に示したようになっ
ている。すなわち、一次音波を発生する超音波発生部1
をエンクロ−ジャ2の一端部に配設し、エンクロ−ジャ
2の他端部の放音口6には音響フィルタ−3を配設して
おり、エンクロ−ジャ2の内周面には吸音材4が配設さ
れている。また、超音波発生手段1は、一次音波である
超音波の強い音場を形成出来るように、多数の超音波振
動子1aを基板1b上に配列して構成されている。そし
て、このようなパラメトリックスピーカには、発泡ウレ
タンやフィルムなどの材料で製された音響フィルタ−3
が用いられ、人体に有害なレベルの一次音波をエンクロ
−ジャ2の外部に放射されないようにしてあるのが通例
である。ところで、このようなパラメトリックスピーカ
においては、超音波発生部より放出される一次音波(超
音波)の方向と、二次音波として放出される可聴音波と
の放射方向を異ならせて使用する場合があるが、超音波
スピ−カは図7に示したようにエンクロ−ジャ2内部に
音波の出力方向を変換するための偏向反射板5を供えた
構造をとる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パラ
メトリックスピ−カでは、実用化出来る音圧レベルの二
次音波を得るために強力な一次音波を使用する必要があ
るが、このとき発生する有害音圧レベルの一次音波の外
部への放射を防ぐために音響フィルタ−は不可欠となっ
ている。しかしながら、フィルム等の反射材料を音響フ
ィルタ−として用いる場合は放射された一次音波と音響
フィルターで反射された一次音波が相互干渉して定在波
発生等の問題を生む可能性があり、従来では、取扱の容
易さから発泡ウレタン等の多孔質材料を使用しているが
、そのために音響フィルタ−の厚みが大となり、スピー
カの小型、薄型化を妨げており、このような問題点は、
図5に示したような偏向反射板を設けた超音波パラメト
リックスピーカにおいても同様である。本発明は上述の
ような事情に鑑みてなされたものであり、偏向反射板に
より一次音波(超音波)がスピーカ内部に拡散するよう
に反射させてやることによって、音響フィルタ−側に放
出される一次音波を少なくして音響をフィルタ−の音波
遮断量を低減させ、もって音響フィルタ−の薄型化、超
音波パラメトリックスピーカの小型、薄型化を図ろうと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するため提案される本発明は、超音波発生手段より
放出された一次音波の非線形パラメトリック作用により
発生させた可聴二次音波を、音偏向反射板で方向を変え
て放音口より放射させるパラメトリックスピ−カにおい
て、上記音偏向反射板には、超音波発生手段より放出さ
れた一次音波をスピーカ内部の吸音材に向けて反射させ
る音波反射面を形成していることを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明によれば、超音波パラメトリックスピ−
カにおいて超音波発生部から放射された強力な一次音波
を、偏向反射板によりスピーカ内部に反射させて吸音材
によりその音波エネルギ−を吸収させる。そのため、定
在波の発生等、エンクロ−ジャ内部の一次音波の音場に
大きな影響を与えることなく音響フィルタ−の負担する
音波遮断量が小さく出来る。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の超音波パラメトリックスピ
−カAの一実施例を示す。図1において、1aは超音波
振動子で基板1b上に多数を配設して、超音波発生手段
1が構成されている。2はエンクロージャ、3は放音口
6に配設された音響フィルタ−、4はスピーカ内部に設
けられた吸音材、5aは偏向反射板である。偏向反射板
5aは図3に示したように、スピーカ内部、つまりエン
クロージャ2内部に向かって凸となる円弧状の反射面5
bを形成してあるので、音響フィルタ−3に入射しよう
とする一次音波はスピーカ内部に反射され、そのエネル
ギーを吸音材4で吸収される。したがって、このような
構造のものでは、音響フィルタ−3に必要な一次音波の
遮断量は従来の偏向反射板5を設けた場合(図7(a)
,(b)参照)に比べて小さくて済み、その分だけ音響
フィルタ−3を薄くすることが可能となる。また、この
ような偏向反射板5aは、一次音波を反射する能力が大
であること、そして、上述した能力に比べ二次音波を反
射する能力が出来るだけ小さいこと(二次音波の遮断能
力が出来るだけ小さいこと)が必要とされる。
【0007】偏向反射板5aに形成する反射面5bとし
ては、図1に示したような円弧状の凸面を形成したもの
以外にも、図2に示したような三角形状の凸面を形成し
たものでもよい。この偏向反射板5aの反射面5bの形
状を縦断面構造を図4に示す。また、偏向反射板5aの
形状は、吸音材4の位置との関係により決定されるべき
ものであるが、その形状の決定方法としては、一次音波
の周波数とエンクロ−ジャの寸法との関係にも影響する
が幾何音線法で十分対応できると思われる。なお、通常
一次音波を反射させるために偏向反射板5aに若干の角
度をもたせても、周波数の違いにより波長の長い二次音
波の反射性は殆ど低下しない。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、偏向反射
板を設けた超音波パラメトリックスピ−カの性能を低下
させることなしに音響フィルタ−を薄くでき、スピ−カ
の小型化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明による超音波パラメト
リックスピ−カの一実施例を示した縦断面、横断面構造
図である。
【図2】(a),(b)は本発明による超音波パラメト
リックスピ−カの別の実施例を示した縦断面、横断面構
造図である。
【図3】図1に示したスピーカにおいて使用される偏向
反射板の縦断面構造図である。
【図4】図2に示したスピーカにおいて使用される偏向
反射板の縦断面構造図である。
【図5】従来の超音波パラメトリックスピーカの説明図
である。
【図6】図5に示したスピーカの縦断面構造図を示す。
【図7】(a),(b)は偏向反射板を設けた従来の超
音波パラメトリックスピーカの縦断面、横断面構造図を
示す。
【符号の説明】
1・・・超音波発生手段 2・・・エンクロージャ 3・・・音響フィルター 4・・・吸音材 5a・・・偏向反射板 5b・・・その反射面 6・・・放音口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  超音波発生手段より放出された一次音
    波の非線形パラメトリック作用により発生させた可聴二
    次音波を、偏向反射板で方向を変えて放音口より放射さ
    せるパラメトリックスピ−カにおいて、上記偏向反射板
    には、超音波発生手段より放出された一次音波をスピー
    カ内部の吸音材に向けて反射させる音波反射面を形成し
    ていることを特徴とする超音波パラメトリックスピ−カ
JP15236891A 1991-05-28 1991-05-28 超音波パラメトリックスピーカ Withdrawn JPH04351099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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JP15236891A JPH04351099A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 超音波パラメトリックスピーカ

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Publication Number Publication Date
JPH04351099A true JPH04351099A (ja) 1992-12-04

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ID=15539003

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JP15236891A Withdrawn JPH04351099A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 超音波パラメトリックスピーカ

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JP (1) JPH04351099A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7949143B2 (en) 2004-09-16 2011-05-24 Seiko Epson Corporation Ultrasonic transducer, ultrasonic speaker, acoustic system, and control method of ultrasonic transducer
JP2012029111A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Nec Corp 発振装置
EP2637420A1 (en) * 2010-11-01 2013-09-11 NEC CASIO Mobile Communications, Ltd. Electronic apparatus

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Effective date: 19980806