JPH04350653A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04350653A
JPH04350653A JP12377791A JP12377791A JPH04350653A JP H04350653 A JPH04350653 A JP H04350653A JP 12377791 A JP12377791 A JP 12377791A JP 12377791 A JP12377791 A JP 12377791A JP H04350653 A JPH04350653 A JP H04350653A
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JP
Japan
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recording medium
sensitive recording
image
photosensitive
pressure sensitive
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Pending
Application number
JP12377791A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ota
充 太田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04350653A publication Critical patent/JPH04350653A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
    • G03B2227/325Microcapsule copiers

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  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染料または染料前駆体
と顕色剤とを反応させて画像を形成する感光感圧記録媒
体を用いた画像形成装置に関し、特に粉体化した顕色剤
を感光感圧記録媒体上に塗布して、任意の記録媒体に画
像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成においては、顕色剤は水
系溶媒中に超微粒子として分散されており、これをバイ
ンダー、添加剤等の調整をした上で抄紙された紙に塗布
し、顕色剤シートという特殊紙として用いていた。この
顕色剤シートによる画像形成技術は、特開昭58−88
739号公報、特開昭59−30537号公報、特開昭
59−137944号公報等に記載されている。ここで
述べられている画像形成技術とは、互いに隔離された二
つまたはそれ以上の成分が、圧力または温度変化などの
ような物理的外力によって隔離を解除され、互いに反応
する事によって光学的な変化、光の吸収領域、あるいは
吸収強度の変化を起こし、外力に応じた記録がなされる
ようなすべての機能を指すものである。
【0003】かかる従来の顕色剤シートによる画像形成
技術は、例えば、光の照射により機械的破壊強度が変化
するようなマイクロカプセルが任意の媒体上に担持され
た感光感圧記録媒体と顕色剤シートを重ね合わせ、圧力
現像することにより機械的破壊強度の異なったマイクロ
カプセルの選択的な破壊を起こし、マイクロカプセルに
含まれた無色または僅かに着色した染料または、染料前
駆体と、顕色剤シートに含まれる染料受容体ないしは顕
色剤とを反応させて、顕色剤シート上に顕像を形成する
ような画像形成系である。しかしながら上記の画像形成
技術では、特殊加工をした紙上にしか画像形成ができな
いという不具合があった。
【0004】そこでかかる不具合を解消すべく、任意の
記録媒体に画像を形成する手段として、顕色剤を粉体に
して静電的に任意の記録媒体に飛ばせて付着させること
で任意の記録媒体を基材とした顕色剤シートを形成し、
この顕色剤シートと感光感圧記録媒体とを重ね合わせて
圧力現像することによって、画像を形成するという顕色
剤トナー技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記顕
色剤トナー技術においては、顕色剤トナーを使って任意
の媒体に画像を形成する場合、顕色剤トナーの選択的な
塗布手段を伴わなかったため、顕色剤トナーが画像を形
成しようとする媒体全面に塗布されていた。顕色剤トナ
ーを原稿の画像の形成されていない部分、すなわち白色
部分にまで静電塗布することは、顕色剤トナーの本来の
働きである無色か僅かに着色した染料もしくは染料前駆
体を発色させる機能を使わず無駄であるばかりでなく、
光や大気にふれて顕色剤トナーは変色する。顕色剤トナ
ーの変色は、画像コントラストを下げ、任意の記録媒体
上に形成された顕色剤トナー層の保存性の悪さを如実に
示すものである。
【0006】また、既存の顕色剤シートと感光感圧記録
媒体と重ね合わせて、圧力現像して画像を形成したり、
顕色剤トナー技術により画像を形成すると、顕色剤シー
トあるいは任意の記録媒体への画像の形成に、大きな圧
力を必要とし、圧力現像装置が大型化し、重量の重くな
る事が指摘されていた。高い圧力で圧力現像することは
、感光感圧記録媒体にしわをもたらす原因ともなった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、任意の記録媒体全面に顕色剤ト
ナーが定着されることを防ぐ方式とした画像形成装置を
提供するものである。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、マイクロカプセルが破壊されて
染料あるいは染料前駆体の流れだした部分にだけ顕色剤
トナーが提供されて、白色部分の耐候性を気にすること
の無い画像記録を行なう画像形成装置を提供するもので
ある。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その第一の目的は、画像のコン
トラストを高めた画像記録を形成する画像形成装置を提
供することである。
【0010】その第二の目的は、マイクロカプセルを崩
壊せるための圧力が弱くても顕色剤シートあるいは顕色
剤トナー側に画像を形成できる画像形成装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、感光感圧記録媒体上に粉体
化した顕色剤を静電的に塗布する静電塗布手段と、画像
情報に基づいて感光感圧記録媒体上のマクロカプセルと
光導電層の形成された感光体ベルトに同時に原稿の画像
情報を与える露光手段と、感光体ベルトと感光感圧記録
媒体を重ね合わせて、感光感圧記録媒体上に担持された
マイクロカプセルを破壊し、内包される染料または染料
前駆体と顕色剤を反応させて発色させる圧力現像手段と
、圧力現像手段で感光体ベルトに転写された顕色剤を再
度最終的に画像の形成される被記録媒体上に転写する転
写手段とから構成されている。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置は、
マイクロカプセルの担持された感光感圧記録媒体に顕色
剤トナーを塗布し、マイクロカプセル、顕色剤トナーの
担持された側から感光体ベルトを重ね合わせて、光の画
像情報を感光感圧記録媒体と感光体ベルトの両方同時に
露光し、その結果機械的破壊強度に差のできたマイクロ
カプセルを担持した感光感圧記録媒体と、静電潜像の形
成された感光体ベルトを重ね合わせたまま、圧力現像装
置で圧力を掛けることで、感光体ベルト上にはマイクロ
カプセルの潰れて染料あるいは染料前駆体の流れだした
画像の形成された部分のみが定着され、マイクロカプセ
ルの潰れなかった部分の顕色剤トナーは感光感圧記録媒
体上に塗布されたまま搬送される。しかる後、感光体ベ
ルト上に形成された画像を被記録媒体と重ねて熱転写手
段を用いて、被記録媒体上に画像を転写する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の画像形成装置を示す図で
ある。本装置は、大別して露光ユニット30、顕色剤ト
ナーの塗布装置20、圧力現像装置11、熱転写ユニッ
ト40を有し構成されている。本装置に使用される感光
感圧記録媒体1は、図2に示すように基材15とそれに
担持されているマイクロカプセル16から構成されてい
る。
【0015】感光感圧記録媒体1は長尺状の支持体の表
面にイエロー、マゼンタ、シアンに発色する3種類のマ
イクロカプセル16が担持されており、マイクロカプセ
ル16内には後述する顕色剤と反応する染料または染料
前駆体と光重合性化合物とが包含されている。そして、
未露光の感光感圧記録媒体1は、カートリッジ軸8に巻
回された状態で遮光性のカートリッジ5内に装着されて
いる。このカートリッジ5の外方所定の位置には、感光
感圧記録媒体1を搬送するための複数個の送りローラー
60が配設されている。
【0016】露光ユニット30は、感光感圧記録媒体1
を収納するカートリッジ5の左上部に配置されている。 露光ユニット30の中の原稿3は、原稿台31と原稿押
え32の間に挟まれている。光源9は、原稿3の斜め下
に位置し、図示はしない駆動装置によって、原稿台31
とともに原稿3を図面の左から右へ移動して露光する。 感光感圧記録媒体1への光路中には、反射鏡33とフィ
ルターユニット10と結像レンズ4が配置されている。 フィルターユニット10は、イエロー、マゼンタ、シア
ンの各フィルターを備えている。
【0017】かかる露光ユニット30では、原稿3に光
源9からの光が照射、あるいは反射鏡34で反射された
光が照射され、原稿3で反射する。原稿3からの反射光
は、フィルターユニット10のイエロー、マゼンタ、シ
アンいずれかあるいは数種類のフィルターによって色補
正されるか、何の補正もなくフィルターユニット10を
通過し、結像レンズ4を透過して、カートリッジ5のカ
ートリッジ軸8から引き出された感光感圧記録媒体1上
に結像されるようになっている。そして、結像された感
光感圧記録媒体1上に担持されたイエロー、マゼンタ、
シアンの各マイクロカプセル16がそれぞれブルー、グ
リーン、レッドの光に反応して光重合し、その硬度に変
化がおきる。光で露光されたマイクロカプセル16を担
持した感光感圧記録媒体1は、光潜像を形成したことに
なる。本装置の結像レンズ4は、結像倍率が可変であり
、結像倍率の変化とともに原稿3に対する露光時間が変
更されて、感光感圧記録媒体1上に結像される像の大き
さが変えられ、常に同じ光量で露光される。
【0018】感光感圧記録媒体1に担持されたマイクロ
カプセル16に内包された染料あるいは染料前駆体と反
応して発色する顕色剤トナー25は、感光感圧記録媒体
1の遮光カートリッジ5の下部に配置した顕色剤トナー
塗布装置20によって、感光感圧記録媒体1に塗布され
るが、その塗布装置20は感光感圧記録媒体1の搬送経
路に沿うように配置している。また、感光感圧記録媒体
1に対して顕色剤トナー塗布装置20の裏側には対向電
極26が備えられている。
【0019】顕色剤トナー現像装置20は、図1の顕色
剤トナー塗布装置20だけを拡大した図3に示したよう
に、トナー担持体21を中心に、ブレード23、トナー
供給ローラ22、除電ブラシ29、対向電極26が設け
られ、顕色剤トナー収納ケース24の中に顕色剤トナー
25が充填されている。顕色剤トナー収納ケース24に
収納されている顕色剤トナー25は、トナー供給ローラ
22で搬送されてトナー担持体21に供給され、トナー
の飛翔する感光感圧記録媒体1にいちばん近い位置へと
搬送される。この時トナー担持体21では、ブレード2
3によって、トナー担持体21上に載る顕色剤トナー2
5の量が規制される。トナー担持体21に対して、対向
電極26が感光感圧記録媒体1を介して離隔対向して配
設されており、対向電極26側に正の電圧を印加し、ト
ナー担持体21側を接地すると対向電極26とトナー担
持体21の間に電界が存在する。
【0020】また、トナー担持体21と対向電極26と
の一番狭い部分をギャップと称し、このギャップに感光
感圧記録媒体1を対向電極26に密着しながら搬送する
と、トナー担持体21上の負に帯電した顕色剤トナー2
5が電界に沿って対向電極26へ引きつけられ、感光感
圧記録媒体1に顕色剤トナー25が塗布される。除電ブ
ラシ29は、トナー担持体21の表面の正に帯電した顕
色剤トナー25を少なくするために設けられており、ト
ナー担持体21に摺動させるようになっている。
【0021】本発明に使われる顕色剤トナー25は、染
料もしくは染料前駆体と反応して発色させる染料受容体
が主成分であり、その例として、酸性白土、ベントナイ
ト、アタパルガイト等の天然粘土鉱物;タンニン酸、没
食子酸、プロピル没食子酸エステル等のような有機酸及
びそのエステル;フェノール樹脂、マレイン酸樹脂、フ
ェノール−アセチレン樹脂、少なくとも1個のヒドロキ
シ基を有するカルボン酸とホルムアルデヒドとの縮重合
物のような酸性ポリマー;サリチル酸亜鉛、サリチル酸
錫、2−ヒドロキシナフトエ酸亜鉛、3,5−ジ−t−
ブチルサリチル酸亜鉛,3,5−ジ(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸亜鉛のような芳香族カルボン酸の金属塩
;亜鉛、ニッケル等の多価金属で変性した金属塩変性フ
ェノール樹脂系化合物等があげられる。
【0022】顕色剤トナー25の成分として、顕色剤成
分だけでは感光感圧記録媒体1に塗布し、被記録媒体1
2に定着できないため、染料受容体である顕色剤に、被
記録媒体12への定着性能を付与する為の、材料の混合
を行なう。被記録媒体12への顕色剤トナー25の定着
性能は、その構成成分の溶融粘度、接着性に関係し、顕
色剤との相溶性、接着性のよいワックス及び粘着剤を混
合することにより、定着性能を高めることができる。
【0023】顕色剤成分と定着成分は溶融混合して、粉
砕することで顕色剤トナー25が形成される。
【0024】感光体ベルト2の周回には、圧力現像装置
11、熱転写ユニット40、顕色剤トナーの回収ブレー
ド27、除電器35、帯電器36が設けられている。
【0025】感光体ベルト2は、図2に示すように、基
材19に、導電層18、光導電層17が積層されて構成
されている。感光体ベルト2の表面に帯電器36によっ
て500〜1000V程度の正の電位を与える。正の電
位の与えられた感光体ベルト2は、感光感圧記録媒体1
と重ね合わされて、露光ユニット30からの光による画
像情報が露光されると光導電層17が導体となって、感
光体ベルト2上にある正の電位を導電層18に逃がす。 この露光操作によって感光体ベルト2上に電位の存在す
る部分と、電位のない部分とが静電潜像を形成する。こ
の後、感光体ベルト2は、圧力現像装置11、熱転写ユ
ニット40を通過して、画像記録の中間記録媒体として
機能する。熱転写ユニット40で画像を最終画像の形成
される被記録媒体12に転写した感光体ベルト2は、表
面に残った顕色剤トナー25をかきおとすトナー回収ブ
レード27、感光体ベルト2上に残った表面電位をなく
すための除電器35で初期の状態に戻される。
【0026】図2には、圧力現像装置11の様子を示し
ている。粉体化された顕色剤トナー25が静電的に塗布
された感光感圧記録媒体1と、帯電器36によって表面
に正の電位の与えられた感光体ベルト2とが重ね合わせ
られ、圧力現像装置11に搬送されると、マイクロカプ
セル16が潰れて、内包物が流れ出すために十分な圧力
が加えられる。マイクロカプセル16が潰れて、でてき
た内包物は、液体状の光重合性化合物を含んでおり、そ
の重合性化合物の重合度合に応じて顕色剤トナー25の
層に染料あるいは染料前駆体を含んだ内包物の染み込む
量が決まり、発色濃度も変えることができる。圧力現像
装置11を通過した感光感圧記録媒体1は、巻取りロー
ラー6に回収される。
【0027】染料あるいは染料前駆体を発色させた顕色
剤トナー25は感光体ベルト2上に載せたまま搬送され
る。感光体ベルト2上に形成された画像は、熱転写ユニ
ット40へ搬送され、最終画像の形成される被記録媒体
12に転写される。熱転写ユニット40は、圧力現像装
置11の左に設けられており、円筒状の加熱ローラー4
1の中に熱源43が設置され、加熱ローラー41と対抗
して、搬送ローラー42が配設されている。
【0028】その上方には、被記録媒体12が積み重ね
られて収納されている被記録媒体収納ケース53、その
出口付近に半月ローラー54が配置されている。この半
月ローラー54の回転により、被記録媒体12が被記録
媒体収納ケース53からガイド板51に沿って1枚ずつ
熱転写ユニット40へと供給されるようになっている。
【0029】熱転写ユニット40は、圧力現像装置11
で白色部を除いた部分に、染料あるいは染料前駆体の発
色した顕色剤トナー25を担持している感光体ベルト2
と、被記録媒体収納ケース53から熱転写ユニット40
へと搬送された被記録媒体12とが重ね合わされて加熱
される。加熱することで感光体ベルト2上に形成された
顕色剤トナー25と染料あるいは染料前駆体で形成され
た画像を被記録媒体12に転写する。熱転写ユニット4
0で被記録媒体12側に転写しないで、感光体ベルト2
上に載って搬送された顕色剤トナー25は、トナー回収
ブレード27で感光体ベルト2からはぎ取られて、トナ
ー回収ケース28へ収納される。
【0030】つぎに、本装置の動作について説明する。
【0031】プリントスタートキー(図示せず)が押し
下げられると、光源9が点灯され、光源9からの光、あ
るいは光源9からの光を反射鏡34で反射した光が原稿
3に照射され、画像情報として反射される。反射光は、
反射鏡33で反射されフィルターユニット10のイエロ
ー、マゼンタ、シアンのいずれかのフィルターによって
色補正され、結像レンズ4を通過して、カートリッジ5
から引き出された感光感圧記録媒体1および感光体ベル
ト2上に結像される。
【0032】露光ユニット30で画像情報が露光される
前の感光感圧記録媒体1には、顕色剤トナー塗布装置2
0によって顕色剤トナー25が塗布される。顕色剤トナ
ー塗布装置20においては、対向電極26側に正の電圧
を印加し、トナー担持体21側を接地することで電界を
発生させる。ギャップ部分において感光感圧記録媒体1
を対向電極26に密着させながら搬送させると、トナー
担持体21上の負に帯電した顕色剤トナー25が電界に
沿って対向電極26側に飛翔し、感光感圧記録媒体1の
マイクロカプセル16が担持されている側に顕色剤トナ
ー25が塗布される。
【0033】感光感圧記録媒体1と感光体ベルト2によ
り画像を形成するまでの様子について図4に従って説明
する。
【0034】感光感圧記録媒体1は、感光体ベルト2と
重ね合わされて、感光感圧記録媒体の搬送ローラー60
と感光体ベルト2の搬送ローラー61に挟まれて搬送さ
れる。(a)感光体ベルト2は、帯電器36によってそ
の表面に正の電位が与えられており、顕色剤トナー25
のもつ負の電位とは引きつけあっている。
【0035】原稿3からの光による画像情報は、感光感
圧記録媒体1の透明な基材15側から露光して画像情報
に応じた部分のマイクロカプセル16を硬化する。透明
な基材11を通して露光された感光感圧記録媒体1上に
は、イエロー、マゼンタ、シアンの各マイクロカプセル
16が担持されており、それぞれブルー、グリーン、レ
ッドの光に反応し、感光感圧記録媒体1には光潜像が形
成される。感光感圧記録媒体1を透過した光は、顕色剤
トナー25をも透過して、感光体ベルト2の光導電層1
7に到達する。光導電層17は、光の照射によってその
部分だけが導体となり、導電層18の電位と同じ電位を
持つようになる。(b)帯電器36で与えられた感光体
ベルト2上の正の表面電位が、光の照射された部分だけ
無くなり、顕色剤トナー25との引きつけ合う力がなく
なる。
【0036】感光感圧記録媒体1のマイクロカプセル1
6は、光が照射され硬化したマイクロカプセル16aと
硬化しないマイクロカプセル16bが存在し、得られる
はずの画像の潜像を形成している。圧力現像装置11で
は、圧力で機械的な破壊強度の異なるマイクロカプセル
16aを潰して、マイクロカプセル16aに内包された
光重合性化合物とともに、顕色剤トナー25の層の中に
染料あるいは染料前駆体を流出させる。顕色剤トナー2
5の中にしみこんだ染料あるいは染料前駆体は、顕色剤
の作用によって発色させられる。(c)感光感圧記録媒
体1が当接している側の圧力現像装置11のローラーに
は、感光体ベルト2の表面電位よりは小さい正の電位が
与えられており、感光体ベルト2と光の照射された部分
の顕色剤トナー25とは引き合うことがなく、感光感圧
記録媒体1側に顕色剤トナー25が転写される。光の照
射されなかった部分の顕色剤トナー25は、感光体ベル
ト2上の正の電位に引きつけられて、感光体ベルト2上
に残る。
【0037】感光体ベルト2上に画像が形成されると、
感光体ベルト2は熱転写ユニット40へと搬送される。 圧力現像装置11を通過した感光感圧記録媒体1は、巻
取りローラー6に巻取られて行く。
【0038】熱転写ユニット40へ搬送された感光体ベ
ルト2は、被記録媒体収納ケース53から半月ローラー
54の回転によってガイド板51に沿って送り出された
被記録媒体12と重ね合わされて、加熱されることで感
光体ベルト2上に形成された画像が、被記録媒体12に
転写される。
【0039】被記録媒体12に画像を転写した感光体ベ
ルト2は、トナー回収ブレード27で感光体ベルト2上
に残った顕色剤トナー25が掻き落とされ、除電器35
で感光体ベルト2上の表面電位をなくすることで、初期
の状態と同じになり、再び帯電器36で均一に表面を帯
電される。
【0040】こうして得られた画像は、マイクロカプセ
ル16の潰れないところ、すなわち白色の部分には顕色
剤トナー25が塗布されていない画像であるために、光
に対する保存性や変色を目立たなくすることができ、鮮
明な画像を得ることができた。
【0041】尚、本実施例では、感光感圧記録媒体1を
正に、顕色剤トナー25を負に帯電させた場合であった
が、これを全く逆の極性にしてもよい。
【0042】また、画像情報を感光感圧記録媒体1側か
ら与えているが、感光体ベルト2を透明な材質として感
光体ベルト2側から画像情報を与えてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
顕色剤トナーと感光感圧記録媒体を透過して、原稿の画
像情報を感光感圧記録媒体と感光体ベルトの両方に同時
に与える露光手段によって、感光感圧記録媒体上のマイ
クロカプセルの硬化と感光体ベルトの静電潜像の形成が
同時に形成することができる。従って、画像の白色部分
には顕色剤が存在しないような画像を提供することがで
き、耐候性がよく、いつまでも保存安定性のある画像出
力を得ることができる。更に、従来の全面塗布に比べて
少量の顕色剤トナー量で済むため、コストの低減に役立
つ。さらには、感光感圧記録媒体と感光体ベルトとを重
ね合わせて圧力現像することで低い圧力でマイクロカプ
セルを潰すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明、画像形成装置の概略を示す図である。
【図2】圧力現像装置における画像の形成される様子を
示す図である。
【図3】顕色剤トナー塗布装置の概略を示す図である。
【図4】感光感圧記録媒体と感光体ベルトによる画像形
成方法を示す図である。
【符号の説明】
1  感光感圧記録媒体 2  感光体ベルト 3  原稿 9  光源 11  圧力現像装置 12  被記録媒体 15  基材 16  マイクロカプセル 17  光導電層 18  導電層 19  基材 20  顕色剤トナー塗布装置 21  トナー担持体 22  供給ローラー 23  ブレード 24  トナーケース 25  顕色剤トナー 26  対向電極 27  トナー回収ブレード 28  トナー回収ケース 30  露光装置 40  熱定着ユニット 53  被記録媒体収納ケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    染料または染料前駆体を内包した
    マイクロカプセルが、光重合の作用により機械的破壊強
    度が異なる潜像を形成し、この潜像が顕色剤との反応に
    より発色する原理に基づく感光感圧記録媒体を用いた画
    像形成装置において、感光感圧記録媒体上に粉体化した
    顕色剤を静電的に塗布する静電塗布手段と、画像情報に
    基づいて感光感圧記録媒体上のマクロカプセルと光導電
    層の形成された感光体ベルトに同時に原稿の画像情報を
    与える露光手段と、感光体ベルトと感光感圧記録媒体を
    重ね合わせて、感光感圧記録媒体上に担持されたマイク
    ロカプセルを破壊し、内包される染料または染料前駆体
    と顕色剤を反応させて発色させる圧力現像手段と、圧力
    現像手段で感光体ベルトに転写された顕色剤を再度最終
    的に画像の形成される被記録媒体上に転写する転写手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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