JPH04350325A - 過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents

過給機付エンジンの吸気装置

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Publication number
JPH04350325A
JPH04350325A JP3014291A JP3014291A JPH04350325A JP H04350325 A JPH04350325 A JP H04350325A JP 3014291 A JP3014291 A JP 3014291A JP 3014291 A JP3014291 A JP 3014291A JP H04350325 A JPH04350325 A JP H04350325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supercharger
engine
vehicle
valve
control valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP3014291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Katamoto
龍生 片本
Akinori Tamura
明紀 田村
Tomomi Oshima
智巳 大島
Masaaki Taniguchi
雅昭 谷口
Hiroshi Shimizu
清水 弘志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に装備される過給
機付エンジンの吸気装置に関し、特に、過給機がエンジ
ンの作動中常時駆動されるタイプのものの改良に係わる
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用エンジンの過給機とし
て、エンジン出力軸からの駆動力を受け、その作動中常
時駆動されるタイプのものはよく知られている。また、
この種の過給機を備えるエンジンの吸気通路において、
例えば特開平1−216022号公報に開示されるよう
に、上記過給機をバイパスするバイパス通路を設けると
ともに、該バイパス通路の過給機下流側開口部に圧力調
整バルブを設けたものものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の減速
時つまりスロットル弁が閉じられるときには、吸気通路
ではエアは流れていないが、上記の常時駆動タイプの過
給機はそのときにも駆動され、仕事熱を発生する。この
ため、過給機自体が過熱され、熱膨脹等によりロータロ
ック等の故障を生じる虞があった。
【0004】一方、このような過給機の過熱を防止する
ために、例えば特開昭61−135929号公報に開示
されるように、過給機を冷却水で強制冷却することがあ
るが、このものでは、装置が大型化し、コストに高くつ
くなどの不具合がある。
【0005】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、車両の減速時に過給
機から吐出されるエアをバイパス通路を通して循還させ
、その循還エアでもって過給機を冷却してその過熱を防
止し得る過給機付エンジンの吸気装置を提供せんとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、請求項1記載の発明は、過給機付エンジンの吸気装置
として、エンジンの作動中常時駆動される過給機と、該
過給機上流側の吸気通路中に配設されたスロットル弁と
、該スロットル弁の下流から上記過給機をバイパスする
ように吸気通路に接続されたバイパス通路とを備えるこ
とを前提とする。そして、さらに、上記吸気通路におけ
る、過給機下流側のバイパス通路開口部よりもさらに下
流側に設けられた制御弁と、車両の減速時を検出する減
速時検出手段と、上記減速時検出手段からの信号を受け
、車両の減速時に上記制御弁を閉じる制御手段とを備え
る構成とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明に従属し、その制御手段において、車両の減速時
に制御弁を閉じると同時にスロットル弁を開くようにす
るものである。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の発明に従属し、その制御手段において、フュー
エルカット領域における車両の減速時に制御弁を閉じる
ようにするものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
車両の減速時には、そのことを減速時検出手段が検出し
、該検出手段からの信号を受ける制御手段の制御の下に
制御弁が閉弁して吸気通路の過給機下流側が遮閉される
。これにより、過給機から吐出されるエアは、過給機下
流側のバイパス通路開口部から該バイパス通路を逆上っ
て吸気通路の過給機上流側に流入し、過給機を通って循
還するようになり、この循還エアにより過給機が冷却さ
れる。
【0010】ここで、循還エアによる過給機の冷却効果
を上げるためには、エアがバイパス通路を流れる間に冷
却したり、あるいは請求項2記載の発明の如く車両の減
速時に制御弁を閉じると同時にスロットル弁を開いて、
フレッシュエアを過給機側に導入することが望ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係わる過給機付
エンジンの吸気装置を示し、1はエンジン(ENG)、
2はエアクリーナ(図示せず)を通してエンジン1側へ
吸入される吸気エア量を測定するエアフローメータ(A
FM)、3は該エアフローメータ2とエンジン1との間
の吸気通路4に介設された過給機であって、該過給機3
は、図示していないが、エンジン出力軸からの駆動力を
ベルト等からなる動力伝達手段を介して受け、エンジン
1の作動中常時駆動されるようになっている。尚、吸気
通路4のうち、過給機3の上流側(AFM側)の部分を
4a、下流側(ENG側)の部分4bとして符号を付し
ている。
【0013】また、5は上記過給機3上流側の吸気通路
4a中に配設されたスロットル弁であって、該スロット
ル弁5は、アクセルペダル(図示せず)と連動され、ア
クセルペダルが踏み込まれない減速時には閉弁するよう
になっており、この閉弁時は、特にフューエルカット領
域における車両の減速時という。6は該スロットル弁5
の下流から上記過給機3をバイパスするように吸気通路
4に接続されたバイパス通路であって、該バイパス通路
6の一端(上流端)6aはスロットル弁5と過給機3と
の間の吸気通路4aに開口し、他端(下流端)6bは過
給機3とエンジン1との間の吸気通路4bに開口してい
る。上記バイパス通路6には該通路6を開閉する開閉弁
7が介設され、該開閉弁7の開閉は、コントローラ11
により車両の走行状態に応じて制御される。
【0014】そして、本発明の特徴点として、上記過給
機3下流側の吸気通路4bにはバイパス通路開口部6b
よりもさらに下流側のエンジン1寄りの位置に、吸気通
路4bを開閉する開閉弁からなる制御弁12が介設され
、該制御弁12の開閉は、上記開閉弁7のそれと同じく
コントローラ11により制御される。また、上記コント
ローラ11は、後に図2で詳述するように車両の減速時
にスロットル弁5を開くよう制御する。
【0015】さらに、21は上記エンジン1の回転状態
(回転数又は回転速度)を検出するエンジン回転検出手
段、22は上記スロットル弁5の開度を検出するスロッ
トル弁開度検出手段、23は上記給気通路4の過給機3
下流近傍に設けられ過給機3から吐出されるエアの温度
を検出する温度センサ、24は車速を検出する車速セン
サ、25は上記スロットル弁5の全閉時にON作動する
アイドルスイッチであり、これらのセンサ類21〜25
の検出信号は、上記コントローラ11に対して出力され
る。
【0016】上記コントローラ11による三つの弁(ス
ロットル弁5,開閉弁7及び制御弁12の開閉制御は、
図2に示すフローに従って行われる。
【0017】すなわち、図2において、スタートした後
、先ず始めに、ステップS1 でセンサ類21〜25か
らの信号を読み込む。続いて、ステップS2 で車両の
減速時であるか否かを判定する。この減速時の判定は、
エンジン回転検出手段21からの信号に基づくエンジン
回転状態の変化、スロットル弁開度検出手段22からの
信号に基づくスロットル弁開度の変化、車速センサ24
からの信号に基づく車速の変化、又はアイドルスイッチ
25からのON信号のいずれかによって、あるいはこれ
らの組み合わせにより行われる。よって、上記ステップ
S2 及びセンサ類21,22,24,25により、車
両の減速時を検出する減速時検出手段31が構成されて
いる。
【0018】上記ステップS2 の判定がYESの減速
時には、更にステップS3 で温度センサ23からの信
号に基づいて過給機3の吐出温度が所定温度a以上であ
るか否かを判定する。この判定がYESのときには、ス
テップS4 で第1の吸気導入制御を行う。この制御は
、スロットル弁5及び開閉弁7を共に開き、制御弁12
を閉じ、この開閉状態を所定時間維持するものである。
【0019】そして、上記吸気導入制御の後、ステップ
S5 で再度温度センサ23からの信号に基づいて過給
機3の吐出温度が所定温度b(<a)以上であるか否か
を判定する。この判定がNOのときには、そのままリタ
ーンするが、判定がYESのときには、ステップS6 
で第2の吸気導入制御を行い、しかる後にリターンする
。上記第2の吸気導入制御は、スロットル弁5及び開閉
弁7を共に開き、制御弁12を若干開き、この状態を所
定時間維持するものである。上記ステップS2 〜S6
 のフローによって、車両の減速時でかつ過給機3の吐
出温度が高いときに制御弁12を閉じるなどの弁の開閉
制御を行う制御手段32が構成されている。
【0020】一方、上記ステップS2 及びステップS
3 のいずれか一方の判定がNOのときには、ステップ
S7 で通常走行時の制御を行う。つまり、制御弁12
を開き、この状態において、スロットル弁5をアクセル
ペダルと連動されて開度調整を行うとともに、開閉弁7
を車両の走行状態に応じて開閉制御する。
【0021】したがって、上記実施例においては、車両
の減速時でかつ過給機3の吐出温度が所定温度a以上に
高いときには、制御弁12が閉じられ、開閉弁7が開か
れるので、過給機3から吐出されるエアは、過給機3下
流側のバイパス通路開口部6bから該バイパス通路6を
逆上って吸気通路4の過給機3上流側に流入し、過給機
3を通って循還するようになり、この循還エアにより過
給機3が冷却される。また、このときはフューエルカッ
ト領域であるにも拘らず、スロートル弁5が開かれ、吸
気通路4を通してフレッシュエアが過給機3に吸入する
ので、過給機3の冷却効果をより高めることができ、そ
の熱劣化・破損を防止することができる。
【0022】その上、上記過給機3内にエア(循還エア
及びフレッシュエア)が導入されることで過給機3の仕
事量が増加するので、エンジン1の過給機駆動仕事が増
えてエンジンブレーキ効果を高めることもできる。
【0023】さらに、上記過給機3の冷却機構は、過給
機3で加圧されたエアを既存のバイパス通路6を通して
循還させるという簡単なものであるので、装置の小型化
及びコストの低廉化等に寄与することができる。
【0024】加えて、上記実施例の場合、エアの循還な
どによっても過給機3の吐出温度が所定温度b以下に下
がらないときには、スロットル弁5及び開閉弁7が開け
られた状態のまま制御弁12が若干開けられて循還エア
がエンジン1側に流下するので、循還エアの温度を下げ
ることができ、過給機3の熱劣化・破損を確実に防止す
ることができる。
【0025】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。 例えば、上記実施例では、車両の減速時に過給機3を冷
却するために、制御弁12を閉じて過給機3から吐出さ
れるエアをバイパス通路6を通して循還させるだけでな
く、スロットル弁5を開いてフレッシュエアを過給機3
を導入するようにしたが、バイパス通路6を通過する間
に循還エアを強制冷却することなどにより、その循還エ
アだけで過給機3の充分な冷却効果を確保することもで
きる。
【0026】
【発明の効果】以上の如く、本発明における過給機付エ
ンジンの吸気装置によれば、車両の減速時には、吸気通
路の過給機下流側に設けた制御弁が閉じられ、過給機か
ら吐出されるエアがバイパス通路を通って過給機に循還
するので、この循還エアによって過給機を冷却すること
ができ、過給機の熱劣化・破損を防止することができる
。また、過給機内にエアが導入されることで過給機の仕
事量が増加するので、エンジンの過給機駆動仕事が増え
てエンジンブレーキ効果を高めることができる。しかも
、冷却機構が簡単であり、安価に実施できるなど実施化
を図る上で非常に有利なものである。
【0027】特に、請求項2記載の発明では、車両の減
速時には、制御弁が閉じると同時にスロットル弁が開い
て、フレッシュエアが循還エアと共に過給機側に導入さ
れるので、循還エアによる過給機の冷却効果をより高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】過給機付エンジンの吸気装置の概略構成図であ
る。
【図2】コントローラによる制御弁等の制御フローを示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
1    エンジン 3    過給機 4    吸気通路 5    スロットル弁 6    バイパス通路 12    制御弁 31    減速時検出手段 32    制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンの作動中常時駆動される過給
    機と、該過給機上流側の吸気通路中に配設されたスロッ
    トル弁と、該スロットル弁の下流から上記過給機をバイ
    パスするように吸気通路に接続されたバイパス通路とを
    備えた過給機付エンジンの吸気装置において、上記吸気
    通路における、過給機下流側のバイパス通路開口部より
    もさらに下流側に設けられた制御弁と、車両の減速時を
    検出する減速時検出手段と、上記減速時検出手段からの
    信号を受け、車両の減速時に上記制御弁を閉じる制御手
    段とを備えたことを特徴とする過給機付エンジンの吸気
    装置。
  2. 【請求項2】  制御手段は、車両の減速時に制御弁を
    閉じると同時にスロットル弁を開くものである請求項1
    記載の過給機付エンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】  制御手段は、フューエルカット領域に
    おける車両の減速時に制御弁を閉じる請求項1又は2記
    載の過給機付エンジンの吸気装置。
JP3014291A 1991-02-25 1991-02-25 過給機付エンジンの吸気装置 Pending JPH04350325A (ja)

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